ドライバー「まもなく到着します。」
???「…………」
その日、晴天の下……二台の車がとある場所へと向かっていた………それぞれに男女が…各組織の『代表』が。
内一台の車の後部座席に乗っている人物は腕を組み伏せている顔を僅かに上げ、これから向かうであろう場所を見据えている。
ハルカ Side
太った管理局員「何故誰も気付かなかったんだ!?」
汗だくの管理局員「こ、この責任は一体誰が……わ…私は何も知らなかったんだ!!」
ハルカ「予想してたけど………………荒れに荒れてるわね」
ボソッと独り言を愚痴る。
緊急の会議………なんてもの程以上に緊急性のある会議……というよりも責任の擦り付け合いねコレは、こんな所でよくやるわよ。
事は透とはやてが情報屋に会いに行っている間に起きた。
前にゲンヤさんが透に説明していた2つの派閥のうちの一つ、最高評議会を筆頭に自分達こそが市民や局員を導けるって豪語してる派閥。
この派閥の人間………主に公安が突如として武装蜂起、多数のガジェット・ドローンや戦闘機人が他の管理局員を拘束し全管理局ネットワークで最高評議会の評議長による『真の時空管理局』なんてモノを何の前触れも無しに高らかに宣言しだした……中には抵抗しようとした局員を殺したなんて話もあるくらいだったけど。
コレ…………タイミング的に明らかに『ジェイル・スカリエッティ事件』よね?…………でも誰が……一応最高評議会の脳ミソ連中が起こしたって言ってるけど……それは起こした犯人がジェイル・スカリエッティ本人だったらの話、しかもガジェット・ドローンや戦闘機人を投入してくる辺り原作を知ってる奴のする事であって………でもナンバーズが出てきたなんて話聞かないし…………というかウーノ達は聖王教会にいるし………ダメ、情報少な過ぎて見当もつかない。
というか………ただでさえガタついてるのに、武装蜂起とか正直洒落にもならないんだけど。
投降、裏切りもあったらしく……………流石に連中も全部が全部向こうに流れたわけではなく、流れなかった局員の話を聞くとまるで中世ヨーロッパの王侯貴族立ちによるクーデターね…………いやもう立派なクーデターよね?内容が内容なだけに、まんま『ジェイル・スカリエッティ事件』なわけだし。
お陰で、火災だの鎮圧だので忙しいったらありゃしない………中には不審死や自殺した人とかも出たなんて言う報告まで上がってるし。
それらもあって、緊急対策会議なんて行われる羽目になったわけだけども、メインの場所は連中……『真の時空管理局』?に抑えられている所為で、散り散りになってる私たち普通の時空管理局の者は各部隊の代表者……部隊長や位の高い将校を集め今後の話をする為に集められた会議室で責任の擦り付け合いを行っている真っ最中。
『ジェイル・スカリエッティ事件』なら、『聖王のゆりかご』がある筈なんだけど、その陰すら現して無いらしいし。
完全に原作通りってわけじゃない?なら狙いは?
まぁそんなこんなということで、階級的に少将の私こと『中村ハルカ』と飛ぶ鳥を落とす勢い………って言ったら大袈裟かしら?『機動六課』の『八神はやて』も出席することになった訳……因みに響子は辞退……というか、普通に逃げたわね……………後でシメよ。
だけど……はやてが一向に何の言葉も発さないどころか、顔を伏せたまま微動だにしてないのが不気味というか………情報屋と会って何かあった??
クロノも出席してるけど、こっちを見て『何か知ってるか?』みたいな目で見てきたから肩を竦めて『さぁ?』ってジェスチャーだけしといた。
事前打ち合わせはしたけど、ホント何があったのよ。
ブラッハ中将「まぁまぁ諸君!落ち着こうではないか!」
荒れていた会議室に一人の男性が声を上げ鎮静化を図ろうとしている…………ブラッハ中将。
ブラッハ中将「現状、取り乱している場合ではないだろう?」
…………っと。
ハルカ「しかし中将、責任どうこう以前に今回のようなことは急過ぎて我々も皆混乱しております…………こうなるのは仕方のない事かと…………」
ブラッハ中将「中村少将の意見は尤もだ…………であればこそだよ、奴らに排斥された我々が一致団結しなければならないのだよ!」
このオッサンは尤もらしい事を言ってるつもりなんでしょうけど、言ってることは何一つ変わらない上に意味がないのよね。
そして何より、セクハラのような視線を浴びせてくるし…………最悪過ぎるんですけど。
ブラッハ中将「このような蛮行!断じて許すわけにはイカン!!諸君も同じ思いの筈だ!」
ブラッハ中将「それにだよ?ココには頼もしい管理局員がいるではないか!」
うっわこっち来たし…………。
ブラッハ中将「奴らも脅威かもしれんが、こちらには彼女達がいるではないか!…………そう!あの!『暁のマダラ』を打倒した、以前より話題の『機動六課』が!!」
芝居がかった動作で、私とはやてのいる席にまで移動し、声高らかにアピールすると周りの連中からも『おぉ!』や『そうだ、彼女達なら!』なんて聞こえてくる始末。
はやて「お言葉ですが中将、『暁のマダラ』は拘束に留まっている状態で且つ聖王教会預かりとなっております」
やっと声を発したかと思ったら、少しイラついているのか語気が若干強めなんだけど…………私の気のせい??
