No.924863

SAO~帰還者の回想録~ 第14想 細剣が磨かれる時

本郷 刃さん

奏は見守る者であり、僅かな闇を抱える者でもある
彼女の命と心を守った二人の男への思いとは…

2017-10-04 13:58:14 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:7539   閲覧ユーザー数:6717

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SAO~帰還者の回想録~ 第14想 細剣が磨かれる時

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奏Side

 

今回の事件、和人君がPoHと戦った結果、彼は瀕死とも言える重傷を負った。

なんとか命は助かったけれど、意識が戻らない状態が今も続いている。

最初に明日奈ちゃんから話を聞いた時は呆然として、絶句して…一時は心臓も停止したって聞いた時は、さすがに腰が抜けそうになった。

なんとか表には出さなかったけど、隣に立っていた遼太郎さんと雫と公輝にはバレていたはず。

だって、明日奈ちゃんがあたしみたいな思いをしちゃうんじゃないかって、思ったから。

 

この『オーシャン・タートル』に遼太郎さんと雫と公輝と一緒に和人君のお見舞いに来た。

ソウル・トランスレーター(STL)』に体のほとんどを覆われた彼の姿を見て、胸を締め付けられるような思いをした。

生きていてくれて良かったと思うけど、もしかしたらあたしでも何か出来ることがあったんじゃないかと思うこともある。

忙しそうだった和人君の様子をもう少し確りと見ていればって、雫と一緒に姉貴分として見守ってきたつもりがこの様なんてね…。

和人君の命が助かったことは不幸中の幸いかもしれないけど、それでもこんな事態にはなってほしくなかった。

 

だけど、この一件で分かったことや変化したことを把握できたりもした。

明日奈ちゃんが精神的に凄く強くなっていた。

本人曰く一度パニックを起こしたみたいだけど、

お母さんの支えもあってすぐに立ち直ることができたらしいし、自分という存在を確かに理解していた。

なによりも、あたしや雫の眼から見ても、

もう明日奈ちゃんは和人君に依存してる様子は見られなかった……きっと、正しいものに昇華できたんだと思う。

 

それは和人君も同じで、彼に関してはALOの『神々の黄昏(ラグナロク)』の後から既に依存から抜け出ていた。

いや、もしかしたらだけど、彼は最初から明日奈ちゃんに依存していなかったのかもしれないって、あたしと雫は予想してる。

まるで彼女に合わせていたかのように、明日奈ちゃんよりも少し早く抜け出したかのようにも見えたから。

まぁ、詳しいことや真実がどうかは解らないけど、二人が共依存から脱しているのは確かなことね。

 

それに変化したのは何も和人君と明日奈ちゃんだけじゃない、『神霆流』の男の子達と彼らの恋人である女の子達もだったわね。

みんなはここ数日のお見舞いの時にそれぞれで話しをしたらしくて、今日ここに来る前に会った彼らは何かを吹っ切れたような、

あるいは重荷を下ろしたような、清々しい雰囲気になってた。

女の子達は逆に少し確りしたような雰囲気、きっと男の子達の抱えていたものとかを聞いたんだと思う。

そういえば、雫も公輝の様子を窺っているような感じだったし、彼女も公輝と話しをするのかもしれない。

 

みんなが進んでいく中、あたしだけ置いていかれるのも癪ね……そうね、

あたしもそろそろ最後の一歩を踏み出す時かもしれないわね…。

 

 

 

「遼太郎さん、少し休憩しましょ。あまり根を詰めない方がいいわ」

「おぅ、そうだな」

 

そう言ってあたしは遼太郎さんとオーシャン・タートル内の休憩スペースに来て、飲み物を貰って休憩している。

昼食後にここに来たけど、彼も公輝もずっと和人君のことを見ていたし、これにはさすがに雫と一緒に二人を休憩させることにした。

そういうわけであたしは遼太郎さんと休憩スペースに来て、雫は公輝と一緒に何処かで休憩してると思う。

 

