No.102004

真・恋姫無双 魏End -Re:TAKE 12_1-

Re:TAKE 12-1話更新です!!

今回は三羽烏(凪中心w)で拠点です。
読んでコメント頂けたら嬉しいです!!

2009-10-20 02:14:11 投稿 / 全11ページ    総閲覧数:11719   閲覧ユーザー数:9025

 

 

 

凪 「おはようございます、一刀様。 お待たせしてしまいましたか?」

 

一刀「ああ、おはよう凪。 俺も今来たとこ・・・・・・」

 

私の声に気付き、一刀様が振り返るが私を見て唖然としてしまっていた・・・・・・。

 

 

 

 

 

一刀「凪、その格好・・・・・・」

 

凪 「や、やっぱり似合いませんかっ?」

凪 「一刀様と出掛けるならと、沙和に見立ててもらったのですが・・・・・・」

 

一刀「<プルプルプル>」

 

やっぱりまだそんなに親しい仲でもないのにこの格好は不味かったかもしれない。

一刀様が笑いを堪えて震えている・・・・・・。

 

凪 「す、すぐ着替えてまいります。 少しお時間を<可愛いよっ!!>・・・・・・って、えっ?」

 

一刀「すっごい可愛いじゃないかっ! 制服だよ、制服!」

 

 

そう私は一度目の外史のときと似たような服、一刀様が"制服"と言っていた服装に似たものを着ている。

以前と違うのは上着の袖が短いことくらいだ。

 

"今月号の阿蘇阿蘇に載ってたのー! これで隊長もイチコロなのー!"

 

この服を選んでくれた沙和に感謝しなくては・・・・・・。

 

 

凪 「あ、ありがとうございます/////」

凪 「気温が高いので、半袖にしてみたのですが・・・・・・」

 

一刀「いいね! 実にけしからん」

 

凪 「/////」

 

一刀「すごく似合ってるよ!」

 

よかった・・・・・・喜んで頂けた。

 

凪 「で、では行きましょうか」

 

一刀「そうだね、いろいろ案内するよ」

 

 

 

そう今日は一刀様に街を案内していただく日。

真桜と沙和は何か用事があるらしく、一刀様と2人っきりで/////

 

 

 

 

 

 

**「行ったか?」

 

**「行ったのー」

 

一刀と凪が仲良く城の門から出て行くのを見詰める怪しい影が二つ。

まぁ、真桜と沙和だ。

 

真桜「あの凪がなぁ・・・・・・。 あんな恋する乙女っ! な感じになるとは・・・・・・、隊長やるなぁ」

 

沙和「凪ちゃん可愛いのー♪」

 

真桜「よっしゃ! 気付かれんよう少し離れて尾行するでっ!」

 

沙和「おーっ!なの」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

**「あら? あの二人・・・・・・先を越されたようね」

**「まぁいいわ。 今回は譲りましょう」

**「それにしても・・・・・・ああいう格好が好きなのかしら」

 

 

 

 

 

 

凪 「一刀様、まずはどこに向かいましょうか?」

 

一刀「そうだな・・・・・・、どっかで昼飯でも食べようか。 食べたいものとかある?」

 

凪 「そ、それでは麻婆豆腐とかが食べたいです/////」

 

一刀「麻婆かぁ・・・・・・、凪って辛いもの好きなんだ?」

 

凪 「は、はい。 自分で作って食べたりもします」

 

一刀「そうなの? じゃあ今度作ってもらおうかな~」

 

凪 「! よ、喜んでっ!!」

 

よし!これで一刀様に料理を作って差し上げる"ふらぐ"がたった!

