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仮面ライダー×真・恋姫†無双 魏編 第3章

BLACKさん

基本的には真・恋姫†無双の魏ルートの話ですが、もしも北郷一刀が仮面ライダーの力を手に入れたらという妄想から生まれました。
そして流れも基本的に原作のままですが、仮面ライダーの力があるためセリフや一刀の態度が違うところや話そのものが大きく違うところも出てきたりします。
そのためそんなの嫌だという方は閲覧をご遠慮願います。
先に言いますが一刀が手に入れる仮面ライダーの力は全部で3つです。今回の話で一部設定がおかしいところが出るかもしれません、気にしないで欲しいと思っています。それではお楽しみください。

2009-12-21 17:31:41 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:7478   閲覧ユーザー数:6296

一刀が華琳に拾われてあと少しで1ヶ月になろうとした時、世は後の世で言う黄巾の乱に見舞われていた。

華琳達は黄巾を巻いた暴徒達を何とか殺さずにしていたが、敵はなかなかの数であり、華琳達が収める陳留以外でも黄巾を巻いた暴徒達が暴れていた。

 

「敵の首領は張角と言うみたいですが、正体は不明です」

「正体不明?」

 

桂花が自分の持つ繋がりで手に入れた情報を華琳に話していた。

 

「捕らえた賊を尋問しても、誰一人として話さなかったとか」

「剣を振り上げれば逃げるクセに、そこだけは口を割らぬのか。何やら君が悪いな」

「ああ、確かに……、しかし黄巾党とはな……」

 

一刀は思わず敵の組織名を口に出してしまう。

 

「知っているのか? 北郷」

「名前だけならな」

「なら、それ以上は言わなくていいわ」

「ウェ?」

 

華琳の答えに一刀は多少の驚きを見せる。

 

「天の国の技術や考えは確かに興味深いし、それを説明させるためにあなたを飼っているわけだけれど……。

歴史そのものは、こちらの世界で完全に再現されているわけではないのでしょう?」

「(俺は飼われてる……ね…)まあ確かに今のところはある程度は再現されてても違うところが多々あるな」

「なら、明確な根拠の無い情報は判断を鈍らせるわ。そんなもの、占い師の予言と変わらない」

「今はそう受け取ってもらって結構だな」

 

一刀は簡単に引き下がった。しかし一刀にはどうも数日前に会った占い師の言葉がどこかで突っかかっていた。

 

「まあ敵を呼ぶにしても名前は必要だわ。黄巾党の名は貰っておきましょう」

 

桂花以外は新規の情報が無いため、華琳は情報収集を第1にと言おうとすると一人の兵士が慌ててやってきた。

 

「会議中失礼いたします!」

「どうした!」

「南西の村で、新たな暴徒が発生したと報告がありました。また黄色い布です!」

 

一刀が華琳達を見ると華琳達の顔つきが変わった。

 

「休む暇も無いわね。さて、情報源が早速現れてくれたわけだけど、今度は誰が言ってくれるかしら?」

「俺が行くよ」

 

華琳の言葉に即座に一刀が反応した。

 

「兄ちゃん、僕が行くよ!」

「季衣は最近働きすぎで休んでないだろ」

「でもボク、ボクの村みたいに困ってる村を、たくさん助けられるようになったんだよ」

「だからと言って季衣が体を壊したら意味は無いぜ。それに殺さない戦いなら俺が一番だろ」

 

確かにその通りである。一刀はブレイドに変身しながらも打ち負かした敵の数は多けれど、今まで殺した敵は現時点では零なのだ。

情報を得るとなると殺さず捕縛することになると一刀が現時点では一番である。

それでも季衣は聞かなかったが、華琳と春蘭の説得でようやく季衣は折れた。

 

「桂花。編成を決めなさい」

「まあ北郷で構いませんわ」

「一刀、情報収集よろしくね」

「了解!」

 

そして一刀はその日の晩に帰ってきて、有力な情報を手に入れて帰ってきた。

 

