T-2/F-1は日本が初めて開発した超音速機で、三菱重工業製造のT-2高等練習機を発展させたジェット戦闘機だ。日本が戦後初の独自開発した試作機のFS-T2改は、こちらもまた戦後初ともいえるスーパースター長嶋茂雄選手が「わが巨人軍は永久に不滅です」と言って引退した1974年10月14日の翌年、 1975(昭和50)年6月3日に初飛行を行った。その量産型のF１は、1977(昭和52)年6月16日に初飛行を行い、総計77機が製造されたそうだ。長嶋さんは2001年に監督を引退して、巨人軍終身名誉監督に就任している。そして F１の方は06(平成18)年に最後の機体が退役して運用が終了している。くしくも、戦後、国産初のジェット戦闘機が初飛行をした6月3日に、戦後の日本人初のスーパースターといえる長嶋茂雄さんが亡くなった。　んーっ、ただの偶然です。人生はメークドラマ。