No.1010335

Octo Story 第6話「B区域の試練」

Nobuさん

オクトノベライズ、B区域の試練、始まるよー。

2019-11-16 08:55:59 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:657   閲覧ユーザー数:657

 私の、地下から脱出するための試練は続く。

 次は、B区域のここだ。

 

 寝転がってるヒマは無い カウチポテ島駅

 →にげる風船 全部こわせ!

 チャレンジ料 200

 ブキ1 スプラシューター

 ブキ2 バケットスロッシャー

 ブキ3 ホットブラスター

 いずれもサブウェポンはスプラッシュボム

 

 オススメは、スプラシューターらしい。

 私はそれを装備し、200クレジット払って試練に挑んだ。

 

「風船マト、逃げる前に撃て!」

 次々と現れる風船を、私はスプラシューターで撃ち抜く。

 1個、1個、2個、3個……そこだ!

 次は後ろか、逃がしはしない。

 私は回る風船を、次々とスプラシューターで撃つ。

 壁に遮断されながらも、私は撃ち続け、孤立した風船も残さず仕留めていく。

「あと半分だ!」

 よし、残りは25個だ。

 私はふわふわと浮く風船を、インクに潜りながら探して撃つ。

 私のスプラシューターからは逃れられないぞ。

「40個壊しました! あと10個です!」

 そして、気がつけばあと10個になった。

 周囲にある風船マトを、私は全て撃つ。

 ヒメ、イイダ、応援してくれてありがとう。

 この試練、すぐに達成できそうだ。

 ……残る1個は、空の上にあるか。

 私はインクに潜り、それを追っていった。

 そして、最後の一発が炸裂! 試練を達成した。

 

「頑張りましたね、ポリュープさん!」

「なかなかだったな」

 テンタクルズが私を褒めてくれて、嬉しくなった。

 私の腕もだんだんと上がってきているのだろうか。

 ところで、アレは一体どこにあるのだろうか。

 私はナマコ車掌に「アレ」の場所を聞いた。

「どうしても知りたいのでスね」

 頷くと、ナマコ車掌は観念したようにこう言った。

「『アレ』の一つは、B区域にありまス。ワタクシが言える事は、ここまででス」

 なるほど……「アレ」は、ここにあるのか。

 ナマコ車掌は多くは語らなかったが、これで私の意欲がより増してきた。

 

 私は「アレ」を手に入れるために、B区域の試練を次々にこなした。

 

 ニクめないアイツと遠距離恋愛 コア・クマ池駅

 →ミサイルをよけながら ゴールせよ!

 チャレンジ料 500

 ブキ なし

 

「ミサイルタコプターです! 遠くからでも撃ってきます!」

「略して『ミコプター』!」

 ミサイルが飛び交う危険なエリアを“丸腰で”突破したり。

 

 自分で危険を広げる スツトコ・ドツ恋駅

 →敵 全員倒せ!

 チャレンジ料 200

 ブキ1 ヒッセン&クイックボム

 ブキ2 ヴァリアブルローラー

 

「なんだありゃあ……」

「ファッ?! これじゃと足場がインクで壊れるのゥ!」

 木でできたイカ型の足場に乗りながら、敵を次々と倒していったり。

 

 逃げ出せぬ戦い バックレフ渓流駅

 →敵 全員倒せ!

 チャレンジ料 200

 ブキ1 L3リールガン&スプラッシュボム

 ブキ2 ヴァリアブルローラー&クイックボム

 ブキ3 パブロ&カーリングボム

 

「カベの裏で深呼吸! 戦場の鉄則ゥ!」

 インク飛び交う戦場を、ヴァリアブルローラーとクイックボムで戦ったり。

 ……戦場では手段を選んではいけない、という事がよく分かった。

 

 そして一通り試練を終えた後、私は暇だったのでチャットログを見た。

 どうやら、イイダがあらかじめハッキングをしておいたらしい。

 atarimeyosio……これってもしかして、アタリメ司令の本名なのか?

 ああ、予想通り、アタリメ司令の本名だった。

 彼の言葉はローマ字や、半角カタカナばかりだな。

 

 先はまだまだ長い。

 今は自分のペースで、試練を達成しよう。


 
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