舞台にイントロが流れ始めた。初っ端から軽快なギターのソロに、重いバスドラムがアクセントを与える。こいつらのライブに行ったこと思い出すなあ。ただ今回は、ジーマはボーカルとして舞台の真ん中に立っている。
イントロが一気に盛り上がってジーマがスタンドマイクを頼りなげに握り、もう歌い始めるかと思ったそのときだった。
「ちょっ、ストップストップ! ……やっぱムリだよ、オレ歌えない!」
ジーマが後ずさる。音楽は……天使どもがノッてるのか、止める気はないみたいだ。
「あら、歌わないの。歌いたそうなのに」
すぐそこの席で見ていた悪魔の師匠ってやつが、「残念」と退屈そうに伸びをした。舞台のジーマは、いまだ止まる気のない音楽にまごついてるらしかった。
「歌、俺も……」
と、不意に後ろの方の席から、誰かが舞台に向かってフラフラと歩き出した。確か、蛇遣とか呼ばれてたニーチャンか。
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U〇A×3 カラオケ U〇A!
以下、前回同様のがんばるぞ抱負(コピペ)です:
作品完成しない病を克服したいので、創作15分ルーティンをがんばってます。その日に思いついたテーマでランダムに書いて投稿します。
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