No.112976

新たなる外史の道 外伝 華琳内政建て直し編

タナトスさん

恋姫無双の愛紗ルート後の二人が真の世界にやってきたら?
という妄想から生まれた駄文です。
読んでもらえれば幸いです。


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2009-12-18 22:50:56 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:7124   閲覧ユーザー数:5592

私が蒼から帰ってきて1ヶ月が過ぎた。

 

仕事も滞り無く順調だが・・・

 

桂花の負担が半端無い・・・

 

優秀な文官が欲しい・・・

 

今、我が国の切実な問題である・・・

 

 

 

数多く、それこそ天井に届く勢いの巻物を処理しつつ考える・・・

 

あの四人の修行を受けずコレを処理するとなると・・・

 

多分私は発狂していたと思う・・・

 

何故なら・・・そんな巻物の山々がいくつも部屋に置かれている・・・

 

桂花はアヘアへ言いながら泡を吹き、目を回して、筆を超高速で処理している・・・

 

時々、「華琳様の為に~~~~~~~~~~~~~~~~~!!」と目を血走らせ絶叫しながら巻物を処理していた・・・

 

正直怖いわね・・・しかも、やつれてるから余計に怖さを倍増してるわ・・・

 

その机の上には、蒼から輸入した『働くアナタノ味方!! 頑張れ企業戦士!!』と『眠気と戦うアナタに!! 睡眠打破!!』と言う栄養飲料の瓶が数十本転がっていた・・・

 

桂花・・・貴女・・・女を捨てた・・・?

 

秋蘭はというと・・・

 

寡黙に書類を整理している・・・

 

目の下にはクマが浮かび上がり、カナリ疲労していた・・・

 

桂花ほどではないが、『頑張れ企業戦士!!』と『睡眠打破!!』の瓶が数本転がっていた・・・

 

私はコレくらいは大丈夫だ・・・

 

 

・・・もう慣れた・・・

 

 

朝の朝議で私は桂花から報告を聞き、どうにか国の経済の回復は進んでいるみたいだ。

 

「今の所、国力は7から9に回復いたしました・・・ただ・・・全盛期と比べるとやはり経済的に苦しい状況なのは変わりはありません・・・」

 

だそうだ・・・あの不況は我々の経済に対する考えや国のあり方、全ての認識を改めるのに大きな・・・いや、大きすぎる出来事だった・・・

 

「軍備の方はどうなっているの?」

 

私の質問に春蘭が書類を読みながら答える。

 

「はい、今の所、真桜が開発した小銃と大砲を使った訓練を行っています・・・唯・・・兵達がなかなか慣れず暫く訓練は必要です。歩兵部隊と砲兵部隊、騎兵との連携も視野に入れた訓練に移るには、後1ヶ月は必要かと・・・」

 

しかし・・・変われば変わるものだ・・・

 

あの春蘭が書類を作成し、部隊の訓練状況や、連携訓練の予定まで組めるようになるとは・・・

 

 

「騎兵隊の訓練も似た様なもんや。今は、馬上からの射撃や乱戦での訓練に移行しとる・・・華琳の言うように蒼の騎兵は乱戦でも戦え、かつ生き残る技術はカナリのモンや・・・

参考どころか手本になっとる。

しかも、蒼の馬術はウチ等と違うて、乗り続けても疲れが余り感じられん・・・馬の方向転換もカナリ速い・・・

ヨッポド訓練せなああは出来ん・・・蒼は兵自体の質が高すぎるで・・・」

 

そう報告する霞。

 

 

「町の治安も回復傾向にあります。ただ・・・蒼みたいな犯罪件数がゼロに近いのは流石に難しいです・・・やはり、警察機構の創立が急務かと・・・」

 

私達が目指すのは蒼を超える国家だが、流石は蒼、簡単には追いつかせてくれないか・・・

 

楽でない事は解りきってはいたが、余りの遠さに正直嫌味を言いたくなった。

 

『お前等、強すぎ』と・・・

 

 

 

まったく・・・一刀達は反則にも程がある・・・

 

兵の質、量共に最強、それを率いる将達は一騎当千の兵、オマケに文官達は全員が優秀、極めつけがあの四人・・・

 

無敵に近い国家だ・・・領土は兎も角、国民の生活水準、識字率、国家に対する自分の意見をそれぞれが持ち、国に意見し、王たる北郷 一刀もその意見を多く取り入れ、政策に取り入れて、採用している。

