No.1118593

【改装】貴方と再び乱戦を共に1

daltukannyaさん

修正するだけなので投稿は速いペースでするつもりです。
ちなみにPC投稿なのでスマホじゃ見難いかもしれません。

2023-04-16 04:04:30 投稿 / 全29ページ    総閲覧数:773   閲覧ユーザー数:707

~正史と外史の狭間~

 

左慈「はぁはぁはぁっ・・・クソッ!」

 

男は怒りながらも逃走し続けた・・・不本意だが、あの男に会いに行く為に。

 

于吉「もう少しです。頑張ってください!左慈。」

 

左慈「分かっている!」

 

タタタタタタ・・・

 

威瑠亜「逃げられないって。」

 

左慈「威瑠亜!なぜ奴に加担する!」

 

威瑠亜「そんなもん決まってるじゃない・・・管理者を潰し、

 

全ての外史を私達の物にする為よ。」

 

于吉「外史と言うのは、正史の人々が色んな想念で出来た仮想現実・・・

 

その全権力を握る意味はあるのですか?」

 

威瑠亜「分からない?今はビジネスの時代だよ?

 

物語をお金で好きなだけ、弄くれるんだからさ。」

 

左慈「!正史にどんだけ影響出ると思っている!それでも管理者か!」

 

威瑠亜「管理者?左慈・・・アホだろ?犯罪者の分際で?管理者の仕事って楽しい?

 

・・・私だって・・・・・・話は終わりだよ・・・死ね」

 

左慈「させるか!」

 

ドゴーンッ

 

于吉「左慈!」

 

左慈と威瑠亜の互に蹴り合うが、武には威瑠亜には勝てず、左慈はそのまま吹き飛ばされた。

 

左慈「大丈夫だ・・・右足はまだ痺れてるがな・・・」

 

于吉「傀儡で時間を稼ぎます貴方は早く!」

 

左慈「すまない・・・」

 

于吉は傀儡を作ると同時に左慈は走り出す。

 

・・・そして・・・光が強くなる。

 

威瑠亜「しまった!」

 

于吉も隙を見てその光に飛び込んだ。

 

威瑠亜「くっそーーー!!!」

 

威瑠亜は怒りながら武器を地面に叩きつけた。

 

だが、直ぐに落ち着き、次の対策を練る為に戻る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして現代へ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~?????~

 

 

劉福「取り逃がしたか・・・まあ良い・・・正史に行った所で、何も出来まい。」

 

威瑠亜「・・・それでどうするのさ・・・」

 

徐進「今はまだその時ではない・・・と言う事ですよ・・・」

 

劉福「ふむっ・・・そうだな・・・それより・・・卑弥呼や管路には気づかれてはおらんじゃろうな?」

 

徐進「それなら大丈夫ですよ・・・今は他の外史に行ってもらってますし・・・

 

しばらくは戻らないでしょう。」

 

劉福はほっとしながら、ある外史を待つ・・・北郷一刀と言う起点とする外史を・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

詠が長期休暇を取り、現在何処に旅行に行くかの話し合いの最中である。

一刀「で・・・どこか行きたいとこあるか?」

 

詠「僕達は子供達が行きたい所で良いと思うわ。」

月「コクッ」

詠は子供達の意見を尊重し、月もまた頷いた。

恋・心「・・・食べ放題」

一刀「う~ん良いんだけど・・・他にはないか?」

恋・心「「・・・しょぼ~ん(´・ω・`) 」」

月音「じゃあさ・・・温泉に行こうよ!」

月下「私は海に行きたいですっ・・・へぅ~日焼けしながら・・・

お父さんに日焼け止めを塗って貰って・・・手が滑って、

欲情したお父さんはそのまま・・・へぅ~~~~・・・」

バタンッ

月下は鼻血を出しながら倒れ、月に介護されながら休憩中。

月音「yes!(一人脱落!)」

そして月音は何故か、ガッツポーズをしていた。

一刀「詠奈は、月音と一緒で良いのか?」

詠奈「僕は・・・ディズニーシーに行きたいです。」

詠奈は大のディズニーキャラ好きで、実は、まだシーの方には行って無い。

一刀「シーか・・・」

月音「ええ~、おんせ・・・(いや、待てよ・・・ピコーンッ)

あたしも良いと思うよ。」ニヤニヤッ

そして、心も、恋も、賛成する。

一刀「じゃあ・・・ディズニーシーに決定で良いな?」

一同『おお~』

 

月音「(ふふふふ・・・)」

そして、早速荷物の準備をしに行った。

 

恋「・・・一刀・・・バイキングある?」

一刀「そうだな・・・バイキングがあるホテルに泊まるか・・・

殆どはバイキングが多いと思うけどね。」

心「・・・ちち・・・心も」

一刀「はいはいっ」

なでなでっ

一刀は苦笑いしながら心を撫で、恋も撫でろと言わんばかりに、裾を引っ張って来た。

一刀「さぁ2人共、支度してこうな?」

恋・心「「・・・ん」」

準備した一同は車に乗り込み、いざ!目的地へ。

 