いやクロノもゲンヤさんも呆気に取られてる顔してるから、気のせいじゃないわね。
ブラッハ中将「そ、そうか…………まぁ解釈は人それぞれだ、君が言うならそうなのだろうが……だが、我々が手も足も出なかった奴を拘束することが出来たのは君達の功績だ!誇り給え!!」
はやては無言のまま、頭を下げる。
ブラッハ中将「そんな君達にこそ、この戦況を打開出来るのではと考えるのだが……どうかね??皆もどうだ!?」
中将が皆に問うと、地位の所為もあり否定することが出来ず『そう……ですな』なんて言うし。
そういう場の雰囲気に浮かれているのか、はやての座っている椅子を撫でるようにはやての周りを歩く。
はやて「…………」
はやても気付いているでしょうに、このセクハラ親父、明らかにはやてを触ろうとしてるって…………。
ブラッハ中将「無論、我々も協力は惜しまないつもりだ!必要ならば人員を割くことも考えているとも!!」
はやて「お気遣いいただきありがとうございます…………ですが、ご心配なく我々にも人員はありますので…………非常に優秀な」
ブラッハ中将「あぁ、君の所にはかのエース・オブ・エースである『高町なのは』一等空尉や優秀な執務官の『テスタロッサ姉妹』、そして彼女達に引けを取らない者達、そして君や中村少将もいることは誰もが知っているさ」
何か雲行きが怪しくなってきてない??
Side Out
~~ハルカ達がいる会議室前~~
管理局員「お呼び致しますので、しばらくこちらでお待ちください」
平の局員が会議室に入り、その会議室の扉の外には複数の男女が立っている。
うち代表格で先頭には女性が一人、男性が一人。
その護衛もしくは付き添いで女性の後ろにもう一人の女性、男性の後方には男女一人ずつ立っている。
???「しばらく待ちましょう」
???「…………」
女性が男性に語り掛けると、男性は腕を組み無言で仁王立ちする。
ハルカ Side
~~会議室内~~
ブラッハ中将「だからこそ!貴重な君達の役に立てればと!協力出来れ「失礼します!」……何だね君は?今は大事な会議中だ!後にしたまえ」
管理局員「申し訳ありません!ですが……」
突然割って入ってきた管理局員がメチャクチャ申し訳なさそうに、中将に話しかけてきたけど…………目線的にははやての方を向いている……用ははやてにあるの?
はやて「いえ、大丈夫です……それで、用件は??」
管理局員「ハイ!お客様がお見えとの事です!」
ブラッハ中将「客ぅぅ??今は大事な会議中だ!そんな奴ら待たせ「わかりました」っ・・・八神二等陸佐!?」
管理局員「あの……どう…………致しましょう?」
はやて「伝言をお願いします…………『いつでも』とだけ」
管理局員「ぇ……それだけでしょうか?」
はやて「ハイ大丈夫です、ちゃんと伝わりますので」
管理局員「りょ…了解しました!!」
管理局員が走って会議室を出ていく。
ブラッハ中将「……ん、んん!!話を戻そう八神二等陸佐、それでどうだね??私としては君達に充分な支援も出来るのだが??」
中将の手がはやての肩辺りに近づく、この親父……やっぱはやて狙いのセクハラを!!
ちょっと!そろそろなんじゃないの!?
ブラッハ中将「さぁ八神君…返答は?もし答え難いのであれば…………どうかね?この後じっくりと我々だけで」
ブラッハ中将の言葉はそれ以上続かなかった………というか話してる最中にそれは起こった………。
さっきの管理局員「ちょっ!?お待ちください!!そちらは…………って、お……お前は!?」
”ドゴォォォン!!”
