年齢:35歳 身長:210cm

シュヴァルツェン連合王国の外相。

柔和な物腰、目を見張る長身は、底知れない威圧感を相手に与える。

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外交官の家系に生まれ、その実態はタフなネゴシエーターでもあるが、タカ派の多いシルバーブラッド政権の中では、かなりの穏健派。
10代の頃から世界中を飛び回っており、「話せない国の言語はない」と言われるほど、あらゆる国の言語に精通している。
その実務能力を買われて「大粛清」※の後、シルバーブラッド内閣で外相に抜擢された。

政敵の粛清、排除を進め、急速な独裁体制を築くシルバーブラッドに、警戒心を見せる連合諸国。彼女は、そんな各国の懸念の払拭に務めるため、奔走。連合王国内のバランサーのような役割を果たしている。

※大粛清・・・シュヴァルツェン連合王国、首都シュヴァインにおいて。首相シルバーブラッドが軍を掌握した後。あらゆる反対勢力を逮捕、処刑した。
この″大粛清″の後、内閣は刷新され、シルバーブラッドの権力は盤石のものとなる。
のちに″鉄血の斬首劇″とも呼ばれたこの大粛清は、領外国のみならず、連合王国を構成するシュヴァルツェン各国家をも震撼させた。