No.115108

Tragic - デモンパラサイトリプレイ(2-2)

suzuhaさん

テーブルトークRPG「デモンパラサイト」のリプレイ。
第2章続き。

2009-12-29 11:04:01 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:965   閲覧ユーザー数:953

 

■ 蝿の女王 Ⅰ ■

 

 ――夕刻。栢の店「Le Pur」前。

 セラフィムの人払いのおかげか、付近には誰もいない。

 

 思えば幽霊を探しにここへ来て、彼女と出会ったのだった。

 そして、今は綺麗に整えられた庭で、栢は夕日に照らされて微笑んでいる。

 

 

祐樹: 「…なんかこうして見ると“幽霊屋敷”って言ってたのが嘘みたいだなぁ。」

かや: 「あら、みんな。どうしたの?」

弓美子: 「今晩は、カヤさん」

かや: 「こんばんは、ゆみちゃん」

祐樹: 「あー、ちょっと栢さんの顔が見たくてさ……なんてね」

かや: 「あら、うれしい」

彩香: 「ちょいとお話ししに来たんですよ。つまんない誤解、解いちゃいたいんですよね」チョコバットかじりながら。

祐樹: 出た、チョコバットw

彩香: よし、俺のトレードマークはチョコバットにしようw

GM: 「お話? じゃあ、いまお客さん誰もいないから中に入ろうか? お茶くらい出すわよ」

来栖: 「…………(周囲を警戒中)」

GM: 周囲は静かだ。怪しい気配は無い。

燕 : 「そうですね。上がらせてもらいましょう」

弓美子: 「では、失礼して」と、会釈してから。

 

GM: では、いつかの2階に通しましょう。

弓美子: 2階、応接室ですね

来栖: 『研究していたモノ、カヤと同じ歳のヒトがハエに襲われた……、髙坂真冬はヴィシャス……』考えながら警戒中。

かや: 「で、誤解ってなぁに? わたしが祐樹くんとただならぬ仲とかそういう話?」

弓美子: 「然様でしたか、それは初耳で……」

祐樹: 「あ、いやー……」と、明るく努めようとするけどいろいろ知っているのでみんなと栢さんを交互に見てしまう

かや: 「だいじょうぶよ、それなら誤解だから。……がんばってね!(こぶしぎゅ)」

彩香: 「祐樹、あとで詳しく教えて」

祐樹: 目をそらす俺w

燕 : 「まぁ、コレの人間関係はとりあえず置いといて」

祐樹: コレ呼ばわりされちゃった!!

GM: `)。o(師匠から祐樹も「幼子」なんだろうか……)

燕 : 師弟のままかとw

弓美子: 鞄からヌイグルミ2体を出しておこう。

GM: 「? うちにいた子たちよね。」

燕 : 「このぬいぐるみがウォーコイトの人形となって人を襲うという事件が数件起きたの。それで、人形の仕入れルートを聞きに来たのだけれど」

弓美子: 「残ね……いや、幸運にも、私が購入したヌイグルミからは、その様な現象は出ませんでしたけどね」

彩香: 「あたしのこれも異常なしだよ。あたりまえだけどさっ」買った首くくり人形をぶらぶら。

来栖: 「……しょうまっこと店を開くためにここに来たがかぇ?」(訳:本当に店を開くために、ここに来たのですか)

 

GM: 栢は質問には答えず、橙に染まる窓のそばに立つ。

燕 : ……おやん?

かや: 「そっか……こっちのセラフィムは優秀だねぇ。邪魔してたのは、皆だったんだ。そうじゃないといいと思ってたんだけど。」

燕 : 「あら? あえて疑わずに仕入れルートを聞いたのに、自白するの?」

かや: 「困ったなぁ。ちょっとお仕置きしないと、ダメかな?」

祐樹: 「ご、誤解ですよね。…栢さんは人を傷つけるような人じゃないっすよね!?」

弓美子: 「私達を試していたとは、お人が悪いですわね」

GM: 彼女は隠す気はないのです。

かや: 「……私がこの町に来たのはね。想像以上にくだらない理由よなの。それはね、いじめっこへの仕返し。こんな年になっておかしい?

 でも私、ずっとこうしたかったの。今まではただ、力も度胸もなかっただけ。

 今は違うわ。わたしは好きに生きられる……。そして区切りをつけて先に進むことができる」

彩香: 「じゃ、じゃあ、今まで襲われた人たちって、みんないじめっ子……?」

かや: 「そうよ」

弓美子: 「……確か、燕会長から報告のあった被害者は、主婦……ああ、確かにカヤさんと同世代ですわね」

祐樹: 「ダ、ダメっすよ! 俺たちの力は人を簡単に殺しちゃうんですよ!? それを仕返しの道具に使うって間違ってますよ!!」

かや: 「どうして?」

 

  燕 : 栢が犯人なら後は祐樹に投げようw 師匠としての優しさとしてw

  祐樹: ちょww

  彩香: やさしさww

  弓美子: 師匠ー!

  燕 : いやぁ、祐樹の傷の現場を見てる身としては祐樹自身に解決させるべきかなぁとw

  祐樹: セラフィムに縁が一番強いのは師匠なんだから師匠もなんかしてーー!!w

 

来栖: 「……とと親の持っちょったが共生生物を自らに寄生させたがかぇ? ……復讐のために」

かや: 「ねぇ、あなたたちは共生生物をどこで手に入れたの? 私はいつの間にかで、よく分からないんだけど……もしも、と思うのよ」

 

 栢は悪魔化していく。

 ドーム型の複眼、黒と濃紫に鈍く輝く甲殻、薄く大きな4枚の羽――巨大な蝿のような姿へと変わる。

 

かや: 「あの時だったら面白いなって、ときどき空想するの。そう。

 もし――あの連中に、蛆虫を食わされた時だったらってね!」

祐樹: 「栢さん!! いくら強いからって、それは誰かを守るために使うもんじゃないんですかっ? なんで復讐なんかに使っちゃうんですかっ!!」

彩香: 「でも、でも、だったらそいつら一発ひっぱたいて、がっちり詫び入れさせて、それでいいじゃないですか! なんだったらあたしも手伝いますよ、一緒に殴りますよ! なんだって……ヴィシャスになんか……!」 ぼろぼろ泣くぜ。

 

GM: 画面がハイライトして戦闘に入ります。

来栖: 気配は、ヴィシャス?

GM: ばっちりヴィシャスです。

来栖: エグイ姿、ヴィシャスですネw

弓美子: おおっと、蝿女! イイナ!

燕 : ……それは、面白そうだw

来栖: 相当エグイデス、ソイツラも、そして貴女も……。

GM: ターン開始タイミングの前に、いつの間にか彼女の足元には、一匹のネズミがいて、それもまた悪魔化を行います。

祐樹: モブがががが。

弓美子/ネズミ: 「チュー……ウボァー」

来栖: ウボァーw

祐樹: うぼぁー!!?wwww

来栖: ネズミ……ワタシ足音聞いた?

GM: 裏情報としてはネズミは懐から。(後述※)

 

GM: それでは、[知識:共生生物]or【知力】判定をどうぞ。例によって面倒なので1回で。

彩香: 3+2d6 = 3+[6,6] = 15

弓美子: 流石彩香だ!

彩香: 何でこうも目がいいのかなあw 本番が怖すぎるぜ。

GM: どっちも分かります。栢はウォーコイト5/カラドボルグ3です。

 特殊能力は、「パルスアイ」「パペットマスター」「パペットボム」「マグネティックウォール」「ライトニング」「キーマライトニング」「ブラスター」その他。

 さらに「ダブルムーブ」の魔結晶2個を取り出して飲み込む。他にも切り札を隠し持っているかもしれない。

 

祐樹: パペットボムはやばいな。

来栖: 「……まだ誰も殺めちゃーせんなら、戻れるかもしれんきねよ」

GM: 殺害は止められてますね。怪我人は出ていますけど。

 もう一匹。ウォッキーマウスはウォーコイト3レベル下段ルート。基本セット+「アシッドブレス」「マグネティックムーブ」。

祐樹: こいつもかよ!!