「はぁ、なんでこうなっちまったんだろうな…」

「そうね……あたし達も少し気が抜けていたのかもしれないわ。

 今年も色々な事があって大変だったから、平和な時間の幸せと年末の忙しさに気を取られちゃったのかも…。

 でも、仕方が無いことでもあるわ……あたし達は人間で一長一短はあるけど、完璧じゃない。

 和人君だってそう、疲れも精神的な負担もあったから、こうなったんです」

 

きっと、遼太郎さんは自分がこうしていれば、ああしていればって思ってるはず。

それはあたしもだし、みんなもそうだと思う。

だけど、それはもしもの話しであって、いまはもう起こってしまった後なのだから。

 

「それよりもあたし達は和人君が目覚めることを信じて、

 彼が目覚めた後に明日奈ちゃん達と一緒にどうやって支えるのかを考えましょうよ」

「……ったく、俺としたことがこんなぐだぐだ考え込んじまうなんてなぁ、らしくないぜ」

「SAOとALOの時とは状況がまた違うもの、しょうがないわ」

 

本当にしょうがないことだけど、だからこそみんなでそういう思いを分かち合うのが大切なのよ。

ま、今回に関しては和人君の肉体的な命の危機だったからね。

 

「奏はすげぇな」

「そんなこと、ないですよ。

 あたしは和人君ほどじゃないけど彼よりも先に似た事態に巻き込まれて、明日奈ちゃんに近い経験をしたから。

 でも、本当は二人にこんなことが起きてほしくなかったし、これから先みんなにも起きてほしくないの」

「そう、だよな……奏は小学生の時に兄ちゃんを…」

「気にしないでね。これでも、あの時のことに向き合えてるから」

 

そう、あの時の出来事があったから、あたしは少しだけ立ち直りが早かっただけ。

だからあまり気にしないでほしいけど、遼太郎さんは優しいからそれは難しいかしら?

それなら、意地が悪いかもしれないけどそれを理由にしてみよう。

 

「ねぇ、遼太郎さん?」

「ん、どした?」

「気にしちゃうのなら、お詫びにあたしの話を聞いてもらってもいいかしら?」

「そりゃあ全然構わねぇぞ」

 

聞いてくれるのならちゃんと話さなくちゃね。

あたしが姿勢を正すと遼太郎さんも自然に姿勢を正した。

 

「あのね、あたしの昔の話を聞いてほしいの。いままではちゃんと話せなかったけど、今回のことでようやく決心が付いたから」

「奏がいいんなら俺はいいけどよぉ、大丈夫なのか? 無理してるってんなら…」

「ありがとう。でも、無理をしてるわけじゃないの……今回の和人君の件で改めて考えさせられたわ。

 生きてるからこそ、伝えられることがあるって。

 遼太郎さんが知らなくてもいいのならあたしはそれでもいい。

 だけど、知りたいと思ってくれるのなら、あたしのことをもっと知ってほしいの」

 

そう、これはあたしの自分勝手な思い、だけど遼太郎さんへの確かな想いなのも間違いない。

重い話だし、この話をしなくてもきっと遼太郎さんはあたしのことを想ってくれることは信じてる。

ただ、それでもあたしの辛い過去を知ってほしいって、思っちゃう。

 

「どう、かしら?」

「愚問ってヤツだな、俺は奏の心の傷をちゃんと知らないままってのは嫌だぜ。だから、聞かせてくれや」

「……うん、ありがとう。あのね………」

 

話そう、あたしと霞音従兄さん(かのんにいさん)のことを…。

 

 

 

 

―――――

 

『両親とも会ってもらったし、何度か家に来てもらって話もしたからあたしの家のことはもういいわよね』

『おう。さすがに朝霧財閥やレクトほどじゃねぇが奏の親父さんは会社も経営していて、子会社もあるんだよな。

 俺の居る会社と提携してるなんて思わなかったけどよ…』

『あはは、あれは少し驚きましたよね…』

 

