No.126389

真・恋姫 頑張れ郝昭さん!2

きゅうりさん

商人編です。
文才がなく誤字脱字が見受けられると思うが勘弁してください。
まだまだ恋姫キャラ出てきませんね・・・
作者もいつ出てくるか検討もつきません。

2010-02-24 12:39:06 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:5182   閲覧ユーザー数:4369

 

 

本作品にはオリ主やオリキャラが出てくる予定です。

 

ご都合主義や、超展開があるので耐性がない方は見ないほうが無難です。

 

思いついたままに書いているので、この先どうなるかは未定です。

 

コメント等で意見とか言えば反映される可能性があるかもしれません。

 

また、思いついたままなので更新もどうなるかわかりません。

 

チートにする予定はありませんが、作者自体も今後どうなるか検討もつきません。

 

それでも大丈夫な方はどうぞご観覧ください。

 

 

 

郝昭が目覚めると、昨日の貂蝉との会話を思い出したが

特に気に止める事もなく毎日の日課を始めた。

まずは朝食をとり、その後母との組み手の鍛錬。

案の定今日もボコボコにされて膝を折ったが、昨日みたいに

気絶はしなかった。

組み手の後は家族で昼食をとった。毎日だが、父が空気である。

たまに朝から家にいなくなり、帰ってくるのが夜、という日もある。

いつも何をしているんだろう…そう思わずにはいれない。

昼食の後は基礎体力トレーニングや筋力トレーニングを行う。

昨日サボってしまった分今日はみっちりやった。

その後、ワクワクドキドキの的当てである。

今日は何が獲れるか…と考えながら矢を射っていく。

───

 

何も取れなかった。

まあこれがデフォルトなので特に気にはしていない。

取れるほうが珍しいのだ…当然。

そして家路につき、家族で食をとり、就寝…。

これが普段の郝昭の生活である。

味の無い生活だが、鍛錬の最中によく村の人達と話したり、

歳が近い友人と空いた時間で遊んだり、話しをしたりする。

他所から来た人が見ると味の無い生活に見えるだろうが、

郝昭からしたら毎日が充実していた。

 

 

 

「今日も一日が終わるなー」

そう呟き、ふと貂蝉の言葉を思い出す。

 

「旅、かぁ…」

俺としては普段の平凡な生活ができれば満足。

今のこの生活で満足しているから、旅なんてなぁ。

それに、旅仕度といっても何をどうすればいいのやら…

 

「でも、関羽や趙雲には会ってみたいよなー」

現代でも語られていた武将だ。

実際どんな人物なのだろうと興味はあった。

 

……どうしたものやら

郝昭の夜は続く。

 

 

次の日、いつもどおりの朝が来る。

いつも通りに朝までの課程を終わらせ、村を散歩している?昭。

一見悩みなどないように散歩を続けている郝昭だったが、その頭の中では

旅の事でいっぱいであった。

自分は平凡に暮らせれば良い…、だが三国志の世界に興味はある。

有名な武将に会ってみたい…だがそれらと供に波乱万丈に生きようとは

思っていない。

 

「──郝昭伯道は静かに暮らしたい…」

などと呟くと

 

「伯…何いってんだ?」

 

「のわぁっ!?」

驚いた、コイツいつからいたんだ!

 

「伯~、何か悩み事か~?

わいに言ぅてみぃ?」

コイツは俺と同い年の気さくな奴だ。

名前なんか聞かれると…、凄く困ってしまう。

然るところ悪友って立ち位置である。

 

「なんや伯、今凄い失礼な事考えんかったか?」

 

「そんな事ないよ、俺にとってお前は親友であり、家族

みたいなものだよ。お前と出会う事ができて凄く良かったと思っているくらいさ」

 

「そないな事言われると照れるやんか、なんや、何か頼みごとでも

あんのかいな?」

 

「いや、何でもないよ。じゃ俺は先を急いでるから」

 

「あ、伯ぅ! ……なんやったんや?」

 

 

ふう捲いたぜ…

あいつは何であんなに気配を消すのが上手いんだろう

いや、単に俺が読めないってだけなんだろうけど

 

いつも通りのトレーニングを済ませ、森に向かう。

これまたいつも通りの的当ての時間だからだ。

いつも通りに的を射てると…

奥のほうで林が動く。

当然それを見逃すような?昭ではない。

しかし……

動きが大きく、非常にゆっくりと進んでるかのような林の動きであった

何か変だと思い傍に駆け寄るとそこには

ぐったりとしてる人がいた。周りの荷物などを見ると商人のようにも思えたが

今はそれどころではなかった。

 

「大丈夫ですか!?」

 

「み、…水か…何か…食べ物は…」

そう言うと男の意識が途絶えた。

うーん、この人空腹で倒れたって感じだなぁ

小奇麗な服装だから賊に襲われたってわけでもなさそうだし…。

とりあえず抱えて村まで運ぼう。

あ…でも荷物は一緒には運べないし…

・・・はぁ、この人を家まで運んでまた戻って運ぶしかないか・・・。

そうして郝昭は家に向かった。

 

 


 
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