白巫女「……この地、微かにマナの流れが揺らいでおりますね。
主様……どうか、私に清めの舞を許していただけますか?」
【はい】←
白巫女「……ありがとうございます、主様。
それでは――心を込めて、祈りの舞を捧げさせていただきます」
~白巫女はそっと歩み出る。
草の上を滑るように、白い足取りは音もなく――
ひらりと舞う袖が夏の風に揺れ、
どこか懐かしい涼風が辺りを包む~
木々のざわめきも、虫の声も、すべてが一瞬、息を潜める。
白巫女は、柔らかく両腕を掲げ、
背を反らし、腰をしなやかに揺らす――
その姿は、神に捧げる神聖なる舞。
けれど、どこか人間味を帯びた、
艶やかで儚い、美の極致でもあった。
白巫女「祓え給い、清め給え……
神ながら、守り給え……幸え給え……」
囁くような声は、まるで澄んだ小川のせせらぎ。
その吐息に、夏の光がそっと溶けていく。
ふと、大地が優しく輝き始める。
彼女の舞に応えるように――
穢れは薄霧のように静かに消えていき、
世界は、透きとおるような清らかさを取り戻す。
地が浄化された……
**~巫女は浄化の力を有する~**
~
**祓え給い、清め給え、神ながら守り給え、幸え給え**
身を清め、神の加護を受け、幸せと繁栄を願う言の葉。
詠唱と共に溢れる浄化の理を、白巫女は使う事ができる。
この清い力は同時に妖魔にとって絶好の餌なので、妖魔討伐の際には気を付けなければならい
~
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