「それは本当なの?」

「ああ、今日行った村で三人組の女の旅芸人が立ち寄っていたって情報があってな。黄巾党とは関係ない奴を何とか探して聞いてみたら、どうやらその中に張角がいるみたいだ」

「実はさっき季衣にも同じような事を聞いたのだけれど……」

「ウェ!?」

「ボクが見た旅芸人さんも、女の子の三人組でした」

「……決まりか」

 

季衣の情報と一刀の情報と桂花の情報処理により張角の正体が鮮明になっていった。

 

「できれば、張角の目的が知りたいわね」

「歌ってるんなら、本人はただ楽しく歌ってるだけで、周りが勝手に暴れてるだけかもしれんな」

「なに、それ」

「だとしたら余計タチが悪いわ。大陸制覇の野望でも持ってくれていた方が、遠慮なく叩き潰せるのだけれど」

「お前、叩き潰す気かよ」

「夕方、都から軍令が届いたのよ。早急に黄巾の賊徒を平定せよ、とね」

「今頃って……(ナズェミデルンディスってレベルよりひどいな)」

「まあ、これで大手を振って大規模な戦力も動かせるわけだけれど…」

 

そんな時、春蘭が華琳に黄巾党の規模が大きくなったことを報告。自分たちが一歩遅かったと思い、華琳は少しイライラした。

 

「春蘭、兵の準備は終わっているの?」

「申し訳ありません、早くて明日の朝になるかと…」

「恐らく連中は、いくつかの暴徒が集まっているのでしょう。今までのようにいかないわよ」

「集まってるだけじゃなくてか?」

「人が集まるという事は、集まろうとする意志か、集めようとする意志が働いていると見るべきよ。集団同士が合流するなら、なおさらね」

「ふ~む、なんとなくだが大体わかった。そうしようとしてる指揮官みたいなのがいるってことだな」

「そうだ。仮にいなかったとしてもそれだけの能力を持つ奴は、集団に一人二人はいるものだ。そいつは必ず指揮官に祭り上げられる」

「秋蘭の言うとおり、万全の状態であたりたくはあるけど、時間も無いわね。さて、どうするか……」

「とりあえずは俺は行くぜ。殲滅できないにしてもブレイドなら戦力削りはかなりできるからな」

 

帰ってきてさほど時間が経っていない一刀が行こうとするのは華琳は反対しようとする。

 

「あなたね……」

「無理しすぎって言われても俺は行くぞ。季衣に無理してもらう時は無理をさせるって言ったの俺も同じだろ?」

 

確かに一刀の言うことは一理ある。それに一刀は小さい子供の季衣が無理をして季衣よりも大きくある意味では力もある一刀が行かなきゃ男の名が廃る。

 

「仕方ないわね、春蘭。出せる部隊はある?」

「最終確認の部隊がいくつか…」

「なら一刀は先発隊としてそれを率いていきなさい。補佐として秋蘭と季衣も付けるわ」

「秋蘭と季衣が補佐か…」

「二人とも最近無理させすぎてるから、指揮官は任せたくないの。だから頼むわよ」

「俺が指揮官か……」

「ただし撤退の判断は秋蘭に任せるから、一刀と季衣は必ず従うように。すぐに本隊も追い付くわ」

「了解!」

 

 

一刀達は先遣隊として報告のあった黄巾党が襲おうとしてる街に着くも、敵は自分達よりも数が多いため、秋蘭が街の防衛に徹することを決め、

一刀達は街の防衛をしていたが、朝になって黄巾党が本格的に攻めてきたのだ。

 

「秋蘭様! 西側の大通り、三つ目の防柵まで破られました!」

「防柵は後二つか。どのくらい保ちそうだ? 李典」

 

秋蘭が李典なる者に尋ねる。その李典は一刀に竹カゴを無理やり売らせた少女であった。

 

「せやな、応急で作ったもんやし、あと一刻保つかどうかって所やないかな?」

「微妙なところだな、姉者達が間に合えばいいのだが……」

「しかし、夏侯淵様がいなければ、我々だけではここまで耐えることはできませんでした。ありがとうございます」

「それは我々も同じ事、貴公ら義勇軍がいなければ、連中の数に押されて敗走していたところだ」

「でも夏侯淵様達がいた部隊を率いていたお兄さんはどうしたんだろう?」

 

眼鏡を掛けた少女、于禁が一刀がいないことに気づく。

 

「確かに…、北郷の奴どこに……」

「逃げ出したんとちゃうやろな?」

「兄ちゃんが逃げ出すもんか!」

 

季衣が李典の言葉に強く否定する。その間に東側の防壁が破られ、防壁はあと一つになっていた。

 

「あかん。東側の最後の防壁って、材料が足りひんかったからかなり脆いで。すぐに破られてまう!」

(兄ちゃん、こんな時にいったいどこに…?)