さっきの管理局員が扉の外で、静止しようとする声が驚愕の声に変わって聞こえた途端に会議室の扉がこちら……セクハラ親父のブラッハ中将方向に飛んでいき、中将の頭上をギリギリで通り過ぎ壁に激突し、激しい音と共に部屋の床に落ちる。
しかし中将に向かって飛んできた扉以上に、一体『誰が』扉を吹き飛ばしたのか……。
???「何も蹴り飛ばさなくても……」
???「コレが俺のやり方だ、この情勢の中暢気に会議なぞして危機感が無い奴等に問題がある、それに奴らにとってはこの『挨拶』が丁度いい」
扉があった場所から男女の声が聞こえる……どちらも聞き覚えのある声、一人目は女性、二人目は男性。
男性の声がした方を見ると、廊下の照明の所為か逆行効果により顔が判別出来ないけど、蹴っている態勢を直しコチラに向かいコツコツと歩いてくる。
???「それに意味の無い集まりにこのくらいやった所で何という事もなかろうよ」
ゲンヤ「っ……やっとかよ」
クロノ「遅いぞ………」
ゲンヤさんとクロノもボソッと呟き、呆れた顔でその男性を見る……『見慣れた仮面姿の男性』を。
かく言う私も、呆れつつもホッと胸を撫でおろしてるけど。
そして、『そいつ』は静まり返った会議室の中心………皆の視線を集め言い放つ。
マダラ「ごきげんよう無能で間抜けな時空管理局の諸君、本日も元気に醜態を晒しているようで何よりだ」
『暁のマダラ』が私達のいる会議室に乗り込み、盛大に煽ってきた。
カリム「マダラ殿、いくらなんでも突然過ぎます…………皆さん驚き状況を吞み込めていない様子、流石にやり過ぎです」
マダラ「『会議は踊る、されど進まず』という諺がある…………実に下らないと思わんか?そんな下らない事に時間を費やす無能共に遠慮する必要性を、少なくとも俺は感じんな」
マダラ…………『透』の後に入ってきた女性は『カリム・グラシア』、他には透たちの護衛なのかハリベル、スターク、シャッハも連れてきている。
ブラッハ中将「な…………何故ココに、『暁のマダラ』がいるのだ!?」
混乱からの半狂乱、はやてから離れふらつく足取りで透に指を指す。
ブラッハ中将「カリム・グラシア!!どういう事か説明してもらうぞ!!??」
カリム「……………………」
はやて「お二人を呼んだのは、私です」
ブラッハ中将「………………は?…………何だと?」
間抜け面を晒す中将を放っておき、はやては席から立つと透とカリムの目の前に向かい歩いていく。
はやて「今我々は重大な局面に立たされてます!皆さんもご存じの通り、奴らは武装蜂起しガジェット・ドローンや戦闘機人といった兵器を投入してきております!」
はやて「それらの兵器は局員の命も奪ったという話もあります…………しかし、それ以上に危険なのは市民の皆さんです!市民に危険が及ぶ可能性があることはココにいらっしゃる皆さんならおわかりいただけるかと思います」
はやて「奴らを捕らえ且つ市民の安全を守る……我々がやらなければならないことは山済みです、しかし先程も申しました通り武装蜂起した為我々の人員にも限りがあります…………ハッキリ申しますが、人手不足です!」
はやて「そこで私は聖王教会…………そして、『暁』に協力を打診しました!!」
ザワザワザワザワ!
膠着状態………なんて可愛いもんじゃない、こちらは何も出来ずただされるがまま状態…………現状打開という面においては悪くない案ではある……でもそれは『聖王教会』に限った話。
ブラッハ中将「八神君!君は正気かね!?」
顔を真っ赤にさせた中将がはやてに怒鳴り散らす。
ブラッハ中将「君は今、とんでもなく大変な事をしているのがわからないかね!?カリム・グラシアは君の友人関係にあるのは知っている、その上で聖王教会に協力を求めるのは私も賛成する所だ…………だが!」
ブラッハ中将「部隊長ごときの小娘が勝手な判断で、何故!犯罪組織の『暁』を、指名手配中の『暁のマダラ』……奴を招き入れたのだ!?私は反対だ!!」
中将の言に続くかのように周りからは『何を考えいるんだ!』とか『気でも狂ったか!?』等、罵詈雑言が飛び交う。
はやて「そない言うてる場合ちゃうやろ!?」
はやての叫びは部屋にいる者を黙らせるには充分な声量があった。
はやて「彼らは確かに我々と敵対していた組織です、ですが!それは我々が本来取り締まらなければならない物を見もせず知りもせずいた結果です!我々の落ち度ではありませんか!?」
はやて「彼らは……善悪を問えば、悪なのかもしれません…………ですがそれ以上に、何も知ろうとしなかった我々こそが……悪ではありませんか?」
はやて「私は……幼少期に管理局の方々に大変お世話になりました……ならばと思い、私もそういう人達のように、沢山の人の役にと思い入局しました…………しかし、今は御覧のありさまです」
はやて「私達は…………変わらないと……あかんのとちゃいますか?」
静まり返る部屋でそういい捨てると、今まで黙っていた透にはやては向き合い、頭を下げる。
はやて「マダラさん、管理局内の揉め事ですし、我々を敵視している事は充分に承知しております…………ですが、恥を忍んでお願いします!…………どうか!どうか我々に…………協力していただけませんでしょうか!お願いします!」
