「こ、こうですの？」
ぎこちない手つきで箒が床面を這う

森川「そんなに力入れなくてもいいよ」
手を止めて俺が答えるより早い助け舟

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彼女はメイが掃除を拒否すると思っていたのだろう
嬉しい裏切りに、彼女のほうが嬉しそうだ

メイ当人も嫌でもなさそうだ　好奇心もあるのだろうけど
二人で会話しながら楽しそうに手を動かす

そしてメイの取り巻きまでもが参加して
あっという間に掃除は終了した

森川「ありがとう　貴方のお陰よ」
俺「え？」
森川「あなたが言ってくれた途端、彼女が頷いたの
はじめは、ちょっとツンツンしてて、怖い感じもしたけど
人に教わることに抵抗が無かったり　一生懸命な人なんだって
わかってきたから」

俺「こ、今度一緒にハンバーガーとか誘ってみたら？
コーラとのセットとか、好きかもしれない…かも」

森川「私もあまり行った事無いけど、気に入るかしら？」
俺「多分、いや必ず…」
森川「じゃぁ早速　今日誘ってみようかしら」

メイに駆け寄っていく彼女
森川さんも友人少なそうだから、お互い仲良くなってくれれば
いいんだけど
(続く）

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1が圧倒ですね！
イラスト、もっと描き込みたいのですが忙しくて申し訳ないです