No.1174364

ウルフハウンド

イリヤー・ヴォルコフとイヴァン・ヴォリフ、二人の「狼」。

以下、前回同様のがんばるぞ抱負(コピペ)です:
作品完成しない病を克服したいので、創作15分ルーティンをがんばってます。その日に思いついたテーマでランダムに書いて投稿します。

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2025-09-26 05:14:10 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:145   閲覧ユーザー数:145

 ヴァーニャも俺も、今までケンカした中で一番ハードな攻防を繰り返して、お互いに消耗が激しかった。二人とも壁に寄りかかって息を荒くしながら、それでも俺より年下のアイツの方が、まだちょっと余裕があるみたいだった。俺が体勢を立て直すより先に、ヴァーニャがまた腕を上げて技を繰り出す構えをとる。これはやべえな。そう思ったとき、小刻みな鈴の音が聞こえて、視界の端を勢いよく飛んでいく黒い影が見えた。

 

「こいつに何かあってもらっては困るんだ!」

「く、黒猫!? おまっ……あ? ちょっ、お前黒猫、お前?」

「ボサッとするな駄犬!」

 

 猫が喋った……だと……? 俺はこんな状況にもかかわらず呆然と立ち尽くした。じゃあやっぱりあのとき、初めてこの黒猫を見かけたあの日、オーリャって変な鳴き声だと思ったのは気のせいじゃなかったのか!

 

「コラ放しやがれ! このっ……!」

「ちいっ!」

 

 ヴァーニャの顔面にしがみついていた黒猫が、抵抗に負けてひらりと軽いジャンプで身を引いた。いけねえ、やっぱりあそこで粘って猫ミーム動画撮っときゃよかったとか、そんなこと考えてる場合じゃなかった。


 
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