No.1060771

スマブラ Stern des Lichts 57 ~戦闘! ガオガエン~

Nobuさん

シャドウチームVSガオガエン。
スマブラに草御三家が単独で参戦してほしかったなぁ……。
だから二次創作でやってるんですけどね。

2021-05-03 10:16:32 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:460   閲覧ユーザー数:460

 操られたガオガエンとの戦いが始まった。

 

「風よ」

 ストームはトルネイドのARTSを応用して、小さな竜巻を作り出す。

「はぁっ!」

「えい、えい、えい!」

 シャドウがホーミングアタックを繰り出し、しずえがピコハンを連続で振って追撃する。

「食らうゾイ!」

「風の矢よ」

「グアアァァァァァ!」

 デデデは力を溜めた後、ゴルドーを投げつける。

 ストームは小さな竜巻を矢に纏わせ、弓から矢を放ちガオガエンを巻き込む。

「ウオオォォォォォォォォ!」

 ガオガエンは両腕を振り回してシャドウとデデデを攻撃した。

 彼だけが使える物理技、DDラリアットだ。

 シャドウとデデデはシールドを張り、何とか攻撃を防ぐ。

「風よ……」

 シャドウは無数の光の矢を作り出し、ストームが呼び出した竜巻と共にガオガエンに向けて放つ。

 しずえはガオガエンが通りそうな道にハニワくんを設置する。

 彼女の読みは当たり、ガオガエンはハニワくんを踏んで吹っ飛ぶ。

「マジカ・スターアロー!」

「食らうんだゾイ!」

 ストームは力を溜めた矢を放ち、ガオガエンの防御を貫く。

 デデデはジェット噴射したハンマーを思い切りガオガエンにぶちかました。

「……フレアドライブ」

 ガオガエンが炎のエネルギーを纏って突進する。

 その先にいたのは、デデデとストームだ。

「ぐああぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

「ぬおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

 攻撃をまともに食らったデデデとストームは、大ダメージを受けて吹っ飛ばされた。

 二人は空中ジャンプを何回か使って復帰するも、その威力の強さを思い知る。

 ガオガエンは攻撃の反動を受けて体力が減少している。

 その隙に、シャドウ、しずえ、ストーム、デデデは一斉にガオガエンを攻撃した。

「半分削ったゾイ!」

「よし!」

「……ヤルナ。フレアドライブ」

「うおぉぉぉぉっ!」

 ガオガエンはデデデの隙を突き、フレアドライブで大ダメージを与えた。

 デデデはその威力に耐え切れず、ついに戦闘不能になった。

「ああっ、デデデさん! 今、治しますからね! ……不味いですけど、我慢してください」

 しずえは倒れたデデデに近付き、目覚しいスピードで魚の内臓と果物を発酵させた料理を作り、デデデの口の中に入れる。

 すると、デデデは驚いて戦闘不能から復活した。

「チッ」

 ガオガエンは舌打ちし、闇の力を溜めて攻撃に備える。

 ストームはその間に竜巻を矢に纏わせ、しばらく溜めた後に矢を放った。

 シャドウはガオガエンに飛びかかり、至近距離から銃弾を一発撃つ。

「グアァァァッ!」

「僕の攻撃は体術だけではない」

「クソォッ!」

「えいっ!」

 ガオガエンが悔しそうに顔を歪めると、デデデが勢いよくゴルドーを投げつけた。

 しずえも傘を振って追撃する。

「フレアドライブ」

「やらせないゾイ!」

 ガオガエンはフレアドライブでストームを吹っ飛ばそうとするが、デデデが庇い代わりに彼がダメージを受ける。

「ぐぅぅぅぅぅぅぅ……!」

「デデデ、これ以上攻撃を食らうな!」

「いや……皆を守れなければ、大王の名が廃れるんだゾイ……!」

 苦痛に顔を歪めるデデデを心配するストーム。

 デデデは大王としての意地があり、ここで負けるわけにはいかないのだ。

 