 

車内

 

月音「ローレル完凸ローレル完凸!」

 

月音はウマ娘に夢中

 

詠奈「月音!無駄遣いしないで!」

詠奈は(`Д´#)ノ怒る

心「・・・ラーメン・・・」

心は食べ物のパンフを見て(^p^)よだれを垂らしている。

恋「・・・zzzz」

恋は寝ている・・・・

一刀「詠、この道で合ってるよな?」

詠「このまま直進に走って行けば目的地のホテルに着くはずよ。」

詠はナビをしていた。

月「ご主人様、コーヒーです。」

月は缶コーヒーの口を開けて渡した。

一刀「ありがとな。」

 

月下「月音・・・ハシャグノハアトデネ・・・ふふっ」

 

ゴゴゴ・・・

月音「ごめんなさい(´・ω・`)」

月下は黒いオーラで威嚇し、月音を沈めた。・・・

 

 

ホテル

 

一刀「んん~!疲れた~・・・」

ゴキッゴキッ

一刀は背を伸ばしながら荷物を持った。

月「お疲れ様です」

月は自分の飲みかけのお茶を差し出だした。

一刀「ありがとう」

月「へぅ~」

詠「じゃあ、チェックインしてくるわね。」

一刀「ああ、頼む。」

詠は直ぐ様、ホテルのロビーへと入って行った。

一刀「じゃあ!各自荷物を持って、ロビーまで競争だ!」

たたたたた・・・・・

恋「・・・勝つ」

心「・・・心も」

月下「うふふっ・・・月音。」

月音「わっわかってるって・・・持ちますから!

・・・姉だからって・・・ブツブツ・・・」

月音は月下と月の荷物を持った。

月「ふふっ、月音お願いね。」

月音「はいはい・・・」

詠奈「じゃあ僕のも!」

詠奈は月音に向かって放り投げた。

月音「ちょっ!」

ガシッ

詠奈「じゃあ、月お母さん、月下お姉ちゃん、行きましょう!」

詠奈はニコニコしながら、二人の手を引いた。

月下「あらあら。」

月「へぅ~、急ぐと転ぶよ。」

チェックインを済ませ、各自、割り振られた部屋へ荷物置きに行く事に。

 

 

一刀、月の部屋

月「あなた、先シャワー浴びますか?」

一刀「う~ん・・・月と一緒が良いな・・・」

月「・・・はい///」

そして、二人で・・・むふふんっ

事後を終えホテルのバイキングへと足を運んだ。

 

 

レストラン・ラウンジ

一刀「好きなだけ、飲んで食べて良いぞ!

俺達はあっちにいるから月下、4人をよろしくな。」

月下「へぅ~///はい!お父さん。」

約2名は既に食べ荒らしていた。

一刀、詠、月はワインを飲みながら、ご飯を食べていた。

3人「「「乾杯!」」」

月「このワイン美味しいですね・・・」

詠「1789年物らしいわよ。」

月「へぅ~高かったんじゃない?」

詠「まあ、1本10万くらいだし良いんじゃない?今日くらい。」

一刀「そうだぞ、気にしないの。」

月「はい」

 

 

 

 

バイキングコーナー

 

 

厨房

料理人A「早く次の料理を!」

料理人B「はいっ!」

店員A「フルーツがなくなりました!」

料理人C「それなら冷蔵庫だ!早く持って行ってけ!」

店員A「はっはい!」

 

あの2人が来てから急に忙しくなった料理人達と店員達であった・・・

 

 

テーブル

恋「もきゅっもきゅっもきゅっ・・・」

心「もきゅっもきゅっもきゅっ・・・」

恋と心は持って来た料理を数分で食べ尽くしてしまうが・・・バイキングに来ていた人達は、

ほわわ~んとなって料理を次々差し出していた。

 

月音「にひひひっ恋おっかあと、心の食べっぷりみればああなるよね~」

月下「も~う。」

月音「今日くらい良いんでね?」

月下「・・・それもそうね。」

詠奈「わらび餅もあるのね・・・」

自分達の物は最初から確保してあるので、

月下達は気にせず食べるのであった。

 

 

ホテルロビー

恋、心「「・・・・ごち」」

一刀「月下、お疲れ。」

なでなでっ

 

月下「へぅ~」

一刀「じゃあ、明日はお待ちかねのディズニーシーだ!

