No.1173525

【封帝禁域編】序没プロトタイプ

2025-09-10 14:15:05 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:101   閲覧ユーザー数:101

十三帝将の禁域につながる鍵がそろった。

 

「今から十三帝将の所へ乗り込む」

 

 

「……本当に、大丈夫でござるか?

草薙お兄ちゃん……」

 

「天代にはいってある。

戻ってこなかったら、後は頼む」

 

 

「それはできない。

誰もお前の……草薙悠弥の代わりはできない。

私達には……草薙悠弥が必要なんだ」

 

「……草薙悠弥が必要、か」

 

だが……

 

 

―久世様……私の……私達の英雄―

彼女達、帝令は違う。

本当に必要としているのは草薙悠弥ではなく……

 

 

十三帝将十三位。

『最凶』の――

 

「――」

 

迷いを断つように鍵を掲げる。

鍵は意志に応じるように鍵は虚空に扉を描く。

 

「――開け」

 

命じる。

”帝将”の言葉に応えるように鍵が光を放った。

 

虚空に浮かんだ扉光が、鮮明になる。

 

カッ!

 

空気が、世界が、“反転”した。

空が揺れる。地が軋む。

空間が歪み、周囲の建物が“揺らいで”見える。

 

重苦しい圧が空間を満たし、視界に裂け目が走った。

異界へと通じる力。

そして――

 

――目の前に扉が現れた。

扉の先からは、禍々しい力の気配が伝わってくる。

 

「封帝禁域の扉か。

やはり、質が違うな」

 

十三帝の封印領域であり、今はあいつらの領域。

この封印鍵を開く事ができるのは……十三帝だけ。

 

「まだ"帝将"として認識してくれてるみたいだな」

 

上等だ。

 

「……行くか」

 

迷いを払い、一歩進み出る。

後ろで声が響いた。

 

「帰ってくるよな……『草薙』は……」

 

「……あぁ」

 

光の中へ踏み込む――

 

そして……

 

 

~封帝禁域~

封帝帝域に到着する。

 

ここは十三帝将が封印された禁域の一つ――

その中ではマシな部類。

だがあまりにも異様。

 

空間には禍々しい、ド外れた力の理がうずまいてる。

 

その時、通神がはしった。

 

 

「長殿、聞こえるか」

 

「今、着いた所だ。

だが……進行は予想以上だ」

 

「封帝禁域……凄まじいものじゃな……

これで『核』の力を全て解放したとしたら……」

 

「……長殿、本当に行く気か?

今のお主は力を失っておる。

その状態で、十三帝と対峙すれば……」

 

「いくさ。

ここでいかなければ、民は核の脅威にさらされる。」

 

「長殿、しかし――」

 

「大丈夫だ」

 

ナニカの言葉が口に出た。

 

「友達、だからな」


 
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