No.170863

幻想✝無双 第3章 新たなる火種(洛陽制圧)

第3章最終部です。
とりあえずこれで連合編終了です。
カスミが当初の予定と違ってる…。
今度はレイルートかな~

2010-09-06 22:07:31 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:1442   閲覧ユーザー数:1333

雪蓮陣営はその様子を見ていた。

レイは不思議に思い雪蓮に訊ねた。

「?雪蓮さんは一緒に行かないんですか?」

「行かないわよ~。今回はもう十分大陸に武勇を広めることに成功したし…」

「でも…」

「いいのよ。それにいろいろあの二つの陣営にはお世話になったしね…だから洛陽制圧はあの二人に任せるわ…」

「…わかりました……」

「しかし、そのせいで欲しいものがなくなってしまうのは不味いわ…」

レイと雪蓮の会話に冥琳も参加してきた。

「それは冥琳に任せるわ…」

「わかった先行して貰いに行きましょう…明命ついてきて」

「わかりました!」

「あとレイ…雪蓮の御守を頼む…」

「……はい」

冥琳はそういうと洛陽に向かった。

レイは冥琳に言われ雪蓮と談笑していたが思春に見られ、かまってくれない腹いせに石を投げられ続けられた。

ちょうどその頃洛陽に向かっている桃香陣営は呂布の家に向かっていた。

呂布を仲間に入れる代わりに呂布の家と友達を守ることが条件だったからだ。

「恋さんの友達ってどんな方なんですか?」

「………………かわいい」

「恋よ…先程からそればっかだな」

「………??」

呂布(真名:恋)との会話はこんな感じだった。

「恋の家…こっち」

洛陽に着くと恋が自分の家を案内した。

カスミや朱里たちは案内をしてもらっている間街の様子を見ていた。

「何かおかしいですね…」

「たしか恋さんの報告の方で………まさか!」

「とりあえず恋さんの家に行ってからにしましょう」

朱里と雛里は何かに気付いたがさすがに街中で言うわけにはいかないと思いカスミたちは恋の家に急いだ。

恋の家に到着したカスミたちは恋の友達を見せてもたった。

「…………セキト」

「わんわん」

「みんなは?」

「ミー「ニャー「ウ~「にゃ~「ワンワン」にゃ~」」ミー」

「恋さん…友達って」

「…この子たち」

友達と紹介されたのは犬や猫などの可愛い小動物たちだった。

セキトたちを見た桃香たちは満場一致で面倒をみる事を決めた。

セキトたちを見てなごんでいたがカスミはある事を思い出した。

「ほわわ~…っていけない!愛紗さん,鈴々さん,星さん、とりあえずここを本陣にするして周囲を確認してください。桃香さん,朱里さん,雛里さん、お話があります」

「「「ほわ~…!!御意(なのだ~)」」」

「はわ~「あわ~…!!」」

「ほへ~?」

カスミの指示で武官3人は見回りを、軍師2人は街を見て違和感があった事を思い出したが桃香は相変わらずセキトたちと恋を見てなごんでいた。

「朱里さん街で言おうとしていた事って…」

「この連合の話…もしかしたらでっち上げの可能性が高いです」

「暴政があったという割にはそのような痕跡が無いのです…」

「どちらかと言うと街を見た限りねねちゃんの言っていた方が正しいと思うのです」

「やっぱり…あのアマ~」

「ご主人様落ち着いてください~」

「あわわ~」

カスミも街を見たときに違和感を感じていた。

確かにちらほらとボヤみたいなものや強奪されたような形跡があったのだが暴政によってなったというより賊によってされたように見えたからだ。

朱里たちもそれを感じていた。

恋の軍師、音々音は暴政など一切なかったと言っておりそちらの方が正解だったと感じたのだ。

カスミはまんまと袁紹たちに踊らされて、だいぶ頭に来ていた。

「止めないでください!あのアマにもずを~!!!」

「おね~ちゃ~ん!迷子の女の子連れてきたのだ~」

袁紹陣営に殴りこみに行こうとしたが鈴々の声で一変した。

「ごめん鈴々さ「…………月」」

「「「「え…」」」」

その場にいたカスミ,朱里,雛里、そしてなごんでいた桃香でさえ驚いた。

月とは董卓の真名だった。恋を仲間にするときに聞いた情報だったのだ。

その恋が鈴々が連れてきた少女を見て月と言ったのだ。

そしてさらに驚く事があった。

あの時聞いたのは董卓の真名だけではなかった。当然軍師である賈詡の真名も聞いていた。

「ちょっと恋なんでここに居るの!!」

それが

「…詠」

「「「「え~!」」」」

カスミは驚きながら確認した。

「あの…スイマセン……もしかして賈詡さん?」

「そうよ!」

「それで…あなたは…董卓さん?」

「…はい」

「どうして…」

「あんたたち連合軍が勝手に攻めてきたから逃げようとしたのよ!」

「もしかして暴政って…」

「そんなの嘘に決まってるでしょ!どうせ月が洛陽を収めているのが袁紹は気に入らなかったからでっち上げたんでしょ」

「でもそれじゃあ…」

「嘘だっていえばよかったの!こっちだって十常侍と戦ってたのよ!それでやっと治まったと思ったらすぐに連合軍…」

「…あのアマ~」

「それで…私たちをどうするの」

「そんなの保護するに決まってます!」

カスミは当然だと言わんばかりと答えた。

しかし賈詡は呆れた。

