No.152218

東方 白虎幻想入り・第18話

西虎さん

西虎です

先週は大量うp、失礼いたしました

今日は一個うpです

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2010-06-21 17:08:13 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:1173   閲覧ユーザー数:1113

前回の説明

 

輝夜が来た。以上

 

いや、増えたといった方がいいか・・・・

 

 

幽々子「暇ねぇ~・・・」

 

紫「退屈だわ・・・・」

 

そう、永夜抄事件から数週間、今のところ何も無い

 

白虎「別に平和でいいじゃないか」

 

何も無いことはいい事である

 

働く事が出来ないのはともかく・・・・

 

ちなみにあいつは守矢神社に住んでる的な話をとある猫(?)から聞いた

 

ちなみに橙ではない。何というかもふもふしてる首輪のついた不思議な猫だった

 

幽々子に抱きつかれて顔真っ赤にしてるところは面白かったな・・・・

 

幽々子「ねぇ~?何か面白いこと無い~?」

 

白虎「俺に言われてもなぁ・・・」

 

紫「霊夢に呼ばれたから行くわ」

 

白虎「あぁ、またな」

 

幽々子「またね~」

レティ「あら、暇そうね二人とも」

 

幽々子「あらレティ、ホントに暇なのよ・・・・」

 

白虎「俺は平和でいいと思うんだがな」

 

幽々子「妖夢も出かけていないし・・・・」

 

レティ「妖夢は確か博麗神社だっけ?」

 

白虎「そろそろだな・・・・・」

 

幽・レ「え?」

 

妖夢「ただいま戻りましたよ。幽々子様」

 

幽々子「あら、お帰り妖夢」

 

レティ「お帰りなさい」

 

白虎「妖夢、何かあったのか?」

 

たぶん、幽々子にとっては楽しい事

 

俺にとっては何かの予兆である

 

妖夢「前回の事件解決した人たちで肝試しをしようと言うことになりまして・・・・」

 

白虎「レミリア嬢と咲夜組に魔理沙アリス組、霊夢に紫組そして」

 

幽々子「私と妖夢に白虎組ね」

 

妖夢「それと真名さんが来ます」

 

レティ「へぇ~、珍しいわね」

 

あいつも来るのか、大よそレミリア嬢に頼まれたんだろうな

 

あの人カリスマブレイクが激しいらしいし・・・・

 

幽々子「で?時刻は?」

 

妖夢「今夜の丑三つ時、迷いの竹林で、だそうです」

 

白虎「誰が発案者なんだ?」

 

妖夢「輝夜さんです」

 

あいつか・・・・また何か企んでるのだろうか・・・

 

そんなこんなで、俺たちは夜の午前2時に永遠亭に集合することになった

~永遠亭・丑三つ時(午前2時)~

 

 

レミリア「あぁ、月が綺麗ね・・・」(うっとり)

 

咲夜「そうですね、お嬢様」

 

何か月見してカリスマが減少中のレミリア嬢と咲夜さん

 

霊夢「あんた達遅いのよ」

 

紫「まぁいいじゃない」

 

何かカリカリしてる霊夢とマイペースの紫

 

アリス「何でまたあんたと行動を共にしなきゃいけないのよ・・・・」

 

魔理沙「別に暇だったんだろ?別にいいじゃないか」

 

苦労人アリスと魔理沙

 

幽々子「肝試しは絶対白虎ペアになる予感がするわ♪」

 

妖夢「え!?私は!?」

 

謎のフラグ立てた幽々子と苦労人その二の妖夢

 

真名「まぁ、守矢神社は平和だと思った」

 

白虎「何でも屋、ねぇ・・・働ける奴は羨ましいと思った・・・・」

 

真名「働けないの?」

 

白虎「某事情でな・・・・」

 

引越しした真名と特に何も無い俺

輝夜「皆、集まったようね」

 

永林「ひさしぶりね、真名」

 

真名「どうも、永林さん」

 

白虎「まぁ、早速本題に入ろう。順番とペアはどうするんだ?」

 

輝夜「ペアと順番をくじ引きで決めて肝試しをする、以上よ」

 

うっわ~メッチャ適当だなぁ・・・・

 

永林「補足すると待ってるあいだは、ここで順番待ち、ちなみにくじにはハズレがあるから」

 

白虎「はずれ?」

 

永林「ハズレは一人で肝試しよ」

 