("ふらぐが立つ"とは大事な出来事が発生するためのキッカケだと一刀様が言っていた)

 

一刀「あ、ここだよ。 華琳と季衣のおススメのお店だから味は保障するよ」

 

凪 「お二人のおススメなら美味しいのでしょうね」

 

 

 

一刀様に連れていっていただいた食事処はとても美味しかった。

もっと辛いほうが美味しいけど、一刀様と一緒なら・・・・・・/////

 

 

 

 

 

 

真桜「よしっ! 凪のやついい感じやんか~♪」

 

沙和「凪ちゃんもっと攻めるのっ!!」

 

真桜「あー・・・・・・、沙和?」

 

沙和「もっとこうっ! 隊長に"あ~ん"で食べさせてあげるとか! 前進あるのみっ!なの!」

 

真桜「沙和さ~ん? 駄目や・・・・・・」

真桜「せめて見つからんようにだけしてな」

 

 

 

 

 

 

一刀「それじゃ次は・・・・・・」

 

凪 「・・・・・・?」

 

一刀「ん? どうした凪?」

 

凪 「いえ。 誰かに見られているような・・・・・・」

 

たしかに視線を感じるのだが・・・・・・、一刀様に害があるようなら排除するまでだ。

 

一刀「ああ、凪が可愛いからな! 周りから見られるのもしかたないさ」

 

凪 「へ?」

 

私が可愛いから注目されている・・・・・・?

 

凪 「あ、あの! その! あわっ、あわわわわわっ!/////」

 

一刀「信じられない?」

 

凪 「は、はい・・・・・・///// 私が可愛いなんて・・・・・・」

 

前にも似たようなことを言われているとはいえ、やはり慣れるものではないな。

私のような武骨な者がか、可愛いなどとは・・・・・・。

 

一刀「ん~・・・・・・。 なら城に帰ったら華琳や秋蘭に聞いてみようよ」

一刀「華琳は服には気を使ってるし、 秋蘭だって華琳や春蘭の服選んでるからな」

一刀「正直な感想言ってくれるよ。 まぁ十中八九"可愛い"って言うと思うけどさ」

 

凪 「そ、そうでしょうか・・・・・・」

 

一刀「そうさ! だから自信を持つんだ」

 

凪 「は、はいっ!」

 

 

一刀「そうだ。 ほら、はぐれたら大変だからな」

 

一刀様から差し出された手・・・・・・握ってもよいのだろうか。

 

 

"そこは握るのっ!!!!!!!"

 

 

・・・・・・なんとなく握れと言われているような気がする。

 

凪 「し、失礼します/////」

 

一刀様の手を握ってしまった/////

 

一刀「じゃあ市を見て回って、そのあと甘味処にでも行こうか?」

 

凪 「は、はいっ!」

 

 

 

一刀様の手は大きくて暖かかった/////

 

 

 

 

 

 

真桜「おお! 隊長もやるや~ん♪」

 

沙和「駄目なの~っ!!」

 

真桜「なんでや沙和? いい感じやん」

 

沙和「凪ちゃんは隠れ巨乳なんだからもっとこう武器にしなきゃなのっ!!」

 

真桜「ぶ、武器っておまえ・・・・・・」

 

沙和「隊長の腕をこうっ! 抱え込むように!!」

 

真桜「沙和・・・・・・熱くなるのはわかるが、ウチの腕を抱え込むのはやめてくれんか・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

凪 「あっ・・・・・・」

 

一刀「? 見たいモノでもあった?」

 

凪 「そこの小物屋を・・・・・・」

 

一刀「どれどれ・・・・・・。 へぇ結構良い出来だなぁ」

 

凪 「そうですね・・・・・・(あ、あの首飾りとか可愛いなぁ/////)」

 

一刀「凪はどういうのが好きなんだ?」

 

凪 「・・・・・・(でも私には似合わないだろうな・・・・・・)」

 

一刀「? 凪?」

 

凪 「・・・・・・。 あっ、な、なんでしょうか?」

 

一刀「凪ってこういう小物とか好きなんだ?」

 

凪「えっ? い、いや、あの・・・・・・、可笑しいでしょうか?」

 

一刀「全然! 凪は可愛いんだから普段からもっとオシャレしても良いと思うぞ」

 

凪 「/////」

 

そんなこと笑顔で言われたら本気にしてしまいそうだ・・・・・・。

ただその"俺の目の保養にもなるし"というのを本人に聞かせるのはどうでしょうか。

 

 

 

一刀「あ! これ華琳に似合いそうだな」

 