GM: ベースがネズミのため、エナジーに15点のペナルティを負っています。

弓美子: おおっと。

 

来栖: 「貴女に消えない傷を負わせた相手と、ぶっちゅう(同じ)ことをしたら……貴女こそ損をする。くじょきない虫のために、貴女が虫くじゅうて……捕食されることは無い」

かや: 「多分、君たちが正しいのよね。でも私は――止まれないの」

 

■ 蝿の女王 Ⅱ ■

 

◆ターン開始タイミング

弓美子: 悪魔化!

彩香: 《身体強化(フィジカルエクステンド)》で行動値上昇。1d6 = [5] = 5

GM: こちらの行動は栢が《音波視覚(パルスアイ)》。ソナーにより暗闇を無効化し、全達成値に+5。

祐樹: じゃあそれを確認してから俺も変身するぜー「栢さん、戻ってください! 優しかった栢さんに!」

かや: 「祐樹くん……あなたも分かってるでしょう? 力がなければ、痛めつけられるだけなのよ」

弓美子: 「復讐の芽は中々摘めぬもの、なれど恨み晴らしの手段に悪魔寄生体の力を使うとはおこがましいですわね」

 

◆行動値16:彩香

彩香: 通常で生体武器。攻撃で《猛炎撃(フレイムストライク)》。あえて突っ込もう。対象はネズミ。

GM: どうぞ。例によって固定値です。

彩香: そして、前回まで、俺はせっかくの「肉弾攻撃」技能を使わずに能力値で振っていたことが判明w というわけで今回すごいパワーアップだ。

GM: えええw

来栖: マゾですネ。ジャパニーズ、マゾ。

彩香: 10+3d6 = 10+[3,1,1] = 15 *FUMBLE*

燕 : ちょw

来栖: アヤカw

彩香: いかん、反動がきたw 振りなおす。4d6+10 = [6,3,4,2]+10 = 25

GM: しょせんウォーコイトですから避けれません。ダメージどうぞ。

彩香: 3d+13 = [5,4,5]+13 = 27 ん、悪くない。炎ダメージです、これでネズミと接近距離。

「散れーっ!」

GM: 防御タイミングでかやの《磁力壁(マグネティックウォール)》&ねずみ《磁力障壁(マグネティックバリア)》。

彩香: いかん、こいつら固いぞ

GM: ハエの群れが覆う。7点通し。

 

◆行動値14:栢

GM: とりえず様子見かな。通常でパペットつくって攻撃で突撃命令。(ダイスを振って)いとしの祐樹くんに蝿の群れをぶつけます。特殊攻撃で命中27。

祐樹: 3d+6 = [5,1,2]+6 = 14

来栖/偽かや: 「純粋なキミ、好きだったよ……ワタシと違ってきれい。……ゆるせない!」

弓美子: 論理が無茶苦茶になってるw

彩香: こえーよw

祐樹: ふりなおしー。4D+6 = [3,1,6,4]+6 = 20 いや、ここまでにしておこう。行動不能になっちゃったりするとヤバい。

GM: ではダメージ。2d+12 [4,3]+12 = 19 特殊ダメージです。

祐樹: 4点軽減して15点貰い。 @26

 

◆行動値13:来栖

来栖: タイキデス。

 

◆行動値11:燕

燕 : とりあえず、アウター使わないと通らない気がするので通常でアウターワン。

弓美子: ワタクシも待機しておくか……

燕 : んで攻撃で《幻影矢(ミラージュアロー)》。10+3d = 10+[3,2,4] = 19

 振りなおし。10+4d = 10+[3,5,3,6] = 27

燕 : うっし

GM: もらいます。

燕 : ダメージ15+1d = 15+[1] = 16

 ちょ、これは…振りなおすw 15+1d = 15+[5] = 20

 これで。衝動が1.5→3。通らないかなぁ……?

GM: どちらも通ります。かや5点通って、ネズミ11もらって残り40。「ミラージュ」の効果で、ダメージペナルティ-5を受けました。

燕 : 【1段階】【11】変化:利き腕/前脚が2ターン(20秒)かけて悪魔化する。18ターン(3分)持続。変身中なら影響なし(経験値:20)

燕 : 経験点だけもらいw

祐樹: これで幾分か楽になるかしら

 

◆行動値11:祐樹

祐樹: 人形がこの位置にいるのはヤバいよねw

弓美子: よかったよかった

来栖: 今前衛……ひとり?

彩香: 俺が一人突出してる。

来栖: ワタシのバイーク!w これないと近づけナーイ。アヤカ、耐えてクダサイ。

GM: 弓美子さんは前衛だけど接近してないので、実質1トップ。

祐樹: ゆーみんは前衛に出しておきたいから……センパイのバイクはどのタイミングで出てくるんだっけ?

来栖: 次ノターンらしいです。次のターンの開始ですか?

GM: ターン開始で装備していいですよ。

弓美子: 暫くは動けないのよ、私

祐樹: んじゃあっしは…通常行動で後ろに下がろう。GM: 12m部屋だから、次に作る人形突撃は届かないものとして扱います。祐樹くんには。まぁライトニングは届くんだけど

祐樹: んで、自分を回復しよう。2D+8 = [3,2]+8 = 13

 振りなおし。2d+8 = [1,4]+8 = 13

弓美子: オイィ。

祐樹: これで39まで回復して丁度1段階触れるのよ。

【1段階】【6】鈍感:衝動に気付かなかった。なにもおこらない。(0点)

 

◆行動値11:ネズミ

GM: 「パペットマスター」突撃コンボ。来栖先輩。

来栖: あんぎゃー!

 

 ここで陣形確認。

 栢、鼠、彩香<6m>弓美子<3m>来栖、ツバメ、人形A、人形B<3m>祐樹

 

祐樹: こんな感じ?

来栖: 抽象戦闘久々なので、よくわからなかったw

弓美子: そんな感じだねえ。

来栖: 特殊カイヒ?

GM: 特殊です、命中19

来栖: 19デスカ。うーん。キタイチ14……(考える)。ココハあえてガンバリマショウ。

 

 たった15点しかない上に戦闘中は一切回復できない負荷を、豪快に6点(!)溜めての渾身の回避。

 

祐樹: おお。

来栖: カイヒ成功デス。

弓美子: おおっと!

GM: 誤作動どうぞー

来栖: +6でショウドウが13デス【サイボーグ5】【6】緊急駆動:回避機能が向上。次のターンの終了時まであらゆる回避判定に「+5」/30点

弓美子: 早いなw

来栖: イエース!!

祐樹: 加速した!!

彩香: さらに早くw

弓美子: この効果で、バイクの到着時間が、次のターン開始時から、このターン終了時に早まりました

彩香: すごいや!実質変わらないけど!w

祐樹: あんまかわんねぇwww

燕 : あんまり変わってないwwww

来栖: アアソウダ、指笛をフキマショウ。バイクカモーン。吹かなくても、来るノデスケドネ。

祐樹/偽来栖: HAHAHAHAHA!!

 

◆行動値10:弓美子

弓美子: 私、前に出て大丈夫よね?

祐樹: お願いします先生!!

