No.1164677

ハイマン法、足と手をくっつけたロボット

新人さん

売れない画家は貧乏だから、ただ毎日絵を描き続けていた。貧乏ゆえに画材すら買うこともままならないので、いつも短くなった鉛筆と 小さな消しゴムを使ってデッサンをしていたそうだ。消しゴムは使えば使うほど小さくなっていき、その小さな消しゴムを探すのはとても厄介だった。画家の必需品である消しゴムが、部屋の隅に転がっていたり、紙の下に隠れていたり、ゴミとまちがえて捨ててしまっていた。小さくても消しゴムがないと仕事にならないし、貧乏画家には簡単に消しゴムを買う金も無い。だから消しゴムをなくさない方法はないかと真剣に考えたそうだ。そして考えついたのが、鉛筆の頭に小さく切った消しゴムをブリキで巻つけるという方法だったという。1858年3月30日にアメリカ人のハイマン・リップマンという画家によってゴム付鉛筆が発明されたのだ。既にある2つの物をくっつけると言う手法はハイマン法とも言われている。彼はすぐに特許を取得し、ラバーチップ鉛筆製造会社に多額の契約金で特許を売却できたそうだ。その後、ハイヒマン氏は画家としては成功しなかったが大金持ちになったという。このハイマン法という組み合わせるやり方は道具だけではなく、料理にもずいぶんと用いられて僕らの生活は豊かになった。

2025-03-30 14:28:19 投稿 / 978×734ピクセル

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