No.111012

Sky Fantasia(スカイ・ファンタジア)二巻の1

第二作目、前よりも少しは読みやすくなってんじゃないかと思います。小学生のとき、RPGツクールで考えたシナリオを、現在の自分が、小説に直して書いています。
読み終わった際、コメントくれると今後の参考になってうれしいです。

2009-12-07 14:38:46 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:658   閲覧ユーザー数:641

プロローグ

 

 

空は暗く、凍てつくような雨が体を打ちつける。

「ハァ……ハァ……ハァ……」

少女は必死に走っている。

 雑木林の中を懸命に。

 足元の枝や石が落ちており、時より、それに足をとられそうになるが、懸命に走る。

 後ろからは数人の大人が追ってきていた。

 その中の一人が発砲した。

銃弾は、少女の足元で土が跳ね、足をとられ、転んでしまった。

「まったく。手こずらせやがって……」

兵士は愚痴りながら、ゆっくりと、少女に近づいてきた。

少女は急いで立とうとするが、恐怖と疲労で足に力が入らず、立つことができない。

(動け……動け……)

少女は必死に自分に言い聞かせる。

だが、足はいうことをきいてくれない。

 すぐ後ろには、足音が近づいてきた。

 捕まる。

少女はあきらめて目を瞑った。

 その瞬間、雨の音に混じって、小さな叫び声と、何かが倒れる音が聞こえた。

少女は恐る恐る振り返った。

目に入ったのは、少女が良く知る青年の背中だった。

 その青年は少女の方へ振り返ると、

「大丈夫か? ここじゃあ、まだ危険だ。もう少し離れるぞ」

青年は「立てるか?」と手を差し出した。

少女はその手をとり、立ち上がる。

 二人はすぐに走り出す。

 後ろからは警報が鳴り響いている。

 行く当てなどない。

 だが、今は必死に逃げるしかなかった。

一章  錬金術師

 

 

四月が終わり、サクラの木も葉桜に変わり始めたころ。

この世界《グラズヘイム》も春が終わろうとしていた。

この世界で生活している少年、リョウは、学園と道場の訓練に明け暮れた毎日を送っていた。

今日はゴールデンウィークの最終日。

リョウと居候している家の娘、リリは今、自分たちが住む都市《ミズガルズ》南地区の街で、買い物をしていた。

だが、二人は今、物陰に隠れ、影から様子を覗いていた。

なぜ隠れているかは、たまたま起きた不幸からだった……

 

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昼ご飯を食べ終え、ゴールデンウィークで学園は休み。そして、道場も今日はサクヤの用事で休み。

なので、リョウは今日一日ゆっくりとしようと、今、腹も満腹になり部屋で気持ちよく昼寝をしていた。

だが、そのまったりとした時間が、終わる音が鳴る。

それは、ドアをノックする音だ。

「リョウ君。今、空いてる?」

とドアの向こうから、リリの声が聞こえてきた。

 リョウはまだ眠い目を少し開け、ベッドの上で体を起こすと「ああ」と眠そうな声で返事をした。

すると、リリはドアを開けると、部屋に入ってきた。

リョウは「どうかしたか?」と固まった体をほぐしながら訊くと、リリは少し遠慮がちに口を開いた。

「リョウ君はもう、買い物終わった?」

「……何のだ?」

リョウはまだ頭が起きていないのか、リリの言っている意味が判らず、怪訝な顔でリリを見た。

 リリは「え?」と驚いたように呟いた。

「何、って、来週の課外学習の買い物だけど。行かないの?」

リョウは「ああ」と思い出し、納得すると、

「別に買うものがない」

と後ろ頭を掻きながら言った。

 リリは「そうなんだ」と呟くと、少し表情が曇った。

「お前、行ってなかったのか?」

「うん……だから、リョウ君といっしょに行こうと思ったんだけど……」

リリは少しがっかりしたように言った。

 その様子に、リョウは「別に俺なんかほっときゃいいのに」と口に出さず呟くが、代わりに呆れてため息をつくと、渋々、

「じゃあ、行くか?」

とぶっきらぼうに言った。

「……え?」

リョウのいきなりの予想外な言葉に、リリは驚いた表情を浮かべた。

 その表情に、少しいたずら心が出てきた。

「……行かないな―――」

「行く!」

だが、リリはすぐに、リョウが言い終わる前に、勢いよく被せてきた。

 リョウはあまりに勢いよく、リリが言ってきたので、驚いた表情を浮かべたが、すぐに呆れた表情に変えた。

「いや、別にそんなに勢いよく言わなくても……」

と突っ込んだ。

 その指摘に、リリの顔がすぐに真っ赤になり、

「し、支度してくるね」

と言い残し、勢いよく部屋を飛び出して行った。

あまりに勢いがよかったのか、廊下から派手な音が聞こえてきた。

リョウは「なにそんなに急いだんだ?」と呆れながら呟くと、ゆっくりとベッドから降り、壁に立てていた包を手に取り、部屋を後にした。

 

