No.141192

異世界冒険譚 魔法少女リリカルなのは月A`S プロローグ

RYOさん

交通事故によって死んでしまった主人公。しかし、それは神の弟子が起こした事故だった!?主人公はなぜか神に謝られ、たくさんの世界へ冒険する。

リリカルなのはの無印が終わり、彼はA`Sの物語を冒険する。

2010-05-06 02:43:07 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:3879   閲覧ユーザー数:3452

 

yukito side

 

虚数空間から帰還した俺はリビングに行き同居人に声をかける。

 

「ただいま~。無印、終了したぞ~。」

 

「おう。お帰り。こっちは何事もなかった。強いて言えば、次元震が起こったときにアリサが抱きついてきたぐらいだ。」

 

「なに!?マジで!?うらやましい……。」

 

「バカ言うな。どうせ戻れば記憶は統合されるんだから良いだろ?」

 

「まあ、そうなんだけどさ。」

 

この同居人の名前は高科雪人という。というか俺の影分身だ。

 

つまり、俺の目の前には姿形、声、名前まで同じ人間がいる……うん。カオスだ。

 

「じゃあ影分身解除するぞ。」

 

そう言って俺は影分身を解除する。

 

お馴染みの『ボフン!』という音がして、影分身が消え、記憶が流れ込んでくる。

 

おお!アリサが抱きついてきてる!しかもその後「べっ別に~」ってセリフが!みなぎってきた!!

 

おっと見苦しい所を見せたな。あぶなく釘宮病が発症するところだったぜ!

 

「さて、次はA`Sか……図書館に行こう。」

 

記憶の整理を終えて、俺は八神はやてと仲良くなるために図書館へ向かう。

 

 

図書館に着いた俺は自分が借りる本を探すついでに八神はやてを探す。

 

「よし。まずはラノベのある場所に行こう。きっとそこにはやてはいるはずだ(笑)」

 

そんな冗談を考えながらラノベのコーナーに行くと。

 

「……うそだろ?」

 

そこに車椅子に乗った茶色い髪の女の子がいた。おそらく歳は俺の身体年齢と同じだろう。

 

というか八神はやてがそこにいた。

 

さて、会ったは良いけどどうやって話しかけようか?

 

「さてどうしようか別に彼女は…「お~いそこの君」…本を取って欲しいわけでも…「もしもし?」…いや、ここはナンパみたいな感じで…「聞かんかコラ。(ズビシッ!)」……なにしやがる豆だぬき…」

 

俺の目の前には八神はやてが立っていて本の角を俺の頭にぶつけている状態だ。……何がどうしてこうなっている。

 

「いきなり初対面の人間を豆だぬき呼ばわりとは酷いやんか!こんな美少女を捕まえて。」

 

「美少女?どこにそんなのが?」

 

俺は辺りを見回す。居るのはおっさんにおばさんに豆だぬきだけだ。

 

「あんた失礼な人やな…まあええわ。」

 

何がまあいいのかさっぱり分からないけど。

 

「君は何でここに居るん?今日は学校がある日やで?この辺の学校からじゃ鞄置いてから来るのは無理があるやん。」

 

なるほど、そういえば普通に帰ったらこの時間じゃここに来るのは無理だな。

 

「はっ!まさか君、不良なんか!?いかん!この歳からぐれるなんてお母さんそんな子に育てた覚えはないで!」

 

「誰がお母さんだ。それを言ったら君だってそうだろう?そんな歳からぐれるなんてお兄さん以下略。」

 

「私はええんよ。……学校行けへんから。せやから友達もおらん。」

 

「それは……すまない。」

 

すごく気まずい雰囲気になる。何とか打破したい。そうだ!

 

「あ~っと。自称美少女さん?俺の名前は高科雪人(たかしなゆきと)って言うんだ。この町一番のジェントルマンと巷で噂されている。それでだな……友達にならないか?」

 

八神はやては一瞬唖然とした表情をした後、不敵に笑ってこう言い返してきた。

 

「はじめまして自称この町一番のジェントルマンさん。私の名前は八神はやて。宇宙一の美少女や!…友達になろうか?」

 

それが八神はやてと俺の出会いだった。

 

 

あとがき

 

A`S編が始まりました。はい。

 

無印をまだやる予定でしたが、文章が出てこなかったので急遽A`Sにしたというわけです。

 

いろいろとすみませんでした。

 

プレシアの処罰やフェイトの処罰などのことはきちんと話に入れるつもりですのでご容赦ください。

 

八神はやてが出てきました。関西弁はちゃんとできているか?口調は変じゃないか?面白いと読者に思ってもらえるか?などなどビクビクしながら投稿していきたいです。

 

あとアドバイスラウンジに投稿したのでアドバイスなどがあるなら投稿してほしいです。

 

それではこれからもこの作品をよろしくお願いします。

 


 
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