弓美子: 人形は確か、さっき先輩がなんとかしてくれるって言ってたからw

来栖: シマスシマス。

弓美子: 通常で《蒼炎の剣(ブレイズブレイド)》、攻撃でカヤさんの所に移動ー

 

◆行動値0:来栖

来栖: 射撃武器使えないから、通常で3mトオザカリマス。これで射撃武器ツカエルハズ

 

 栢、鼠、彩香、弓美子<9m>ツバメ、人形(栢)、人形(鼠)<3m>来栖、祐樹

 

来栖: 貫通弾で人形攻撃。2D+10 = [4,2]+10 = 16

 タメマ……ショウw 3d+10 = [2,1,3]+10 = 16

 …………。

 コレデ。負荷が14に。

燕 : なんていうか・・・ドンマイ;

GM: ダメージ1で消えるから貫通弾はもったいないですよ?

来栖: 壁ガアルカラ貫けない場合モ。そのために貫通弾。

弓美子: 万が一を考えて、か。

GM: 了解です。しかし16は一歩届かず当たりません。

 

◆2ターン目、ターン開始タイミング

GM: ガラスをやぶってバイクが栢を突き飛ばして来栖先輩のもとへ。

来栖: デハ乗ります

彩香: やっぱり《身体強化》使おう。1D6 = [1] = 1 あんw 行動値が12へ。

【2段階】【6】抑制:衝動を抑え込んだ。なにも起こらない(経験点:0)

来栖: 《過剰起動(オーバーアクセル)》発動。皮膚がヤブケマス。代償として支払うヘイソウは《照準眼》デス。

 選ぶこうかハ、アラユルダメージに+10。ヤルキマンマンデス。

彩香: 「栗栖先輩のあれはまだちょっと慣れないな……」

来栖: これでテキにワタシのことワカッタかもしれない。サイボーグしってれば、ですガw

 

◆行動値14:栢

GM: 通常行動で魔結晶からダブルムーブを使用。攻撃を2回行います。弓美子さんにラブコール。ライトニング2回、命中27。

彩香: 容赦ねえw

GM: 「ミラージュアロー」のダメージ5点ペナルティはまだ有効です。

弓美子: 命中27……流石に無理がたたりますわね。

来栖: 弓美子、1こだけはカイヒしませんと。

 

 連続で飛来する雷撃を、極限まで研ぎ澄まされた集中力で回避する弓美子。

 のべ5回もの振り直しですが……。

 

弓美子: 追加衝動が4個あるからねえw

【3段階】【10】本能:衝動に駆られ、瞬時に変身。次のターン、目の前の動くものを敵味方なく攻撃する(経験値:20)

祐樹: みんなにげてーwww

弓美子: ヒャッハァ。「ふ、フフ、面白い、面白いですわ……!」ゴゴゴゴ

彩香: 「ユミコの目が怖い」

来栖: 「……これガ、セラフィムの共生生物“グラディウス”のチカラ? それとも弓美子自身が」とか英語でいっておきましょうw

 

GM: ◆行動値13:来栖

祐樹: 来た! 先輩来た! これでピンチから脱出できる!

来栖: 「オワラセマス!」通常行動は、ナシ。最終奥義《爆走粉砕》!

GM: 敵全員に当たります。

来栖: 人形と、カヤ2つハネマス。50M移動しつつ、モトの場所ニモドリマスw

燕 : ほぇ~……栢2つ!www

GM: ネズミもひっかけていいですよ。

来栖: ではイキマス。2D+10+5 = [2,5]+10+5 = 22

 あ。奥義ツカッタシ、ここはボウソウシマショウ。機能停止をしたいノデスw

弓美子: ナヌッw

燕 : 停止する気なのかw

来栖: 振りなおしイイデスカ? 1回。

GM: えーと、サイボーグは暴走できないから、停止すると戦闘修正消えますよね?

来栖: ゲ。ソウナノデスカ? あ、それはダメデス。22でトメマス。

GM: とりあえず(ネズミの人形が)当たります。ダメージどうぞ。

来栖: 射撃ダメージ 3D+6+14 = [1,6,5]+6+14 = 32 42点デス。

GM: 小ぶりな蝿のかたまりは散り散りになって消えます。

来栖: 特殊カイヒジャナク、射撃カイヒ得意とは、ワタシ用に対策したのデスカ?w

GM: ネズミが当たって、バリアで9点とめて、残りエナジー7。もう一息。

 残念ながら栢の射撃回避は23でした。

来栖: って、カヤ射撃カイヒ23ッテw

GM: 内訳は幸運4、固定値14、パルスアイ5です。ちなみに特殊回避も23。

 

 ヴィシャスだから高く見えるだけで、決して高すぎるわけではないのですよ? たいていの戦闘型キャラクターは、攻撃系技能中級は取っているはずなので、基本値10+3d、すなわち期待値21。3dで2点差というのは結構避けられますが、1回振り直せば期待値24と逆転します。

 

◆行動値12:彩香

彩香: では、通常なし、攻撃でブランディッシュストライク玉を使うよ。

 

 一回振り直して命中。

 

彩香: おっけー。3d6+8 = [4,3,4]+8 = 19 む、炎ダメージじゃないとこんなものか。

GM: ネズミが-4で撃破。

 

◆行動値11:燕

祐樹: ですにゃ

燕 : 通常なし攻撃《幻影矢》。10+3d = 10+[5,3,6] = 24

GM: 当たります。ダメージどうぞー。

燕 : 8+5+1d = 8+5+[3] = 16

GM: そのままでも壁で15止めて、ダメージペナルティ継続。人形撃破。

燕 : 針に糸通すような点だw

 

◆行動値11:祐樹

祐樹: 通常で2m前進。ダメージ受けてる人って・・・俺のほかに誰かいたっけ?

彩香: 俺無傷~

祐樹: んじゃ《光線(レイ)》でGO! 対象は栢、特殊命中3D+10 = [3,4,2]+10 = 19

 4d+10 = [4,4,4,3]+10 = 25

 もっかい振ろう。回避されてもかまわない、3段階直前にはなっておきたい。

 5d+10 = [6,6,4,1,2]+10 = 29 *CRITICAL*

GM: わお。最大ダメージでください。

弓美子: 愛の力ネ!

祐樹: 12+8で20でしゅ。

【2段階】【8】忍耐:肉体を傷つけて衝動に耐えた。5ダメージ(経験値:10)

GM: 5点通り~。仲良く5点ずつダメージ。

祐樹: 「栢さん! あなたがもう止まれないなら俺たちが止めます。だから……もう少し待っててください!」

 

◆行動値10:弓美子

弓美子: こちらは通常なし、攻撃で最終能力《煉獄の蒼炎(ヴォルカニックブレイズ)》!

 

 2回振り直してきっちりクリティカル。40点肉弾〈火炎〉ダメージ。

 

GM: 蝿がかばっても25点通ります。大分削れてきた。

来栖: ぐ。ワタシも命中クリティカルしたかった。オウギだったのに。やはり悪魔憑きのチカラにはまだ到底サイボーグは及ばない……悟りました。報告しましょうw

祐樹: なんかリアルだなぁ

弓美子: 【4段階】【10】猜疑:味方が急に敵に見える。即座に近くの味方へ1回攻撃し、自動命中となる。いなければ影響なし(経験値:20)

 ニヤ……。

来栖: ユミコのトナリはアヤカ?

彩香: まさしく。

祐樹: 猜疑と嫉妬で5回死んだ俺の苦しみを少しは味わうがいいw

彩香: しらんしらんw

弓美子: 4d+5 = [4,6,6,5]+5 = 26

来栖: 殺意が高すぎますw

弓美子: 「喰らいなさい、あy……カヤさんっ!」

燕 : ちょw

来栖: アヤカ、26肉弾……大丈夫?w

彩香: えっと、肉弾防御を引けばいいんだな。4引いて、22とおし。半分削れたw

燕 : 「ったく、これだから制御しきれない人たちは……」と言ってみるとフラグになるのだろうかw

彩香: 「なにすんの!! チョコバット粉々!」

祐樹: そっちの心配!?

