一刀くんの公式設定
身長:118㎝
体重:21㎏
年齢:17歳
天の御遣いとして戦乱の世に降り立った際、小さくなっちゃった。
とりあえず可愛い。
現代版一刀くん設定
偶然孤児院の前を通った祭が一目惚れで引き取った。
本当の家族の所在は不明。
姉の雪蓮は昔、江東区の小覇王として有名だったとか。
何故か引き取られた時から身長、体重は変わらない。
むしろ変わって欲しくないのが周りの意見。
妹の蓮華は江東区の巨尻児として有名だったとか。
見た目は幼稚園児でも通用するが高校二年生。
保健室の紫苑先生の娘の璃々ちゃんと仲良し。
むしろメインヒロインとの呼び声が高い。
詠ちゃんはアニメ研究会所属。
とりあえず可愛い。
妹の小蓮は江東区の弓腰姫として警察からマーキング。
月ちゃんはファンクラブがある。
桃香は軽音部。
愛紗は出るのか?
冥琳は美乳郎。
設定は増えるかもしれません。
「はぅわ~! お猫さま~!」
「にゃにゃにゃ!? みぃは猫じゃないじょ!」
「こんなにあついのに子供は元気ね~」
太陽の日差しがサンサンと降り注ぐ中、雪蓮は数日ぶりに外にいた。
横目で猫?を追いかける子供の姿を捉えながらパタパタと手で顔を扇ぐ。
扇ぐと言っても暑い空気しか来ないのですぐにやめる。
「冥琳の奴ってばめんどくさいんだってばよ~」
暑さのせいか喋り方が変わってしまっているようだ。
「なんでせっかくの平日に外にでなきゃいけないのよ……」
年中有休の雪蓮が言うべき台詞ではない。
電車に乗り込み、三つ先の駅まで行きたい雪蓮。
ピンポーン
「なんで通れないのよ!」
しかし、改札に阻まれていた。
すかさず駅員が声をかける。
「ちゃんと切符を買ってくださいね~」
「電車に乗るのに切符がいるの!?」
「当たり前じゃないですか~」
「そ、そうよね……」
随分間延びした喋り方の駅員にややイラッときながら雪蓮は切符を買うことに成功する。
「行ってらっしゃいませ~」
その声を無視して雪蓮は去っていった。
「遅いぞ雪蓮! 一体何分待たせれば気が済むんだ!」
「だって仕方ないじゃない! 電車が逆方向行っちゃったんだから」
雪蓮は電車を乗り間違えてしまったのである。
幸い、二つ先が終点だったのだが、間違えて改札を出た雪蓮は再び切符を買うハメになってしまったのである。
「お前……白くなったな」
「えっ? 嘘!?」
褐色肌が自慢の雪蓮だったが長い引きこもり生活のおかげで黒くもなく白くもない肌になってしまったのであった。
「まっ、今日焼ければいっか」
「肌が露出した部分しか焼けないぞ?」
「じゃあ裸になるわ」
「やめろ!」
本気か冗談か分からない雪蓮の頭を殴る冥琳。
「いった~い!」
「ったく、久しぶりに会ったというのにお前は……」
「冥琳がキャンパスライフをエンジョイするから悪いんでしょ~」
「お前がニートを選んだからだろ……」
冥琳は同じ大学に行こうと雪蓮を誘ったのだが、雪蓮は「私はニート界の神になる!」と言って自宅警備員を選んだのだった。
「大学まで行って勉強したくないわよ。それにむさ苦しい男たちにも興味無いし」
「まあ確かに言い寄ってくる男は無限に湧いてくるがな……」
一年生ですでにミス建業確実と言われている冥琳に言い寄る男はたくさんいた。
ちなみに冥琳が通う大学は建業大学である。
「でしょ~? 高校でさえ鬱陶しさ極まりなかったのにそれよりも人が多い大学生なんかやってらんないわよ~」
雪蓮はとにかくもてた。
内面はともかく外見は冥琳とならんで聖フランチェスカのツートップと呼ばれていた。
「告白してくる男子がいる度に『ダメ。可愛くないわ』と言って振ってたからなお前は」
「なによー。冥琳だって『私は自分よりも身長が50㎝以上小さい者しか興味がない』とか言って振ってたじゃない」
二人の心には一刀くんしかいなかった。
「それはそうと一刀くんは元気か?」
「元気よー。よく一緒に寝るし」
ピキ
冥琳のこめかみに青筋が立つ。
「今度お前の家に泊まりに行くとしよう」
「いいわよー。一刀や妹たちも冥琳に会いたがってるし」
その一言で冥琳の表情が晴れやかになる。
「そ、そうか。それならばお邪魔させていただこう」
「あっ、でも母さんは嫌がるかも」
