No.149484

『舞い踊る季節の中で』 第58話

うたまるさん

『真・恋姫無双』明命√の二次創作のSSです。

一刀の武に、熱くなった武人としての魂を抑えられず、
強引に手合わせを申し込む思春。
そんな思春に、一刀は礼を込めて応える。

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2010-06-10 17:07:24 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:22374   閲覧ユーザー数:16206

真・恋姫無双 二次創作小説 明命√

『 舞い踊る季節の中で 』 -寿春城編-

   第58話 ~ 戦いに舞う魂に、魅せられる武の魂 -後編- ~

 

 

(はじめに)

 キャラ崩壊や、セリフ間違いや、設定の違い、誤字脱字があると思いますが、温かい目で読んで下さると助

 かります。

 この話の一刀はチート性能です。 オリキャラがあります。 どうぞよろしくお願いします。

 

北郷一刀:

     姓 :北郷    名 :一刀   字 :なし    真名:なし(敢えて言うなら"一刀")

     武器:鉄扇(二つの鉄扇には、それぞれ"虚空"、"無風"と書かれている) & 普通の扇

       :鋼線(特殊繊維製)と対刃手袋

     得意:家事全般、舞踊(裏舞踊含む)、意匠を凝らした服の制作、天使の微笑み(本人は無自覚)

        気配り(乙女心以外)、超鈍感(乙女心に対してのみ)

        神の手のマッサージ(若い女性には危険です)、メイクアップアーティスト並みの化粧技術

 

  最近の悩み:今回はお休みです

        

  (今後順序公開)

思春視点:

 

すっ

 

前に倒れ込む様に地を蹴り、地面擦れ擦れで音も無く駆け行く。

距離にして僅か数歩、

そこから、下から掬い上げるように、斬り上げる剣を、

奴は半歩進む事で、身を横にし、その斬撃を避わす。

無論、最初から当てられるとは思っていない。

 

斬り上げながら、自ら宙を飛び、その勢いを横に変えながら蹴撃を放つが、

奴は更に、私の内側に半歩足を踏み入みながら、その手を、前に突き出そうとしてくる。

其処へ、

 

「ふっ!」

 

吐き出した息と共に、私は更に空中で体を回転させ、逆の足を奴の頭に向けて蹴り上げる。

いや、既に天地が逆さまになっている今では、蹴り降ろすと言うべきかも知れん。

どちらにしろ、この一撃が成功しようが失敗しようが、着地の事など一切考えない一撃、

其処までしなければ、この男には通用しない。

 

しゅっ

 

だが、そんな一撃すらも、この男には最初から、お見通しとばかりに、

奴の体は、すでの其処には無く、

 

トッ

 

私の体の更に下へ潜らせ、その勢いのまま体を起こしながら、私の下を通り過ぎる。

しかも、私の髪を撫でるように、頭にそっと手を置きながら、私の体に更に回転を掛けていく。

おかげで私は十分な回転を得る事がで出来たおかげで、地面に頭から落ちる事なく、地面擦れ擦れながらも、地面に足をつけて着地する事が出来た。

私はそのまま勢いに任せ、後に倒れる込む勢いを利用して、その場を跳びすざる。

その後、やっと顔を上げる事が出来た私が見た奴は、少し困ったような顔で、小さく笑みを浮かべている。

私が、捨て身の攻撃で、怪我をしなかった事を安堵しているのだ。

 

・・・・・・あれですら、奴は私を気遣う余裕があると言うのか

 

その事が悔しくもあり、

目標とするこの男が、そこまでの高みに居る事が、嬉しくも感じる。

 

だが、考えてみれば当然かも知れん、

この男は、先程、あの場にいる兵達全ての動きを把握し、読みきっていた。

なら、私一人が幾ら小細工しようと、通じる道理はあるまい・・・・・、

 

 

 

 

「ふぅーーーーーーーーぅ」

 

一度深く息を吐き、私の中に在った余分な物を、一時的に全て吐き出す。

必要なのは、この男に私の攻撃を当てる事のみ。

無論先程とて、余分な事は考えて等いなかったが、・・・・・・今を思えば、余分が在った気もする。

なら、何も考えずに正面から向かうのみ、

この男が舞いを楽しむように、私も武を楽しんでみせよう。

 

私は、鈴音を逆手に腰の後ろに構え、静かに歩み寄る。

呼吸は浅く静かに、

"氣"を高めるのではなく、私の中を満たすだけに留める。

意識を、己が内に向けながら、其処から外に向ける事で視野を広げる。

 

不思議だ、普段は鍛錬ですら、こうも上手く行った事が無いと言うのに、

・・・・・・・・成る程、そうなる様に、私の呼吸を、知らずに導いていたと言う訳か、

いつか、私と明命の呼吸を乱して、悪戯したように、この場に置いて、私を導くか・・・・・・・・・・・・、

私の望どおり、今の私の最高の力を教えるために、

 