「あんたバカ~?そんなのバレたら今度はあなた達が連合軍に目を付けられるわよ!」

「上等です。あのアマを潰すいい機会です!」

カスミは袁紹のやり方に相当頭に来ていた。

そんな時今まで黙っていた董卓がカスミに聞いた。

「………そんなことして何か貴女に得があるのですか?」

「え…」

「本来、敵将は後顧の憂いを立つ為首斬にするのが相当のはずです。なのに貴女は私たちを保護すると言いました。その事に何か意味があるのですが?」

「ええ。まず一つ目は今私たち陣営は文官が少ないので洛陽の太守や軍師をしていた知識を拝借したい。二つ目は無実な人を殺すのは私には出来ないからです」

「でも…少なくともこの戦いで亡くなった人がいます。その人も為に…」

「死ぬとか言わないでください…。もし償い方を知らないならこれから探せばいいだけです」

「…でも」

董卓は悩んでいた。このまま生きていいのかどうか…。

しかしカスミの一言を聞いて決意した。

「私もこの戦いに参加人間の一人です。だから一緒に考えましょうどうしたら償えるかを…ね」

「……わかりました。保護を受けます」

「…ってちょっと待って下さいね。桃香さん勝手に決めてしまって」

「いいよご主人様。私もそう思っていたから」

「…改めましてお願いします。仲間になってください」

「わかりました。私は董卓です。真名は月」

「ってちょっと待って!保護してもらうのはありがたいけどどうやって隠すつもりなの!」

カスミと月たちのやりとりを聞きながら朱里は二人を隠す方法を考えていた。

「そうですね…とりあえず政に直接かかわらない。城に居る時はご主人様たちの補佐をする。あと董卓,賈詡の名前を使わなければ大丈夫だと思います」

「どうしてそんなのだけで大丈夫だと思うのよ」

「連合軍は董卓と言う名前は知っていますが姿を知らないのです。なので董卓は死んだと噂すれば大丈夫だと思います」

「わかったわ…。私は賈詡、真名は詠よ。これからよろしくね」

その後桃香陣営は月たちを保護し、恋の家を本陣とし炊き出しを実施した。

カスミが頭に来ていた頃雪蓮たちはようやく洛陽に入った。

賊にやられた街並みを見て雪蓮はつぶやいた。

「ひどい有様ね…」

「そうですね…ってイタ!」

「レイ、大丈夫?…ずっと痛いって言ってるけど」

「気にしないで…イタ…下さい…イタ…」

そう言っていると先行して洛陽に入っていた冥琳が戻ってきた。

手には数冊の帳簿と金の塊をもっていた。

「冥琳、それが欲しいものなの?」

「そうだ!地図と帳簿があれば色々と便利だからな」

「ふ~ん。…それでその金の塊は?」

「ああ…何か知らんが帳簿と一緒にあったんだ」

冥琳はそういうと雪蓮に見せた。

雪蓮は金の塊をジッと見て呟いた。

「これ…見た事がある。……玉璽よ」

「まさか…あの始皇帝の…」

「そのまさかよ」

「そうか…雪蓮これから徳ある王を演じて貰わなければならんな…」

「めんどくさ~い」

「雪蓮!そんな事をいうな!玉璽が我らの手に入ったのだ。これからは人や物が孫呉に入ってくるその為にも」

「わかったわよ…めんどくさいけど」

「頼むぞ…ところで、色々とご苦労だったなレイ」

そう言うとレイの頭をなでようとした。

しかしそれを阻止する者がいた。

「…冥琳様お疲れ様です」

(ぜったい頭なでなでさせないもん!!)

「思春…」

「ところでレイ…何かところどころ痣がないか?…心配だから見てやる…来い!」

そう言うと思春は人気のない所にレイを連れてった。

「全く…レイが可哀想だわ~」

「どうしたんだ雪蓮?」

「思春ってば私としゃべってる間ずっとレイに石投げてたのよ」

「なんと…後で説教だな」

「いいわよ…レイが怒るでしょう」

そう言うと雪蓮は洛陽復興の為、兵たちに指示を出した。

人気のない所に連れてこられたレイはと言うと

「思春!痛かったんだよ!ずっと石投げられて!」

「それは…」

「どうしてそんなことしたの!」

「だって…かまってくれなかったから…」

「そんな理由で…許しません!今日から一週間俺に勝ってもご褒美なしです!」

「……orz」

と怒られていた…。

孫呉独立の動きはこの裏で着実に進んでいた。

 

つづく

 

おまけ

孫呉独立組のつぶやき

「暇じゃの~」

「そう言いながら酒を飲まないで下さい!」

「そんなガミガミとまるで冥琳みたいですぞ。蓮華様」

「ま~いいじゃないですか~」

「穏まで…」

「とりあえず準備は8割方終わってますし~」

「そうだが…」

「そうじゃぞ…そんなにガミガミ怒ってると嫁の貰い手が無くなりますぞ」

「!!いなくて結構です!!!」

「そんな怒らなくて良いじゃろ」

「そうですよ~蓮華様」

「うるさ~い!」

「は~駄目じゃ…新入り、お主からも言ってやれ」

「はぅ…怒りイベントキタ~!怒らないで下さいYO~」

「!…ゲームが違うだろー!!!」

「は~、おねーちゃん…怒り…ってうたまる!はりまおも!また義之君にどら焼きと缶詰もらったの~」

「!!おまえもちが~う!!!」

「義之君はいませんよ~学園長~」

「穏まで…貴様ら~!!!」

「今日も平和じゃのう~(グビ)」

 

こんな感じでつづく?


 
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