No.1188950

毛の無いオス猿のロマンス

新人さん

「大切なパートナーとの関係が永遠に続くように」と、日本ロマンチスト協会が2008(平成20)年に6月19日をロマンスの日に制定している。6月19日を「ロ(6)マンティ(1)ック(9)」と読むらしい。2人の絆を新たな形で確かめ合い、非日常的な演出を通じてトキメキを蘇らせることを目的としているそうだ。 しかし多くの人は非日常的というよりも、日常は壊さずに非現実的な経験のほうを求めているようだ。「Romanticが止まらない」(C-C-B)けれど「ロマンスの神様」(広瀬香美)はめったに現れないから、多くの男は未知の女性を求めたがるし、多くの女はかつての「経済的に大切なだけだったパートナー」と この先も延々と続くのだと思い うんざりしてしているようだ。女が恋だと感じたトキメキは打算でしかなかったのだろう。新しい大切な人が別にできたとしても それは単に自分の物欲を満たすためであり、ロマンスではない気がする。ところが、実は新しい他人を求める行為は霊長類として自然な事かもしれないのだ。日本猿研究者の話しでは、単独行動をするオスが交尾期になると大量に現れるという。それはメスが長年同じ群れにいるオスとは徐々に交尾をしなくなってしまい、自分の群れでは交尾ができなくなったオスは 新たな交尾相手を求めて群れから出て行くからだという。日本猿以外の集団生活をする霊長類も 近親交配を回避する方法として、メスが群れから出ていく父系社会と、オスが群れから出ていく母系社会のどちらかを作っているようだ。ヒトも猿と同じで 別人を求めるのは自然の行いなのかもしれない。 ロマンスの一般的な意味は、恋愛にまつわる甘く情緒的な雰囲気や出来事、または空想的・冒険的な物語世界を指す言葉だという。つまりロマンスは脳が満足すれば成り立つのだと思う。ロマンスに現実は関係がないのかもしれない。だからロマンス詐欺が成り立つのだろう。おそらくSNSでも知り合うまでがロマンスなのかも知れない。所詮ロマンチストとは現実離れした、夢想家や空想家でしかないのだ。だから多くの人は次から次へと忍び逢いを繰り返し 良い異性が居ないと文句を言い続けているのだろう。デートの時、美味しいものを食べたりアルコールを飲むのは脳が幸せホルモンを出すからで、脳を満足させるなら実際に逢う必要は無いのかもしれない。メールや電話の声だけで出合いを夢想し、幸せホルモンの出るものを口にしながらロマンスを妄想すれば良いのだ。そこには年齢や容姿、もしかしたら性別も関係がなくて、有るのは相手の性格と各自の考え方と好みだけだ。最終的には理想のパートナーとは 自分で創造したAIという結論に行き着くのかもしれない。きっとAIとなら 永遠のロマンスを続けられるだろう。脳内ロマンスなら 事件や事故は起こらず、病気の感染もないから安全である。 僕の想像する未来の人類は、無事子孫を残して生物としての務めを果たした後は、AIと脳内ロマンスを楽しみ穏やかに幸せに暮らして行くのだ・・・あれっ? でも 宝くじのようなトキメキはないよねー。もしかして、恋愛にはギャンブルのようなドキドキハラハラするトキメキが必要なのだろうか? という僕の空想でした。僕はロマンチストなのさ。

2026-06-19 15:41:11 投稿 / 734×550ピクセル

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