弓美子: 「フゥーハハー!汚物は消毒ですわよー!」 ←猜疑+本能

 

◆3ターン目:ターン開始タイミング

来栖: ぐむ。ターン開始ですか……(悩み中)

彩香: 確か私、このターンに近くの誰かを無差別にぶん殴る衝動結果になったのですが、ん~、では、このタイミングで《身体強化》。四段階にあげて、本能を上書きしよう。

GM: おおー。クレバーだ。

彩香: 1D6 = [6] = 6 行動値が17に。

【4段階】【9】焦燥:焦りから「転倒」する(経験値:20)

彩香: ぎゃあw

弓美子: コケたー!

来栖: こんなに人数いるのに落とせないことはないと思いますが……予備で待機宣言の、《魔種奪取(スナッチ)》を代償に《過剰起動》回避&命中+5使用しましょうか

 これであとちょっとで落ちるってときに役にたつでしょう……。腕じゅうヒビだらけです「…………(腕を押さえる)」

 

◆行動値17:彩香(転倒中)

彩香: ユミコに殴られてダウン!

来栖: 「…………(どんまいっって視線をアヤカに優しくなげかける)」

GM: 通常で起きないと、行動にペナルティがはいります

彩香: むう。当たりにくい俺にそれはきつい。通常で起き上がる。ん~~~攻撃で最終能力を切ろう。

GM: くっ、先に来たか。

彩香: 《憤怒の獄炎(レイジングインフェルノ)》! まずできるだけ削る! あとは頼んだ!

 

 レイジングインフェルノは回避困難かつ、回避しても半分のダメージを与える、非常に決定力の高い攻撃。

 栢は回避できず、獄炎によろめく。

 

彩香: 「栢さん……!」

来栖/ナレーター: 店内の床に、おびただしい数の蝿がじゅうたんのように焼け焦げ、広がった。

 

◆行動値14:栢

GM: 通常で微妙に移動して攻撃で《熱線(ブラスター)》。直線貫通で弓美子・彩香に射撃攻撃。命中25です。ちなみに4d〈火炎〉。

彩香: ぐう、通常で起き上がったのが痛い。炎の鎧つけたかった。

 

 弓美子は振り直して回避。

 

弓美子: ムフフ……。

彩香: 次で五段階だな……もっかい避けよう。5d6+4 = [6,3,4,1,1]+4 = 19 *FUMBLE*

来栖: 「…………(アヤカをとても優しげな視線で見守る)」

GM: 火炎射撃。4D+5-5 = [4,5,6,6]+5-5 = 21

弓美子: うわ、何気に高い!

来栖: アヤカ、最終奥義はつかったのですから、暴走するとコストがなくなってお得かもしれませんよ? 正気枠が1つつぶれますが。

GM: 殺る気。21点素通しですね。

彩香: やった、2点残ったよ!w

弓美子: 危なかった!

彩香: ……ユミコに殴られて無ければ24点残っていたけどね(ゴゴゴゴゴ

 

 そしてこの回避で、二人とも衝動が5段階衝突破。

 

彩香: 【5段階】【3】賛美:敵(複数いる場合はリーダー格)を主と思い込む。主が倒されるかこのターンの終了まで、主の命令を聞く(経験値:30)

「あたしやっぱり、栢さんを信じる! みんな死んで!」

弓美子: 【5段階】【4】拒絶:変身が解除される。変身していなければ影響なし(経験値:20)

 先生!もしかしてワタクシ全裸ですか!

燕 : 弓美ちゃんが一番やヴぁい!w

祐樹: 「ちょwwwwおまwwww」

弓美子: 「ひ……ひ、ひ――キャアアアアアアア!?」胸を剣で隠しつつ。

彩香: 「そこで変身といたやつがいますよ、あいつからやりましょう」

来栖: 「…………(生暖かい目。そして早く救ってあげてくださいと、ユーキを見る)」

 

 もはや何がなんだか。笑。

 

◆行動値13:来栖→待機

◆行動値11:祐樹

祐樹: まぁ、とりあえず通常で師匠に《衝動操作(インパルスコントロール)》。ちゅー。

【3段階】【9】解放:衝動に耐え切れず変身が始まる。3ターン(30秒)かけて変身(変身による衝動の蓄積はなし)。変身中なら影響なし(経験値:10)

 んで《聖なる息吹(セイクリッドブレス)》。

祐樹: 3d+8+8*2 = [3,1,2]+8+8*2 = 30

 ふりなおしー。3D+8+9*2 = [6,3,2]+8+9*2 = 37

来栖: なんと……!

弓美子: 後、《聖なる息吹》って衝動の効果が消えるんだよね!

彩香: おお、たすかったw

祐樹: ですねん。

弓美子: これで全裸も解決!

 しないわよーーーーーーーーー!?

祐樹: 全裸は解決しませんねw

GM: 自分でつっこんだw

彩香: 「あれ、ユミコ、何で裸なの?」

弓美子: 「見ないでーーーーーー!?」

祐樹: 「いいから! いいから変身! 変身!」

 

◆行動値11:燕

燕 : んむぅ……衝動貯めた方がいいのかな? 今更な気もするが。

祐樹: さっき吸っちゃってスマンス。

燕 : いえいえw んじゃま無意味に《嗅覚強化》+《幻影矢》。

 3d+10 = [2,3,5]+10 = 20

 4d+10 = [3,6,3,2]+10 = 24

GM: 24は当たりますね。

燕 : もいっかい……かな。5D+10 = [5,4,3,1,6]+10 = 29

 

 《超常力》を入れてダメージ18発。

 

◆行動値6:弓美子

弓美子: そうか、通常で悪魔化できてしまうのか……悪魔化!

祐樹: なんでちょっと残念そうなんだよw

弓美子: 攻撃で《蒼炎撃(バーストストライク)》! 3d+10+3 = [4,3,2]+10+3 = 22

GM: 「マグネティックウォール」。肉弾だと当たります。

来栖: GMは優しいですね。私なら「それでいいですかぁ?」と悪魔のささやきするのにw

弓美子: コレでゴー。ダメージはー 4d+5 = [1,1,5,3]+5 = 15 ぐう、15点〈火炎〉。

GM: それでいいですかぁ?

祐樹: 早速w

GM: 15は弾くよ。かきん。

彩香: ああーw

弓美子: 「クッ、変身に手間取りましたわ……。まっ、ワタクシの御身が晒されてないだけマシかしら」

来栖: 「…………(女性陣に甘味でも奢りましょうと思い始めている)」

燕 : あたしは来栖の女性陣ってのにツバメが入るのか……入るか、バレてないしw

 あ、そういえば。

 【3段階】【4】発露:力が溢れ出る。次のターンの終了まで、全てのダメージに+5、防御点-5(最低0)される(経験値:20)

 

◆行動値0:来栖

来栖: 通常で動く。で、そのまま攻撃。2d+10+5+5 = 23 ……これで(ガックシ)。

 

 残念ながら同値回避。

 

来栖: ゲタが20あるのに!

 

◆4ターン目:ターン開始タイミング

来栖: では3つめの機構代償は《催眠薬液(ヒュプノリキッド)》で、命中&回避+5。《過剰起動》します……。

 

 GM宣言忘れてますが、栢は《音波視覚》を更新。

 衝動枠が埋まってきた彩香は行動なし。

 

◆行動値14:栢

GM: 前衛に3人きたので切り札2枚目。最後の「ダブルムーブ」の魔結晶を発動。

弓美子: おおっと!

