……があまりに魅力的すぎたので、脳内PHOTOSHOPを駆使してドルフィードリームで再現してみました。
（原作が18禁なので、カテゴリーは２にしとくっス。）

清々しいまでの王道展開と「この後どうなっちゃうの？」で終わる一作目、そして、ちゃんとキャラクターが幸せになって心地好く終わる二作目……。初見で、オリジナル同人誌として「こんなに気持ちの良い本は久しぶりだぜぇ～（若干のゲス顔）」と唸らされた作品でした。「こいつ」だけでなく主人公もとてもイキイキしていて「活きているキャラクター」な感も最高。モブキャラもいい味出してます（個人的には一作目19ページの2コマ目の二人の母上っぽいキャラクターに興味津々）。

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何よりも唸らされたのが、作者さんの後書きの「煩悩の擬人化こそが最も理想的なヒロイン」という台詞でして、これには「一本取られた！」と正に目からウロコ。でも、それだけでは肯定してくれるだけのロボットに過ぎず、二作目ではヒロイン自身の一人称的展開で、ちゃんと自我のある一人の人間であることを示してくれる……この物語的な完成度も好きです。先輩の方も「俺はもう煩悩に従うことにした」と「こいつ」に対して完全敗北宣言するという念の入りよう。

……とまあ、難しいことを考えなくても、煩悩そのものが擬人化されて目の前に現れたら、私なんか抗うすべを知りません。たしかにそうだよなぁ、会社なんか行かずに一日中いろんなガールズプラモの開眼作業していたいもんなぁ……。それを肯定してくれるキャラクターが傍に居てくれたら、こんなに幸せなことはない……。さらに可愛い女の子だったらもっといい……。

でも、どちらかというと男女関係に進展する直前のギリな空気感をもっともっと味わっていたいかも……と思う自分が居た。
ですので、殆どのコマで「こいつ」はうっとり顔なのですが、一作目の奥付けページの勝ち誇る後輩風味を出したくて、ちょっとツリ目のドリームチョイスの14番ヘッド3番メイクを採用しました。瞳はカラー表紙から紫色というのはわかっていましたが、虹彩デザインが合う品が無く、悩んだ末に【EYOB-20】尾櫃瞳(オビツアイ) Bタイプ 20mm/PURPLEというのを初めて使ってみました。これが結構スグレモノで、縦長虹彩のくせに真円形のエッジが見えないというオビツ驚異のメカニズム。この技術でもっと多くのデザインが発売されたらボークスの縦長虹彩アイは完全敗北するのではなかろうか。ウィッグはまんだらけヒメカズラのウェストストレート、ダークアッシュ色のMサイズ。これも汎用性が高い品で常に５つくらいストックしております。一作目では額の辺りはパッツン気味に切り揃えているので、後でカットしてやろうと思っています。あと当然ボディはＬ胸とDD腰を採用してます。
個人的には奥付けの小生意気な感じが出ていると思うのですが如何でしょうか。
……眺めてると、あの後輩っぽい台詞が脳内に響いてきて困る困らない。

牡丹先生、魅力的なキャラクターを創造していただき、ありがとうございました（マジで感謝）。原作に負けないくらい幸せにします。

「それじゃあ、ＡＥさんが心置きなく開眼できるように、積みプラ全部、首から下をパチ組みしとくっス！」

たのむからやめてくれーっ！