妖夢「ええぇぇ~~!?」

 

幽々子「いきなり大きい声出してどうしたの?妖夢」

 

妖夢「へ!?い、いえ!なんでもありません!」

 

白虎「大丈夫だ妖夢、ハズレを引かなきゃいいだけだ」

 

妖夢「私は怖がってなんかいませんよ?だいじょうぶです!」(汗)

 

白虎「俺はまだ何も言ってないんだが?」

 

妖夢「あ!えっとその・・・」

 

白虎「まぁ、ハズレさえ引かなければいいだけだし、気に病むことはない」

 

妖夢「そ、そうですね・・・」

 

俺はくじ運はともかく、勘だけは人一倍強いから多分大丈夫のはず

 

永林「じゃあ皆、適当にくじを選んで」

皆、竹筒に入ったくじを手に取る

 

一同「せ~の!」

 

え~っと俺の引いたくじは白で5番・・・・・はいぃ~?

 

5番目ってまさか・・・・いや、そんなはずは

 

白虎「幽々子、お前は何番で何色?」

 

幽々子「桃色で四番よ?」

 

妖夢「あ!幽々子様私と同じですね!」

 

あれ?まぁいいや・・・

 

白虎「じゃあ、霊夢は?」

 

霊夢「紫の一番よ」

 

紫「あら、私と同じね」

 

ま、まさかな・・・・

 

白虎「魔理沙、お前は?」

 

魔理沙「黄色の二番だぜ」

 

アリス「何だ、あんたとか」

 

そ、そんなはず・・・

 

白虎「レ、レミリア嬢は・・・・?」

 

レミリア「これは運命かしら。紅の三番だわ♪」

 

咲夜「私もです、お嬢様」

 

真名「僕もですね、紅の三番」

 

レミリア「あら♪」

 

う、うそだ・・・・

 

幽々子「ちなみに白虎は?」

 

白虎「・・・白の・・・・五番・・・・」

 

妖夢「それってもしかして・・・・」

 

真名「君ってこういう時だけ勘が鈍いよね」

 

霊夢「流石白虎、キチンとフラグ回収したわね」

 

魔理沙「誰にも真似できないな」

 

アリス「むしろ真似したくないわね」

 

紫「十分の一の確率よ?ある意味当りね」

 

お前等・・・・酷くない?

 

幽々子「レミリア!あなた運命操ったでしょ!」(涙)

 

レミリア「さぁ~♪何のことかしら♪」

 

幽々子「不正よ!インチキよ!」(涙)

 

レミリア「じゃあ私が能力を使ったっていう証拠はあるのかしら?」

 

幽々子「う!・・・」

 

レミリア「勝手に人を犯人扱いしないでくれる?」

 

幽々子「うぅ~・・・・」

 

白虎「幽々子、諦めろ。レミリア嬢の方が上手だ」

 

まぁ、使ってないって証拠もないんだけどさ・・・・

 

幽々子「Zu~~N・・・・」

 

妖夢「Zu~~N・・・」

 

落ち込む二人、っていうか幽々子の周りを浮いている幽霊がボトボトと音を立てて地面に落ちた

 

後、妖夢の半霊も・・・

 

で、五百歳児と千歳児のケンカも終わったところで肝試しが始まった

霊夢「じゃあ行ってくるわ」

 

紫「お先に失礼するわ」

 

白虎「気をつけてな」

 

 

-十分後-

 

 

レミリア「あら、おかえり。どうだった?」

 

霊夢「行けばわかる、んじゃ」

 

せっせと帰る霊夢、何かあったのか?

 

紫「私も寝るわ、おやすみ」

 

魔理沙「じゃあ次は私たちだな」

 

アリス「ほら、さっさ行くわよ」

 

白虎「何かアリス張り切ってんな」

 

 

-同十分後-

 

 

レミリア「おかえり、どうだ・・・」

 

魔・ア「行けばわかる」

 

レミリア「え!?」

 

そう言って二人は帰った

 

レミリア「え~っと・・・咲夜、真名」

 

咲夜「はい」

 

真名「何でしょうか、レミリアお嬢様」

 

レミリア「行きましょうか・・・・」

 

咲夜「はい」

 

真名「わかりました」

 

意気消沈して行くレミリア嬢

 

これがカリスマブレイクであるか・・・・

 

 

-十分後-

 

 