「……ココマデオレヲオイツメルトハ、タイシタモノダナ。ナラバ、コレデドウダ……!」

 すると、ガオガエンの周囲でみるみる闇が満ち、さらなる暗黒の世界が出現した。

 どうやら、大技を発動するつもりのようだ。

 その前に彼を倒さなければ、全滅してしまう。

「早く止めるゾイ!」

 デデデはハンマーを振り下ろし、ガオガエンの体力を削っていく。

 ストームは続けてマジカ・スターアローでガオガエンを撃ち、彼の攻撃を阻止した。

「いきます!」

「はぁっ!」

 しずえは道路標識でガオガエンを浮かせ、シャドウはカオスエメラルドの力で身体能力を強化して連続打撃を繰り出す。

 彼らの猛攻があって、ガオガエンの体力は残り僅かになった。

「カオス・コントロール!」

 シャドウはカオスエメラルドの力で時空を歪め、ガオガエンの動きを止める。

 その隙にシャドウはホーミングアタックを繰り出し、光の矢を大量に生成してガオガエンを包囲する。

 デデデ、ストームも飛び道具でガオガエンを攻撃する。

「とどめだ!」

「!?」

 効果が切れ、ガオガエンはようやく動けるようになる。

 倒されるものかとガオガエンは逃げようとするが、周囲には光の矢があり、それらは正確にガオガエンの身体を貫いた。

 そして赤と黄色の大爆発が、戦場全体に起こった。

 

「う……うぅ……」

 倒れたガオガエンは呻き声を上げている。

 しずえがガオガエンの目をよく見ると、彼の目は元の色に戻っていた。

 闇の呪縛から解放されたのだ。

「んあ~、よく寝た」

 しばらくして、ガオガエンは両手を伸ばし、気持ちよさそうに起き上がる。

「おはようございます」

「といっても、こんな場所ではそんな事は言えないがな」

 しずえとシャドウはガオガエンを迎える。

 ガオガエンは辺りをきょろきょろと見渡した。

「じゃあ、ここはどこだ?」

「あたりがまっくらでこわいでちゅ……」

 ピチューは辺りが暗いため、怖くなってシャドウに抱きついた。

 シャドウは冷静に、ここがどこなのかを分析する。

「ここは闇の世界のようだな。しかも、ここ一帯が全てではない……」

「俺達はとんでもない場所に飛ばされちまったみたいだな」

 改めて、この闇の世界が危険である事を知ったシャドウ一行であった。

 

「そういえば、君は誰だ? どこかジュカインのような雰囲気だが」

「ジュカイン? あんまりよく分かんねーな。おれはヒールポケモンのガオガエンだ。ヒールは悪役レスラーって意味だからな」

 ガオガエンは自身の名前、というか種族名をストームに名乗る。

「なるほど、ポケモンだったのか。僕はストーム」

「シャドウ・ザ・ヘッジホッグだ」

「みんな、よろしくな!」

 ストームとシャドウがまずガオガエンに自己紹介をして、他のメンバーも続けて自己紹介する。

 ガオガエンは「はっはっは」と笑った。

「ところで、ピカチュウやルカリオはどこに行っちまったんだ?」

「かくしか」

 シャドウは、キーラを倒したら闇に飲み込まれて散り散りになった事をガオガエンに話した。

「翼ヤローをぶっ倒したら目玉ヤローが襲ってきたんだな?」

「そうなるな」

「あの目玉ヤロー、戦力にするって言いながらおれを捕まえやがって……」

「その“目玉ヤロー”の名前は?」

「決まってんだろ! ダーズだよ、ダーズ!」

 どうやらスマブラメンバーをバラバラにした敵の名前は、ダーズというそうだ。

 彼もまた、世界を支配するためにファイター達を捕らえてボディを生成し、スピリッツを入れて操っているようだ。

「くそっ、目玉ヤローめ……おれの猛火が燃えてるからな!」

 ガオガエンは目玉ヤロー、つまりダーズに利用された事に怒っている。

 シャドウ以外の全員はキーラに利用されていたため、ガオガエンの怒りに共感した。

 

「それじゃあ、俺達と一緒に行こうぜ。目指すはみんなとの合流だ!」

「ああ!」

 マリオとガオガエンは、互いに握手を交わした。

 リングの猛火が今ここに、シャドウ達の仲間に加わったのだった。


 
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