一般的に局内で流れている情報では、マダラをはやて達が倒したとされている…………そんなはやて達がマダラに頭を下げる、そんな構図を目の当たりにしてしまうと、先程の戸惑いやら非難などの熱なんて、一気に冷めてしまうわ。
今まで黙って聞いていた透が、フッと笑うと頭を下げるはやてを見下ろしながら口を開いた。
マダラ「ふざけるな」
それは、差し出された手を払いのけるような言葉だった。
マダラ「お前達が行ってきた事が、俺を通してだとしても自らが招いた結果だろ?俺としては協力する意味も意義も、そして利点も皆無なんだよ?」
マダラ「『因果応報』…………まさに今そうなっている…………散々人を人とも思わず、搾取、遊戯、淫行、売買……………………公的を謳っているいる貴様等が罪を犯し!見逃し!そして俺達を見捨てた!市民とて同じこと!いざ自らが危険に晒されたら貴様らは市民すら盾にするだろう…………市民を拉致するような奴等だからなぁ」
マダラ「そうして自分達が危機に陥った時に助けを乞う?…………もう一度言おう、ふざけるな」
マダラ「身内同士、どうぞ?仲良く殺し合いでも何でもしてくれればいい!そうすれば、多少なりとも俺たちは報われるだろうさ」
マダラ「結局のところ……貴様等は自分達が可愛いだけなんだよ………」
頭を下げるはやてに矢継ぎ早に捲し立てる透、以前に語ったような事をこの場で吐き捨てる…………はやては頭を下げたまま微動だにしない…………かと思ったら。
はやて「お怒りは御尤も、私が何を言おうが…………あなた方にとっては詭弁でしかないのでしょう……ですが…………ですが!」
はやては頭を下げたまま、なんと地面に膝を付き地面に這いつくばる…………『土下座』だ。
はやて「憎き我々『時空管理局』に協力するのなんて御免でしょう!手を差し伸べてこなかった我々なんて知ったことではないでしょう!刃を向けたあなた方に頼み事なんて…………烏滸がましいでしょう!」
それを聞いて、私は自然とはやての後ろに立ち、はやてと同じように透に土下座をする。
ゲンヤさんとクロノも同様にだ。
はやてがどう思ってるかはわからないけど、私も透に後ろめたい気持ちで一杯なのよ…………何も気付いてあげられない、情けない女…………ホント……笑えない。
はやて「ですが!そこを曲げて、我々に協力して頂けないでしょうか!お願いします!!」
はやての懇願が室内に響き渡り、はやてと私とクロノとゲンヤさんの土下座…………室内の空気は張り詰めていたものが霧散し、静けさが残るだけだった。
マダラ「っ…………チィッ!」
透が一瞬怯んだと思ったら、盛大な舌打ちをしたのが聞こえた。
だって打ち合わせに無かったんだもんね………私とかクロノとかも驚いたわ。
マダラ「立て、八神部隊長」
透の言葉に答えるように、スッと立ち上がるはやてに透は右手をはやてに差し伸べる。
マダラ「今回だけだ!今回だけ…………『暁として』手を貸してやる」
はやて「っ……ありがとう………ございます!」
透とはやては固く握手しあう。
マダラ「だが、忘れるな?一度でも裏切れば、容赦無く殲滅する……その時は貴様とて敵だ」
はやて「勿論、わかっとります」
マダラ「お前達に手を貸してやるとは言ったが、お前達の下についたわけではない……その事も充分に理解しておけ」
今ここに、決して長くはないけど因縁の相手との和解、そして協力体制が出来、更には戦力としても大幅にアップされる瞬間だった。
しかし……………………。
???「少々待ってもらいたい」
中には反対するような人もいるわけで……………………。
反対の声を上げたのは、セクハラ等でほとんどの女性局員から嫌われているブラッハ中将とは真逆の聖人君子のような人で有名な『キリーク中将』である。
キリーク中将「戦力の増強………大変結構、しかしだ……私はブラッハ中将殿と同意見だ…………我々は過去、様々な犯罪者や組織に立ち向かったが、マダラのように個人の戦闘力で我々を圧倒し多くの管理局員が重傷を負わされてきた……それは君達機動六課もわかっていると思う」
キリーク中将「それにだ、いくら違法な研究をしていたとはいえ非戦闘員の研究員を襲うような事は、時空管理局としてはどうにも容認し難い……………」
カリム「彼ら『暁』並びに『暁のマダラ』はそのような危険人物ではありません、それは聖王教会並びに私達が保証いたします」
キリーク中将「騎士カリム、貴女の言葉を疑う様な事はしない……だが実際、我々は彼らに襲われてもいる…………そんな彼等に協力を仰ぐには些かね」
まずい、さっきまでの空気がまた戻り始めてしまっている。
キリーク中将はブラッハ中将以上に発言力があるから、皆そっちに流れてしまったら協力どころじゃ無くなるんだけど……………。
こんな奴(キリーク)が……………………トップにいるなんて。
マダラ「八神部隊長……………………一つ条件を言うのを忘れていた」
はやて「条件ですか?」
マダラ「そうだ、お前達に手を貸すにあたって一つ、済ませておかなければならない事がある」
ん?
