No.131631

真・恋姫無双~受け継ぐ炎~第一話仁VS???

雷神さん

主人公戦います。

2010-03-22 15:55:29 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:4168   閲覧ユーザー数:3933

 

イタリアボンゴレファミリー本部にて

 

 

今日ここで盛大なパーティーが行われていた

 

 

この日はボンゴレファミリー次期11代目ボス候補の沢田仁の誕生日だった

 

 

『乾杯!!!!!!』

 

 

ツナ「仁!誕生日おめでとう!これがお前へのプレゼントだ」

 

ツナは仁に自分が使うのと同じグローブを渡した

 

そこにはⅪと刻まれていた

 

 

仁「父さん!!ありがとう大事にするよ!!」

 

 

仁はとても喜びながら貰った

 

 

ツナ「前にやったグローブもそろそろ古いだろ?」

 

 

仁「うん!雲雀さんやリボーンたちとの戦闘訓練を10年間も続けてたからね」

 

 

そういうと仁は顔色を変えた

 

 

仁「・・・あの地獄のような訓練もうしたくないな・・・」

 

 

ツナ「あははは!!懐かしいなリボーンの訓練!まあがんばりな!!」

 

 

父さんが笑って言っていると、

 

 

京子「綱吉、仁」

 

 

仁「あ!母さん!」

 

ツナ「京子!」

 

 

仁の母である京子がやってきた

 

 

京子「誕生日おめでとう仁!これ、仁が好きなアップルパイだよ」

 

 

仁の好物であるアップルパイを渡された

 

 

仁「ありがとう母さん!」

 

 

仁はアップルパイを食べ始めた

 

 

仁「ん~やっぱり母さんのアップルパイはおいしいな~」

 

 

京子「よかった~」

 

 

ツナ「仁、俺は京子と話があるから」

 

 

仁「うん、わかった!オレ、少し風に当ってくる」

 

 

そういい仁はパーティー会場から出ていった

 

 

 

 

パーティー会場から出てきた仁はテラスで母京子から貰ったアップルパイを食べていた

 

 

仁「みんなの修行…早く終わらせて守護者達と一緒にパーティーしたいな…」

 

 

そう、仁の守護者達は今も修行中であり、今日は朝一にプレゼントが来ていた

 

 

仁「……」

 

 

仁は大空のボンゴレリングを出して、指にはめて、炎を灯した

 

 

仁「やっぱり大空の炎は混じりけのないいい炎だな…」

 

 

仁が炎を見ていると、

 

 

仁「?」

 

 

仁は何かを感じたのか本部にある倉庫のほうに足を動かした。

 

 

…俺を…呼んでいる?…

 

 

仁にはボンゴレに伝わる『超直感』、すなわち見透かす力が備わっている。

その直感が仁に呼びかけたのである。

 

 

こっちに来い…

 

 

…何だろう…胸騒ぎがする…

 

 

 

目の前の道を見据えると、突然腰にある橙色のボックスがカタカタと震える。

 

 

仁「ナッツ、お前は進んだほうが良いと思うのか?」

 

 

―コクッ、コクッ―

 

 

ボックスの中にいるナッツが頷いた。

 

 

ちなみに、ナッツとは仁の父ボンゴレ10代目の沢田綱吉のボックス兵器である。

 

 

仁「うーん…じゃあ行ってみようかな」

 

 

仁は自分自身の直感と相棒を信じ、路地に入るのであった。

 

 

これから降りかかる運命も知らずに…

 

 

 

「ここは…か?」

 

 

倉庫の前に来ると、白装束を着た仁より年下の少年が佇んでいた。

 

 

 

???「貴様…そこで何をしている…?」

 

 

少年は冷たい目で仁に聞く。

 

 

仁は若干その目に怯むが、失礼になると思いすぐに答える。

 

 

仁「特に何も…『なら死ね!!』なっ!?」

 

 

少年は凄まじい殺気を放ちながら襲いかかってきたのである。

 

 

仁「なっ!?」

 

 

謎の少年は、常人では見ることも出来ない速さで間合いを詰める。

 

 

???「消えろ、雑魚が」

 

 

仁「くっ!」

 

 

―ブゥウウン―

 

 

神速の突きが仁を襲う。

 

 

しかし、

 

 

???「何!?」

 

 

仁は???の神速の突きを防いでいた。

 

 

仁「どっちが……雑魚だ!!!」

 

 

仁は負けじと神速の突き返しをした。

 

 

???「なっ!?」

 

 

少年は無意識に出していたガードに激痛が走る。少年は自分の腕に違和感を覚え、恐る恐る確認する。

 

 

???「!!」

 

 

腕がいかれていた。

少年の腕は見えない何がに殴られたようだ。

 

 

もし、ガードをしていなかったら…

 

 

そう考えただけで悪寒が駆け巡る。

それ程の一撃であった。

 

 

(なんだ!?何が起こった!!)

 

理解出来ない出来事に、彼の頭の中はパニックに陥ってしまう。

 

 

仁「お前じゃ俺には死んでも勝てない。ここは引くのが利口だ」

 

 

 

―プツン―

 

 

 

仁の言葉に彼は限界を超え、遂にキレた。

 

 

 

???「クグツ風情がなめるなぁああ!!!」

 

 

雑念を払うかの如く、少年は怒涛の如き蹴りを放つ。その迫力はかつて父が戦ったというヴァリアーのボス…ザンザスと同じぐらいだった。

 

 

 

だが仁は逆に冷静だった。

 

 

冷静に見極め、蹴りを去なす。

 

 

ただそれだけだ。

 

 

???「くっ!」

 

 

一瞬だが少年の顔に披露の色が見える。 その隙を見逃す仁ではない。

 

 

仁「ハッ!」

 

 

―ブゥウウン―

 

 

仁の拳が少年の腹部に突き刺さる。

 

 

???「がぁああ!!」

 

 

少年は吹っ飛び、地面を転がる。

その拍子に少年の胸から何が落ちてきた。

 

 

???「し、しまった!?」

 

 

その少年は落ちていく鏡のようなものを拾おうとするが間に合わず割れてしまった。

 

 

-パリィィィン!!!-

 

 

その鏡が割れた瞬間、割れた鏡から強い光を発した。

 

 

仁「何だ!?これは!!」

 

 

仁は鏡から発している光に驚いていた。

 

 

???「く…!!割れてしまったか!!だがまあいい!!貴様は外史で排除されろ!!」

 

 

仁「外史だと?どういうことだ!!」

 

 

???「これは貴様への罰だ!!ふははははは!!」

 

 

仁は少年に近づこうとするが光が仁を包み込んだ。

 

 

仁「くっそがぁぁぁあぁ!!!」

 

 

そして、仁という人物はこの世界から消えてしまったのであった。

 

 
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