どこで間違えた?
油断は確かにあったかもしれない……
だけどこんな事になるなんて……
なんで……
なんで…………
なんで!!
?「………モクッ、モグモグ……」
なんで肉まんの袋を彼女が持っているんだ!!
?「…………モグモグ」
最初は1個取って渡したはずだった……でも気が付いたら俺が持っていた袋を彼女が持っていた。
?「モグ……モグモグ……」
てかすごいスピードで肉まんが無くなっていく!! 何この子大食いチャンピオンか何か!? 止めたいんだけど……
?「モグ……モグ……」
可愛すぎて止められるか!! みんな……お土産は諦めてくれ…
すっかり肉まんを諦めた俺はこの小動物オーラを放つ女の子を眺めていた。
一刀「(なんかリスみたいだな……)」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………
地震かな? なんか地面が揺れてないか?
ドドドドドドドドドドドドドドドド…………
なんか……ドンドン音が大きくなってきてないか?
??「はぁーーーー!!」
ドーーーーン!!
一刀「ぐほあぁ!?」
いきなりの背中への衝撃に俺は成すすべも無く、吹き飛ばされる。
??「くぉら! そこのお前!! 恋殿に何をしてるですか!!」
衝撃があった方向を見ると緑髪の小さい子が何やら叫んでいた。
??「恋殿もいくら強いといえど油断なりませぬぞ!! 男はすべからく狼なのですから!!」
?「………………モグモグ」
恋と呼ばれた子はあれだけの事が隣で起こっていたにも関わらず全く気付いていない。
??「さぁこんな奴はほっといて行きますぞ恋殿!!」
少女に手を引かれさっさといなくなってしまう。
やばい……かなりいいとこ入った……動けない…。
霞「見つけたで一刀!! どないしてん!?」
聞き覚えのある声だと思ったら霞が驚きと心配の表情で駆け寄ってきていた。
一刀「うっ……霞……」
霞「何で倒れてんねん!? 刺客にでもやられたんか!?」
いろいろ言いたい事もあるだろうが俺の意識がなくなる前にこれだけは伝えなければ……
一刀「霞……聞いてくれ……」
霞「な、なんや!?」
一刀「沢村……忠…現る…………ガクッ」
そこで俺は意識を手放した。
霞「誰や沢村忠って!? 一刀!? 一刀~~~!!」
どうも茶々零です。
第12話いかがだったでしょうか?
短い話をチマチマ投稿すいません。
まとめて投稿すればいいのですがそれが出来ない茶々零のダメクオリティ……申し訳ない。
さて久々に本編の話を……
皆さんが待ち望んでいた例の場面。
誰もがあのセリフを待ち望んでいた事でしょう……
しかし一刀に出会う前なのでおあずけ。 次の機会をお待ちくだされ。
ここで一曲……
キ~ック♪キ~ック♪キックの鬼だ~♪
気になる方はググってください。
沢村忠はあの子の生まれ変わり!! 異論は認める!!
はっちゃけたあとがきですいません;
でわまた第13話でお会いしましょう。
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12話です。チマチマすいません。