そう、遼太郎さんの務めている会社は家の会社と提携していたのを知ったのは、両親に会ってもらった時だったわね。

一応、事前に成人していることやどんな人かを話して、

両親はあの時の事件以降あたしに対して少しばかり過保護だったから、雫と公輝にも話しをして協力してもらった。

とはいえ、実際に会ってもらったら遼太郎さんをお父さんもお母さんも凄く気に入ってくれて、

安心してくれたからこっちもホッとした。

 

『そういう家で当時から朝霧財閥とも提携してたからあたしと雫は幼馴染だったけど、

 雫はあたしよりも大変な立場だから遊べる時間とかもあまり多くは無かったの』

『そういや、朝霧家の子供ってんで習い事とかやってたんだっけか、雫は』

『うん、だからというか、当時は兄さんと遊ぶ時間の方が長かったわ』

 

雫は昔から習い事や護身術の指導を受けていたけど、

その当時は気乗りしていなかったのを知ってるのはあたしと公輝と家族達くらい。

 

『前にも言ったけど、兄さんの家は近所…って言っても隣町だったんだけどね。

 穏やかだけど勇敢で、でも喧嘩とかは無縁な性格だったし、読書が趣味で勉強も運動も出来た。

 そうね、戦いをしない烈弥君って言えば想像し易いかしら』

『おぉ、なんか想像し易いな』

 

うん、実際に一番印象が近いのは烈弥君だと思う、彼の根にある苛烈な部分が無ければ兄さんと性格だけなら瓜二つね。

 

『なぁ、奏。初恋だったんだろ、兄ちゃんはよ』

『…はい。亡くして初めて気付いた、幼かったあたしの初恋です』

 

やっぱり気付かれるわよね、まぁ今の遼太郎さんなら気付くとは思ってたけど。

 

『幼いながらに尊敬して、確かに恋をしていたと思うの。当時だけどね…』

 

「あたしね、大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになる!」

「そう言ってくれるのは嬉しいよ。でも奏は僕でいいのかい?」

「うん! お兄ちゃんがいいの!」

「ふふ、ありがとう。奏」

 

『ってことがあったわ』

『微笑ましいじゃねぇか。話しを聞いてるだけでも、どんだけ奏が兄ちゃんのこと大切なのか伝わってくるぜ』

『うん…』

 

遼太郎さんのことが大切でそれこそ将来も考えているほど大好きなのは本当。

でも、兄さんが初恋で大切だったのも本当。

初恋は叶わない、あたしはそれを最悪な形で体現してしまった。

みんなの初恋が叶ったことを羨ましくも思ってるけど、

同時に今回のことで明日奈ちゃんがあたしのようなことにならなくて良かったと思うのも本心ね。

 

『何も変わらない、いつも通りの日々が続くと思ってた。でもあの日、あたしと兄さんををあの男が襲った…』

鬼船久(きふねひさし)か…』

 

呟かれたあの男の名に頷いて答える。

 

『あたしが小学四年生で10歳、秋も暮れて冬になった十二月一日のことだった。

 兄さんはもう少しで中学校のテスト期間に入るし、12月自体が家のこともあって忙しくなる。

 だからその前に少しでも遊ぼうと思って、兄さんもあたしのことを気にかけてくれたのか遊んでくれた。

 公園に出かけて遊んで話して、そして家に帰ろうとしたの』

 

兄さんと手を繋いでその時のあたしは上機嫌、兄さんも楽しんでくれて気が緩んでた。

だから、前から歩いてくる何処にでもいるような格好をしていたと思われる男の姿を、気にも止めなかった。

そして、すれ違った。

 

「え…いっ、いだ、いっ…!?」

「奏!?」

 

熱が奔ったような痛みを背中に感じた直後に激痛、兄さんが焦ったようにあたしの名前を呼んだ。

 

