No.1183239

また通りすがる人の影

クロードさんとコンプリスさんと、旅の道連れのアベルくん。例の町にちょっぴり混沌を持ち込みます。

以下、前回同様のがんばるぞ抱負(コピペ)です:
作品完成しない病を克服したいので、創作15分ルーティンをがんばってます。今は「L STNOTE・(BL)」のゲームアセットのネタ出しをルーティンで頑張ってます。

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2026-03-02 07:02:35 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:15   閲覧ユーザー数:15

 目指していた町が見えてきた。森の向こうに教会の塔の先が見える。

 

「おいクロード」

 

 と、突然頭の中に声が響いて、クロードの足元がざわめいた。もう一緒に旅をしてかなり経つが、やっぱり慣れないなあ、この感覚。

 間もなく影の中からコンプリスが姿を現して、俺たちの前に立ちはだかった。

 

「他の町はないのか」

「さあ。あるんじゃない」

「じゃあそっちへ行く」

 

 こいつは本当に予測不可能だし、ワガママだ。

 

「どっちにしろ通るんだぜ? ちょっと買い物もしたいし」

「通りたくない」

「なんでだよ今更?」

「通りたくないものは通りたくない」

「はあ?」

 

 俺と口論しているコンプリスの顔をクロードが覗きこんだ。

 

「気に入らない?」

「気に入らん」

「じゃあアンタだけ外で待ってろよ」

「お前に指図される筋合いはない」

 

 コンプリスはこっちを振り向きもせずに言い捨てた。あったまくる! 何とか言って聞かせてくれ、と俺はクロードに目で訴える。

 

「いいよ、町の外で待ってても」

「お前も外にいろ」

「僕は町に泊まるよ。……きっと気に入ると思うな」


 
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