No.1168007

【サイバ】騎馬警官(前)【交流】

Dr.Nさん

知駿警部補はイケボ。
ひろみさんも多分そう。

知駿 https://www.tinami.com/view/1167619
星華 https://www.tinami.com/view/1167599

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2025-05-29 20:50:47 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:99   閲覧ユーザー数:96

天空稲荷神社、二の鳥居の前。

 

竹箒で掃除をしているのは、この神社の巫女長の愛。

 

愛「いいお天気ー! そろそろ夏祭りのことを考えないとね」

 

と、そこへ。

 

パカッ、パカッ、パカッ。

 

愛「あら、お馬さんだわ」

 

愛が振り向くと、そこには白馬に乗ったホワイトライオンの女性警察官が。

 

知駿「こんにちは」

愛「こんにちは。その格好、あなた騎馬警官の方かしら?」

知駿「はい、そうです」

愛「あ、もしかして知駿警部補さん?」

知駿「おや、私のことをご存知なのですか?」

愛「ええ。この前、娘が天空ホースクラブでお知り合いになったって、嬉しそうに話してましたわ」

回想シーン。

 

唯『ねえお母さん聞いて聞いて! 今日ね、天空ホースクラブで素敵なお姉さんとお知り合いになったの! 白銀知駿警部補さんという、とってもカッコいいホワイトライオンのお姉さんなの! 雪天署に赴任してきたばかりで、騎馬警官やってらっしゃるんですって!』

知駿「あー、あのキツネの子のお母さんでしたか! 道理で似てらっしゃるわけだw」

愛「ウフフ、皆さんそうおっしゃいますわw それで、今日はパトロールか何かでしょうか?」

知駿「はい、これを」

 

馬から降りた知駿が渡した1枚のチラシ。

<神社荒らし多発注意!!>

 

(防犯カメラに撮影された複数の不審車の写真)

 

最近、天空市内のあちこちの神社で、賽銭箱や社務所の金庫を狙った窃盗事件が多発しております。皆様、くれぐれもご注意下さい。

不審な人物、車両を目撃しましたら、直ちに110番するかお近くの警察署へご連絡下さい。

 

雪天警察署 電話番号──

愛「これは黒のエ□グランダですわね。でも全ての写真でナンバーが読み取れませんわ」

知駿「隠しているのですよ、犯人が。ですから警察としてもなかなかたどり着けないのです」

愛「そうでしたの」

知駿「ということで、神社内をパトロールさせていただきたいのですがよろしいでしょうか?」

愛「もちろんOKですわ。悪い奴がいたらすぐに逮捕して下さい」

知駿「ありがとうございます」

星華「お邪魔しますね」

愛「シャァベッタァァァァァァァ!! でもしゃべるお馬さんなんてこの世界にはたくさんいますから、まあ騒ぐほどでもありませんわねw」

知駿「ハハハハハw では、失礼しますw」

三の鳥居の前。

 

巫女服姿の唯が竹箒で掃除をしている。

 

唯「いいお天気ー! そろそろ夏祭りのことを考えないとね」

 

と、そこへ。

 

パカッ、パカッ、パカッ。

 

知駿「こんにちは唯ちゃん!」

唯「あ、あなたは知駿警部補さん!」

知駿「君もお掃除かい、偉いぞ! 乗馬服も似合うけど、巫女服姿もなかなか素敵だよ」

唯「えへへへへ/////// 警部補、今日は外乗ですか?」

知駿「いや、最近神社荒らしが多発してるのは知ってるかな? 今日はそのパトロールさ」

唯「白馬にまたがってパトロールとかカッコいい! まるで昔話の王子様みたい!」

知駿「ハハハ、そうかい?w お母さんの許可も得て、今から境内をパトロールさせていただこうと思うんだ」

唯「それでしたら、あたしが境内をご案内します!」

知駿「助かるよ」

星華「よろしくねお嬢ちゃん」

唯「シャァベッタァァァァァァァ!! でもしゃべるお馬さんなんてこの世界にはたくさんいるから、まあ騒ぐほどでもないかw」

知駿「ハハハハハw」

境内を一周して帰ってきた唯たち。

 

知駿「なかなか素敵な神社だね。今度プライベートで参拝させてもらうよ」

唯「ありがとうございます!」

星華「でも不審者はいなかったわね」

知駿「まあそれが一番ですよ先輩」

星華「確かにそうねw」

 

愛『きゃあーっ!!』

 

3人「!?」

唯「あれはお母さんの声!!」

星華「行ってみましょう!」

知駿「はいっ!」

唯「どうしたのお母さん!?」

愛「あ、唯。社務所に戻ったら、手提げ金庫を持ち去る男と鉢合わせしてしまって」

知駿「何ですって!? どんな男でしたか!?」

愛「灰色の足の短い太った熊の男でしたわ。駐車場に停めてあった黒のエ□グランダに乗り込んで猛スピードで逃げて行きましたわ」

知駿「黒のエ□グランダ!!」

星華「行くよ知駿!!」

知駿「はい先輩!!」

 

1人と1頭は猛スピードで走って行った。

 

 

=To be continued=

 

 

 


 
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