そう言って一刀様手に取っていたのは、綺麗な紫金の石が嵌め込まれた首飾りだった。

 

一刀「どう思う?」

 

凪 「そうですね・・・・・・」

 

一刀「?」

 

一刀様の言葉で自分が暗い考えをしているのがわかる・・・・・・。

一刀様はいつも華琳様のことを考えている。

今日だけでも何度華琳様の話題が上がったか。

・・・・・・主君に嫉妬するなんて、自分は不忠者だ・・・・・・。

 

一刀「凪?」

 

考え込んでいるうちに一刀様は買い物を済ませてしまったらしい。

 

凪 「一刀様が選んだ品です、華琳様もお喜びになると思いますよ」

 

一刀「そうだといいけどな。 あ、これは凪に」

 

凪 「え?」

 

一刀様がそう言って差し出したのは、さっき私が見ていた白銀の石が嵌め込まれた首飾り。

 

凪 「あ、あの! え? どうして?」

 

一刀「欲しそうに見ていたからね。 それにそれ、凪に似合うと思ったし/////」

 

凪 「あっ、ありがとうございますっ!! 一生の宝物にしますっ!!」

 

一刀「大げさだなぁ~。 でも気に入ってくれたのなら嬉しいよ」

一刀「でも、他の皆には内緒な」

 

そう言って一刀様が微笑む。

 

凪「はいっ/////」

 

 

 

 

 

 

真桜「見たで~www」

 

沙和「凪ちゃんズルイのー!!」

 

真桜「隊長が部下を差別するのはいただけんよなぁwww」

 

沙和「沙和も欲しいものがあったのーwww」

 

 

 

 

 

沙和「でも凪ちゃん、幸せそうなのー」

 

真桜「な。 あんな嬉しそうな凪初めてみたな」

 

 

 

 

 

凪 「一刀様、今日はありがとうございました」

 

一刀「楽しんでもらえたかな?」

 

凪 「それはもう♪」

 

一刀「それはよかった」

 

凪 「また・・・・・・一緒に街へ連れて来ていただけますか?」

 

一刀「? これからも警邏で街にでるよ?」

 

凪 「警邏ではなく・・・・・・その、二人で・・・・・・/////」

 

一刀「ん、いいよ」

一刀「まぁ次は後ろの二人は抜きでね」

 

凪 「気付いてましたか」

 

一刀「もちろん。 真桜! 沙和! 出て来いっ!!」

 

真桜「あれ~・・・・・・バレてたん?」

 

沙和「おかしいの~・・・・・・」

 

凪 「あれだけ騒いでて気付かないと思うほうがおかしいっ!」

 

真桜「やっぱり沙和やんか~」

 

沙和「沙和そんなに騒いでないのー」

 

一刀「まぁまぁ。 二人とも夕飯まだだろ? 一緒に食べていこうぜ」

 

真桜&沙和「隊長の驕りっ?」

 

凪 「こ、こらっ!」

 

一刀「ははは、いいよ。 部下とのふれあいということで」

 

真桜&沙和「よっしゃーっ!(なのー!)」

 

凪 「申し訳ありません・・・・・・/////」

 

 

 

 

 

 

あとがき的な

 

 

拠点パート的な、凪とのデート編でした!

タイトルの通り12-1ですので、まだ続きますw

 

ちなみに今回の凪の服装ですが・・・・・・、

本編にあった凪の制服姿の半袖版です。

イメージ的には超電磁的なお姉様がニーソ履いた感じです。

絵的にない表現するとイラストも描いてみたくなりますよね~、挿絵的な。

まぁ描けませんけどね~www

 

それにしても紫金って実際どんな色なんですかね~(書いておいてアレですけど)

作者的には鮮やかな紫と解釈しましたが。

 

次はあの方の拠点の予定です。

では、ここまで読んでいただきありがとうございました!!

 

 

 

 

 

お知らせ的な

 

最近とてつもなく忙しく、満足に執筆する時間がありません。

なので今月中は更新停滞するかもです。

まぁ12-2は半分くらいできてるので出来上がったら更新します。

 

 

 

 


 
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