 

その少し前に遡り、一刀とはと言うと……。

 

「ウェイ! ウェイ!!」

 

敵により既に攻められている街の中でブレイドに変身しながら、敵と戦っていた。人を殺さないように素手で……。

普通ならこんなのは無謀中の無謀。仮面ライダーの力があるからにしても一刀も人間。疲れてくるのも時間の問題であった。

しかし一刀にはこの状況を打開できるあるものをこの街で見つけたのだが、それを手に入れるには目の前の黄巾党兵が邪魔だったのだ。

 

「早く、早くあれを手に入れないと……」

 

一刀はなんとなくだが防壁がもう持たないことを感じ取っている。ならもう猶予はない。

一刀は戦闘では使おうとしなかったブレイラウザーを取り出し、三枚のラウズカードをブレイラウザーのスラッシュ・リーダーにラウズする。

 

「サンダー」「タックル」「マッハ」 「ライトニングクラッシュ」

 

ラウズカードを力を借り、一刀もといブレイドの体は雷に身を包み、一刀は黄巾党兵達に向かって高速のタックルを与えた。

 

「ウェエエエエエエエエエイ!」

 

黄巾党兵達は一刀の高速タックルは止めたくともできない。高速でタックルをしてるだけでなく電気まで帯びている以上触っただけで体が痺れて動けなくなるのだ。

一刀は高速の電撃タックルをしたまま自分の目的の物の前へとついにたどり着いた。

 

「やった……!」

 

 

秋蘭や楽進達一行は脆いと言われていた東側の防御に向かおうとしていた。

 

「ここが正念場だ、気合を入れていけ!」

 

秋蘭が気合を入れるように言うと同時に攻めてくる黄巾党兵達をものすごい速さで何かの影が近づいてきた。

影は一刀が変身する仮面ライダーブレイド、そしてブレイドは何かに乗っている。

それは仮面ライダーブレイドの専用バイク『ブルースペイダー』であった。

一刀は街に入り、防壁作る中それを見つけるがまさかと思い、見過ごしたのだが、気になって戻ってみたらやはりバイクだと気づき取りに行っていたのだ。

 

「でも何でこれもこの世界にあったんだ?」

 

一刀が疑問に思うのも無理はない。バイクなんてまだまだ先の乗り物。ましてや仮面ライダーのバイクがそのままあるなんて考えられないことである。

 

「だがこれならかなり速く行けるし、威嚇にもなる!」

 

そう言いながら一刀はブルースペイダーのスピードを上げ、黄巾党兵を跳ね飛ばす!

黄巾党兵達は突然のこともあり、すぐさまその場から立ち去って行った。

一刀は逃げる敵兵を見ながら、バイクを降り近くにいる秋蘭達に声をかける。

 

「皆無事か!?」

「兄ちゃんの馬鹿ぁああああ!!」

「ウェ!? ぐわあああああああ!!」

 

季衣の鉄球が思いっきり一刀に直撃し、一刀は少しばかり吹き飛んだ。ブレイドアーマーがなかったら確実に死んでいた。もっとも痛いのは変わらない。

 

「いててて……」

 

一刀が起き上がろうとすると、季衣が泣きながら今度は抱きついてきた。

 

「兄ちゃんの馬鹿! 何でこんな大事な時にいなくなるの!? ボク、心配したんだから…!」

「ごめんな……、こいつを拾ってたんだ」

 

一刀は季衣達にバイクを見せると李典が反応した。

 

「それつい最近、うちが見つけたからくりやないか? うちでも動かせへんかったのに、どうやって動かしとるの?」

「そう言えば、鍵なかったな」

 