彩香: これはいかんw

来栖: 「……来ましたか!(構える)」

GM: 通常でパペットマスター。人形を生み出し、1回目攻撃行動。《人形爆弾(パペットボム)》。半径5mに特殊で自爆攻撃。命中27。ダメージは基準4dです。

来栖: グ。

GM: ちなみに自分も巻き込むので、防御タイミングで《磁力壁》。

弓美子: 前衛3人かな? 3d+4 = [2,1,3]+4 = 10

 回避10でファイナルアンサー。

来栖: 特殊回避。2D+2+5 = [3,5]+2+5 = 15

彩香: 3d6+2 = [4,5,1]+2 = 12 失敗。

弓美子: ダメージきんしゃい!

来栖: 満身創痍です、覚悟しました。

GM: 実は非常に削られている。特殊13点ダメージ。

彩香: きゅー。

GM: 2回目攻撃行動。祐樹くんに「ライトニング」。特殊で命中27!

祐樹: ああん。3D+6 = [6,2,2]+6 = 16

弓美子: ユーキがシェクシーな声をw

祐樹: 命中。ダメージをください

かや: 「うふふ。もっとよ! もっと!」

 

 特殊13点〈電撃〉ダメージでちょっと削ります。

 

◆行動値13:来栖

来栖: 「……せめてヒトタチ(バイクだけど)!」

 通常なし、バイクで攻撃します。2d+10+5+5 = [3,4]+10+5+5 = 27 これなら!

GM: 《磁力壁》。受け止める

来栖: ではダメージ。3D+6 = [3,6,1]+6 = 16

 

◆行動値11:燕

燕 : 通常なし、攻撃で《幻覚悪夢(ファンタズムナイトメア)》。

 

 振り直してクリティカル。

 

燕 : くり♪

来栖: やったー! 全判定ペナルティ-10!

燕 : 「さぁ、優しい悪夢で考えを改めなさい」

 

◆行動値11:彩香

彩香: 通常無し。攻撃で《高熱溶解(ヒートセキュレーション)》。防護点を下げに行く。

 

 この攻撃で彩香が暴走(オーバーロード)。

 

GM: 当たりますね

彩香: 1d6 = [1] = 1

GM: 防御点1点減少。

弓美子: ノウ!w

彩香: 悔しいので、その辺のテーブル壊しとく。

祐樹: ちょw

来栖: 溶けます。木製なら火事の可能性もw

彩香: 「こっちは簡単に溶けるのにぃー!」

弓美子: 「ちょっと暴走しすぎなんじゃないかしら、彩香……モノに当たるって……」

 

◆行動値11:祐樹

祐樹: 通常で8m移動。何かあった場合に備えて彩香を回復しておこう。

 《治癒光》を彩香に。2D+8 = [2,1]+8 = 11

 ふりなおさない! 次のターンくらいは回避できると信じる!!

【4段階】【3】離脱:その場から逃げ出す。逃げられない場合は、うずくまって動けなくなる。1ターン経過すれば我に帰る(経験値:20)

彩香: 現在エナジー77か

GM: これは……一応逃げれることは逃げれるかな。

祐樹: どう処理すればいいんだろうw

GM: 行動終了なので気持ちだけ逃げる、が正確なところでしょうけど。

祐樹: では、気持ちが逃げていって、ターンの終了時に帰ってくるとかそんな感じだと思えばいいのかな?

 

◆行動値10:弓美子

弓美子: 了解、とはいえこの場で普通に攻撃です。3D+10 = [6,6,5]+10 = 27 *CRITICAL*

 ムフフ……

GM: 強いなこのお嬢様は……。

弓美子: ダメージは、24+5点〈火炎〉

GM: だいぶごっそりえぐった。

弓美子: 「ワタクシに恥をかかせた故、無礼討ちにしてくれますわ!」

 

◆5ターン目:ターン開始タイミング

GM: 彩香さん強化使い放題です。

彩香: わーいw

GM: そして栢が最後の切り札。

彩香: なんかきたw

GM: エナジーを3点消費。複眼が金色に輝く。

 共生武装「ビーストゲイズ」を起動。20m以内の攻撃には、自他ともに回避不能で自動反撃が可能になります。

祐樹: おうふ。

彩香: また厄介なw

弓美子: となると、彼女を倒せば……

GM: ターン開始どうぞー。

弓美子: 共生武装が手に入りますわね!(ぇ-

GM: 倒せたらな!

来栖: え……

来栖: 4つめですか

彩香: 《身体強化》。1d6 = [1] = 1

GM: 起動段階。

来栖: さきほど、ユーキがアヤカ優先で回復させてるのをみて悟りました。私、壁としての役割もなしw

彩香: というか、今回はいろいろとタイミングがw

祐樹: 電力は回復できないの・・・(´・ω・`)

来栖: ああ。そうでしたっけ。

弓美子: うん、AASも同じです。

祐樹: エナジーまで食い込むと回復はできるハズ!!

 

GM: だいぶ悩まされてる燕さんに「ライトニング」。とはいえー10されて命中17の特殊。

燕 : 悩まされてたっけ?w

GM: ものっそペナルティくらってますよ!

燕 : 3+3d = 3+[1,4,5] = 13 んー、いいや。食らって無いし、温存。

GM: ダメージ3D+12 = [6,6,3]+12 = 27

燕 : 残りHP13w

 

◆行動値13:来栖

来栖: 通常で出来るだけ下がります。13の離脱で半分の7サガリマス。

 そして攻撃で。

 で……。

 ハ、

 ハンゲキクルデスヨネーw

GM: ウォールか半激かの択一です。

来栖: いいです。最後にぶっぱなしますよ! 身は24もありますから、なんとかまだ。最後にちょっとくらいは活躍シタイデス。

 というわけで大型拳銃の貫通弾使用。2d+10 = [2,6]+10 = 18

GM: では期待にこたえて《獣の瞳(ビーストゲイズ)》。互いに必中。

来栖: 射撃ダメージ。4D+6 = [6,4,2,3]+6 = 21

GM: 特殊ダメージ。2D = [4,4] = 8

来栖: 特殊防御3引いて5受けます。「マダたってはイラレマス!」

来栖: 電力は残り10

弓美子: なるほど、特殊武器2dではないのね。

GM: 栢は小さく悲鳴を上げます。弾が貫通した。

 

※特殊武器2dではないのね

 特殊武器2dとして、戦闘修正分も上乗せするのが正しいようです。

 ここはルール解釈間違いのまま最後まで進行しました。ルールブック記載は「2dの特殊ダメージを与える」だったので、てっきり乗らないものかと。

 まぁ戦闘の結果には影響がないのですが。《磁力壁》なしのウォーコイトは非常に脆いのです。

 

◆行動値12:彩香

彩香: 通常で《炎の鎧(フレイムメイル)》を展開、攻撃で《猛炎撃》。衝動が気にならないって素敵w

燕 : w

彩香: 10+4d6 = 10+[4,4,4,6] = 28

彩香: みんなも暴走するといいよw

弓美子: 悪魔の囁きが聞こえる。

GM: 「ビーストゲイズ」。ダメージかもーん。

彩香: 8+4d6+5 = 8+[1,2,6,3]+5 = 25

GM: こちらからの特殊ダメージ。2D = [6,4] = 10

 

 鈍い音とともに、甲殻が切り裂かれる。

 悪あがきをしていた栢もついに倒れ伏した。

 

彩香: おお、倒れた。

祐樹: ふぅ。

弓美子: おおーっ!