マダラ「難しい事ではない、ただの作業の一つであり……………………我々が行ってきた事の延長線上の事だ……まぁお前達がどう思うかは知らんし、思った所でこれはお前達の不手際にして……………」
一瞬のうちに透はキリーク中将の目の前に立ち、ハリベルとスタークもそれぞれの管理局員の側に立ち睨む。
マダラ「コレまでの行いそのものなのだからな……………ツケが回ってきたと思うことだな」
キリーク中将「………何かね?」
マダラ「お前を殺す」
キリーク中将が透を睨み、問いかけるとほぼ同時に透は殺すと明言した。
マダラ「と言いたいが、それはまた後だ」
キリーク中将「何?何故私が殺されなければならない!私は「何もしていないと?」っ………そうだ!」
マダラ「キリーク…………貴様、上司に………今は『元』か……元上司に『ゲモン』という男がいたな?………今ではかなり高齢の男、元少将の地位に就いていたジジィだな」
キリーク中将「っ……た………確かに……ゲモン元少将には、昔世話になったが………彼がどうしたというのだ」
マダラ「いやなに………つい先日、俺はそいつを捕らえてな………管理局の元少将様が……………………未成年の女性に淫行を働いていたんだよ、いやはや引退した身で随分とお盛んなジジィだ」
キリーク中将「なっ!?」
透の言葉に再度、会議室がザワついた………引退しているとはいえ元少将が未成年に対してそんな如何わしいことを…………別に擁護するつもりは全く無いけど……芸能人のスキャンダル並の不祥事なんですけど。
マダラ「おや?知らなかったのか?」
キリーク中将「当たり前だ!!あの人には時空管理局でのイロハを学ばせてもらっていた………そんな人がそんな事をする筈がない!!貴様の出鱈目に決まっている!!証拠も何も無しに私の恩人を「そら、証拠の書類だ」……………………」
キリーク中将の目の前にバサバサと書類の束をばら撒く、ご丁寧に写真付きだ。
マダラ「お望みの証拠を持って来てやったんだ、ちゃんと見てくれないと集めた甲斐がないな…………安心しろ、ちゃんとした安心出来る情報元からの情報だ………安心な………な」
キリーク中将「……………………何が望みだ、まさかゲモン元少将を裁くとでも言うつもりか!?」
マダラ「違う「何?」あくまでも俺が処理するのは……貴様と、あの二人の目の前にいる………害虫どもだ………こんな小物のジジィはおまけに過ぎんよ」
透が顎をクイッとキリーク中将とは別方向に動かす、その方向の先にはスタークとハリベルが立っている。
マダラ「キリーク中将……お前、ゲモンから人を紹介してもらっているな?………それも一人や二人なんて数ではなく、もっと多くだ」
マダラ「そいつ等は一体どこへと消えたんだろうな?昨今、市民が消失するだの誘拐されるだのと言われている………俺が攻め込んだ研究所のリストに、失踪した市民の名があったよ………提供者の名前は……貴様だキリーク」
マダラ「そして貴様は、見返りにゲモンやその親族への便宜やデータの操作を……不都合な物を抹消してきた…………要は隠蔽だな」
その辺りも透とはやてが接触した情報屋のお陰で既に調べがついている、透がバラ撒いた資料とも一致している。
マダラ「お前を調べるに当たって先程のゲモンの話になるんだがな、実はな……俺はとある依頼を個人から受けていてな」
マダラ「そいつは、一人の女性を愛していた……まぁ好意を寄せていただけで告白はしていなかったそうだ、しかしある日を境に態度が可笑しくなっていった………時を同じくして、そいつの家に映像端末……使い捨てのサーチャーが送られてきた………それを見た依頼人は絶句した、なんせ自身が好意を寄せていた女が知らない男と肌を重ねる映像なんてな」
マダラ「それからというもの、来る日も来る日もサーチャーが届き、そこには男達に代わる代わる快楽漬けにされいていく女がいた……依頼人は限界を迎えようとしていたが、その前に仲介人を通し俺達に依頼してきた……女を探してくれと………だが遅かった………あまりにも遅かった……俺たちはすぐに探し出し報告に行こうとし接触しようとしたが……依頼人は自室で首を吊り、自らの命を絶ってしまっていた後だった………頬には涙が伝っていた」
ハルカ「っ!」
報告の中にあった不審死とかの一つって………これのことが含まれてたのね。
マダラ「依頼人の精神はとうに崩壊してしまっていた………最後に見たであろう映像を見させてもらったが……まぁ気持ち悪いとしか言えんな、女は快楽に負け、快楽に溺れ貪ろうと依頼人の事を忘れ………後は淫行の映像だけだった」
マダラ「依頼人の手には、かつて幸せだったであろう小さな頃の写真が握られていた……陽気に笑顔で映る男女の写真が」
マダラ「女自身に身体を差し出させ、身体を売らせる行為をし快楽漬けにし依頼人を直接だろうと間接的であろうと死に追いやった人物こそ……貴様の元上司のゲモンやその親族であり、そしてそこにいる管理局員共の身内がしでかした!自らの欲求を満たす為だけに、自らの地位やコネを悪用してな!」
シンと静まり返る会場からどこからともなく『ゴクッ』と唾を飲む音が聞こえる。
キリーク中将「……………………仮にそうだったとしても、私は知らんし関係無い………その亡くなった方は残念でならないが」
マダラ「心にも無い事を言うな、貴様にとっては有象無象の無力な資源の一つに過ぎんだろ?それに関係無い事もないだろう?………こいつ等はお前も知る奴等じゃないのか?」