夜更しするなよ?それと子供達に渡しとくぞ。」

一刀は子供達に2万ずつ渡した。

月音「おっとう!太っ腹!よっ!種馬!」

一刀「よせよ!///・・・・種馬は余計だ!・・・取り上げちゃおうかな~。」

月音「ごめんなさい!m(_ _)m」

詠「種馬なのは本当だしね。」

月音「さすが、詠おっかあだね~」

一刀「没収~」

スッ

月音「本当にごめんなさいm(_ _)m」

一刀「よろしい!じゃあ各自解散!」

 

月「詠ちゃん~お土産見にいこ。」

詠「うんっ行こう。」

二人は手を繋ぎながらお土産コーナーへ。

月音「此処、ゲーセンあるらしいよ!心!いくよ!」

心「・・・ん!」

ドドドドドド・・・・・・・

二人は直ぐにゲームコーナへ。

詠奈「ちょっ走ったら危ないじゃない!」

詠奈は二人を追って行く。

一刀「恋はどこか行かないのか?」

恋「一刀の傍で・・・寝てる」

 

一刀「そうか・・・月下は行かないのか?」

月下「私もお父さんとのんびりしてます。」

一刀「(嬉しい事を!父は泣くぞ!)」

そして、3人は近くのソファで休憩する事に。

 

 

ゲームセンター

月音「むむっ!あれは!ウマ娘のタペストリー!」

月音は両替をすると、直ぐにUFOキャッチャーへ。

心「・・・お菓子」

心もUFOキャッチャーのお菓子を取っていた。

詠奈「来い!来い!」

詠奈はメダルゲームに・・・競馬をやっていた。

月音「よし!200円で取れるとは・・・さすがあたし!全コンプいくぞ!」

 

月音はぽこぽこ取っていく。

心「・・・・・」

 

ドサッ ドサッ ドサッ

女A「凄いわね!あの子」

男A「めっちゃ取ってるし・・・」

店員は既に待機していた・・・

3000円使って、まず、ポッキーのデカイバージョン6個、

パイの実デカ袋 10個

コアラのマーチ デカバージョン 14個

観客、店員からは拍手の嵐。

心「・・・照れる」

袋いっぱいにして、詠奈の元へ

一方・・・月音も乱取り中であった。

月音「よし!コンプ!」

次々に取っていく。

 

まず、ウマ娘全タペストリー全5種類

 

ワンピースフィギュア全6種

 

初音ミクのフィギュア全2種

 

景品用ワイヤレスイヤホン1個

そして、穴突きゲーでSwitch・・・

総金額5000円なり。

 

月音にも観客から拍手の嵐が浴びせられた。

パチパチパチ・・・・・

月音「いやいや・・・ども・・・///」

そして、また物色中・・・お客達も付いて行っていた。

 

 

メダルコーナー

 

不幸体質のせいか・・・当たらない・・・増えない・・・が減らない・・・

詠奈「なんで!僕の計算が間違ってるっていうの!」

詠奈は怒っていたが心が詠奈の元へとやって来た。

心「・・・詠奈姉・・・どうどうっ」

詠奈「そっそうね・・・心、次は何が来ると思う?」

心「・・・連で2、5、11・・・」

詠奈「でも、倍率がかなり高いわよ?」

心「・・・来る」

詠奈「わかったわ・・・信じるわよ。」

そして、全賭け1っ発勝負!に賭けた。

心「b」

詠奈「来たわ!来た!心!大きいのよ!」

ヽ(*´∀`)ノ

心に抱きつき喜んでいた。

心「・・・b」

 

 

ところ変わって、お土産コーナー

詠「ねえ!これ可愛いと思わない?」

月「うん。詠ちゃんに似合いそう。」

月「詠ちゃん~これ、家族用のマグカップだって。」

詠「へぇ~良いわね、全員分買いましょ。」

月「そうだね。」

変わらない2人だった・・・

 

 

ロビーのソファ

 

♪~~~~

一刀の携帯が鳴った。

通話中・・・

一刀「もしもし~」

 

月音「おっとう~助けて~持てないよ~」

一刀「・・・は?」

月音「いやね~景品取り過ぎちゃった・・・てへっ♪(*ノω・*)テヘ」

一刀「・・・・はぁ・・・分かったから待ってろ。」

月音「ラジャー!(`・ω・´)ゞ」

 

ツーツーツー

通話終了

月下「誰からですか?」

一刀「月音からだったよ・・・景品取り過ぎて手伝ってってさ・・・

ったく、無駄遣いするなって言っただろうに・・・」

月下「もう~月音ったら・・・」

恋「・・・zzzzz」

一刀は恋を起こしゲームセンターへと足を運んだ。

 

 

ゲームセンター出入口

 

 

一刀「いくら使ったんだよ・・・まあ、余裕で元は帰ってきてる見たいだけど・・・」

月音はさらに、Switch、PS5、ソフト数個程度取っていた。

心も更にお菓子が増えていた。

詠奈は、心に色々取って貰い満足そうだった。

恋「心・・・いいこいいこ」

心「・・・///」

一刀「じゃあ、半分持つから後は持って来いよ?」

月音「ほほ~い・・・あ!プリクラ取ろうよ!」

一刀「まあ、良いぞ。」

そして、一刀と一人一人撮り、最後は全員で取った。

こうして、一日目は終了した。

 

 