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 そんなこんなで二人は、買い物に出かけた。

 外は天気もよく少し暑いぐらいの気温だった。

 リョウはパンツにTシャツ、上には半袖の上着を羽織った歳相応のかっこうをしているが、左肩に担いでいる細長い筒がとても違和感がある。

 リリはワンピースに長袖の上着を羽織っており、肩に小さめの鞄をかけている。

 二人はまず、いつも(リョウ以外)使っているデパートに入った。

 そこで、リリは初め生活用品や小物など、今度の研修に必要そうな物を買っていたが、

「せっかく来たから、服も見てもいい?」

その言葉から初めの目的から少しずつずれていった。

リョウは「やっぱりこうなるかぁ」と胸の中で呟きながら渋々付き合う。

こんな時、いつも思う。

女とはなぜこんなに買い物に時間が掛かるのかと。

そんなことを思いながら、リョウは何時間も待たされ、時折、

「これとこれ、どっちがいいかな?」

と楽しそうに訊いてくるので、直感で答える。

そんなことこんなで結局、当初の予定を大きくずれ、リョウはいろいろな所に振り回されることになったのだった。

あれこれ三時間ぐらい買い物をすると、二人はデパートから出た。

そのときには、リョウの両手いっぱいに袋があるのは言うまでもない。

二人は自宅に向かって歩いていた。

 二人は終始無言で歩いていると、リリは少し遠慮がちに口を開いた。

「ごめんね。なんか荷物運びで呼んだみたいで」

「別に、予想はしてた」

と、リョウは顔だけ振り返ると、ぶっきらぼうに答えると、その言葉にリリは小さくなった。

 リリは無言でリョウの後ろを歩いてくる。

 リョウはその姿を「背後霊か」と胸の中で呟くと、呆れたように溜息をついた。

 これどうするかなぁ、と考えながら歩いていると目の前に一軒の店が目に止まった。

 二人はその店の前に止まった。

 店の外観はこの辺では見ない、木造で作られており、入り口の横には大きなガラス窓から中が見えるようになっている。

 リョウはふと横に目をやるとリリが窓から中を眺めていた。

「中に入ってみるか?」

と興味心身のように見えたので訊いてみると、

「えっ」

と、リリは驚いた顔をこちらに向けてきた。

「別に今更、店の一軒、二軒増えたところで変わらない」

とぶっきらぼうに答えてやった。

 すると、リリは「うん」とうれしそうに返事をすると、店に入って行った。

 リョウはその姿を追いながら小さく溜息をつくと「これで何とかなればいいか」と胸の中で呟いた。

 

