No.1015072

ぷにドル!#7(終)

赤城まやさん

宮井に解散を告げられたFATPrincess、最後のライブもお肉を揺らしながら、全力で踊ったり歌ったりする!

最後までお読みいただきありがとうございました。
アイドルのお話は初めて書くので、難しかったです。
1話目はランキングに入ることができましたが、そこから上手く調子を上げることができませんでした。

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2020-01-05 11:42:12 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:966   閲覧ユーザー数:960

CIT最終ステージの2日前、宮井は5人を集めた。

「今日、みんなを集めたのは重要なことをみんなに知らせたいからなんだ。」

宮井は5人の目の前に立つ。

「実は、FATPrincessは今年度をもって解散することになった。」

宮井はひと呼吸置いて、前を向いた。

「プリースちゃんは大学を卒業して母国のイギリスに帰る。まやちゃんと美森ちゃんと皐月ちゃんは終活が終わって、これから新天地に向けて準備がある。榛名ちゃんも先のことを考えると、存続が難しいと思ってね。」

「てことは、みんなで集まって踊るのも明後日の決勝で最後ということですね…」

「今は踊れるけど…今後のことを考えると難しいかもね…」

みんなが話し合うと、まやが立ち上がる。

「最後のライブ、最高の思い出になるように頑張ろう!」

「そうですね!かけがえのない最高の思い出に…♪」

「まやちゃんの言う通り…♪」

「先輩方との最後の思い出…」

「日本での最後で最高の思い出ね!」

「よ~し!最後のライブがんばるぞ!」

「「「「お~!」」」」

みんなは手を合わせ、踊りと歌のトレーニングをはじめた。

「これで、プロデューサーという職も明後日で最後。貴重な経験をさせてくれたこの子たちには感謝しないとね…」

 

CIT決勝当日、FATPrincessの楽屋には実里、西条、前島、宮井がいた。

「みなさん、お疲れ様でした!最後のライブ、楽しみにしてますね♪あっ、私お弁当を作ったのです。もしよろしければみなさんで食べてください。」

実里は持っているお弁当を机にやさしく置く。

「ありがとうございます、おかあさん♪」

「実里さん、ありがとー!」

「「「ありがとうございます!」」」

 

「次はうちと前島からや!」

「私は東京のお土産をあげるわ。」

「うちはたこ焼きやで!ぎょうさん食べや!」

「おいしそうですね!ありがとうございます!」

「「「「ありがとうございます!」」」」

「おうおう、頑張ってや!」

「頑張ってね。」

 

「私のはライブが終わった後にするわね♪」

「はい、わかりました!では、お料理をいただきましょうか!」

「そうだね!いっぱい食べてもっと元気になろ~!」

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

5人は料理をたくさん食べた。

 

「うぷぅ~ごちそうさまでした!おなかいっぱい!」

「まやさん、たくさん食べましたからね♪」

「そろそろ時間ですよ!」

長山がFATPrincessの楽屋に行って呼んだ。

「では、最後のライブ頑張ってくださいね!」

「「「「「はい!」」」」」

 

FAT Princessは最後のライブに望んだ。

激しくお肉を揺らしたり、一生懸命歌って踊った。

しかし、決勝は惜しくも3位で終わった。

 

ライブ終了後、みんなは楽屋で話し合っていた。

そんな中、まやがみんなにお礼を言う。

「結果は残念だったけど、みんなと踊ったり歌ったりするの、楽しかったよ!短い期間だったけど、ありがとう!」

次に美森がお礼を言う。

「みなさん、ありがとうございました。みんなでアイドルをやることができて嬉しかったですし、かけがえのない思い出になりました。」

その次に皐月がお礼を言う。

「みんなとこうやって一緒になって踊れてうれしかったです。」

その次に榛名がお礼を言う。

「先輩方とこうやって楽しく歌ったりできてうれしかったです!」

最後にプリースがお礼を言う。

「一緒にアイドルやれてうれしかった!母国のイギリスに言っても忘れないよ!」

 

「最後にプロデューサーの私からみんなへのお礼だよ」

宮井がみんなに写真とお菓子を渡す。

「ありがとうございます!」

「じゃあ、みんなで記念写真をとろう!」

宮井とFATPrincessは一緒に写真を撮った。

こうして、FATPrincesの活動は幕を閉じたのだった。

 


 
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