一刀は李典に言われて、ブルースペイダーに鍵が付いていないことに気づいた。

いくら自動走行できるからって鍵がないのはバイクとしては普通ではないが、今の一刀にとっては些細なことだった。

 

「まあ俺が仮面ライダーだからってことで…」

「それ理由になったらんとちゃうの?」

 

そんな時、外から銅鑼の音が鳴り響いた。華琳と春蘭達が到着したのだ。

 

「来たか……、じゃあ俺も行こうか!」

 

一刀はブルースペイダーに乗り、華琳達がいるであろう、戦場に向かう。

そして戦場をブルースペイダーで駆ける中、一刀は華琳達と合流した。

 

「北郷!」

「春蘭!」

「秋蘭達は無事か!?」

「ああ、何とか無事だ。すぐに案内したいがとりあえずはこちらを押しのけるのが先だな」

 

春蘭や兵達が敵を斬り、一刀はブルースペイダーで敵兵を跳ね飛ばし、敵兵はちりちりとなり街への道ができ、華琳達は街に入った。

 

「随分被害が大きいようね」

「はっ。しかし彼女らのおかげで、防壁こそ破られましたが、最小限の損害で済みました。街の住人も皆無事です」

「彼女らは?」

 

華琳がそう言うとこの前李典と于禁と一緒に竹カゴを売りに来ていた、楽進が代表して言ってきた。

 

「我らは大梁義勇軍。黄巾党の暴乱に抵抗するため、こうして兵を挙げたのですが……」

 

楽進が言い終わらないうちに李典と于禁、そして春蘭が見たことある顔を見て驚く。

 

「どうしたのよ?」

「華琳、この子は前に変なからくりを置いてた竹カゴの子だよ」

「変なからくりとは失礼やな、すごいからくりの間違いやろ」

「ウゾダドンドコドーン!!」

 

李典の言葉に一刀は思わずオンドゥル語で対抗した。

 

「変なのはそっちのお兄さんやな……」

「でも何であなたがここにいるの?」

 

華琳が李典に説明を求める。

 

「ウチも大梁義勇軍の一員なんよ。そっか…あの時の姉さんが、陳留の州牧さまやったんやね…」

「ところで春蘭も驚いているようだが…」

「姉者も知り合いなのか?」

 

秋蘭の答えに于禁が答えようとする。

 

「そうなの、この前服屋で…むぐぐ」

 

春蘭が于禁の口を塞ぐ。

 

(それは内緒にしておいてくれっ!)

(むぐぐ…んー? よくわかんないけど、内緒にしとけばいいの? わかったの…)

(なるほど、大体わかった)

 

于禁の言いかけた言葉と春蘭の行動で一刀は何があったのかと察しが着いた。

 

「で、その義勇軍は?」

 

華琳が話を戻し、楽進も話を進める。

 

「はい。黄巾の賊がまさかあれだけの規模になるとは思いもせず、こうして夏侯淵様に助けていただいている次第……」

(ウェ? 俺は?)

 

一刀は秋蘭はともかく、自分がいないことにわずかなショックを受ける。

 

「そう。己の実力を見誤ったことはともかくとして…街を守りたいというその心がけは大したものね」

「面目次第もございません」

「とはいえ、あなた達がいなければ、私は大切な将を失うところだったわ。秋蘭と季衣を助けてくれてありがとう」

「はっ!」

「俺は?」

「あなたは命令違反したみたいね」

「ウェ…」

 

命令違反と言うより、一刀は何も言われてないことを利用し、ブルースペイダーを取りに行ったのだ。

 

「まあ結果として秋蘭達を助けることになったから許してあげるけど、今度そんなことしたら承知しないわよ」

「気をつけます……」

 

一刀が華琳に怒られていると季衣が意見を出してきた。

 

「あの、華琳様。凪ちゃん達を華琳様の部下にしてもらえませんか?」

「義勇軍が私の指揮下に入るということ?」

「聞けば、曹操様もこの国の未来を憂いておられるとのこと。一臂の力ではありますが、その大業にぜひ我々の力もお加えくださいますよう…」

「そちらの二人の意見は?」

 

華琳が李典と于禁にも意見を聞く。

 