 店の中は以外に広くなっており、入ってすぐ横にリョウの腰の高さぐらいの棚があり、その上にはいろいろな商品がきれいに並んでいた。

 並んでいる商品は、少し形の変わったコップや皿といった食器類からリングやネックレスのようなアクセサリーなども置いてあった。

 一つ一つ良くできており、興味のないリョウでも感心する出来だった。

「わぁー。かわいい」

リリもそんな感想を漏らしながら楽しそうに商品を眺めていた。

「お気に召しましたか? 小さなお客様」

すると、いきなり店の奥から声がすると、一人の男性が現れた。

 たぶんこの店の主人だろう、その男性は見た目二十代くらいで、さわやかな笑みを浮かべており、所々汚れているエプロンをつけていた。

 リリはいきなり声をかけられ、少し驚いたがすぐに柔らかい笑みを浮かべて、

「はい。とても綺麗なアクセサリーですね」

と答えた。

 店主はリリの前に立ち「ありがとう」と言うと、リョウの方をチラリと見て、

「今日はデートの途中に寄ってくれたんですか?」

と裏表のない優しい笑顔でリリに言った。

 リリは予想外のことを言われたのか、目を見開き、驚くと、

「ち、ちがいます! ただの買い物です!」

顔を真っ赤にして訂正した。

 主人は「えっ」と声を出すと少し驚いた表情を浮かべた。

「彼は君のボーイフレンドじゃないのかい?」

「そ、そんなんじゃあり―――」

「ただの家族だ」

リョウはぶっきらぼうに、焦っているリリに被せて答えた。

 その言葉を聞いた主人はリョウとリリを交互に見ると、リョウのほうに向き直って、

「じゃあ、兄妹なのかい?」

「少し違う」

「じゃあ―――」

「あんまり、男女の関係を訊くのは野暮だと思うぜ」

店主が何か言おうとしたので、リョウは口元に笑みを浮かべて被せた。

 店主はその言葉に目を見開き驚いたが、すぐにやさしい微笑を浮かべて、

「それもそうだね・・・すまないね。こんな小さなお客さんは初めてだから、つい、うれしくなって失礼な質問をしてしまったね」

「いいえ。大丈夫です」

リリは動揺が収まったのか、店主のお詫びの言葉を笑顔で返した。

 だがリョウは、何が大丈夫なのか、と胸の中で突っ込んだ。

二人は和解すると、リリは商品のことを聞き、店主はそれについて丁寧に答えていた。

 リョウは手持ち無沙汰になったが二人の様子を見て、時間をつぶすことにした。

 すると、店主が急に、何かに気付いたのか「その指輪」と、リリの手を見て言った。

 リリも「えっ」と視線を自分の中指に着けている指輪に向けると、すぐに店主の方へ向き直り、

「これがどうかどうか?」

と質問をした。

「いや、少し痛んでいるな、と思って・・・そうだ。さっきのお詫びにそれを直させてくれないかな?」

店主の申し出に、リリは少し驚き、

「いいんですか?」

と訊き返した。

 リリにとってこの指輪は、小さいときから、魔法の制御にずっと使っており、何よりも大切なものだ。

 だが、形あるものは朽ちていくもので、長いこと使っているので所々ひびがはいっていた。

 それでも新しいものにしなかったのは、これがルナからのプレゼントしてくれた物だからだ。

 なので、店主の言葉は願ったり叶ったりだった。

「うん。とても大切なものだろうからね」

と、店主は答えると、リリはうれしそうに「お願いします」と言い、左右の中指にはめている指輪を外し、店主に手渡した。

 店主は「承りました」と微笑みながら言うと、リリから指輪を受け取り、レジの方へ持っていった。レジに移動すると、指輪をカウンターの上に置き、その下にしゃがみ、道具を取り出した。

 取り出したものは四つで、タオルと空の瓶、ピンセット、そして、緑色の水が入った入れ物。

 リリはその水が気になり、

「それは何ですか?」

と訊ねると、店主はその水を空の瓶に注ぎながら、

「これは錬金術でよく使われる水だよ。金属類を修理するにはとてもいいんだよ」

と答えると、水を一杯まで入れた。

 そして、その中に二つの指輪を入れた。

 すると、緑色の水は輝きだした。

 それはとても暖かい輝きで、輝きが止むと透明のただの水になった。

 店主はピンセットで二つの指輪を取り出し、タオルの上に置いた。

 指輪についている水滴を丁寧に取り、いろいろな角度に向けて確認する。

 それが終わると指輪を持ってレジから出てきた。

「はい」

店主はリリに指輪を手渡した。

 リリは指輪を受け取ると、すぐにはめて、指輪をつけて手を天井に掲げた。

 光を浴びた指輪は綺麗でまるで新品のように輝いた。

 リリはそれを見てとても感激すると、店長に視線を移し、

「ありがとうございます!」

とてもうれしそうに言った。

「どういたしまして。喜んでもらえてよかったよ」

と答えると、店主はリリに微笑みかけた。

 リリはうれしそうに指輪を眺めていたが「でも」と少し困った顔をして呟くと、指輪をつけて手を胸に抱えて、

「こんなこと無償でして本当によかったんですか?」

 そんな言葉に店主は少し驚くがすぐに微笑を戻した。

「気にしなくていいよ。失礼なことを言ったお詫びなんだから」

「でも・・・」

と、リリは腑に落ちないようで、俯いて何かを考えると「あっ」と視線をずらしたとき目に移って物を持って、

「これください」

店主の前に一つのカップを差し出した。

店主は「本当に気にしなくていいんだよ」と言うが、リリは店主に微笑みかけて、

「いいえ。自分の気に入ったものを買うだけです」

と店主の言葉に返した。

店主は「ありがとう」と言い、リリからカップを受け取るとレジの方へ移動した。

 そのやり取りを少し離れた位置で見ていたリョウは、

「二人とも人が良すぎるな」

と呟き、失笑した。

 

                      3

 

 店から出たとき外はもう、夕日が出ていた。

 その瞬間、リリは急いで腕時計を見て、時間を確認した。

 思った以上に寄り道したのか、今の時間に驚いた声上げ、不吉なことを口走った。

「どうしよう。夕ご飯のしたくしてない・・・」

「・・・・・おい」

リョウは横目で睨むと、リリは小さくなり俯いてしまった。

その姿に呆れたように溜息をつくと、

「近道するぞ」

とぶっきらぼうに言いうと、歩き出した。

 リリは急に歩き出したリョウに驚くと「うん」頷き、すぐにあとを追った。

二人はわき道の方へ入っていった。

 だが、考えは裏目に出ることになった。

 

