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No.996166
みらくる☆さん
「大事な親友だから…」 そう言うと、驚いたのはメイだった メイ「だ、大事な…って わたくし、ずっと 厄介者だと思ってたのに」
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俺「だから、辛い表情は見たくないんだ こんな 馬鹿な真似だって解っているけど メイの為に頑張りたくて」 そう言うと、彼女は笑顔になった そして バランスを崩して倒れそうになる しかし祖父が後ろに回って彼女を支えた そのまま彼は俺に話す いつのまにか北条さんが横にいて 通訳をしてくれていた 老人「私は、何事にも本音で しっかりと話をすることが大事だと思っている 身分や地位など関係ない そうしなければ人同士分かり合えないし 齟齬が生まれやすい とはいっても この国では直接的なものの言い方を あえて避けた方が美徳とされてきたようだ かくいう私もこの地位になると、みんな従順でね 罵声を貰うのなんて、何年ぶりだろうか 目つきが悪いうえに、片目しかないのあるしね」 そう言うと老人は大声で笑った 老人「でも、さっきの… お互い言語は違えど、君の気持ち、思い遣りが 伝わってきたよ 何より人を大事する強い心がね」 老人がメイに視線を移すと、彼女も頷いた 「だから、その少年のひたむきさ、必死さに応えたい …ぅ」 俺「北条さん?」 老人は何かを喋っているのに、彼は口をぱくぱくさせている 涙まで浮かべて。うまく訳せないんだろうか 通訳が代弁するように教えてくれる 「孫娘と君と私とで、遅い昼食を一緒にどうだろうか」 ++++++++++++ 作品は以下の皆様のご支援で成り立っております 大感謝です! ねこ鞠 様 Gonzou 様 hybrid-jp 様 ばべる 様 hana 様 ryuga 様 毘沙門天 様 dokujyu 様 Yokke 様 蛙の子は蛙&ニョロトノさん カケル 様
2019-06-13 12:41:56 投稿 / 889×1000ピクセル
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「大事な親友だから…」
そう言うと、驚いたのはメイだった
メイ「だ、大事な…って わたくし、ずっと
厄介者だと思ってたのに」
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