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No.995734
みらくる☆さん
「おい、待て爺さん」 俺は立ち去ろうとするメイの祖父に叫んだ 「あんたの母親がどうかはしらないが、メイはメイなんだ あんたを頼ってここまで来たんだ
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内心不安なのがわからないのかよ せめて話だけでも聞いてやるのが肉親ってもんだろうが」 そこで俺が一歩踏み出たのを危険視したのか、SPが一斉に襲い掛かった あっという間に取り押さえられる それでも負けじと言ってやった 「孫の顔くらいちゃんと見られないのか! お前の目は節穴かよ そっちの国はどうか知らんが こっちじゃ実の子供以上に 爺さん婆さんは孫を可愛がるもんだ」 日本語が解るのだろうか 聞いたSPの一人が 俺の髪をつかんで押さえつける それを見て北条さんが駆け寄ると 彼に飛びつこうとしたSPが 投げ飛ばされた 現場が騒然となった 慌ててメイが俺の元に駆け寄る メイ「その方はわたくしの大事な方ですの どうか乱暴は止めてくださいまし すぐにここから立ち去りますわ、もう、迷惑はお掛けしません だから、彼にひどいことをするのは止めて!」 状況は最悪だ 俺を助けようとして阻まれる北条さんは彼らに英語で語りかけ メイは相手が外国人なのを忘れているのだろう 日本語で叫んでいた ごめんよ メイ でも、俺はどうしても言いたかった 君の気持ちを知っていたから そう思いながらも後悔し始めたそのときだった 「Peace, be still!(静まれ)」 メイの祖父だ 彼が大声で叫ぶと、辺りはぱっと静かになる 続けて何か言うと、SPが俺の拘束を解いた そのまま近づいてくると 通訳に何か伝える 彼は頷くと、俺に話しかけてきた 通訳「会長が、どうしても聞きたいそうです あなたはなぜこんな危険を冒して ここまでするのか 私の孫娘に対して、自己を顧みない、向こう見ずになれるのは どうしてか 一体彼女の何なのか 興味があるとのことです」 それは… 1. 恋人だから 2. 大事な親友だから 3. ただの赤の他人です ++++++++++++ これでひとまず選択肢ラッシュは終わりです ここで逃げたら後がないだけに、ちょっと選択肢が一方的だったかもですね 作品は以下の皆様のご支援で成り立っております 大感謝です! ねこ鞠 様 Gonzou 様 hybrid-jp 様 ばべる 様 hana 様 ryuga 様 毘沙門天 様 dokujyu 様 Yokke 様 蛙の子は蛙&ニョロトノさん カケル 様
2019-06-09 08:34:13 投稿 / 889×1000ピクセル
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「おい、待て爺さん」
俺は立ち去ろうとするメイの祖父に叫んだ
「あんたの母親がどうかはしらないが、メイはメイなんだ
あんたを頼ってここまで来たんだ
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