「野望のルーツ終盤のボロボロのキリコ機が欲しい！」というのは当時OVAを観たときから思っていたことでした。ユニオンから出ていた1/60ターボカスタムの腕をもいでそれっぽく作ろうとしたりもしてましたが、昔の私に満足な工作など出来るはずもなく…。
時を経てWAVEの1/35ターボカスタムを入手したとき、これは必ず再挑戦しなければいけないと決めていました。

前述の通り使用キットはWAVE製1/35スコープドッグターボカスタム。
右腹部ミサイル、左肩スリング部、背部チェーンなどの改造部品はBlenderでモデリングした3Dプリント品。当初はプラ板工作の予定だったのですが気まぐれにBlenderを使ってみたら想像してたより簡単だったので、これ以降3Dプリントを多用するようになりました。

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アームパンチで歪んだハッチは上下にプラ板を貼って厚みを増した状態からリューターで削って形を作っています。

塗装はガイアノーツのボトムズカラー。
黒とマホガニーのまだら下地の上にシリコンバリアを挟んで剥がしチッピングを試みました。

小さなジオラマベースもこのとき初挑戦。
製作期間中ちょうど渋谷で行われていたボトムズ40周年展を見に行ったため、その影響で私もジオラマ少しやってみようと。ダイソーのフォトフレームに紙粘土を盛って、小石やらコーヒーの粉やらをばらまきました。砂埃はダイソーの綿、プレートは3Dプリント製。
動きをみせるために背部チェーンが跳ねた状態で固定したのがお気に入りのポイントです。

これを製作しながらBlenderの使い方を憶えていってる途中で「この調子で部品を自作できるならアレも作れるのでは…？」と気がついて、スコープドッグを買い足して並行して作ったものが最後の写真。そっちの話はまた今度。