「ウチもええよ。陳留の州牧様の話は酔う聞いとるし、そのお方が大陸を治めてくれるなら、今よりは平和になるっちゅうことやろ?」

「凪ちゃんと真桜ちゃんが決めたなら、私もそれでいいのー」

「秋蘭、彼女達の能力は?」

「は。一晩ともに戦っておりましたが、皆鍛えればひとかどの将になる器かと」

 

秋蘭の答えに華琳は即決で答えを出し、三人は華琳の元に行くことになり、楽進の真名は凪、李典は真桜、于禁は沙和と言った。

 

「凪、真桜、沙和。そうね…一刀」

「ウェ?」

「さしあたりあなたたち三人は、この男に面倒を見させます。別段の指示がある時を除いては、彼の指揮に従うように」

「おいおい……」

「このお兄さん大丈夫なん? この間もウチのからくり壊してたし、今回は勝手にどっか行ってまうし……」

「まあ勝手には行くのは困るけど、私は結構平気かもー。意外とカッコイイし♪」

「曹操様の命とあらば、従うまでだ」

「華琳、俺にこの三人を任せていいのか?」

 

一刀は指揮能力はそれなりにあると華琳に判断されているが、仮面ライダーの力の関係上連携は必要であれ、基本は一人の方が動きやすいのだが……。

 

「何か問題でも?」

「大ありですっ! なんでこんなのに、部下をお付けになるんですか!」

「ウェ!? 桂花、いたんだ」

 

こうして一刀の元に三人の部下が出来、そのまま敵部隊を追撃し、見事撃退したのであった。

 

 

一刀は城に帰る中、華琳にあるお願いをした。

 

「華琳、少し外れていいか?」

「何かあるの?」

「ちょっとな…」

 

一刀はすべてを語ろうとしない。華琳はその一刀の心を読みあえて聞かなかった。

 

「すぐに戻る?」

「すぐかはわからんが、今日の夜、遅くても明日の朝には必ず戻る」

「そう、ならいいわ」

 

華琳の許可を貰い、一刀はブルースペイダーに乗り、軍の行軍から離れていった。

一刀が離れた理由は一つ、それは黄巾の乱の後に起こる戦いの前の下調べである。

そう董卓がどのような人物であるかを見に行きたかったのだ。

一刀はバイクで荒野を走る中、独り言を言う。

 

「俺の知ってる歴史だと董卓は暴君、倒さなきゃならない相手……だけど…」

 

もしこの世界の董卓が自分の知っているのと違っていたら、自分は戦えるのだろうかっと一刀は多少の迷いがあった。

 

「とにかく居そうな場所を探してみるか」

 

一刀はバイクを飛ばし、董卓を探す。そしてさほど時間がかからないうちに董卓を見つけたが、その董卓は一刀の予想とは違っていた。

董卓が女の子であるだろうことは予想できていたが、とても可憐で幼い少女、とても暴君になるとは思えない様子であった。

 

「この世界はどうなるんだろうな……」

 

一刀は見つからないようにすぐにその場を離れ、華琳の元へ帰っていった。

 

 

おまけ

 

 

作者「どうだったかな? 仮面ライダー×真・恋姫†無双 魏編 第3章」

一刀「まあカードを使う展開があるのは分かってたけどあんな組み合わせってあったか?」

作者「いや、ないよ」

一刀「え!?」

作者「でもあの状況で使うとしたらあの三枚だと思ったからね。だからあの組み合わせと名前はオリジナルで考えた」

一刀「そうだったのか」

作者「他に何か言いたそうだな」

一刀「何でバイクがあるんだ」

作者「無いと後々の話で困るからさ」

一刀「でもガソリンは…」

作者「調べによるとブルースペイダーの動力はガソリンじゃないみたいだぜ」

一刀「でも仮面ライダー剣の本編の時、ガス欠になってなかったけ?」

作者「まあ、そんな気もするけど『細けえことはいいんだよ!』精神でお願いしたい。ちなみに本当はAAを作りたいが俺にはそんな力はない!」

一刀「はっきり言いやがって」

作者「それと第4章も一気に投稿するからね」

一刀「ちょっと待てーーーーーーーー!!」


 
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