WAVEの66式メーサー殺獣砲車です。「サンダ対ガイラ」は私が映画館で見た最初の怪獣映画だったと思います。このメーサー車は、ほとんどガイラを殺さんばかりに活躍していましたが、ビシビシと小刻みにダメージを与えていてガイラの痛みが感じられました。クライマックスの２体の格闘にも絡みながら、ガイラにのみ命中させているのも印象的でした。
キットは、ヤフオクで購入してから十余年、やっと着手してからも、パーツの紛失や破損で意気消沈し、他のキットへの目移りもあり、5年近くも放置してしまいました。後悔を残すまじと、紛失したパーツの代替品を不細工ながら真鍮線を細工して作り、製作再開、とりあえずの完了までこぎつけました。
組み立て説明書の脇に挑発するかのように、デティールアップの指示があり、一通り試みました。結果はウーン…といった感じになりましたが、これが自分なりと言うことで納得することにしました。
そのほかに、バックミラーの軸を真鍮線に、運転席のガラスは厚みや曇りから塩ビに、ヘッドライトはＨアイズに置き換えました。砲口の内側は百均光沢テープを貼り込んでみました。
サイズ的に百均の300円ケースに何とか収まりますが、底の映り込みが気になったので、ちょっとケースも塗ったりなどしてみました。

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（2019年8月　作成）