レミリア「・・・・ただいま」

 

白虎「お帰り、どうだった?」

 

といっても返ってくる答えは・・・・

 

レミリア「行けばわかる」

 

ですよねー、運命操れなくてもわかる

 

幽々子「妖夢、行きましょうか・・・・」

 

妖夢「はい、幽々子様・・・・」

 

ズルズル・・・・

 

白虎「行ってらっしゃい・・・」(汗)

 

人魂は引きずられているのか引きずってるのか・・・・

 

糸でもついてそうだ

 

妖夢の半霊も・・・・

 

 

-十分後-

 

 

白虎「さて、次は俺か・・・」

 

何もなければいいが・・・

 

幽々子「ただいま・・・」

 

落ち込んで帰ってくる幽々子と妖夢

 

白虎「お帰り、どうだった?」

 

妖夢「行けばわかります・・・」

 

幽々子「じゃあ、先に帰ってるわね」

 

妖夢「おやすみなさい・・・」

 

じゃあ行きますか・・・・一人寂しく・・・

 

永林「ねぇ、白虎」

 

白虎「何だ?」

 

永林「さっきから姫の姿が見えないの。何か知らない?」

 

輝夜がいない?そういえば・・・・

 

白虎「さっき肝試しがどうのこうの言ってたような・・・」

 

永林「で?何処に行ったの?」

白虎「迷いの竹林に入っていくのを見た、ついでだから・・・・」

 

 

 

ドーーーーン!!

 

 

永林「な、まさか・・・・」

 

白虎「!!」

 

 

ドンッ!!

 

永林「あ!ちょっと!!」

 

 

~迷いの竹林~

 

 

ボボボボボボボ!!

 

白虎「多いな・・・」

 

何とか避けれるんだけど、数が多くて進めないな・・・

 

しゃあない、チョット長いけど・・・・

 

白虎「新風「ゆがんだ命、並んでいる木々~巻き込まれていく無数の音~」!」

 

ドドドドドドドドドド!!

 

ボォン!

 

白虎「よし!急ぐか・・・・っていたよ」

 

妹紅「あんた人を使って肝試しとかふざけんな!」

 

輝夜「いいじゃない!暇だったもの!」

 

慧音「お前達やめろ!」

 

ドドドドドドドドド!!

 

白虎「慧音、コレはどういう状況だ?」

 

慧音「白虎!?どうして・・・」

 

白虎「そこのお姫様に誘われたんだよ・・・・」

 

慧音「なるほど・・・ってそんなことより!あいつ等のケンカを止めてくれ!!」

 

白虎「見てて思ったんだがコレじゃあまるで・・・・」

 

殺し合いだ・・・

 

白虎「弾幕ごっことかケンカとかそんなレベルじゃないぞ」

 

慧音「だから止めてほしいんだ!」

 

俺にどうしろと・・・・?今、俺冷静でいられる自信がないんだが・・・・?

 

白虎「とにかく止めればいいんだな?」

 

慧音「あぁ!頼んだぞ!」

 

白虎「おーい!お前等~!」

 

妹紅「死ね!この引きこもり!!」

 

輝夜「黙れ!この単純馬鹿!!」

 

白虎「お~い?」

 

妹紅「大体、お前はいつもいつも!」

 

輝夜「あんたこそ何よ!」

 

白虎「・・・・・・」

 

妹紅「大体!あんたはいつもいつも!!」

 

輝夜「何よ!あんただって!!」

 

白虎「慧音・・・・」

慧音「な、何だ・・・?」

 

白虎「いいか?」

 

慧音「まぁ・・・うん。いいだろう」

 

そう言って耳を塞ぐ慧音

 

白虎「すぅ・・・・・」

 

白虎「お前らぁ!!!」

 

妹紅「何!邪魔する気?!」

 

輝夜「邪魔する気なら・・・!」

 

白虎「・・・・・・・」(ギロッ)

 

妹・輝「ひぃ!」(涙)

 

慧音「もうこうなった白虎は止められない・・・・」(汗)

 

そう、白虎は顔はかっこいいのだが・・・・

 

別の言い方をすれば怖いんだよな・・・

 

本人はそれを気にしているらしいけど・・・・

 

白虎「お前ら・・・・自分達が何してるのか、わかってるのか?」

 

妹紅「えっと・・・」

 

輝夜「ケンカ・・・です」

 

