No.147324

 I Know... 1

華音さん

TOA
オリジナル導師の独白
資料は真白の明日と公式外伝。

2010-06-02 22:57:30 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:852   閲覧ユーザー数:841

 

部活用に作ったモノ。真白の明日見てたらつい。反省はしている。後悔はしていない。手直し殆ど無し。

導師Ver.

 

 

『或る仕組まれた、四人の子供の最後の話』

 

 

 

 

 

私に呪い(しゅくふく)を与えた世界に、私からの祝福(のろい)を。

 

 

 

 

そう、これは復讐劇。

 

 

 

 

 

とても大きなこの世界で起こり、命さえも捻じ曲げ、世界を揺るがす脅威となったそれの始まりは、

 

 

 

 

ほんの小さな感情の欠落(おもい)からだった。

 

 

 

 

 

初めの子供は、祝福されながら産まれて来た。

 

最初から最後まで、全てが決まった世界。全てを記した本。そして、唯一それを読むことが出来た、唯一の少年。

 

 

 

未来が読めた少年は、世界を呪った。彼は未来を知ることで、自分の命の刻限も知ってしまったから。

 

十二年しか持たない命。全てが決められた、ガラクタの世界。

 

人は皆、決められた未来に執着したガラクタだ、といった彼は、微笑う(わらう)ことを忘れ、嘲笑う(わらう)ことを覚えた。

 

 

 

 

少年は、考えた。もし自分が唯一じゃなかったら。もしも決められた未来よりも、自分が長く生きていたら。

 

 

 

そう、これは復讐劇。

 

 

 

そして、その愛することを忘れた少年を、未来ではなく少年を唯一愛した少女は、きっと事実も真実も知らずに、嘘を真実だと信じて、涙するだろう。

 

 

 
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