No.1175694

あかり

新人さん

歴史家や医療専門家は、トーマス・エジソンがADHD(注意欠如・多動症)だった可能性があると言っている。自分がADHDだと思っている方々は、とても心強く 嬉しい知らせだろう。エジソンは異名を数多く持ち、「発明王」「メンロパークの魔術師」「映画の父」「訴訟王」「努力の人」「非常な努力家」「不屈の人」等と呼ばれたらしい。 エジソンは1879年の10月21日に木綿糸を炭化させたフィラメントを使い40時間の連続点灯に成功したそうだ。だがそれに満足せず、もっと良いフィラメントを作ろうと、6000種類もの炭化させた素材で実験を重ねていき、たまたま研究室にあった 扇子に使用している竹がフィラメントに具合が良いと気がついたそうだ。そこで最適な竹を世界各地から探し1880年に見つけたのが 日本の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)周辺に自生する八幡竹という真竹だったそうだ。八幡竹は耐久性と柔軟性に富み、繊維が太くて丈夫な上に 引き締まっているから 炭にしたときも簡単に焼き切れなくて都合が良いらしい。エジソンは八幡竹をフィラメントに使った電球で 連続点灯時間を1200時間にすることができたという。この竹は節と節の間隔がちょうど良い長さなので、エジソンが理想とする最適のフィラメントになったようだ。1881年頃から製造開始した 八幡竹を用いた白熱電球は大ヒット商品となり、新たなフィラメント素材が1894年に見つかるまで世界中で使われたという。  日本の照明関係3団体(照明学会・一般社団法人日本照明工業会・一般社団法人日本電気協会)は 毎年10月21日を「あかりの日」に制定している。 マダケ(苦竹・真竹)は日本に自生したのか、中国原産なのかがわからないようだ。直径15cm、高さ20mになる大型種で 節には環が2つあり、節間が長くて材質部は薄く、弾力性があるなど優れているので 建築や竹細工に多く利用されているそうである。江戸時代には刀剣の留め具である「目釘(めくぎ)竹」の名品として徳川将軍家に献上されており、強くて質が高いことで有名だったそうだ。 苦竹とも書くように、たけのこは苦く 市場に出回ることは少ないらしい。 黒褐色の斑点がある竹の皮は食料品等の包装によく使われている。 現存する日本最古の物語とされる「竹取物語」の竹は日本に古来からある この真竹だという。かぐや姫が産まれた光輝く竹と同じ竹から、光るフィラメントが生まれたなんてロマンがある。もしかしたら「竹から明かりが生まれることを すでにいにしえの竹取物語が暗示していた」と考えると素敵ではないか。あかりは月よりの使者なのだ。

2025-10-21 12:59:04 投稿 / 978×734ピクセル

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