透はキリーク中将の目の前に裸の男3人を『神威』で出現させた………膝立ちで手を後ろに拘束された状態、幻術に嵌めているせいか、虚ろな表情でボォ~っとしている。
キリーク中将「っ!!」
マダラ「やはり知っているよな?なんせこいつ等の一人はさっき言った、ゲモンの身内だから」
マダラ「それとな、貴様は先程ゲモンを裁くのかと聞いたな………必要無いんだよ、そもそも……」
透の写輪眼、『神威』で一つの瓶が出現する………液体の入っていない、ただの瓶……ただし液体は入っていないだけで、中身はある……………………『生首』だ。
マダラ「御覧の通り、既に『引退』……してもらったさ」
キリーク中将の表情が青白く汗を大量にかいていて、顔面蒼白とはこういう事を言うのね。
マダラ「さて………そろそろコイツ等にも現実を知ってもらおうか」
透が印を結ぶと男達はハッと気付いた顔をし、三者三様に辺りをキョロキョロして取り乱す。
色黒イケメン「っ……こここ、ここどこだよ!?」
マッチョ男「な……何なんだよ一体!?」
太った男「ななな何でここここ今所にいるんだな!?」
何が起こっているのか理解出来ていない為、三人ともパニックになり自分の恰好なんてわかっていない。
これも………この光景も皆に『見せる』って言うから………結構なパニックになりそうよね……他の所じゃぁ。
マダラ「ちなみに、ここでの出来事はすべてお前達だけではなく他の管理局員達にも見せている………生中継だ」
キリーク中将だけじゃなく、ブラッハ中将や他の会議に参加している管理局員達の顔が一気に驚愕の色に染まる。
どうでもいいけど、せめて布一枚でも巻かせるってことはしなかったのかしら?透以外の野郎の裸なんて見たくないんだけど………あんなこと知ってしまってから、不快でしかないんだけど………マジで消えてくれないかしら?
Side Out
アリシア side
アリシア「……………………」
座っている椅子を傾けながらユラユラと揺らし、なのはとフェイト……他にもシグナム達も見る。
アリシア「フェイト、なのは………あんまり拳を強く握り過ぎると血が出ちゃうよ?」
フェイト「そんなの………どうだっていいよ」
なのは「うん………そうだね」
まぁ気持ちはわかるよ?なんせ、はやて達がいる会議室での出来事は事前に透がはやて達に持たせたサーチャーを使っての生の映像が全管理局員のいる部署や部隊に放送されちゃってるからねぇ、他の部隊や部署ではどう反応してることやら。
シグナム達も色んな反応というか感情を見せてるなぁ………あぁ~あ、キャロなんて泣いちゃってるし……ていうかあんな内容、見せるのは早過ぎだよね。
ヴィータ「………アリシアは何とも思わねぇのかよ………あんな事聞かされて」
アリシア「ん?……んー……思わないわけじゃないけど、無理だろうしなぁって思ってさ」
スバル「無理って………何が……」
アリシア「いやぁ言ってもしょうがないしね……………………あぁでもなぁ」
ヴィータ「でも何だよ?」
自分でもわかるくらいに愛想笑いする。
アリシア「アッハッハ……まぁ流石に楽観的になれる程、私も大人じゃないってことだよね………」
ティアナ「?…それってどういう……」
やはり我慢出来ず、思ったことを口にする……………………もはや愚痴を通り越して呪いの言葉が出る……あぁ………ドス黒い感情ってこんななのかなぁ……透達はこの感情を抱えて………いや、こんなので透達と同じって思っちゃダメだよなぁ。
アリシア「あぁ~あ、殺したくなってきちゃったって思ったよ………あんな奴らとか同じようにしてる奴等とか」
私の言葉に、機動六課の面々が驚愕する……そりゃそうだよね、今までこんな事言ったこと無かったし。
フェイト「姉さん………」
アリシア「わかってるよ……でもそう考えても不思議じゃないし、きっと私だけじゃないと思うよ………自分で言うのもなんだけど、真面な管理局員ならね」
傾けた椅子を正し、瞼を抑えるように顔に手を当てながら言い放つ。
アリシア「ゴメンね、今から言う事は………まぁ出来れば聞かなかった事にしてほしいんだけど………」
アリシア「今ほど、本気で『暁』に入りたいと思ったことないよ」
前に透のお見舞いの時に、割と本気で『暁』に入らせて!って言ったら、腕で思い切り×印を作って拒否された。
フェイト「姉さん………………」
アリシア「まぁ、無理だけどってわかってるんだけどさ……それでも………ね」
フェイト「………姉さんの気持ち………すっごくわかるよ、私もさ………その……」
言い淀む我が妹は私と同じ気持ちではあっても、流石に自身の立場や葛藤なんかが私以上に持っているもんだから気が引けるんだろうね。
私はフェイトの頭を自分の胸に抱き寄せ撫でる。
フェイト「わっ!?」
アリシア「ありがとうフェイト、お姉ちゃんは嬉しいよ」
フェイト「………姉さん……うん」
周りを見るとなのはも同じ気持ちのようで、私に向かって頷き、シグナム達やスバル達も若干の迷いはあれど力強い目で答えてくる。
さてさて、この後の展開は……………………本当にやるのかな………ねぇ?透。
協力云々は事前に聞いてたけど、はやての土下座や依頼の件は何も聞いてないんだよねぇ、たぶん透のアドリブなのか事前にはやてとカリムさんとだけ打ち合わせしたのか………まぁ透が出てきた時点で皆荒れるわ荒れるわ大荒れするのは目に見えてたけど。
