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No.1176027
新人さん
1972(昭和47)年、中国との国交正常化の記念として、10月28日に中国政府から上野動物園に2頭のオスのカンカンとメスのランランというパンダが贈られた。初公開されたパンダは 日本中に凄いブームを湧き起こしたのを覚えている。 ジャイアントパンダは笹と竹しか食べない草食動物かと思いきや、肉も食べる雑食動物だという。腸の長さが体長の約4倍と短いのも 肉食動物の名残りらしい。(ウシ・ヒツジなどの草食動物の腸は体長の20~25倍)動物園では栄養バランスを考えて、野菜や果物など様々な食べ物も与えられているそうだ。驚く事に 2021年に中国の陝西省(せんせいしょう)でターキン(中国・ヒマラヤ・ミャンマーに生息する体高約1.2メートル、がっしりした体つきで、角は水平に伸びるウシ科の大形カモシカ)の肉を食べるパンダが撮影されたという。野生下ではネズミなどの小動物を食べているそうだから、もし 子パンダのうちから肉を積極的に与え続ければ、肉食のパンダが育ってもおかしくはないわけだ。日本のヒグマやツキノワグマのように、パンダが人を襲うことも考えられる。 現在日本の自衛隊は、有害獣を駆除をしたりはしないが、北海道では 1962年に十勝岳が大噴火をして、標津町(根室側の知床半島の付け根)で 火山灰が森に降り注ぎ ヒグマの主食である木の実や山菜が不足したため、ヒグマが牧場に現れて26頭の家畜が犠牲になるという事件があった。ハンターは返り討ちにあい 2人が死亡したため、自衛隊第5師団が派遣されてM16戦車まで出動する騒ぎとなり「標津ヒグマ戦争」と呼ばれた。 今年はクマによる人身被害が深刻な状況になっているとして、秋田県の鈴木知事が26日に自身のインスタグラムで、自衛隊派遣の検討を要望することを明らかにした。 クマは増えにくい動物といわれてきたが、近年は当てはまらないそうだ。クマはその年によって新しい縄張りを作るそうで、研究者の話しでは「劣位のツキノワグマは常に優位のツキノワグマからの排除行為の圧力下にある」という。ツキノワグマは群れを形成しないため弱いクマは生息地から押し出されていく。個体数が増加していくと弱いクマは生き残るために、他のクマがいない場所を目指すしかないのだ。つまり、そこは人の縄張りである。増加率のデータをみると、岐阜県や兵庫県の推定では、毎年15%ほど増えているそうだ。学者はクマが高い繁殖力を取り戻した可能性が高いという。 例えばクマが4,000頭いるなら、毎年600頭づつ増加するという計算になるそうだ。そうすると毎年600頭を駆除するだけでは、数を維持するだけで 減らすことはできないという理屈になる。秋田県の場合は、5年も前の2020年春の時点で 2,800~6,000 (中間値だと 4,400 )頭のクマが生息しているとみられているそうだ。街にクマが現れるのは必然だと思われる。個別の県の話しでもこれだけ多数生息しているのだ、全国的に捕獲や駆除し続けることは、現体制では不可能に思う。大臣が言うような自衛隊に後方支援をさせるのではなく、自衛隊などに野性動物駆除専門の特殊部隊を作らないと もう対処できないだろう。 ジャイアントパンダもクマ科である。もし 人寄せパンダではなく、人喰いパンダが現れて その特殊部隊と対峙したら、初めてパンダが日本に登場した時以上に騒がれるのは間違いない。たぶん怪獣が現れたぐらいの衝撃だろう。悪の秘密結社が密かに人喰いパンダを作り、友好の振りをして人喰いパンダを世界中に送り込み、侵略計画をするというシナリオはいかがだろうか?
2025-10-28 15:14:02 投稿 / 978×734ピクセル
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1972(昭和47)年、中国との国交正常化の記念として、10月28日に中国政府から上野動物園に2頭のオスのカンカンとメスのランランというパンダが贈られた。初公開されたパンダは 日本中に凄いブームを湧き起こしたのを覚えている。 ジャイアントパンダは笹と竹しか食べない草食動物かと思いきや、肉も食べる雑食動物だという。腸の長さが体長の約4倍と短いのも 肉食動物の名残りらしい。(ウシ・ヒツジなどの草食動物の腸は体長の20~25倍)動物園では栄養バランスを考えて、野菜や果物など様々な食べ物も与えられているそうだ。驚く事に 2021年に中国の陝西省(せんせいしょう)でターキン(中国・ヒマラヤ・ミャンマーに生息する体高約1.2メートル、がっしりした体つきで、角は水平に伸びるウシ科の大形カモシカ)の肉を食べるパンダが撮影されたという。野生下ではネズミなどの小動物を食べているそうだから、もし 子パンダのうちから肉を積極的に与え続ければ、肉食のパンダが育ってもおかしくはないわけだ。日本のヒグマやツキノワグマのように、パンダが人を襲うことも考えられる。 現在日本の自衛隊は、有害獣を駆除をしたりはしないが、北海道では 1962年に十勝岳が大噴火をして、標津町(根室側の知床半島の付け根)で 火山灰が森に降り注ぎ ヒグマの主食である木の実や山菜が不足したため、ヒグマが牧場に現れて26頭の家畜が犠牲になるという事件があった。ハンターは返り討ちにあい 2人が死亡したため、自衛隊第5師団が派遣されてM16戦車まで出動する騒ぎとなり「標津ヒグマ戦争」と呼ばれた。 今年はクマによる人身被害が深刻な状況になっているとして、秋田県の鈴木知事が26日に自身のインスタグラムで、自衛隊派遣の検討を要望することを明らかにした。 クマは増えにくい動物といわれてきたが、近年は当てはまらないそうだ。クマはその年によって新しい縄張りを作るそうで、研究者の話しでは「劣位のツキノワグマは常に優位のツキノワグマからの排除行為の圧力下にある」という。ツキノワグマは群れを形成しないため弱いクマは生息地から押し出されていく。個体数が増加していくと弱いクマは生き残るために、他のクマがいない場所を目指すしかないのだ。つまり、そこは人の縄張りである。増加率のデータをみると、岐阜県や兵庫県の推定では、毎年15%ほど増えているそうだ。学者はクマが高い繁殖力を取り戻した可能性が高いという。 例えばクマが4,000頭いるなら、毎年600頭づつ増加するという計算になるそうだ。そうすると毎年600頭を駆除するだけでは、数を維持するだけで 減らすことはできないという理屈になる。秋田県の場合は、5年も前の2020年春の時点で 2,800~6,000 (中間値だと 4,400 )頭のクマが生息しているとみられているそうだ。街にクマが現れるのは必然だと思われる。個別の県の話しでもこれだけ多数生息しているのだ、全国的に捕獲や駆除し続けることは、現体制では不可能に思う。大臣が言うような自衛隊に後方支援をさせるのではなく、自衛隊などに野性動物駆除専門の特殊部隊を作らないと もう対処できないだろう。 ジャイアントパンダもクマ科である。もし 人寄せパンダではなく、人喰いパンダが現れて その特殊部隊と対峙したら、初めてパンダが日本に登場した時以上に騒がれるのは間違いない。たぶん怪獣が現れたぐらいの衝撃だろう。悪の秘密結社が密かに人喰いパンダを作り、友好の振りをして人喰いパンダを世界中に送り込み、侵略計画をするというシナリオはいかがだろうか?