彩香: じゃあ、周りを火の海にしつつ、ぽてちんと暴走後の副作用で倒れるw

弓美子: 「ちょ、あ、彩香!?」

GM: おつかれさまです。戦闘終了です! クライマックス戦闘だったので、今回はエナジーやらの戦後処理は省略します。

 

 気がつけば、屋敷は燃えており、遠くから消防車のサイレンが聞こえてくる。

 間もなくセラフィムで撤収用に車を回すと、携帯に連絡が入る。

 

燕 : ほむり、電話はあたしが出るんだろうな。

祐樹: 「おいおい、消防車も来たしはやく逃げようぜ」

弓美子: 「……これぞ、悪魔憑き同士の戦いでしたわね。こんな力を一般人に向けて振るおうとした……恥を知って頂きたいですわね」と、倒れてるカヤに、ボソッと。

GM: さて、栢はヴィシャス化こそ比較的最近ですが、共生自体はそこそこ長いので、《魔種吸引》するには影響表を1つ振ることになります。

 吸引しますか? それとも、このままセラフィムの回収に任せますか?

祐樹: ヴィシャスになっちまったから吸引しないわけにもいかないだろうなぁ

弓美子: とりあえず、吸引しちまった方が良くない?

燕 : 「さて……(栢さんを触手で担ぎつつ)逃げますか」

弓美子: まあ吸引するなら、ユーキに任せよう。

GM: ちなみに栢は全裸です。

燕 : 「祐樹、吸っちゃって。目を瞑ったまま」

祐樹: 「しょ、触手で目をふさがないでくださいよ師匠! ちょっとどこに何があるかわからやわらかっ!」

燕 : 柔らかいのは触手です。

彩香: 夢、破れるw

弓美子: 「ええ、撤収致しましょう……あ、このセラフィムジャージを着させるから……よし、目を開けても宜しいですわよ、ユーキ」

来栖: 「…………(全身あちこちひび割れ、機械みたいなのが見えて、放電っぽいのが飛んでいます)」

弓美子: アレの柔らかさの様な触手……。

祐樹: ちくしょーーーう!!w

来栖: 「…………(余裕なし。ちなみにら族らを見る余裕もなし)」というわけで私はみてませんから。

 あ。セラフィム来るなら先に帰らせてもらっても? 枯葉は信用できませんから、修理もすぐしたいですし

燕 : 「来栖さんも一緒に逃げましょう」一応誘っては見る。

彩香: 栢さんサイボーグ化かw

来栖: 「……イイエ。あまりヤクにタテズ、モウシワケナイ、……アトハタノミマス(バイクにのって急いで立ち去る」

弓美子: 「あ、一応外皮隠しにジャージを――」と、ジャージを投げる。

来栖: では着させてもらいましょうか。

弓美子: 背中にはキティちゃんのアップリケが、スカジャン風味に刺繍されている。

燕 : 来栖さんはいっちゃいましたか。

来栖: 同年代の上司の幼馴染に指を指されて笑われてしまうかも。

GM: いつの間にか設定増えてる!?

彩香/上司: 「そ、それはどこで買ったのかね……!?」

来栖: なんか実はお茶目らしいので、大爆笑かもしれませんね。……屈辱w

 アップリケに気づく余裕もなかったので真っ赤になりますw

 

 

 そして栢の《魔種吸引》後遺症チェック。

 

祐樹: ううむ、まぁ運を天に任せて振ろう。2D = [2,1]

GM: 視力を失う、ですね。では、彼女は、最後に朦朧としながら呟きます。

かや: 「悪い夢を見てたみたい。……でも、あれが私なのよね。

 憎くて、憎くて、何もかも壊してしまいたい……。炎のような衝動が」

祐樹: 「大丈夫っすよ栢さん……そんな悪い夢は俺たちが壊しちゃいましたから」

GM: 栢は最後にほのかに微笑んでいるような表情で気を失う。

祐樹: それを見て悔しそうに泣くのをこらえる俺。

 

 

 翌日、夜。市内高級ホテル、スカイラウンジ。

 

GM: 食事をしながら改めて髙坂がお礼をという感じでご招待。

 お呼びしたのは、報酬という扱いではないんですが、その後の話というのもあるのですが、魔結晶なども渡したいという話です。

 来栖先輩はセラフィム系ではありませんが、燕さん経由で「一緒にいた協力者の方も良かったらぜひ」と声をおかけします。

 行く行かないは各位にお任せ。

来栖: 悩みますね。

祐樹: 俺は単純なので出るぜ。

弓美子: ワタクシはどっぷりセラフィムの人間故、正装にて参らせて頂きます。

彩香: ただ飯なら間違いなく行くぜw

来栖: 上司に指示を仰いでみますか。「枯葉を見ておいたほうが?」紅葉を見に行くという意味ではないです、ちなみにw

燕 : ま、セラフィムなら仕方なく行くが。学校内時間ならツバメで行くか。

来栖: 「髙坂枯葉……今のところ得に怪しい動きはみられないのですが……」

幹部?: 「キミの判断に任せた☆ミ」

来栖: 「……(思い出し笑いすんなと、ちょっと怒りながら)では、行ってみましょう」

燕 :空翔って行った方が人らしいか。今度から人=空翔、燕=燕と書こう 下の名前だと読みがツバメで人形態なので分かりにくい。

弓美子: あ、その方が解りやすい。

GM: では全員ですね。

弓美子: そうなってしまったわね。

来栖: 高級チョコレートしか口に入らないんですけどねw

 

GM: なんかちょっと入るのをためらうようなところですが、近くにいくとホテルマンがエスコートしてくれます。なお、夕月グループの系列です。

燕 : w

来栖: 「……この会社名?」

GM: 人のいないフロアの夜景の見えるテーブル。

髙坂: 「まずはお疲れ様。我らが英雄たちに乾杯、だな。(グラスを掲げる)

祐樹: 「……俺、制服で来ちゃったけどいいのかなぁ」

燕 : 「むしろ学生は制服が正装ですよ」

GM: 大丈夫です、話が話なので貸切です。

祐樹: 「ほっ」

弓美子: 「しかも、今回はパーティなどではなく、プライベートの場ですからね」

髙坂: 「彼女はとりあえず病院で大人しくしてくれてる。調査にも協力的だ」

燕 : (髙坂って)冬ちゃん? じゃないな、話し方的に枯葉か。

髙坂: 「それから、君たちに、ありがとう、と伝言がある。何がありがとうなのか僕には分からんがね」

彩香: 「うわー、なんか、あたしなんかいちゃいけない感じだー」

祐樹: 「おれもだーーー!!」

来栖: 「…………(黙って聞いている)」

髙坂: 「彼女は犯行を隠す気がないようにも見えたが……もしかしたら君たちに止めてほしかったのかもしれない。

 いや、現場にいない者が差し出がましいな。忘れてくれ」

来栖: 「(慣れない標準語で)面会デキマスカ?」

髙坂: 「もちろんだ」と言って、病室とかのメモを名刺の裏にでも書いて渡そう。

来栖: 「お見舞いにイキマショウネ」

祐樹: 「おう!」

彩香: 「お土産なんにしようねー?」

弓美子: 「ええ、お伴させて頂きますわ。とりあえずワタクシの方で、万疋屋にてフルーツの盛り合わせを用意しておきますわ」

祐樹: 「それで……栢さんはこれからどうなるんすか?」

髙坂: 「それなんだが。妹――支部長に任せれば、彼女は官憲に引き渡されるだろう。そうすれば、彼女の運にもよるけど、あまり後味のいい結末にはならないかもしれない。分かるかな?」

燕 : 「ま、悪魔事件ですし、死人がいないとはいえ相応の判決が下されますでしょうから」

祐樹: 「ええと、つまり……支部長さんにはあまり相談しないほうがいいってことっすか?」

彩香: 「わ、悪いのはむしろ被害者のほうなんですよ! 栢さんは、悪く……いや、悪いんだろうけど……」

髙坂: 「その通り。悪魔事件では、基本的人権保護法の問題があるからね。「人民・環境に『悪影響を与えない限り』悪魔に憑かれた者の人権を保証」する。

 今回は幸い死亡者は出てないし、マークが早かったから、正式には“悪魔事件”としての受理はまだされていない。

 確かに罪の償いは必要かもしれない。だが、彼女があんなことをしたのも、ヴィシャス化のせいだ。ヴィシャスの衝動は人間には止められない」

弓美子: 「成程……バックヤード次第で、白にも黒にもなりうる可能性があると言うことでしょうか」

髙坂: 「取り返しのつかないことになる前に“悪魔憑き”を保護するのも、セラフィムの仕事だ。対応を任せてくれれば、穏便な処置とフォローは約束しよう」

燕 : 冬ちゃんって固すぎるタイプだっけ?

