No.1086535

【獣機特警K-9ⅡG】続・語りだしたら止まらない【交流】

Dr.Nさん

2022-03-08 18:18:59 投稿 / 全15ページ    総閲覧数:222   閲覧ユーザー数:213

翌日、土曜日。

 

「ニュースニュース、大ニュースだよ!」

 

生活警備課に飛び込んできたのはアード。

 

ミウ「そんなに慌ててどうしたのよ?」

テムナ「騒々しいなあ自分」

アード「これが慌てずにいられますかっての! ツトム副署長とミライね、明日サーキットでデートするんだって!」

ミウ、テムナ「「なんですって!?(なんやて!?)」」

ミウ「アードったらまたまたーw」

テムナ「副署長とミライがサーキットでデート? 冗談にも程があるでw」

アード「本当だもん! あたし、二人が話してるのを立ち聞きしたもん!」

ミウ、テムナ「「アードっ!」」

アード「ひっ!?」

ミウ「立ち聞きとはいやらしいわねえ」

テムナ「最低やな自分」

アード「そこまで言わなくても…イジイジ…」

ミウ、テムナ「「よくやった!!」」

アード「ズコーッ!」

ミウ「副署長とミライがサーキットでデート、これは放っておけませんなあw」

テムナ「おけませんなあw」

アード「?」

署長室。

 

ミウ、テムナ、アード「「「署長!」」」

エルザ「おや、三人揃ってどうしたのかね?」

ミウ「明日、ラミナサーキットで行われるF-1グランプリの件ですが」

テムナ「警備体制はどないなっとりますか?」

エルザ「ああ、それだったら民間の警備会社がやるそうだ。ラミナ署はノータッチだよ」

ミウ、テムナ、アード「「「いけません署長っ!!」」」 ドンッ!

エルザ「ひっ!?」

ミウ「ラミナサーキットのF-1グランプリと言えば、年に一度行われるビッグイベント!」

テムナ「大勢の客が集まります、民間の警備だけでは少々心もとないです!」

アード「是非うちからも人員を出すべきです署長!」

ミウ、テムナ、アード「「「署長っっ!!」」」 ドドドンッ!

エルザ「わ、分かった。君たちに任せよう。だから、三人とも距離0センチで顔を寄せるのはやめてくれ」

翌日、日曜日。ラミナサーキット。

 

制服姿のミウ、テムナ、アードがそれぞれの場所でスタンドに立っていた。

 

ミウ「こちら東エリア、“残念ながら”異常なし! どうぞ」

テムナ「こちら西エリア、こちらも“残念ながら”異常なしや! どうぞ」

アード「こちら南エリア、“残念ながら”こちらも異常なしです! どうぞ」

ミウ「なによ、どこにも副署長とミライ見当たらないじゃないの」

テムナ「三人分かれて、これだけ探しても見つからんとはなあ」

アード「あとは北エリアだけだけど、行ってみる?」

ミウ「当然! 全員北エリアに集合よ!」

テムナ、アード「「了解!」」

その翌日、月曜日。

夕方6時、ラミナ署署員食堂。

 

ミウ「副署長とミライ、結局見つからなかったね。あーコーヒーがおいしい(ズズーッ)」

テムナ「北エリアを探したあと、もう一度全員持ち場に戻って探したけど、いてへんかったなあ。あーホンマにここのコーヒーはうまいわ(ズズーッ)。アード、ホンマに副署長とミライがデートの話しとったんかいな?」

アード「ホントだもん! あたし確かに聞いたもん! ここのコーヒーって穴場よねー。喫茶店以上だわー(ズズーッ)。ねえ、それよりもチャンネル変えていい? テレビつまんない」

ミウ「いいわよ」

テムナ「ウチらしかいてへんもんな」

 

ピッ!

レポーター『お送りしております「ザ・RCカーグランプリ」、ここラミナRCサーキットで行われた熱戦も終了、では、入賞者へのインタビューです!』

ミウ「RCカーだって。RCカーってラジコンカーのことかしら?」

テムナ「せやろな」

レポーター『以上、第三位の山田さんでした。山田さん、ありがとうございました! 続きまして準優勝はこの方! 田宮魁さんです、おめでとうございます!』

ツトム『ありがとうございます!』

ミウ、テムナ、アード「「「ブーッ!?」」」

 

ミウ「ふ…副署長…?」

テムナ「サーキットって、F-1やのうてこっちのことかいな…」

アード「道理でいくら探しても見つからないわけだわ…」

ミウ「ちゃんとしっかり話聞いときなさいよアード!」

アード「そんなこと言ったって、あたしは『サーキット』って聞いてそれを伝えただけだよ。F-1って判断したのはミウじゃん」

ミウ「う」

レポーター『今のお気持ちをどうぞ!』

ツトム『20年近くブランクがあって少々不安でしたが、なんとか二位に食い込むことが出来てホッとしてます』

ミウ「もう、副署長ったらw」

テムナ「こりゃミライの奴、客席で黄色い声援送っとるやろなw」

アード「だねえw」

レポーター『以上、第二位の田宮さんでした。田宮さん、ありがとうございました! 続きまして優勝はこの方! 筑波未来さんです! おめでとうございます!』

ミライ『ありがとうございます!』

ミウ、テムナ、アード「「「ブーーーーーッ!!!」」」

レポーター『聞くところによると、二位の田宮さんは筑波さんの上司だとか?』

ミライ『はい! 二人ともラミナ署で警察官やってます! 副署長が同じ趣味を持っておられると聞き、あっという間に意気投合しました!』

ツトム『趣味に上司も部下もない、ガチ勝負でかかって来いって言ったら、見事にやられてしまいましたよw』

ミライ『てへw』

ツトム『でも次は負けないよ!』

ミライ『望むところです副署長! ということで』

ツトム『いくらスピードを出してもいいのはサーキットだけ』

ミライ『道路では制限速度を守ってね! よい子のみんな、パパやママにそう伝えてねー』

ツトム、ミライ『『イエーイ!www』』

ミウ、テムナ、アード「」

 

ミウ「はっ!? あーテーブルがコーヒーまみれだわ」

テムナ「はよ拭かんと食堂のおばちゃんに怒られるわ」

アード「あたし雑巾取ってくる」

 

 

=END=

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・

<CM後のCパート>

 

ラミナ署事務課。

 

事務員「見て下さいこの手紙の山を! 放送の翌日から、副署長には女性から、ミライさんには男性から毎日大量にファンレターが届くんです。これじゃ日常の業務に支障をきたしてしまいます、なんとかして下さい!」

ツトム、ミライ「「あは、あは、あはははは;;;;」」

 

 

=おしまい=

 

 

 


0
このエントリーをはてなブックマークに追加
0
0
1
1

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択