No.143266

真・恋姫†無双~新たな来訪者~

asubelさん

蜀ルートの黄巾の乱が終わってすぐの話です。
初投稿なので誤字や誤った表現が多いと思いますが、
楽しんでください。

2010-05-15 16:08:30 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:2108   閲覧ユーザー数:1899

 

  

 

 

   夢でも幻でもタイムスリップでもあの人たちとともに生きたことを私は誇りに思う

 

 

   北海道 春 とある体育館

 

そこでは春の女子の高校剣道の地区大会が行われていた。

 

「「「「いいぞー あと一人だー 落ち着いていけー」」」」

 

「「「「はあああああ~~~~~~」」」」

 

部長「コラァ!! 何をしとる!? 応援せんか馬鹿者!」

 

「だって、先輩もう4人抜きされたんですよ。いくらなんでも勝ち目なんかないっスよ~」

 

部長「だから応援しろと言っとるんだ。ウチにはまだ大将が残ってる」

 

先輩「すまん草薙。大将のおまえまで回してしまうとは 全部勝てとはいわないからせめて1人くらいは・・・・」

 

草薙「え? なんでっスか?」

 

先輩「なんでって・・・」

 

「おーい ねーちゃーん」

 と観客席から弟達の声が聞こえた。

 

草薙「お 正宗! 虎徹!」

 

虎徹「ねーちゃん頑張ってー!」

 

正宗「5人抜き5人抜き!」

 

先輩「5人抜きってそんな簡単に・・・・」

 

草薙「大丈夫!勝つっスよセンパイ」

 

「ウチの大将って今年入学したばっかの一年生っスよね? 実家が居合いの道場とかいう

 でもなんで一年が大将なんすか?」

 

部長「この試合見てばわかるさ」

 

審判「両校前へ! 剣城高校一年草薙かさね」

 

草薙「はい!」

 

審判「始め」

     

 

~試合後~

 

虎徹「でもホントカッコよかったね~ ねーちゃんの5人抜き!」

 

かさね「そっかなァー」

 

正宗「敵も味方もびっくりしてたもんな。でもあの部長だけはそら見たことかって

   不気味に笑ってたけど」

 

かさね「あの部長はいつもあんなだから そこが面白い人だけど」

 

虎徹「これでねーちゃん全国優勝したら、おじーちゃんの道場たくさん人がくるかもね!」

 

かさね「さすが虎徹いいこと言う! 今はまだ小さな道場だけど、いつか私が家も道場も

    引き継いでもっともっと大っきくするのが夢だからね」

 

正宗「あのじーちゃんから道場受け継ぐにはあと何年かかるのやら」

 

かさね「だからよ正宗! 他人から認めてもらうにもまず行動で示す

    これなら大丈夫って言ってもらえるまでねばる! これに尽きる!

    父さんと母さんがいなくても家も道場も正宗も虎徹も姉さんが守るから」

   

そう言って私は二人を抱きしめた。

 

 

かさね「よし!それじゃ今日の食料調達も気合入れていくよ正宗!」

 

正宗「まかせとけ!今日の特売品はチェック済だぜ」

 

ガラガラガラン と音を立て刀が道路に落ちた。

 

虎徹「刀?」 あの骨董品の店の車から落ちたのかな?

      そう思いながら虎徹は道路に入り、刀を取った。

 

虎徹「ねえ ねーちゃん、正宗くん こんなところに変な刀――――――――――」

 

かさね「虎徹!! 車!」

   そう叫び、私は無我夢中で道路に飛び込んだ。

 

  それは時間にすればほんの数秒の出来事

 

   この時はまだ誰も気づきもしなかったその一瞬の出来事が

 

    私の人生を大きく変えることになろうとは

 

 

「おいアニキこんな所に女が倒れてるぜ」

 

「どうせあの村から逃げ出したんだろ。つれてけよ。大事な奴隷だ」

 

「そうなんだなあ~~」

 

 ん?何  なんか声がする。 声!?

 

かさね「ど・・っ 何処ここ・・・!?」

 

 目の前の光景に、驚いた。

 

果てまで抜ける青い空、浮かぶ雲はずっと閉じていた目には痛いほどの真っ白だ。

 

針のようにそびえる岩の山と、地平の果てまで広がっている赤茶けた荒野

 

かさね「どう見ても 日本じゃない 何で?」

 

「おい女!さっきから一人で何言ってんだかしらねえが、大人しく村に・・・・」

 

 小さな男がそう言いながら手を掴んできた。

 

かさね「ヒャァァ!?」

 

 私は手を振りほどいて逃げた。 何これ何これ!? なんの冗談・・・・

 

 フォン  私の後ろから剣を振る音がした

 

「手間とらせんじゃねえよ!!」

 

結局私は何が起こったか分からないまま連れ去られ、牢屋に入れられた

 

 

「ご主人様。例の村が見えてきました。」

 

一刀「ありがとう愛紗 あれが黄巾党の残党に占拠された村か。」

 

「そのようですなぁ。しかしあそこにはおなご達が捕らえられているという。朱里どうするのだ?」

 

朱里「そうですねぇ まず愛紗さん、星さん、鈴々ちゃんが潜入して人質を解放

   その後にご主人様、桃香様、私で本隊を率いて強襲といいうのが最適かと」

 

鈴々「鈴々は、賛成なのだ!!」

 

星「私も反論はない」

 

愛紗「私もだ。」

 

一刀「三人とも気をつけて」

 

桃香「がんばってね~」

 

愛紗「はい!!」

 

鈴々「分かったのだ!!」

 

星「心得た!」

   そう言って三人は急いで村へ向かった。

 

 

 

 
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