教育の高さが、国の経済にも影響し、全てにおいて高い水準で国を支えている。

農民から官僚まで統一した教育、更に高い教育とその幅も広い。

 

更にその強靭な生産能力、工業力、資源の確保能力、開発力、鉄鋼加工技術、巨大な経済と、正に総力戦を戦えるだけの要因が揃っている。

 

その例が小銃や大砲だ。

 

何故なら、あれらは弾薬が無ければ唯の鉄だ。それらを機能させる為には、これ等の要因のほかに、運搬能力や、陸路、海路等の交通網が必要になってくる。

 

蒼軍は道を作りながら進撃してくる。

 

補給路の確保やその護衛には最低一個師団がその任務につく。

 

大部隊の運用は補給部隊こそが生命線と心得ているからこその配備だ。

 

例え補給線の一つを絶てたとしても別にある無数の補給路から補給するし、敵奥深くに潜入する必要があるから一個潰すことが用意でない・・・

 

まったく・・・ツクヅク化物だ・・・あの国は・・・

 

私はそんな事を考えながら、朝議を聞いていた。

 

 

朝議が終わり、暫くして私は将達の訓練を見学していた。

 

勿論、朝、昼の机仕事は済ませた。

 

「いゃ~~~~~~~~~~あ!!」

「はぁ~~~~~~~~~~~あ!!」

 

そんな掛け声と共に激しい金属音が響き渡る。

 

春蘭と霞が激しく訓練で打ち合っていた。

 

「やるな!! 霞!!」

 

「ソッチこそ!! やるやないかい!! 春蘭!!」

 

その脇では季衣と流琉が訓練していた。

 

「今度こそ勝つよ!! 流琉!!」

 

「そうはいかないよ!! 季衣!!」

 

此方も白熱しているようだ。

 

我等が武将達もどうやら頑張っているみたいだ・・・

 

 

町を散策していると凪、真桜、沙和が警備隊の兵士と共に警備に当たっていた。

 

「良いか!? 我等は蒼の警察機構を超える事を目的としている! どんな小さな犯罪も逃すな!」

 

『おう!!』

 

凪の言葉に警備の兵達が勇ましく答える。

 

「凪ちゃん、そんなに気張らなくてもいいの。それじゃあ堅苦しいの」

 

沙和がそう凪に言う。

 

「セヤで~~相変わらず凪は堅いな~」

 

真桜もオチャラケて言う。

 

「お前達は華琳様からこの町の治安を任されていると言う認識が無いに等しい!!」

 

そう言い、二人を説教する凪。

 

どうやらココも大丈夫みたいだ・・・

 

 

 

私は自分の執務室に帰ると本日の政務を終わらせ、夕食を取り、また政務に励む。

 

桂花と秋蘭の書類も手伝い何とか今日の書類は無事完了した。

 

こんな平和な世の中も悪くないそう思える様な1日だった。

 

 

おまけ

 

私は政務の途中ある領収書をみつけた・・・

 

その領収書は蒼のある製薬会社からの領収書だった・・・

 

そこに書かれていた内容とは・・・

 

『医者王!! 華佗監修!! 疲れと言う名の病魔と戦う君達に!! 全員まとめて!!!! 元気になあ~~~~~~~れ~~~~~~~!!!!』

 

と言う栄養飲料100箱と・・・

 

『眠気に負けられないアナタニ!! 最強打破!!!!』

 

と言う栄養飲料100箱・・・

 

それと・・・

 

『医者王!! 華佗監修!! 根性が足らない君達に!! 超絶赤蝮!!!!』

 

と言う栄養飲料100箱の請求書が、私が蒼の銀行で作った口座から引き落とされていた・・・

 

しかも、それをヤラカシタのが魏の武官文官全員だった・・・

 

しかも全員分合わせて合計600箱・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「フフフ・・・あの子達ったら・・・私が修行中の任務で出された報酬を溜めた貯金でこんな物買うなんて・・・

 

お仕置きね~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!」

 

私は微笑みながらそう叫んだ・・・

 

 

その後の彼女達ははと言うと・・・

 

『ゴメンナサイ! ゴメンナサイ! ゴメンナサイ! ゴメンナサイ! ゴメンナサイ! 

もう復讐とか出来心のイタズラなんていたしませんから・・・・・・・

『アレ』だけはヤメテ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!

 

アァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!』

 

と、叫んだそうな・・・

 

 

 

 


 
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