Side out
はやて Side
はやて「……………………」
太った男「あっ!オジサン!キリークオジサン!?助けてなんだな!?」
キリーク中将「………ブルド」
キリーク中将は太った男……ブルドと呼ばれた男を苦々しい顔で見る。
ブルド「殺される!ぼぼぼ僕!ああぁぁぁぁあぁあの男に殺されちゃうんだな!!たす、助けてよオジサン!!」
三人は自身の置かれている状況よりも助かることを優先している為、自分達の恰好なんて気にもとめておらず中将達に助けを求めている。
色黒「親父!!助けてくれよ!」
スタークが見張っている管理局員「こんな所で言うな馬鹿者!」
マッチョ男「ママ!ママァ!!助けてぇ!!」
ハリベルが見張る女性局員「○○ちゃん…………」
あぁ…………なんて醜いんやろな…………コレが同じ人間………同じ組織………同じ管理局員………時空管理局て……なんなんやろな。
最初は自分の生い立ちもあり、人の為にって思って色んな任務こなしてしてんねんけど、こういうのを見ると…………自分の信念とか疑ぉてしまうわ。
そんな自分が本当に嫌になるわ、それなりの地位に就きながら何も知らず知ろうとせず淡々と仕事をしているだけやから………そうやって私はまた透君に人を殺させるんやね。
会議室内の管理局員達の反応も様々で、我関せずの人もおれば、どうしようかと優柔不断にオロオロする人もおるし、中には立ち上がろうとする人もおった………けど流石に目の前には『暁』がおるから、手が出せず誰も何も出来ずにいる………そう私等は最初から色んな意味で何かを罰するとか批判する権利なんか無いんよ。
自分の子供や親族のやらかしを庇ったり見捨てようとしたりと汚い現実を目の当たりにし過ぎたからか、落ち込む私に透君は周囲に向けて声をかけてくる。
マダラ「図に乗るなよ」
それは私に向けたような言葉ではない………会議室内の皆に向けた言葉なんやけど、しっかりと私に向けるような言葉と私は勝手に解釈する………だって、このタイミングで声をかけてくれるんよ?そう思ってもしゃぁないやん?
マダラ「コイツ等に手を下す事、それは『俺』の……『俺達』の………そして依頼主の復讐だ!誰にも邪魔はさせん!」
マダラ「こんな奴等を野放しに、認知出来ずにいた貴様等が不甲斐ないと思う事!何も出来ないと思う事自体が烏滸がましい!!舐めるのも大概にしろ!!」
マダラ「その傲慢さが俺達を生んだ!その偽善が俺を生んだ!その勘違いが……今を生み出した!!俺達『犠牲者』の復讐を止める権利は最初から誰にも何処にもありはしない!!」
透君の零れる言葉が怒気となり、そしてその激情が魔力の放出へと繋がり会議室内に溢れ出る。
でも都合よぉ捉え過ぎなんか………やっぱ透君やなぁって思う………遠回しに私等に………私に対してか、気を遣うように聴こえるんわ………惚れ直してまうやろ………私ってこないに現金な女なんやな。
色黒「アンタ等マジで早くコイツ等を捕まえろよ!!」
色黒のチンピラが狼狽えながら私等に声を荒げる。
色黒「コイツ等突然俺達を襲ってきたんだぞ!?何にも言わずいきなり俺等以外の奴等を虫みてぇに殺しやがったんだぞ!?10人以上もだ!!」
マダラ「10人以上であんな『行為』をしていた………あんな現場に居合わせて、俺や…俺の仲間が黙って何もしないわけが無かろうよ………貴様等もすぐに送ってやるがな」
透君は腰に差している『ヤクモ』をスラァとゆっくりと抜く。
キリーク中将「よせ!!」
キリーク中将が透君に向かって睨み声を荒げるが、一歩踏み出せないのは透君の言うてる事が事実やからか、透君との間に超えることの出来ない実力という果てしない壁があるということを認識しているからやから。
マダラ「そうだった………キリークよ、お前に一つ伝言があった…………うっかり忘れる所だった」
キリーク中将「伝言だと………」
マダラ「そう、この俺をメッセンジャーにするような奴だが…………中々優秀な人材なようで、貴様もよく知る者からの伝言だ」
透君は袖の中から一枚の封筒を取り出し、手裏剣のようにキリーク中将の方へと投げながら告げる。
マダラ「『借りは返す………いつまでも』だそうだ」
透君から告げられた伝言に怪訝そうな顔で聞きながら封筒を開けると、そこには一枚の紙と写真が同封されていた。
そこにはこう書かれていた…………『簡単には地獄に行かせないから♪ ………一族全員。『ミーシャ・マクウェル』』……そして同封されとる写真はキリーク中将の『奥さんと娘さん』の写真。
何で知っとるかって?そら前に透君とミーシャさんのトコに行った帰りにミーシャさんが渡してくれた時に見せてくれたんよな。
正直そこまでするんか!?って思ったんやけど、私の心もちょっと荒んどったんか、それ以上何も思わんかったわ。
それらを見た瞬間、キリーク中将は手紙をビリビリに破り捨て、顔を真っ赤にしテーブルをバァン!と叩きながら恨めし気に言う。
キリーク中将「『ミーシャ・マクウェルゥゥ』!……………あの女狐がぁぁぁ!」
マダラ「では…………用も済んだ事で、コッチはコッチで用を済ませるか」
キリーク中将を尻目に透君はブルドっちゅうおデブと色黒のチンピラ、そんでマッチョなマザコンの前に立ってヤクモの刃を見せる。
それを見たブルド達クズ共は助けてくれだの、俺達が悪かっただの、お金を払ったんだから、なんて命乞いをしてくる……………………アホか!?