恋、心組

恋・心「「zzzzzzzz」」

お休み中。

 

 

詠、月下組

詠「明日どこから回ろうか。」

月下「私は此処に行きたいです。」

詠と月下はプラン練中

 

 

月音、詠奈組

月音「ジャジャーン!懐かしのPSP!NEXTやろ!」

詠奈「はいはい。」

寝る間を惜しんでPSPで遊んでいた。

月音「あたしストライクねー」

詠奈「やっぱりバランスが良いガンダム一択でしょ」

ゲームに夢中。

 

 

月、一刀組

一刀「・・・・」

 

月「あなた・・・」

 

一刀「おいで・・・月・・・」

月「へぅ~///」

 

月は一刀のベッドへと潜り込んだ。

月「私、凄く幸せです・・・子供も居て、

詠ちゃんも恋ちゃんも居る・・・そして・・・

愛するあなたと居れる・・・幸せ過ぎて怖いです。」

一刀「じゃあさ、これからも支えて欲しいな・・・一生さ。」

月「はいっ///・・・おっきいです///へぅ~」

♂ピコーンッ

一刀「・・・我慢できなくなっちゃった///」

そして・・・夜の営みへ・・・

 

その後一行はディズニーシーを楽しみ帰宅へ

 

 

 

 

家に着き、子供達は満足した様に家に入って行った。

 

そして、皆でお土産を開けたり、はしゃぐ子供達だが、

 

そこに突如懐かしい男達が現れた・・・

 

これが新たな戦乱の予感に一刀は勘づいた。

 

左慈「久しぶりだな・・・北郷・・・」

 

于吉「ご無沙汰しております。」

 

一刀「・・・元気にしてたか?」

 

左慈「・・・ああ」

 

そして沈黙したまま、時間は過ぎて行く。

 

そこへ月音が話しかけた。

 

月音「おっさん達誰?」

 

左慈「おっさn!」

 

于吉「左慈。」

 

左慈「・・・フンッ」

 

于吉「おじちゃん達は、君のパパのお知り合いですよ?」

 

そこへ、月が麦茶を持って現れた。

 

月「家に上がって貰ったら如何でしょうか?」

 

月は笑顔で話す。

 

一刀「そうだな、・・・上がりなよ。」

 

左慈「すまない。」

 

于吉「では、お言葉に甘えて」

 

大広間に案内し、腰を落ち着ける左慈と于吉、そして于吉は一刀に本題を切り出した。

 

于吉「単刀直入に良います、北郷一刀殿・・・貴方に、ある外史に行って頂きたい。」

 

大広間に居るのは、一刀、月、詠、恋、月下、月音、詠奈、心、左慈、于吉になる。

 

そして・・・もう一人現れた。

 

???「ぶるぁぁぁっ」

 

一同『ああ・・・あいつか・・・』

 

最初の方が泣いたり、ぶっ飛ばされたり、警察に電話したりしていたが、

 

今では、もう慣れてしまったらしい。

 

 

 

 

???「どふふっ、久しぶりねん♥二人共♥」

 

左慈「・・・相変わらず気持ち悪いな・・・貂蝉。」

 

貂蝉「そう言う左慈ちゃんだって、変わってないわねん♪」

 

于吉「貂蝉・・・左慈に色目を使うのはやめてください・・・私のですから・・・」

 

ドンッ

 

左慈「触るな!」

 

于吉は左慈に言い寄るが、叩きつけられた・・・

 

貂蝉「私はご主人様一筋よん♪」

 

クネクネクネクネ・・・

 

北郷家一同・・・『うぇぇぇぇぇ~(へぅ~)』

 

詠「相変わらずキモいわね!」

 

詠奈「わね・・・!」

 

貂蝉「ひっひどい!ひどいわ!」

 

一刀「事実だろうが・・・」

 

一同頷いた・・・

 

貂蝉「いっいいわ!どんな鞭でも・・・耐えてみせるわん!」

 

一刀「それより、話を戻すけど・・・どういう事だ?」

 

左慈「貂蝉も居る事だし・・・お前にも聞いて貰うぞ・・・貂蝉。

 

その為に呼んだんだからな。」

 

貂蝉「あら?何かしら?」

 

一刀「じゃあ、頼む。」

 

左慈はありのままの事を話した。

 

劉福達の裏切り、目的、そのキーパーソンである北郷一刀の外史加入、

 

様々に起きた出来事を話していた。

 

一刀「それなら、俺が加入しない方が良いんじゃないか?」

 

貂蝉「ご主人様、左慈ちゃんの話がホントなら・・・不味いわね・・・」

 

貂蝉は難しそうな顔になる。

 

一刀「なんでだ?最初から外史に加入しなければ、良いだけじゃないか?」

 

貂蝉「ご主人様、管理者は外史にも正史にも送る事ができるのよん?