GM: 倫理観は強いですね。

燕 : ふむ……。

GM: ということで最後の分岐です。髙坂兄の提案に乗って、穏便に解決させますか。それとも支部長(髙坂妹)にすべて報告して、司法にゆだねますか。

彩香: 彩香は穏便派に飛びつくよ。

祐樹: 俺も穏便派で。

来栖: セラフィムではありませんから、口が出せませんね。

弓美子: 弓美子としては、今回は彩香とユーキの思うままが良いと言うルーチンなので、穏便派かな。

 

来栖: そういえば、アヤカたちは私がサイボーグだと知っているんですが、それを髙坂には?

弓美子: 私からは、特に語る必要の無い話はしないですーね。

GM: んー、みんなが話してれば確実ですが、表向きは協力者として扱ってるだけかな。向こうもはっきりとは言わない。

来栖: 所属がアレスということは私は言ってはいないですが、まあサイボーグだと伝わればおのずと所属の予想も、彼ならわかりそうですがね。

GM: では、裏で知ってるかどうかは不明ですが、表面的には、あくまで善意で外部の協力者として振舞ってます。

 

燕 : 「冬さんに報告する義務はあると思うのですが。あの方もマイトならばどこかの誰かさんの熱い説得で円満な解決をしてくれると思いますし」ちらっと祐樹を見ながら。

祐樹: 「?」

燕 : ツバメは栢×祐樹支援派ですがw

祐樹: あ、俺が受けなの?w

弓美子: いやだって、あの会話上……ねえ?

燕 : とりあえず受けかなぁとw リバでもいいけどw

来栖: ツバメ、その言い方はw

GM: ノーマルなカップリングなのにおかしいな用語がw

来栖: ここは無難に「皆サンノ判断ニ」

弓美子: さて、となると穏便派が多数なのかな。

祐樹: 話を大きくする理由もないっすからね。

燕 : まぁ、祐樹が説き伏せることも出来ないようなヘタレなら穏便でかまいませんがw

GM: 冬ちゃんこと真冬支部長を祐樹が熱く説得するという意見も出ていますが。

祐樹: 俺に説得を期待しないでくれw

燕 : えー、せっかくフラグを立ててあげてるのにw 残念。

 

彩香: 説得に流れてもいいよ、彩香は熱く説得するよ! たぶん途中で支離滅裂になるがw

祐樹: 皆、落ち着いて考えて欲しい。祐樹はバカなんだ

彩香: なあに、俺も馬鹿だw

燕 : でも、栢を思う気持ちはあるんだよね?w

祐樹: あるあるw

燕 : 大丈夫! バカでも熱いハートをぶつければいいんだ!

GM: おお、言ったw

弓美子: ワタクシはただただ、ユーキをニヤニヤと見守ってるだけw

祐樹: もうこの時点で誘導に乗っかってる俺に説得は無理だ!!

燕 : 「……祐樹、ココで男にならないと一生モテませんよ。断言できます」

 

来栖: 枯葉が危険だと知っているから、カヤを彼の手にゆだねたくないので無表情を装いながら、不安になってますが、ユーキをみて任せる方向で。

 

 

 

■ エンディング ■

 

 戦闘から数日後の放課後。西日の差し込む病室。

 

 一年生3人と来栖が病室に足を踏み入れると、「だぁれ?」と穏やかな声がかけられる。

 

「あ……ども、祐樹っす」

「御機嫌は如何かしら? ……ほら、彩香も入りなさいな」

 

 栢は目に包帯を巻いて、ベッド脇の椅子に腰掛けたまま、声のほうに顔を向ける。手のひらに奇妙な模様のある燕を乗せている。

 

「まぁ、みんな?」

 

 彼女は一瞬、表情をほころばせるが、いまだ薄れぬ戦闘の記憶に、少し緊張する。

 しかし――

 

「俺はCD持ってきたんすよ!これなら暇しないかなーって」

「カヤ、お加減いかがなが?」

「わ、ワタクシも銀座万疋屋のフルーツを持ってきましたわよっ!」

「……もしかして、お見舞いに来てくれたの……?」

「もしかしてってお見舞いしかないっしょー栢さん」

「クリス殿に誘われましてね、彩香もユーキも着いていくって言いますから」

 

 祐樹、来栖、弓美子の屈託のない言葉に、栢は肩の力を抜いた。

 

かや: 「そう……。ありがとう。わたしのこと、怒ってないの?」

来栖: 「カヤ。ひとつ聞いてえいかね?」

かや: 「(深呼吸ひとつして)もちろんよ」

来栖: 道路で事故があったとき現場でカヤを見たことを話します。そして聞きます。事故を起こしたのは貴女で、全部自身が考えて行ったことですか? と。

かや: 「そうよ。あれは私。何もかもが憎くて、消してしまおうとしたのは……。

 でも不思議ね。いまはもう、そんな気持ちも、あの家と一緒に、燃えてしまったみたい。

 ……ありがとう。それから、ごめんなさい」

来栖: 「……罪は消えやーせん。けんど時間が癒してくれることもあるにかぁーらん」

かや: 「うん、分かってる」

来栖: (髙坂枯葉……人間になれば記憶を変えることくらい……しかし……この発言は本人からでたものの可能性も否定は……。)

弓美子: 「悪魔寄生体は人間の欲望を増幅するもの、仕方ありませんわ。貴女も同じ思いよね、彩香?」

かや: 「ねえ、祐樹くん。」

祐樹: 「あ、はい」

かや: 「君も強い力を持っているのに、どうしてあのとき……(と、他の人もいるのでちょっと言葉を濁す)

祐樹: 「あー……」

燕 : 「…………」よし、栢から離れて祐樹をつっつく。ていていっ。

 でもって弓美子につんとついばんで、彩香と来栖にもつん、とついばんで窓から出る。

弓美子: 「……あ」

来栖: ツバメ、つまり、二人っきりにしようと?w

弓美子: 突かれた際に「そうだ、ちょっと喉が渇いてしまいましたわ。彩香、行くわよ?」

来栖: 「?」ユミコ、引っ張っていってくださ。

GM: うわ、目が見えないのをいいことにオンステージが。

弓美子: 「ええ、もちろんクリス殿も」

来栖: 「ハイ?(スナオについていく)」

弓美子: と、三人で退出。そう、退出する機会をうかがっていたw

燕 : 窓から出る前に一言鳴こう。頑張れって意味を込めて。

祐樹: なんかみんなでハードル上げてる気がしますよっ!?

