No.792917

真・恋姫無双 刀蜀・三国統一伝 突発企画! お兄!! ぱ~と壱

syukaさん

一刀がお兄ちゃん呼びされたらどうなるのか・・・雰囲気的には普段と変わらない!?

2015-07-29 19:35:54 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:4778   閲覧ユーザー数:3725

まえがき コメントありがとうございます。煩悩満載マンことsyukaでございます。さて、今回は突発ものでございます。以前、コメントにて「一刀って兄属性持ちだったな」と一言いただき・・・はっ!?と思いつき煩悩妄想満開でキーボードをカタカタ走らせはじめたのが始まりでございます。テーマとしては・・・「おにぃ!!」でございます。女の子達が普段の物語では言わないような一言を口にする・・・かも!?それではごゆっくりしていってください。

 

 

※当物語は本編の時間軸とはずれていますので、ご了承下さいませ。

 

♪♪♪

 

一刀へ

指令を送るわ。確実に速やかに遂行するように。

 

お題:一日、お兄ちゃん(呼ばれ方は指定しないわ)と呼ばれなさい!

対象:蜀将

 

美桜より♪

 

「こんなものが婆ちゃんから届いたんだけど・・・」

「ふむ、異論はないな。 ではやってみるか。」

「ねぇ、鈴もこれに参加するの? 明らかに年u・・・」

「細かいことは気にするな。 このような企画に乗っからない手はないだろう。」

「細かくはないんだけどなぁ・・・。」

「では、明日から開始ということで。 皆も異論はないな?」

 

「はーい♪」

「・・・(なんで私まで)」

「・・・(なんでぼくまで)」

「・・・(もきゅもきゅ)」

 

ということで・・・。

 

 

今日一日、お兄ちゃんと呼ばれることになった。

 

 

 

劉備玄徳、桃香の場合。

 

「ねぇ、ご主人様。 何て呼ばれたら嬉しい?」

「俺が一番微妙に思ってる事を・・・桃香の好きに呼んでいいよ。」

「じゃあ・・・お兄ちゃん! 一刀お兄ちゃーん!!」

「わっ、いきなり抱きついてきたら危ないだろ・・・もう。」

「えへへ~♪ けど、ちょっとだけ恥ずかしいね//」

「多分ね、桃香より俺の方が恥ずかしいと思うよ? 後さ・・・」

「?」

「髪がぼさぼさなの! そこの椅子に黙って座りなさい! お兄ちゃん命令です!」

「わっ! お兄ちゃん命令か~。 なら仕方ないねぇ♪」

「・・・くすっ。」

「ふふっ♪ いつもどうり、お願いね?」

「了解。」

 

 呼び方が変わっても特にいつもどうりな二人でした。

 

♪♪♪

 

 関羽雲長、愛紗の場合。

 

「・・・////」

「ん? 愛紗、顔赤いけどどうしたの?」

「い、いえ!? なんでもございませんよ! ごしゅ・・・はっ!?」

「無理して言わなくてもいいのに・・・。」

「皆で取り決めた決定を私だけ破ることなど出来ません!」

「(鈴が半ば強引に決めただけの気もするけど・・・)」

「こほん! 呼び方くらいで動揺していては関雲長の名が泣きます! ・・・うぅ。

 か・・・か、一刀・・・おにいさま。」

「っ~~~~~~~//!?!?!?!?!?」

「なっ!? 真っ赤にならないでください!! 私だって、その・・・恥ずかしいのですから・・・//」

「そ、そうだな! 政務に集中しないと・・・//」

「そ、そうですね・・・。」

「「(ちらっ・・・っっ////)」」

 

 目が合うだけで互いに気恥ずかしくなってしまい、仕事に集中出来なくなりました。

 

♪♪♪

 

 

 張飛翼徳、鈴々の場合。

 

「おにいちゃーーーん!! 久しぶりに模擬戦したいのだ!!」

「はいはい。」

「鈴々が勝ったらラーメン奢るのだ!!」

「俺が勝ったら?」

「・・・お兄ちゃんの昼寝に付き合ってあげるのだ。」

「俺が昼寝する前提!? ちゃっかりしてるなぁ。」

「にゃはは♪」

「けど、皆が俺のことを兄呼びしても鈴々はいつもの事だから変わらないよなぁ。」

「? お兄ちゃんはずっとお兄ちゃんだからずーっと変わらないのだ!」

「・・・そうだね。 俺も鈴々にはずっと明るい鈴々でいて欲しいな。」

 

 模擬戦の結果、またお財布が軽くなった一刀なのであった。

 

 

♪♪♪

 

 趙雲子龍、星の場合。

 