 

例えば、月下ちゃんが捕まったらどうする?」

 

一刀「もちろん助けに行くさ!どんだけ敵が来ようとな!」

 

月下「お父さん///」

 

貂蝉「そうよね・・・そのまま外史に行っちゃうわよねん。」

 

貂蝉の問いに、頭をフル回転させ、そして気づいた。

 

一刀「あ!そういうことか!」

 

詠「僕も分かった。」

 

詠奈「僕も・・・」

 

月音「どういう事?」

 

詠奈「至って簡単よ、お父さんが外史に行かなければ敵は正史に何かするでしょ?

他の外史の悪人が正史で暴れたらどうなると思う?

無論正史の人間を外史に飛ばす事も出来るのよ・・・

結論から言うと、お父さんは外史に行く事になるけど、

行かないを選択すると、正史に被害が及ぶって事よ。

そして今まで襲って来なかったのは時期ね?」

 

于吉「そして正史に介入させる目処が経ったとも報告しておきます」

 

左慈「俺達が来たせいでな・・・クッ」

 

詠奈は分からないであろう、月音、心、恋に説明をした。

 

月、月下は大体分かったみたいだった。

 

詠「・・・で・・・どうするの?一刀。」

 

詠は一刀に質問するが、一刀が一番心配だったのは向こうに行けば、

 

月達が消えないかと・・・だが貂蝉が気づいたのか、疑問を解決してくれた。

 

貂蝉「正史の住人・・・即ち、【人間】として肯定されてるから、

ご主人様と同じ立場よん♥」

 

貂蝉の問いに安心する一刀達一同だった。

 

一刀「って事は、転生した・・・みたいな扱いで良いって事?」

 

貂蝉「流石、ご主人様だわん♪ぶっちゃけそういう事よん♪」

 

さらに一刀は質問していく。

 

一刀「じゃあさ、俺達が今から行く外史では、

俺が消える時、月達も消えるって事・・・

というか、正史に帰れるって事で良いんだな?」

 

貂蝉「そういうことよん♪簡単に言うと天の御使いと同じ扱いよん。」

 

一刀は納得し、その外史に行こうとも考えている。

 

なぜなら、左慈、于吉は、【友】として助けなければと・・・

 

その外史が三国の世界なら尚更その世界を守ろうと・・・

 

そう思った一刀は、月達に言おうとした時。

 

月「あなた・・・いえ、ご主人様・・・行きましょう・・・その外史に。」

 

月がそう言うと次々に返事が返って来る。

 

詠「ちゃんとこっちに戻って来れるなら、良いんじゃない?

コイツらにも恩はあるし、それに・・・僕達を守ってくれるんでしょ?」

 

一刀「もちろん!命に代えて嫁や娘達を守るさ!その為に強くなったんだからな」

 

恋「・・・一刀が行くなら・・・行く」

 

心「・・・行く」

 

詠奈「三国の世界か・・・僕の知識が何処まで通用するのかな・・・

・・・ふっふっふっ・・・」

 

月音「向こうには強い奴いっぱい居そうだね~

(ゲームとスマホとソーラーバッテリー持ってかなきゃ

・・・後お菓子も大人買いしなきゃ)」

 

月下「三国の世界ならお父さんと結ばれても・・・ふふふっ」

 

詠「私達の知ってる、三国の世界じゃないかもしれないわよ?」

 

一刀「・・・行ってみりゃ分かるさそれと、

子供達にプレゼントを贈ろうと思う・・・武器をね。」

 

一刀は何か起きた時の為に準備をしていたのだ。

 

月「では、倉庫から持って来ますね」

 

詠「手伝うわ」

 

しばらくして・・・・・・

 

 

 

 

一刀「まずは・・・月下!」

 

月下「はいっ!」

 

月下の武器は【弓】その名も『月光』月のような形をしているが、

 

弦は特殊合金で出来ていて弾力性もある、普通の矢より長目の矢を使う。

 

ちなみにボウガン式に変え、連射も可能に。

 

+短剣のようにもなってるので、接近戦も可能だが、基本は遠距離用。

 

一刀「次!・・・月音!」

 

月音「はいはい~!」

 

月音は一刀と一緒で【二刀流】名は 『炎鬼』『蒼鬼』加工は一刀と同じで、

 

余は弟刀。赤、青く光る刃は美しいほどに透き通っている。

 

月音「へぇ~・・・これがあたしの・・・」

 

一刀「次!・・・心!」

 

心「・・・コクッ」

 

心の武器は、恋の方天画戟の子戟名を『北天画戟』でこれも特殊合金で出来ている。

 

そして心と月音は庭に出て早速鍛錬をしていた。

 

恋も自分の戟を持って2人相手に鍛錬をし始めた。

 

一刀「次!詠奈!」

 

詠奈「はい!」

 

詠奈には、【扇子】でその名も『青龍子』これも特殊合金製で軽く、

 

武器としても使える。主に隊を指揮する時に使う。

 

一刀「出発は4日後だ!各自準備に取り掛かってくれ・・・しばらくは戻れないと思うから、

こっちの世界から持ってく物は必要最低限の物に限る!

