No.1063211

【サイバ】ゲットされてミイラ取り【交流】

Dr.Nさん

2021-05-31 19:38:35 投稿 / 全11ページ    総閲覧数:88   閲覧ユーザー数:85

1000年後の天空稲荷神社。

夜8時、本殿。つまり、この神社の祭神である秀燈さまと唯輝さまの住まわれる(スイートホーム)

 

ピンポーン。

 

秀燈「こんな時間に誰だろう? はーい」

天洸『天洸だよ。ちょっといいかい?』

 

訪ねてきたのは、数年前に後進に祭神の座を譲り、今は旧本殿に隠居中の前祭神の天洸。

 

本神(ほんにん)

天洸「まあ確かにあたしは第一線から退いた身だけどさ、秀燈はいいんだけど唯輝がまだまだ頼りなくてねえ。こうやって近くで目を光らせてるってわけさw」

天洸「あんたたちを誘いに来たのさ」

秀燈「誘いに?」

天洸「ほら、これさ。よっこいしょっと」(ドカッ)

秀燈「あ、獺瀬江の樽」

天洸「今日お供え物で貰ってね。あたし一人で飲むのも寂しくてさ、黄染はまたどっかの時空に行ってるみたいだし、あんたと唯輝だけでも一緒にどうかって思ってさ」

秀燈「せっかくですが、今日はダメなんです」

天洸「あら残念。何かあるのかい?」

秀燈「唯輝ちゃんが乳葉神社(ちちはじんじゃ)に遊びに行ってまして、あと1時間程で迎えに行かないといけないんです」

天洸「ちちはじんじゃ?」

秀燈「風天区でみるくちゃんとこのはちゃんが最近開いた神社ですよ。唯輝ちゃんの命名だそうです」

天洸「ぶふっ!? いくらなんでもド直球過ぎないかいその名前は?」(=▽=)

秀燈「あはははは;;;;」

天洸「じゃあ今から乳葉神社に乗り込もうじゃないか。どうせ飲んでるんだろ、あの子たちばかり楽しい思いをさせるわけにはいかないよw」

秀燈「分かりました。では車を出しますね」

 

 

本殿裏から、後部座席に天洸、トランクに獺瀬江の樽を乗せた、秀燈運転する「ベティ・スピアGT-R D」が走り出す。

Dはディーではなくファイブ・ハンドレット(ローマ数字の500)、名車ベティ・スピアGT-Rがほぼ2年に1度のモデルチェンジを繰り返し、その500代目にあたる記念すべきエディションである。

乳葉神社。

 

秀燈「着きました」

天洸「ほう、なかなか立派な建物じゃないか。ん、なんだいあれは?」

秀燈「花輪でしょうか、紅白の?」

鳥居の前。

 

 

<乳葉神社様江 祝御建立 天空稲荷神社より>

 

 

 

<乳葉神社様江 ご建立おめでとうございます 虹島神社 真神柊 真神瑠璃より>

天洸「ええっと、ここってパチンコ屋だったっけ、新装開店の。あるいは居酒屋」(=▽=)

秀燈「多分どっちも違うと思いますよ」(=▽=)

本殿。

 

ピンポーン。

 

唯輝『はーい』

 

ガチャ。

 

唯輝「あら、早かったわね秀刀さん」

天洸「よ!」

唯輝「あ、お天さまも」

みるく「いらっしゃいお天さま」

このは「いらっしゃいですだ」

天洸「こんばんは。楽しそうだね、あたしも仲間に入れておくれよ」(ドンッ!)

唯輝「あ、獺瀬江の樽。大歓迎よ! いいわよね二柱とも?」

このは「もちろんだべ!」

みるく「お二柱ともどうぞ中へ」

秀燈「いや、僕は遠慮しとくよ。ハンドルを握らないといけないし、まだ家で仕事が残ってるからね。頃合いを見て、また迎えに来る」

 

・・・・・・

午前0時、乳葉神社本殿。

 

ピンポーン。

 

秀燈「唯輝ちゃーん、お天さまー、迎えに来たよー」

 

ガチャ。

 

みるく「あ、秀燈さん!」

このは「はやく来てけろ、秀燈兄ちゃ!」

秀燈「何かあったのかい!?」

唯輝「うぇ~」(@▽@)

天洸「気持ち悪ぃ~」(@△@)

秀燈「これは…」(=▽=)

このは「唯輝お姉ちゃもお天さまもすっかり出来上がっちゃって」

みるく「さっきからずっとこの調子なんです」

秀燈「ゴメン。二柱とも本当にゴメン…。ほら、唯輝ちゃん立てる? 帰るよ、僕に掴まって」

唯輝「〓§〠●ж~」

みるく「大丈夫お天さま?」

このは「肩貸すだ、おらたちに掴まるだよ」

天洸「▼♮¶∃√~」

駐車場。

 

秀燈「二柱とも、今日は本当にゴメンね」

みるく「いいんですよ」

このは「目が覚めたらお二柱によろしく言っといてくれだ」

 

ピピッ!

 

クラクションを鳴らし、走り出すベティ・スピアGT-R D。

翌朝、天空稲荷神社。

 

唯輝「ごめんなさい秀燈さん、本当にごめんなさい;;;;」

天洸「あたしとしたことが本当に恥ずかしいよ;;;;」

秀燈「いいんですよお二柱とも。でも、みるくちゃんとこのはちゃんには、ちゃんと謝っておいたほうがいいかもですね」

唯輝&天洸「「もちろんです…」」(しゅ~ん)

 

 

=END=

 

 

 


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