2月23日は 富士山の日だ。パソコン通信NiftyServe内の「山の展望と地図のフォーラム」が1996(平成4)年1月に、山梨県河口湖町が2001(平成13)年12月に、静岡県が2009(平成21)年12月に制定している。「ふ(2)じ(2)さん(3)」の語呂合せだが、この時期は富士山がよく望めるので、第126代徳仁天皇ご生誕の日に相応しい。1960(昭和35)年2月23日が「祝日法」により令和における国民の祝日となり、国際的には日本の国家の日となった。天皇誕生日となる祝日には慣例として皇居内の宮中にて祝賀の儀・宴会の儀・茶会の儀・一般参賀が執り行われる。また伊勢神宮をはじめとした各地の神道神社では、天皇の御誕生日を祝う天長祭も執り行われる。「風呂敷」を「包み」と読み替えて、「つ（2）つ（2）み（3）」の日でもある。1200年以上の歴史を誇る風呂敷は、日本国民すべてを包み込む天皇陛下を思い起こさせる。包装用具として繰り返し使え、環境保全に役立ちエコな品である。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により正式に認定・登録されている。　赤富士は山中湖村や忍野村、富士吉田市などから見えるという。