「いた、い……痛い、よぉ…!」

 

『あまりの痛みに地面に倒れ込んで、でも背中だから抑えようにも手が届かない。

 痛みで涙が止まらなくて、自分がどうなるのか解らなくて……だから後ろを見てしまったの』

『後ろって、まさか兄ちゃんと鬼船の…!』

『うん。兄さん、もうお腹を刺されてた。でも、倒れないでなんとか鬼船を抑えようとしてた』

 

「おらっ、早く死んじまえ、よぉっ!」

「うぐっ……うる、さい、ぞっ!」

「うげ…こんの、ガキがぁっ!」

 

あたしを斬ったのとは別の隠してた包丁で兄さんの胸を一突きして、でも兄さんは離れずにそのまま鬼船の頬を殴った。

でも、それに鬼船は激昂して、何度も兄さんを斬っては滅多刺しにした。

 

『あたしは激痛と出血、それに恐怖で体を動かすことも泣き声を上げることも出来なくなって、意識も朦朧としだしてた。

 そして、鬼船が大きく腕を振って兄さんの心臓辺りに一刺し、

 兄さんはふらついた後あたしに覆いかぶさった……あたしを、守るように…』

 

兄さんが覆いかぶさった衝撃で少しだけ意識が覚醒したあたしは、眼の焦点が合ってない兄さんと視線が重なった。

その顔は申し訳なさそうで悲しげな微笑を浮かべてた。

 

「ごめ…ね……僕、かな、で…と、けっこ、ん……でき、な…。ごめ、ん……ね…」

 

そう言って、兄さんは力尽きた。

 

『それが、霞音従兄さんが最後に遺した言葉だった…』

『そうか…』

『ここまでが前にも遼太郎さんに軽く説明したところ。

 ここからはその後のこと、本当の意味であたしが向き合えなかった、いまでは受け入れることのできたこと』

 

あの襲撃の後、通りがかった人の通報であたしと兄さんは病院に運ばれて、

あたしは背中に傷を負ったものの命を取り留めて、でも兄さんはやっぱりあの時には亡くなっていた。

あたしは家族と雫の家族に見守られながら意識を取り戻した。

 

「お兄ちゃん、は…?」

「……奏。霞音君は、亡くなった…」

「っ……うっ、うぅぅぅっ…!」

 

お父さんから言われて、兄さんの両親である叔父さんと叔母さんの悲痛な表情を見て、

現実だと理解したあたしは泣きだすしかなかった。

 

『その後であたしと兄さんを襲った犯人が鬼船だと分かった。

 当時、アイツは他の殺人事件を犯した後らしくて、あたし達の時は二番目の犯行だったわ。

 さらに、アイツはその後も犯行を重ねていって、それについては遼太郎さんも知ってるわよね?』

『まぁな。俺もあん時は学生だったけどよ、ニュースでよく見たから覚えてるぜ』

『ええ。あたしはそのニュースを病室で雫と見てたわ…』

 

幸いなのか不幸なのか、あたしは個室でその時は雫と二人だけだった。

奴のニュースを見て、あたしはそれを決めた。

 

「雫。アイツが、あの男が、兄さんを殺したんだよね…」

「う、うん、そうだけど……奏、どうした、の?」

「決めたの。あたしが、あの男の、鬼船久の、全部をぶっ壊す……いつか、殺してやる!」

 

『それが、それだけが、復讐を果たすまでのあたしの全てだったのかもしれない…』

 

 

 

 

―――――

 

「これが、あたしが遼太郎さんに話せなかったこと。自分がバカ過ぎて、どうしようもないバカをやった話しよ」

「奏…」

「間抜けよね。雫には大変な思いをさせて迷惑もかけちゃって。

 兄さんだってあたしが復讐することなんて望んでないはずなのに、

 それに気付いたのは……復讐を果たして、遼太郎さんに愛されてるって知った時だった…」

 

話し終われば、そう思うしかなかった。

それにもっと早く話すことも出来たんじゃないかと思う、だって気が楽になった気がするもの。

そう思ってたら、頭に手が置かれて撫でられた。

 

「あの、遼太郎さん?」

「まぁ、あれだ、お疲れさん。色々考えて、悩んで、整理して、言葉にして、俺に言うの大変だったろ?