ならお金払ったらアンタ等の命を奪ってもええんか!ふざけるな!!
マダラ「後悔も懺悔も………恨み言も必要無い………死ねばただの屍だ」
私が頭の中で侮蔑の言葉を並べとる間に、透君がそう言い終えると同時に刀を横一線に薙ぐ………結果は言わずもがな、三人はそれぞれ違った表情で首が落ち、落ちた首と胴体から大量の血が噴き出す。
会議室内は悲鳴や驚愕の嵐となり、取り乱す人も続出した…………クロノ君達も流石に直視するのは耐えられそうになく、小さく「うっ」と言ってた。
私はちゃんと見た…………いや、ハルカちゃんも逸らさずちゃんと見ていた………そう、これこそが私等の『罪』…………透君を一人にさせてしまっとった『罪』、何も知らずやらなかった『罪』………たぶんこの生放送を見とるなのはちゃん達も同じ思いのはず。
刀を鞘に納めた透君は自分の親戚のブルドの死を間近に見たからか、ミーシャさんからの言葉からなのか………いや、両方の所為で唸るキリーク中将に近付き、彼の頬に裏拳を入れ壁に激突させ、尻餅をつく彼の肩に透君は足で抑える。
マダラ「不本意だが貴様等には色々と情報を吐いてもらわないといかんのでな、生かしておいてやる……………………だが忘れるな、いつでも貴様等の命なぞ奪える事を……………コイツ等を手助けする輩も同様だ………たった今実例があるんだ………理解しているだろ?」
ハリベルとスタークが見張っていた管理局員………自分達の子供が殺された事に嘆き、泣き叫ぶ管理局員を組み伏し取り押さえる。
私は会議室の外に控えとった管理局員を呼び、キリーク中将と二人の管理局員を連れていくよう指示を出した。
マダラ「さて、こちらの条件を吞んでもらい、そして騒がせてしまった礼だ………………一つ、お前達の為になる事をしてやろう」
はやて「私達の…………というと?」
透君は被っていた仮面に手をやると、少し横にズラし顔を晒しそこから覗く写輪眼の瞳が怪しく光る。
マダラ「貴様等の懸念事項である奴等の拠点、代わりに俺達が………いや、俺一人で制圧してきてやる」
Side Out
あとがき
えぇ………あの…………なんと申しましょうか………丸々10年!投稿せずに申し訳ございません!!!
更に申し上げれば、いきなり鬱展開の話になり申し訳ございません!!!
スランプでもなければ辞めたと思ったわけでもございません………が、辞めたのかと思われても仕方のない期間でございます。
言い訳になってしまいますが、大まかな構想的なものは頭にございましたが、それを中々文章化させるのが出来ず、いざやろうと思ってもやる気が起きずズルズルと10年も経過してしまったわけでございます。
文法もわからないのはそのままで、ブランクという事もあり他の登場人物達の口調や区切り方も変わり非常に読みにくい方もいらっしゃるかと思われます。
鬱展開の部分もとある作品を見て思い付いたものでございます。
自分なりに過去作を読み返してなんとか組んだ話ではあるのですが、如何せんブランク(自業自得)が長い所為で可笑しい所が多々あるのは重々承知しております。
ハイハイ言い訳言い訳と思われる方々もいらっしゃるのは存じております。
これ以上は何も申しません!甘んじて諸々を受けさせて頂きます!
ですが!これからもペースは遅いかもしれませんが、投稿を続けさせていただきたく思い、筆(?)をとった次第にございます!
なんとか、この『ダメ人間の覚悟』を完結させたいと思っております!!
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第53話 会議は踊る、されど進まず………くだらない。