白虎「ケンカ?・・・・あれがケンカなら、俺達の弾幕ごっこなんて子どものお遊びだな」

 

白虎「俺は“この幻想卿”は、平和であってほしい・・・殺し合い・・・復讐・・・そんな汚い言葉は合わないと思う・・・いや、合わない」

 

妹紅「白虎・・・」

 

白虎「甘っちょろいこといってるのはわかってる。そんな奇麗ごと言ってたらいつか死ぬことな」

 

輝夜「・・・・・」

 

白虎「けど、そんな幻想・・・抱いちゃダメか?」

 

妹紅「そ、そんな事ないよ・・・」

 

輝夜「別にいいじゃない。幻想卿は“全てを受け容れる”わ」

 

白虎「ありがとう・・・後・・」

 

妹・輝「後?」

 

白虎「ケンカは程々にな?殺しあわない程度に」(ニコッ)

 

妹紅「あ・・・・・」

 

輝夜「えっと・・・」

 

白虎「返事は?」

 

妹・輝「は、はい///」

 

白虎「よし!じゃあ仲直りの握手な」

 

妹紅「あ、あぁ、ゴメンな、輝夜・・・」

 

輝夜「こっちこそ・・・ごめん」

 

ぎゅ・・・

 

コレでよしっと

 

ちなみに俺がイラついていた理由は道中の話に戻る

俺に攻撃してきた妖精達が「や~い!この女たらし~!」とか「変態半妖人間だ~!やっちゃえ~!」とか言ってきやがって・・・・

 

こん畜生が・・・・今度言ってきやがったら只じゃおかねぇ・・・

 

でも、なんか大ちゃんに怒られそうだな・・・

 

慧音「ぼ~~・・・////」

 

白虎「慧音?どうした?」

 

慧音「いや、なんでもない///」

 

ん?何かまぶしいような?

 

俺はふと空を見た

 

白虎「あ・・・」

 

慧音「どうした?」

 

白虎「朝だ・・・・・」

 

イカン・・・あいつがなんて言うかわからんな・・・

 

妹紅「行くのか?」

 

白虎「またいつでも会えるさ」

 

輝夜「じゃあまた・・・」

 

白虎「あぁ、またな」

 

 

ドンッ!!

 

 

~白玉楼・朝~

 

白虎「はぁ・・・眠い・・・」

 

帰ったら朝飯食べて寝よう・・・

その代わり・・・・

 

白虎「ただいま・・・幽々子」

 

幽々子「お帰り」

 

白虎「えっとその・・・ゴメン」

 

幽々子「・・・・・・・」(ちょいちょい)

 

手招きする幽々子

 

あぁ・・・・怒ってるんだろうな・・・

 

って、ん?この障子は・・・・

 

 

ガラッ

 

 

妖夢「お帰りなさい、白虎さん。ご飯出来ていますよ」

 

幽々子「早く食べましょ。お腹減っちゃたわ」

 

白虎「怒って・・・ないのか?」

 

幽々子「今日は許してあげる・・・」

 

妖夢「さっ、早く食べないと冷めちゃいますよ」

 

白虎「あぁ、そうだな」

 

最近幽々子、大人になったと言うか何と言うか・・・な?

 

まぁ、外出は増える事はないだろうけど・・・・

 

 

 

~白玉楼・昼食後~

 

白虎「結局・・・・罰は夜まで寝ないことか」

 

それが当たり前なのだが・・・・

 

白虎「眠い・・・」

 

昨日少しでも寝なかったのは不味かった・・・

 

大丈夫だろうと思ってなめてたぜ・・・・

 

白虎「そろそろ慧音たちが来るな」

 

茶でも準備するかな・・・・

 

慧音「白虎、遊びに来たぞ~」

 

妹紅「おいす~」

 

あれ?一人増えてるような・・・・

 

白虎「も・・こう?」

 

妹紅「私も来ちゃダメか?」

 

白虎「いや、構わないが・・・・」

 

さて、まさか妹紅が来るとは予想外だった・・・

 

白虎「ちょっと待ってろ、お茶もう一個入れてくる」

 

戻ってくる頃には、大体の面子がきてるだろう

 

妹紅「これから慧音と一緒に来るつもりだからよろしく」

 

白虎「わかった。よろしくな」

 

 

 

次からお茶を一つ増やさないとな・・・・


 
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