電気は当たり前で通って無いからゲームとかは持ってくな?

まあ・・・トランプ、UNOとかあたりなら良いぞ・・・

邪魔にならず役に立つ物だけ持ってく様に・・・」

 

左慈「俺達はしばらく此処に厄介になるぞ?北郷。」

 

一刀「ああっ 彼らに部屋を。」

 

月「分かりました。」

 

左慈達は部屋へと案内されて行った。

 

一刀「詠も引継ぎよろしくね」

 

詠「ええ!そうと決まれば明日終わらせてくるわ。」

 

一刀「ありがとう・・・ちゅっ」

 

一刀は詠にそっとキスをした。

 

詠「///ばか・・・生きて戻って来るわよ?」

 

一刀「もちろん。」

 

 

 

 

コンコンッ

 

左慈「何だ?」

 

がちゃっ

 

一刀「約束守って貰うぞ」

 

一刀は日本酒を持って来た。

 

一刀「なあ、敵の詳しい情報は無いのか?」

 

于吉「そうですね・・・まずは威瑠亜、彼女は武だけなら呂布以上で未知数です。

次が徐進軍略や人心掌握、幻術、増術に長けた男ですね。

そして全てを仕切る劉福・・・彼は正直分かりません・・・

特に執念や執着が凄いって所ですね。」

 

左慈「良いか?忠告だ・・・家族以外信じるな、常に疑え」

 

一刀「・・・分かった」

 

こうして一刀と左慈于吉は酒を飲みながら仲を深めていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北郷ファミリーが、決意表明し、3日があっという間に過ぎた・・・そして突入前夜・・・

 

 

縁側

 

一刀「・・・明日か・・・」

 

酒を飲みながら、一人で夜空を観ていた時、月がやって来た。

 

月「あなた・・・いよいよ明日ですね。」

 

月は一刀の頭を膝に持っていき、膝の上に載せた。

 

一刀「月・・・生き残れると思うか?」

 

月は優しく微笑み、頭を撫でた。

 

月「大丈夫ですよ・・・あなた・・・ご主人様が一緒だから・・・

私はご主人様が居れば、乗り越えられます・・・どんなに高い壁だろうと・・・

・・・だから・・・だから一緒にがんばりましょうね。」

 

一刀はしみじみ思った・・・俺はこんなに良い奥さんが居る・・・

 

傍で微笑んでくれる大好きな人・・・かけがえのない人達・・・

 

守ってあげたい人達・・・そして絶対に守らなければいけない子供達。

 

一刀「月達は必ず俺が守るから・・・命に代えても・・・」

 

月は変わらぬ顔で微笑んだ。

 

月「はいっ」

 

二人はそのまま夜空を見上げながら正史では残り少ない時を堪能するのであった。

 

 

 

 

 

貂蝉「ご主人様、今から行く外史はかなり特殊なの・・・

おそらく、ご主人様と前の外史の記憶、色々な記憶が渦を巻いてる状態なのよねん。

だからね、多少の融通は聞くわよん♪

今の私達の力でなら、3人まで記憶を蘇らせれるわん♪」

 

貂蝉の問いに一刀はふと思い出す・・・そして・・・

 

一刀「じゃあ、風、星、凛でお願いしたい。

最初の外史で最初から最後まで付き合ってくれた・・・

かけがえの無い友だから。」

 

(この前の外史です、いつかまた簡素ではありますが書こうかと)

 

貂蝉「わかったわん♪それと、向こうでは、前外史に居なかった人達がいるわ・・・

例えば・・・司馬・・・って言えばわかるかしらん」

 

一刀の脳裏に歴史の事が過った・・・司馬家がいるのか・・・

 

仲達・・・かつて魏を乗っ取り、晋と言う大国を作った名軍師だ・・・

 

でも、外史・・・正史とは違った方向になるかもしれない・・・

 

仲間に出来ればなと考えていた。

 

一刀「大体は分かった、ありがとう。」

 

貂蝉「どふふっ私はいつでもご主人様の味方だからん♪」

 

くねくねっ

 

于吉「北郷殿・・・これを。」

 

于吉が渡したのは人型の紙と太平妖術だった。

 

一刀「太平妖術じゃないか!これをどうして・・・」

 

于吉「それは悪の者が使えば世界はその者の手に落ちるでしょう・・・

ですが今回はそれを使わないと倒せない相手なのです。

それを使うのは襲ってくるであろう管理者用に使ってください・・・

それを使えば、管理者といえども殺せます・・・

それと、この紙なんですが、これは式神と言って、念・・・即ち、通信にも使えます。

本人そっくりの人形も作れたり、爆弾とかも作れちゃったりします。

なので、これはピンチになった時にお使いください。

100枚程渡して置きます・・・後使う時は、名前を書きその人の血が必要です。

ちょっと垂らす程度ので良いですよ・・・

ああ、それからこれ1枚で1000人の兵士を作れますので。」

 