燕 : アゲテナイアゲテナイ♪

 

祐樹: 「えー…なんかみんなどっかいっちゃいましたね」

かや: 「そう……みたいね。どうしたのかしら?(首かしげ)」

祐樹: 「んー、まぁ、あんま他のやつに聞かせるような話でも無いんでいいんすけど……。

 俺、一旦死に掛けたんすよ。 そんときに助けてもらったのが知り合いの兄ちゃんで……悪魔憑きだったんす」

窓の外の燕 : ぉ、燕の知らないカコバナ。

かや: 「事故か何かで?」

祐樹: 「はい。で、その時に心に決めたんすよ。どんな力だって他人を助けるために使おう、って」

かや: 「……自分のためには、使わない?」

祐樹: 「少なくとも無闇に他人を傷つけたくないってことっす。

 だからあんときの栢さんは 『力がなければ、痛めつけられるだけ』 って言ってましたけど、そこだけはちょっと怒ってるんすよね」

かや: 「…………」黙って続きを待っている。

祐樹: 「栢さんの持ってる力は――あ、もちろん“悪魔憑き”とかじゃなくて。人を傷つけるためにある力じゃないと思うんすよ」

かや: 「わたしに力なんてないわ。」

祐樹: 「いえ!すごいっすよ。バイトしてたときとか結構楽しかったし、お茶もおいしかったし。 だから、栢さんには力の使い方を間違えないでほしかったんすよね……」

かや: 「あんなのは、なんでも……」

祐樹: 「だから俺たちに元気をくれた栢さんのほうが嬉しいんすよ。……あー、なんて言えばいいのかわかんねーけど」

かや: 「元気……か」

祐樹: 「明るくて優しい栢さんでいてほしいっす」

かや: 「お店をやりたかったのは、本当。ずっと夢だったのは、嘘じゃない。

 でも、あそこにいた「栢」が、復讐を計画していたとしてもそう言えるの?」

GM: 感情をしぼりだすように、彼女は笑顔を崩してそう問いかけ、

祐樹: 「はい、もちろんっす」

GM: 間髪入れない断言に、あっけに取られた表情になっていたが、やがて、ぷっと吹き出す。

祐樹: 「だって、今も復讐とか考えてます? それでいいじゃないっすか」

かや: 「そうかな……。そうなのかな。うん。……祐樹くんは、優しいね。」

祐樹: 「ただ我侭なだけかもしれないっすけどね」 と俺も笑う。

かや: 「髙坂さんに言われたわ。“悪魔憑き”は一般社会の法律では裁けない。だから、どう罪を償えるか、自分で考えろって」

祐樹: 「難しいっすね……まぁ、あんま罪悪感に押しつぶされないようにすればいいんじゃないっすかね。暗い栢さんなんて想像したくないし」

かや: 「わたし、どうすればいいかな……?」

GM: と、栢は不安そうに問いかける。ふと気がつくと、話に集中していたせいか、やけに距離が近い。

祐樹: 「……ゆっくり考えていきましょう。なんかあったら俺たちも力になりますし、一人で抱え込まないほうがいいっす」

 

 うん、と、彼女は頼りなげな少女のように頷いて、いつもの微笑を浮かべた。

 祐樹は栢の頭を撫でる。その仕草はそう、あの頃彼自身を助けてくれた「理想のヒーロー」に似ていた。

 

祐樹: 「そうそう、その笑顔があれば大丈夫っす。

 それじゃ、俺はそろそろ行きますんでCDはここに――

 あ……。プレイヤー、明日必ず持ってきます」

かや: 「……うん。待ってる」今度は満面の笑顔で。

祐樹: ではそれに満足して部屋を出ます。「それじゃ、また!」

 

  窓の外の燕 : ……まぁ、明日来るフラグ立てたから及第点かな(ナニ

 

GM: 綺麗にシーンが閉じて、シナリオ上のエンディング。

 

 

 

 栢の洋館は跡形もなく取り壊され、きれいに更地になっています。

 風の噂では、今度アパートが建つそうです。

 そしてまた、騒々しくも平穏な日々が始まります。

 1ヵ月後、祐樹の担任の先生が、産休に入り、今日から別の先生が来ました。

 ビンテージ風の白い服が似合う彼女は、静かに微笑み――

 

 

Tragic / Chapter.2 "No one is innocent. " closed.

 

 

■ Chapter.2 拾遺 ■

 

※祐樹と栢のお忍びデート回想シーン、終了後。

GM: 回想シーンはこんなところで閉じます。モーション・オブ・エモーション、「栢からの[感情]」を決定して取得してください。

祐樹: エンゼルギア!?

来栖: 「モーションオブエモーション」って何ですカ?

祐樹: エンゼルギアというシステム固有の感情システムで、「[対象]からの[感情]」みたいにどう思われてるかを決める事ができるんすよ。

GM: 通じる人がいたw

燕 : 幼子/守りたいような対象 にすれば?

祐樹: それだ! 幼子いい!

弓美子: おおー。

燕 : つまり、祐樹が守られる対象なわけですがw

来栖: Mデスねw

祐樹: 応、明らかにクライマックスで化ける伏線w

GM: 了解です。めもめも。

 

 実は、ラスト戦闘で、ここで決めた感情ワードに触れるか、もしくは、あともうひとつ他の人たち共通の秘密の会話キーワードを使って説得しようとすると、違う展開もありえました。「明らかにクライマックスで化ける伏線」というのは正解だったわけです。

 起こりえたかもしれない、起こらなかった、それはまた別の話。

 

 

※ウォーコイト鼠

 ウォーコイトの《人形使い(パペットマスター)》には2つの制限があります。

 第一に、指示を出して操れるのは、本体から100メートルという距離の制限。

 第二に、原則として一度に作成できる「人形」は一体だけで、破壊されるまで再作成不可という、数の制限。

 これらに関わらず、数日で何人もの相手に「人形」を仕込んだ商品を渡し、襲撃を試みることができたことと、彼女が犯人と確定しきれなかったのは、配下のウォーコイト鼠がいたためなのです。

 という設定のもとに出現した手下。襲撃数からすると、実際のところもう1匹くらいいたのかもしれませんが、そちらは《魔種吸引》された後にでもセラフィムが片付けたのでしょう。

 

 

※栢との戦闘前、あるいはディモスの宿命

来栖: 「……戻れます、貴女ならまだ」悲しそうにバイクに乗る。

GM: 待った、残念ながら、2F室内だ!w

来栖: ………………。

燕 : 中でお茶してたからねぇ。

彩香: 「……ひっぱたいて、目ぇ覚まさせてあげます」

弓美子: よし、みんなで道路まで逃げるかw

GM: 呼ぶなら次ターンで届きます。がしゃーんと。

来栖: 貫通弾使いマス。しくしく(両手で目をおさえてしゃがみこむw

祐樹: ヨシヨシヾ(´・ω・`)

 

 

※ラスト、病室のシーン。燕が退出を促したところ。

部屋の外来栖: あのw 《強化聴覚機構(ブーステッドオーディナリー)》つかってあますことなく聞いていいですか?

祐樹PL: いつからそんな子になったのっ!

部屋の外来栖: PCはカヤの発言の真意をちゃんと聞いてみたいだけw

部屋の外弓美子: ああ、クリスさんには大音量でクラシックでも聴かせておきます。

窓の外の燕 : 燕はこっそり窓の上とかの死角から聞けるんだじぇ。

部屋の外来栖: 「…………!!(もだえます)」

(中略)

部屋の外来栖: ユミコに抗議しています「ミミ壊れマス!」

部屋の外弓美子: 「壊れたら取り替えればいいじゃないの!」

窓の外の燕 : いい話なんだが、男女の関係が進展しないからもやもやしている

GM: そこがね!

祐樹PL: 俺は男女の関係が進展しない事に定評のあるPLなんでw

部屋の外来栖: うそつきがいますw 本当はエロいんですよ、奥様!

祐樹PL: 中の人とPCは別と主張しますw

 

 乗せていいのでしょうかこれ。笑。

 ちなみに、もうひとり栢と仲のよかった彩香嬢のセリフがないのは、残念ながらプレイヤーさまご就寝で不在だったためです。

 

 

 

 

 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
2
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択