ふっ、此処まで舐められていると言うのに、怒りなど欠片も湧かぬ。

むしろ、清々しさが、私の中を満たしている。

心がまるで、波一つ立てぬ湖面のように、静かだ。

そのおかげか、何時も以上に周りが良く見える。

成る程、これが、私がいる段階で、目指すべき状態なのか、

たしかに、これなら、今までで最高の動きが出来そうだ。

 

 

 

 

しゅっ

 

静かな一撃、

だが、その一撃は、今までのどの一撃よりも速い一撃、

そんな横払いの一撃を、奴は僅かに下がる事で、笑みを浮かべながら余裕で避わす。

私は、そんな奴を追うように足を進めながら、逆手に握った鈴音の柄尻に、逆の手の掌を当てる事で、剣の軌跡を変え、奴に向かって突き込む。

だが、奴はそれを鉄扇で、宙に舞う羽を退かす様に、そっと横に逸らし、そのまま舞う様に体を反転させながら、身体をそっと押してくる事で、私の突き込んだ勢いを利用する事で、私の体ごと横に逸らす。

それを半歩だけ足を出す事で、よろける事無く、逆に身体の重心が動いてしまったのを利用して、しゃがみ込みながら足払いを掛ける。

 

だがその足払いを、奴は舞いの足運びのまま、あっさりと跨ぐ様にその攻撃を無かったものにする。

私は足払いの勢いのまま、立ち上がりながら、その回転の勢いのまま、斜めに斬り上げる。

 

・・・・・・・・が、当然の様に、その一撃は、鉄扇によって上に浮かされ、

その浮かされた鈴音の下を、北郷が舞いながら私の肩を軽く押す。

重心がずらされ、不意に回転に勢いが着き過ぎるが、私はそれに逆らわず、

次の攻撃のための勢いにする。

 

身体が羽のように軽い。

無駄な力を捨てる事で、次への動作一つ一つが、驚く程、動いてくれる。

捨力のおかげか、全力で動いていると言うのに、まだ余裕がある。

上空から自分と奴を見る感覚が、私に次の手を教えてくれる。

それでも、この男には届かない。

何度も北郷に避わされ、逸らされ、何一つ有効な攻撃にならないと言うのに、

此処まで動ける事が、北郷の舞いに巻き込まれている事が、ひどく楽しく感じる。

 

 

 

 

もう何十手仕掛けたろうか、

どれだけの間、この男の舞で、私の武で、

手合わせと言う名の舞を踊っていたのだろう、

その間、幾度この男に、悪戯のように軽く姿勢を崩されただろうか、

それでも、身体が動くうちは、仕掛け続けていたい。

何処まで自分が上って行けるのか、試してみたい。

 

そう思っていた時、

あいつは、小さな微笑から、それより大きな笑みにその表情を変え、

その普通の扇より、一回り大きな鉄扇で、その口元をそっと隠しながら、

それすらも舞の一部であるように、動きを止める。

 

そうか、此処までか、

なら最後に、放てるか分からないが、最高の一撃を放って見せよう。

いや、可能だろうな。

私が、この男の教えを、私が今まで培ってきた事を全て出し切れるよう、、

きっと、この男はそう誘導してくれる。

 

そして感じたとおり、この男に誘導されるまま、

無駄な力みを捨てきった、今までで最高で、最速の一撃が、

奴の胴を払わんと、放つ事ができた。

 

その一撃を、後に避わす事無く、鈴音は、奴の居た場所を通り過ぎる。

そう、広げられた鉄扇一枚を宙に残して、奴の体が視界から消える。

下に屈んだのでもない。

いったい何処へ?

 

そう思いつつも、身体がとっさに腕を強引に引き戻す。

 

ふわっ

 

鉄扇が、宙を舞うと同時にその向こうから、

宙に飛び上がり浮いていた奴の蹴撃が、

靴底が、私の強引に引き戻した片腕を襲う。

 

どっ!

 

そんな不自然な格好から放ったと思えない威力が、

私の受け止めた腕どころか、強引に腕を引き戻したため、姿勢を崩していた私を、

後ろに大きく吹き飛ばす。

 

ずざざぁぁぁぁぁぁーーーーーっ!

 

地を擦りながら吹き飛ばされる私は、

とっさに、攻撃を受けていない手で、腕の包帯に隠していた棒手裏剣を、

私を蹴りつけた反動を利用して、上下逆さまに、宙を反転しながら、隙を見せて浮いている奴に向けて放ってしまう。

 

(しまったっ!)