「ほほう。祭殿とも一度話しあいたいとおもっていたのでちょうど良い」
「そ、そう?」
冥琳の表情に気圧される雪蓮だった。
「君たち二人~?」
「俺たちと遊ばない?」
「あ、遊ぶんだな」
全体的に黄色ファッションの三人組が二人に声かける。
その時点で雪蓮はイライラし始める。
「生憎貴様らと遊ぶほど我々は暇じゃないんでな」
「あ~あ、テンション下がるわ~」
二人は男たちなど眼中になかった。
「はぅわ~! お猫様~、待ってください~!」
「だ、だから追いかけて来るんじゃないじょ!」
「テメエら、ちょっと可愛いからっていい気になってんじゃねえぞ」
「アニキ、やっちゃいましょうぜ」
「ぶ、ぶちこんでやるんだな!」
アニキ、チビ、デクは二人を路地裏に引きずり込もうと雪蓮の手を取ろうとする。
「汚い手で私に触るんじゃないわよ! 私に触れていい男は一刀だけよ!」
胸元から竹串『南海覇王』を取り出してチビの額に突きつける。
「雪蓮に同感だ。人として生きていたいならさっさと立ち去れ」
冥琳も胸元から輪ゴム『白虎九尾』をとりだしてデクの鼻に突きつける。
一瞬の出来事に三人は呆気にとられる。
「竹串に輪ゴム……まさか、こいつらは『江東区の小覇王』と『美乳ろっほあーーーーー!」
「その名で呼ぶな」
冥琳は標的をアニキに変えて眼球に輪ゴムを放った。
アニキは悶絶打って地面倒れた。
「アニキ!?」
「に、逃げるんだな!」
チビとデクはアニキを担いで足早に逃げて行った。
「目標をセンターに入れてスイッチだ」
冥琳の命中率には定評があった。
「さっすが『美乳郎』ね♪」
「死にたいのか雪蓮?」
「ごめんなさい」
雪蓮は命の危険を感じ、すかさず謝った。
「まあ大学でもあんな感じで『白虎九尾』を放つ日々だ」
「大変ね~」
「この前輪ゴムを箱買いしたよ。さすがにスーパーのお惣菜コーナーで調達するのは難しくなってきた。店員の亜莎さんの目が怖いのでな……」
自宅近くのスーパーの店員さんの亜莎は片眼鏡で鋭い視線が特徴的だという。
喫茶店でこってりと冥琳に絞られた雪蓮。
「何がアルバイトしろだの、家の手伝いしろだのってお前は母親か!」
不機嫌になった雪蓮は帰って一刀と孫策無双Ⅴをやるしかないと決めた。
「はぅわ~。もふもふです~」
「や、やめるんだじょ~!」
そして家に帰ると一刀が知らない女と一緒に寝ていた。
自分の特等席がとられていたのだ。
「ちょっと起きなさいよ~!」
目覚めない恋は一刀を離さないので起こすことに。
「…………こんにちは」
「こんにちは……ってもう夕方よ!?」
目覚めた恋は眠そうに目を擦りながら雪蓮に挨拶をする。
「ちょ、ちょっと交代しなさいよ」
「まあ落ち着いてよ雪蓮お姉ちゃん」
「だって……」
この時を楽しみに帰ってきてこの仕打ちはないじゃないと思う雪蓮。
そんな雪蓮の感情を読み取ったのか恋は一刀を渡す。
「あ、ありがとう」
「…………一刀のお姉ちゃん?」
「そうよ。雪蓮って言うの。よろしくね」
「恋は恋。……よろしく」
「仲良きことは美しきかな」
一刀はその光景を見てしみじみとしていた。
それから何故か打ち解けた雪蓮と恋。
「それじゃあ今度遊びましょうね恋」
「……(コクコク)」
同じく一刀を抱きしめる仲間としてシンパシーを感じたらしい。
恋が帰ったので雪蓮は早速一刀を抱き上げ自分の部屋に向かった。
「今日こそ天下統一するわよー!」
雪蓮の一日でした。
<おまけ>
「さて、今日はコロッケを買うとしよう(ちらっ)」
「いらっしゃいませ(ギロッ)」
(亜莎さんはやはり手強いな)
「…………」
(相変わらず鋭い視線。全てを見透かされるようだ)
「あの? 私の顔に何かついていますか?」
「い、いえ! なんでもありません!」
「そうですか?」
「は、はい!」
あわてて立ち去る冥琳だった。
完。
<どうでもいいお知らせ>
引っ越すことになったのでしばらく更新できないです。
一刀くんシリーズはちゃんと完結させますのでよければお待ちください。
きっとゼニガメは進化して帰ってきます。
じゃあね!
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ゼニガメ……活動限界です。