一刀「泥人形の?(話長いな・・・)」

 

于吉「ええ・・・それとこれも差し上げましょう・・・必ず必要となるでしょう・・・

貴方にはね・・・」ニヤニヤッ

 

ビンの中には大量のサブレットが入っていた。

 

于吉「これは精力倍増、絶倫間違いなしの、私が調合した薬です。

 

しばらくは保つでしょう。」

 

一刀「ちょっ!・・・まあ、頂いとこう・・・」

 

一刀はそっとポッケにしまった。

 

于吉「私達はしばらく動けませんので、左慈の足が治るまで隠れてますね。」

 

一刀「分かった、冷蔵庫の中の物は勝手に食べてくれ。」

 

そして、一刀達は次元の歪みに向けて出発した。

 

一刀「皆いくぞ!目的は管理者を倒し!再び天下統一を目指す!」

 

『コクッ』

 

一刀「北郷家!出陣!」

 

そして外史へ・・・

 

必ず生きて帰る為に・・・

 

于吉「御武運を。」

 

于吉は左慈の元へ・・・

 

 

 

 

~外史と正史の狭間~

 

月音「うわ~綺麗~」

 

月音は目を輝かせながら周りを見渡していた。

 

貂蝉「その石とかに触ったらだめよん、飛ばされるから♪」

 

月音「わっ分かってるよ~」

 

そして貂蝉は止まった・・・

 

貂蝉「ここよん。」

 

一同が石を覗くと、石の中は汚れていた。

 

月音「うっわ~ドロドロできもっ・・・貂蝉もキモイけど。」

 

貂蝉「ひっひどいわん!うわ~んご主人様~ん(;_;)」

 

ドンッ

 

ドドドドッと言う足音で一刀に抱きつこうとし・・・心にぶっ飛ばされ・・・KO・・・

 

心「・・・貂蝉・・・自重・・・きもい」

 

一刀「漫才はそれくらいで、これに触れれば良いのか?」

 

貂蝉「そうよん♪」

 

・・・立ち直り早いな・・・いつもながら・・・

 

一刀「じゃあ、良いな皆いくぞ。」

 

そして・・・新たな物語の始まりである・・・

 

 

 

 

~???~

 

???「ちょっと梨晏、早くして下さい。」

 

梨晏「ちょっと待って!千登里!」

 

千登里「誰かに先越されたらどうするのです?」

 

梨晏「あの流星が天の御使い一行とは限らないじゃん。」

 

そして彼女達は流星が落ちた場所へと到着した。

 

千登里「ここら辺のはずなんだけど・・・」

 

梨晏「千登里~見つかったの~・・・酒飲みた~い」

 

千登里「後から飲ませてあげますから探してください!」

 

梨晏「はいはい~」

 

千登里「はいは1回!」

 

梨晏「は~い」

 

千登里「・・・はぁ」

 

 

 

 

時はちょっと遡り、無事におち・・・たどり着いた北郷家一行。

 

月音「うわ~・・・なんっにもな~い。」

 

詠奈「それはそうでしょ、此処は三国志の世界なのよ、かなり過去って事なの。」

 

月音「んな事知ってるっつうの。(うっさいメガネだな、全く。)」

 

詠奈「ギロッ」

 

月音「さてと、荷物は何処かな~」

 

一刀「懐かしいな・・・そろそろ奴らが来そうな予感。」

 

そして一同は?マークを出した。

 

チビ「アニキ!女の子の一団がいますぜ。」

 

アニキ「でかしたぞ!チビ」

 

貂蝉「・・・うふっ♪」

 

貂蝉は3人にウィンクを投げ掛ける。

 

アニキ「・・・・」

 

チビ「・・・・」

 

デブ「・・・・」

 

3人「「「ばっ化物!!!!!」」」

 

3人は走る!メロスの様に!走る!

 

貂蝉「だ~れがドブの匂いのする可愛いお化けですってぇ~!」

 

そう言うと・・・貂蝉は走る・・・1人・・・また1人捕まり・・・一同・・・合掌。

 

一刀「さて、此処はどの辺だろう?」

 

詠「近くの邑まで行けば分るわ。」

 

一刀「だな・・・じゃあ近くの邑までいくぞ~」

 

一同『おお~』

 

その時、前から見知らぬ女の子2人が歩いて来た。

 

 

 

 

~???~

 

千登里「もしかして、あなたが天の御使い様ですか?」

 

一刀「・・・なぜそう思うのかな。」

 

千登里「その光る服に見慣れない服を着た一行・・・管路の言った通りですね。」

 

一刀は月達の方を見たが・・・

 

一刀「・・・あれ?月、詠、恋・・・若返ってない?今でも可愛いけど・・・」

 

そして、月、詠、恋はお互いを見た。

 

月「ご主人様も若返ってます・・・」

 

一刀「言われてみれば体がすこぶる軽い感じがあるな。」

 