 

きんっ

 

私の手合わせに在ってはならない攻撃に、、

奴は腕を横に回す事で、その横回転の勢いを利用して、

手に持った鉄扇でそれを上へと弾くと、

何事も無かったように静かに着地し、

自分で蹴りつけ、宙に舞っていた鉄扇を、

弾いた棒手裏剣を、

その手で受け止める。

 

 

 

 

「お疲れ様」

 

やはり先程ので終わりなのだろう、

北郷から、そんな暢気な声を掛けられる。

 

「・・・・・・最期のは、すまなかった」

「何の事か分からないよ。 それよりだいぶ腕を上げたね」

 

北郷はそう言って、私に何も謝る事など無いと、

そんな話は、どうでも良いと言って来る。

・・・・・・まったく、分かってはいたが、呆れるぐらい甘い奴だ。

なら、そこでその話を蒸し返すのは、北郷の心遣いを無視する事になるな。

 

「・・・・・・褒めて貰うのは嬉しいが、強く成れば成る程、貴様が化物に感じる」

「化物は酷いなぁ、俺からすれば、この世界の将の方が、よっぽど人間離れしていると思うんだけど」

 

そんな説得力の無い事を、苦笑しながら言ってくる。

確かに、我等一部の将と一般兵の間には、大きく隔たりはあるが、

その庶人と変らぬ力と速度で、我等を凌駕するから、化物と言ったのだがな。

 

「それに、最期はちゃんと俺の攻撃を受け止めれたのだから、確実に強くなっているのは保障するよ」

「・・・・・・・ふんっ、あれは爪先で相手の喉を潰すのが、本来の姿なのだろう?。

 もし、靴底でなく爪先ならば、間に合わずに喉を潰されていただろうな。 見た事もない技だ」

 

私の問い詰めるような言葉に、北郷は頬をかきながら、

 

「ばれてたか・・・・・・あれは『扇陰』と言って、俺の所に伝わる裏舞踊の技の一つなんだけど、所詮は大道芸、

 魅せるには良いけど、技の後の隙が多いから、実戦ではあまり使えないかな」

「・・・・・・あれでか?

 それに、今日、あそこまで動けたのは、貴様が誘導していたからだろう。 私の力とはとても言えん」

「あちゃー、そっちもばれてたか」

「・・・・・・当たり前だ。 あまり我等を甘く見るな。

 今は貴様の方が上でも、すぐに貴様に追いついてみせる」

 

そもそも、そう分かるように導いたのは貴様だろうが。

それに、己の力だけで、あそこまで動けるようになるには、

どれだけの修行が必要だと思っているのだか・・・・・・・・、

だが、それでも、今日、あの感覚を知る事が出来たのは大きい。

 

・・・・・・・ふん、また借りが出来たな。

 

 

 

朱然視点:

 

 

突然、戦い始めた二人、・・・・・・・・・・戦い?

 

あれを戦いと呼べるものだろうか?

甘将軍の、甘寧様の息詰まる連続攻撃を、

隊長は、反対に、ゆったりと見える動きで、

一つの動きで、甘寧様の攻撃数回分を避わす。

 

その滑らかな動きは、優美さすら感じる手足の動きは、

優しい微笑を浮かべながら、甘寧様の相手をする隊長の動きは、

 

舞い

 

そう、思ってしまうほど、隊長の動きは美しかった。

その動きの前には、甘寧様の猛攻すら、まるで二人が一緒に舞いを踊っているよう見える。

 

くるくると

 

二人はその場で回りながら、素晴らしい舞いを踊っている。

甘寧様は、普段からは想像出来ない程、嬉しさそうな顔で舞っていた。

そんな舞いも、隊長の宙に浮かびながらの蹴撃で、舞を終える。

そう、甘寧様を蹴った反動で、空高く揃えた足を大きく弧を描きながら、

広げた両手をまるで翼のようにして、身体を横に一回転させてから、

鳥のように優雅に美しい動きで、その足を地面につける。

 

 

 

 

「なぁ」

 

隊長の舞に、余韻に浸っていた所を、無骨な声によって邪魔をされる。

 

「なによ、折角余韻に浸っていたのに」

 

つい、良い所を邪魔された感情が出てしまったのを、一息で抑える。

 

「うちの隊長って、何者なんだ?」

「何者って、うちの部隊の隊長なんじゃない」

「いや俺が言いたいのは、そう言う事じゃなくて」

 

まったく、これだから筋肉だけの馬鹿は困る。

 

「貴方が言いたい事は分かるわ。

 でも、今それを言っても、憶測の域を超えるものじゃないから、無意味よ。

 今、私達が知っている現実は、隊長が隊長って事だけ、しかも最高のね。

 貴方ね、ほんのつい先程、憶測や噂に踊らされて、皆で恥を掻いたのを、

 もう忘れたとか言う訳じゃないでしょうね?」

「愚問だったな」

 