 だからよ、お疲れ様ってな」

「そんなこと…だって、あたしの自己満足なのよ。こんな話、聞かせられて困ったでしょ?」

「奏のことだから知りたいって思ったし、聞くこと決めたのも俺、奏は俺に応えてくれたんだ。

 ありがとな、奏のことと兄ちゃんのこと教えてくれてよ。

 それに辛かっただろ、あの気持ちずっと抱えていたのは……よく頑張ったな」

「っ、うんっ……辛かった、苦しかった、よぉ…」

 

あたしを甘えさせてくれる遼太郎さんの優しさが嬉しくて、涙が零れた。

ずっと抱えてきた重荷が少しだけ軽くなった気もする。

 

「でもな、奏。復讐だけが全てだったなんて、嘘でも言うもんじゃないぜ。

 雫と公輝、それに和人達だって一緒だっただろ? アイツらのこと大事だったことは本当のことだろ」

「……はい。みんなが居てくれたから、あたしは復讐だけに呑まれることはなかったです」

 

遼太郎さんの言う通り、事件の一時後までは復讐心しかなかった。

でも、雫が居て、公輝と出会って、和人君達とも出会って、SAOで明日奈ちゃん達と……遼太郎さんにも出会えた。

その出会いとみんなのお陰であたしは堕ちることは無かった、みんなのお陰だ。

 

「和人の奴が起きたらよ、みんなに礼でも言おうぜ。みんなが居たから俺は奏と会えたわけだしな」

「いいですね。みんなにちゃんとお礼が言いたい」

「あとよ…兄ちゃんにも挨拶、させてくれねぇか?」

「あ……はい、お兄ちゃんのお墓、一緒にお参りに行ってください」

 

嬉しい、遼太郎さんはあたしが嬉しいと思うことを一緒にしてくれる。

そんな彼にあたしも応えたいと思う。

 

「さてと、そろそろ戻るか。公輝と雫も待ってるかもしれねぇしな」

「はい……あ、遼太郎さん」

「ん? どうした「ちゅっ///」んなっ///!?」

 

和人君の居る部屋の前に戻ろうとした時、あたしは少し恥ずかしかったけど不意打ちで遼太郎さんにキスをした。

ふふ、驚いてる。

 

「遼太郎さん、大好きよ///」

「うっ、お、俺だって同じだ///」

 

照れながらも返してくれた言葉が嬉しい。

あたしと遼太郎さんは並んで和人君の眠る部屋に向かう。

 

―――和人君。キミにもお礼をたくさん言いたいから、休んでからでいいから絶対に起きること。お姉さんとの約束よ。

 

奏Side Out

 

 

To be continued……

 

 

 

 

 

あとがき

 

一ヶ月以上の時間を掛けてようやく完成させることが出来ました。

本当、遅くなって申し訳ないです。

やはりスランプもあり、足の小指を強打して骨に罅が入ったり、忙しさも重なってしまったのも理由ですね。

 

そして予定変更の報告もあります、本当なら時井家の描写も一話使って書くつもりでしたが厳しいと判断しました。

なので次話は彼らも含めた和人の周りの人の今回の事件に関する話を書こうと思います。

そしたらその次はプログレ要素と黒戦SAO過去編が書けます。

 

また、以降の投稿に関しても頻度不定期更新で行くと思います、完成したら投稿する感じです。

こんな作者ですがエタることはしないので今後とも、どうかよろしくお願いいたします。

 

それではまた次回で、サラダバー!

 

 

 

 


 
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