月音「おお!更にイケメンに!」

 

一刀「・・・まあ、気にしないでおこうよ。」

 

詠「そっそうね。」

 

恋「コクッ」

 

そして一刀は女の子に質問をした。

 

一刀「此処って何処ら辺?」

 

千登里「ここは冀州の平原郡の外れに位置する場所ですね・・・

ああ、申し遅れました・・・私は司馬 名は懿 字は仲達と申します。」

 

一同『司馬懿!!!』

 

司馬懿「えっ?」

 

梨晏「ねえ千登里・・・この人達が天の御使い?」

 

司馬懿「そうよ、私の目に狂いはないわ。」

 

梨晏「ふ~んっ」

 

梨晏は一刀をまじまじと見回した。

 

梨晏「君・・・強いよね?」

 

梨晏は一刀が強者だと気づいた。

 

一刀「そう言う貴方もできますね。」

 

梨晏「武の心得はあるつもりだよ?

・・・一手打ち合わない?」

 

もう一人の女性は一刀に対して一騎打ちの申し込みをした。

 

一刀「・・・良いですよ。」

 

そして二人は武器えを構える。

 

梨晏「ああ、忘れるところだった・・・私は太 名は史慈 字は子義だよ。」

 

一刀「じゃあ俺も・・・北郷 字は一刀だ」

 

梨晏「ならば・・・純情に・・・勝負!!」

 

ブォンブォンブォンッ

 

スカッスカッスカッ

 

一刀「ふむっ筋はなかなか良いな・・・でも、力任せじゃだめだよ。」

 

一刀は華麗なステップを踏み太史慈の攻撃を避けていく。

 

サシュシュシュッ

 

カキンカキンカキンッ

 

梨晏「くぅ!」

 

一刀「・・・じゃあそろそろ終わらせるな?」

 

スッ

 

梨晏「何!どこ!」

 

一刀「ここだよ。」

 

太史慈が振り向く暇も無く、獲物は勢い良く地面に叩きつけられた。

 

ドゴンッ

 

梨晏「私の負けか・・・まさか一撃で獲物を落とされるとは・・・」

 

一刀「いや、確かに貴方は強い・・・けど使い方を間違えてるだけだよ。」

 

一刀は指摘し、太史慈もそれを受け入れる。

 

梨晏「ふむ、なるほどね・・・気に入ったよ!あなたに私の真名預けるよ」

 

一刀「今は戦力も欲しいし・・・ありがたく受け取るよ。」

 

梨晏「私の真名は梨晏、あなたを主と認めるよ。」

 

梨晏は臣下の礼を取り、そして司馬懿も臣下の礼を取った。

 

千登里「私の真名は千登里と申します、私も貴方に忠義を誓います。」

 

一刀「ありがとう・・・俺に何ができるか分からないけど、

天下統一しなければならない・・・険しい道になるが力を貸してくれ。」ニコッ

 

千登里「////はっ!///」

 

梨晏「(えへへっ惚れちゃったかも)」

 

詠「一刀・・・そろそろ良い?」

 

一刀「ああ、悪い・・・じゃあ次はこちらから紹介させて貰うね。」

 

月「では、私から・・・私は北郷 字は月です、真名はありません。」

 

詠「手っ取り早く言うわね、北郷詠ちなみに此処に居る全員は一刀の嫁と娘だから。」

 

恋「恋は恋・・・よろしく」

 

月下「私は月下、月お母さんの娘で長女です・・・よろしくおねがいします。」

 

ペコリッ

 

月音「もぐもぐもぐ・・・」

 

パリッパリッ

 

月音はのほほんとスナック菓子を食べていたが・・・

 

月下「ギロッ」

 

月音「うぐっ・・・ゴクッ・・・あはは^^;

じゃあ改めて、あたしは月音・・・めんどいから呼び捨てで良いよ。」

 

詠奈「僕は詠奈って言うの、詠お母さんの娘で三女よ。

 

千登里とは仲良くなれそうね、よろしく。」

 

心「心は心・・・母は恋・・・よろしく」

 

一刀「全員の自己紹介が終わった所で、次の行動に移ろう。

時間は惜しいし・・・千登里、これからどう動いたら良い?

俺達は早急に拠点を確保しなければ行けないんだ。」

 

千登里「近くですと、鄴郡と言う街があります。

そこは高い税を取り、民達に強制労働させ、

逆らう者や税が払えないものは厳罰に処せられ、

娘、妻が居る場合は兵達の慰み者にされると言う話です。」

 

一刀「・・・」ピキッ

 

一刀は殺気を出している・・・娘、妻達は気づいていた・・・夫(父親)が怒っている事を。

 

そして一刀は口を開いた。

 

一刀「今は漢王朝の時代で良いよね?」

 

千登里に話しかけ、そして頷く・・・一刀は決断する事に。

 

一刀「奪うぞ」

 

既に一刀の怒りは・・・続く・・・

 

 

 

 


 
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