私の言葉に、あっさりと頷く、

あら、頑固な自惚れ者だと思ったのに、意外にあっさり、自分の非を認めたわね。

まぁいいわ、

 

「私の元隊長が、

 

『 噂や憶測の中に真実はあるかもしれませんが、その人にとっての現実は一つしかありません 』

 

 てよく言ってたけど、なかなか含蓄深い言葉よ。

 折角同じ部隊の小隊になったんだから、貴方も覚えておきなさい。

 それが、私の小隊長としての最初の教えよ。

 ・・・・・・・・まぁ、一緒になって隊長を疑った私が言うのもなんだけどね」

 

本当に最悪、穴があったら入りたいぐらいだわ。

 

「お前の所って言うと、周将軍だったか」

「ええそうよ。 それと『お前』なんて呼び方止めてくれないかしら、まるで夫婦みたいじゃない。

 だから『朱然』で良いわ、何なら『様』をつけても良いわよ。 ちなみに『ちゃん』付けしたら殺すから」

「ほう、あの腕で、俺をどうやって殺すと言うのだ」

「幾らでもやれるわよ。 貴方一人を『社会的』に抹殺するぐらいなんてね」

「・・・・・・・・・・・・・・分かった朱然、なら俺も丁奉で構わぬ」

 

呆れたような顔をされるのは、気にかかるけど、まぁこれくらいの性格なら問題ないわね。

 

「ちなみに今のやり口も、朱然の所の元隊長から教わったのか?」

「ん? へんな事気にするわね。

 残念ながらこっちは、別の尊敬する、あるお方を勝手に真似ただけよ。

 最も、もしばれたら、後が怖いから、名前は教えてあげないけどね」

 

 

 

 

「まぁなんにしろ、上の方々が、あれだけ気に掛けてらっしゃる方ですもの、只者で無いのは確かね。

 気がついている? この部隊、彼方此方の部隊からの寄せ集めに見えるけど、」

「呉の精鋭だって事だろ、朱然も俺も含めてな」

「あら以外に目端が利くのね」

「以外は余計だと言いたいが、朱然が教えてくれただろ。 惑わされず、現実を見ろとな、

 なら俺は、今の俺で判断できる事を見回しただけだ」

 

ふーん、そっかそっか、最初は筋肉馬鹿だと思っていたけど。

実は、筋肉『 大 』馬鹿なんだ。

隊長の武に惚れ込んで、その教えを馬鹿みたいに守ろうとしているだけなんだ。

 

うん、うん、見得も外聞も捨てて、自分を磨こうだなんて、なかなか出来るものじゃないわ。

馬鹿は嫌いだけど、大馬鹿はそんなに嫌いじゃない。

じゃあ私は私で、この大馬鹿に負け無い様に頑張らなくっちゃね。

そして、最初の最悪の印象を払拭しなくちゃ・・・・・・・・・・ん?

 

「そう言えば、隊長が腰抜けだなんて出鱈目な噂、誰が流したのかしら?」

「ん? 俺は孫権様の部隊から聞いたと聞いているが」

 

そう、あいつ等が元凶なのね。

幸い、私を含めて部隊にいる女性五人全員が小隊長、ならきっと思いは同じはず。

 

「今日の調練内容に、良い案が浮かんだから丁奉も手伝って頂戴」

「・・・・・・・・程々にな」

 

丁奉は、私が何を考えているのか察しが付いたのか、溜息を吐きながら快く快諾してくれた。

生憎、程々にするかどうかは、この件に限り、私の一存で決める訳には行かない。

今後の事も考えて、今回だけは彼女等の望む要求を、呑んであげるつもりだ。

私自身は、最初に案を提示するだけ、・・・・・・後は周りが勝手に動いてくれる。

それだけの事、

 

それに、偶には感情のまま棍を振るうのも、きっと悪い事じゃ無いわね。

さぁ、狼の狩の時間の始まりよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

あとがき みたいなもの

 

 

こんにちは、うたまるです。

 第58話 ~ 戦いに舞う魂に、魅せられる武の魂 -後編- ~ を此処にお送りしました。

 

今回は、思春を視点に前回の続き場面を描きました。

あまり武人として視点の当たらない甘寧を、戦人ではなく純粋に武人として、高みを目指そうとする彼女の心を、『甘興覇はこうであって欲しい』と言う私フィルターをとおして書いてみました。

きっと、今回の手合わせは、彼女にとって、大きな成長の手助けになると思います。

とまぁ、話としては短いものでしたので、おまけとして、朱然と丁奉を少しだけ描いてみました。

 

そろそろ、あの漢を出したいなぁ・・・・・・・、

 

では、頑張って書きますので、どうか最期までお付き合いの程、お願いいたします。


 
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