 わき道は以外に広く、三人並んで歩けるぐらいの幅がある。

 リョウとリリはわき道をスムーズに進んでいたが、リョウが角を曲がった瞬間、人が固

まっていた。

リョウはすぐに後ろから来ているリリを静止し、建物に影に隠れた。

リョウは建物の影から覗く。リリも同じようにリョウの横から覗いた。

どうやら固まっていたのは数人の男たちで、誰かを囲んでいるようだ

それは一人の女の子。

 その女の子はデニムのジャケットにジーンズを身に付けており、リリとは正反対なクールな格好をしており、男たちが鬱陶しいのか、肩ほどある赤色の髪をかき上げていた。

 まあ、会話の内容はというと、

「ねぇ、キミ。今暇?」「俺たちと遊ばない?」以下略。

と、どこかで聞いたようなことを言っている。

 何かどこかで見たことあるような・・・

 リョウはそんなことを考えていると、服を引っ張られるのに気づくと、考えるのをやめた。

「(ねぇ。助けてあげようよ)」

「(・・・言うと思った)」

やっぱりな、と呆れながら答えた。

「(だって・・・)」

と、リリが言葉を続けると、リョウは疲れた様なため息をついた。

そして、あきらめた様に持っていた荷物をその場に置き、肩に掛けていた細長い筒から、いつも使っている刀を取り出した。

「さっさと終わらして、帰るか。誰かのせいで飯が食えないのも嫌だしな」

と少し嫌味を言い残し、女の子を助ける為に建物の角を曲ろうと歩みだした。

 だが、その瞬間思ってもいないことが起きた。

リョウが角から出た瞬間、目の前を吹き飛んでいったのだ。

そして、男性はそのまま地面を転がり、数メートル飛ばされた。

リョウはそれを目で追ったが、すぐに集団がいた方へ視線を移す。

 男たちに女の子のいきなりの行動に驚き、ジリジリと後ろに下り始めた。

「・・・うぜぇ・・・死ね」

と女の子は不機嫌そうに言うと、すぐ近くの男に顔を向きると、襲い掛かった。

 男性は逃げることもできず、叫び声をあげると、女の子と拳を顔面に受け、吹き飛ぶと壁に叩きつけられ、カエルが潰れたような声を漏らした。

 そして、残りの奴らも同様に、女の子に襲い掛かられ、ボロボロにされた。

 戦闘は一瞬で終わった。

 しかも一方的に。

 リョウはその様子をただ見ていた。

すると、そんなリョウに女の子は気付き、睨みつけると、

「・・・てめぇもやんのか?」

と友好的とは絶対いえない様な声色で言ってきた。

そしてリョウも、さっきの自分がやろうとしていたことをすっかり忘れて、睨み返す。

 いきなり一種即発の雰囲気。

だが、その雰囲気もすぐに終わった。

リリが建物の影から現れ、

「リョウ君、おわ・・・?」

リリはリョウが見ている方向に視線を向けると、なぜか助けるはずの女の子と睨み合っており、それに驚いた。

 女の子は驚いているリリに気付くと、視線をリョウからリリの方へ移すと、苛立ったように舌打ちをすると背を向け、歩き出した。

「逃げんのか?」

リョウは去ろうとする女の子に向かって言った。

その言葉に女の子は足を止めると、顔だけこちらに振り返ると、

「やめとけ。恥かくだけだぜぇ」

売り言葉に買い言葉

女の子はリョウに向かって言い残し、歩いて行ってしまった。

 リョウはその背中を追おっと思ったが「リョウ君!」とリリが先読みしたのか、すぐに服を掴んだ。

 女の子を完全に行ってしまった。だが、まだリリが服を掴んでいたのでリョウは、

「・・・もう行ったぞ」

と服から手を離すように言った。

リリはそれを聞き、顔を上げてキョロキョロ辺りを見渡し、確認すると服から手を離した。

リョウは開放されたので、置いてきた荷物を取りに行こうと、後ろに振り返ると、

「・・・えっと。この人たちはリョウ君がやったの?」

リリは周りを見ながら訊いてきた。

「あの女が一人でやりやがった・・・まぁ、手加減はしたみてぇだけどな」

と、リョウはぶっきらぼうに答えた。

 そのことにリリは驚いたが、リョウは気にせず続ける。

「それにあいつ、その辺の奴らとは少し違う」

「どういうこと?」

リリはリョウの言葉が引っかかり、すぐに訊き返してきた。

 リョウはリリの横を通り過ぎ、荷物の方へ行くと、リリも後ろからついてくる。

「目だ」

「目?」

「あいつの目、あれは戦を楽しんでいる目だった」

「楽しんでたの?」

「すぐにガッカリしたみたいだけどな」

と答えると、リョウは出番のなかった刀を筒にしまい背負うと、荷物を持ち上げた。

 そして、リリの方へ振り返り、

「じゃあ、行こうぜ。こいつらが目を覚ましたらメンドくさそうだし」

と言い、歩き出した。

 リリは少し躊躇したが、すぐにリョウのあとを追った。


 
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