「兄上よ、考え事ですかな? いつになく上の空ですぞ。 早く食べねば、せっかくのメンマが冷めてしまいます。」

「いや、メンマはもういいんだ。 結構な量を食べたし・・・俺の分は星にあげるよ。」

「ふむ、それではお構いなく。」

「光さんの事を思い出してたんだ。」

「・・・なるほど、私に気を遣っておられたのか。」

「うん。」

「あまり気になされるな。 それでは私まで変に勘ぐってしまいます。 それに・・・兄様は兄様、あくまでも兄妹の関係でしかありませぬ。 兄上・・・こほん。 北郷一刀殿は私の想い人故、他の者よりも大切にしたいという気持ちが強いのです。」

「俺も星のこと大好きだよ。」

「っ・・・まったく、兄上はもう酔われたのですかな? いつになく饒舌のように窺える。」

「酔ったのは星じゃない? 顔もさっきより少し赤いし・・・」

「誰のせいだと・・・」

「ん? ごめん、もう一回言ってもらっていい? 風の音でかき消されて聞こえなかった。」

「大したことではありませぬよ。 酒よりも・・・主の言葉に酔わされそうです。」

 

 城壁にて、二人はもう少しだけ酒を煽りながら穏やかなひと時を過ごした。

 

♪♪♪

 

 諸葛亮孔明、朱里・鳳統士元・雛里、徐庶元直・明里の場合。

 

「二人とも、いくよ!」

「うん!」

「ばっちこーい!」

「・・・(何が始まるんだ?)」

「すぅ・・・はぁ。 お兄しゃま! はわわ・・・噛みました。」

「お兄ちゃま! あわわ・・・もう駄目です。」

「お兄さま! にゃ!? 言えたーーー!!」

「明里ちゃん凄~い!」

「羨ましいです。」

「えへん♪ という訳で~・・・お兄さま! 今日は私とお料理を一緒にしてください!」

「・・・未だにどういう流れか掴めてないんだけど。」

「え~とですね、上手くお兄さまと言えた人が昼餉をお兄さまと一緒に作ろうと、お願いできるよう私たちで取り決めたんです。」

「なるほどね。 それでその結果、明里が勝ったという訳か。」

「はい♪ それで、いかがでしょうか。」

「良いよ。 じゃあ一緒に作ろうか。」

「やった~!!」

「うぅ~~、お兄さま! 私達とも今度お料理を作るときにご一緒させていただいてよろしいですか?」

「お兄ちゃま!あわわ、また噛んだ・・・。」

「勿論。 雛里もほら、噛んじゃったくらいで涙目にならないの。」

「あわわ//」

「あ! 雛里ちゃんばっかりずるい! お兄さま! 私の頭も撫でてください!」

「くすくすっ・・・はいはい。」

「にゃふ~、落ち着く~♪」

 

 昼餉前、今後の料理そっちのけでほのぼのし始めた四人なのでした。

 

♪♪♪

 

 董卓仲穎・月、劉協・薔薇の場合。

 

「はい、お兄さま、どうぞ。 あ~ん。」

「あーん。(もぐもぐ) やっぱりここの杏仁豆腐は格別だね。 月に食べさせて貰ってる効果もあるし。」

「へぅ//」

「あんたたちさぁ・・・」

「ん? 薔薇、どうしたの? 薔薇も月に食べさせて欲しいの?」

「私は構いませんよ?」

「そうじゃなくて・・・はぁ。 ここ、お店の中なのよ?」

「そうだね。」

「たまには中で食べたいとお兄さまが仰られましたから。」

「だから・・・恥ずかしくないのかって聞きたいのよ! お店の中にいる人みんなこっち見てるじゃない!!」

「? 別に?」

「いつもの事ですし・・・。」

「・・・はぁ。 月も一刀・・・一刀おにぃもちっとも恥じらいはないし。」

「月にも恥じらいはあるよ!! 月が恥ずかしがってるところは可愛い!! これだけは譲れない!」

「へぅ~~//」

「おにぃが恥ずかしがらせてるのよ!!」

「??」

「そこでそうかな?みたいな顔をしない! もう・・・付き合ってる私の身にもなって欲しいものだわ。」

「では薔薇様もお兄さまに食べていただいてはどうでしょうか。」

「・・・はい?」

「いや月、ここは俺が薔薇に食べてもらう方向で。」

「それも良いですね♪」

「だから人の話を・・・」

「はい、薔薇。 あ~ん。」

「(くっ、聞く耳持たずか・・・諦めよう。)はいはい。 あ~ん。 んっ!? なにこれ!? 美味しい~!!」

「・・・月。」

「はい。」

「頬を綻ばせながら杏仁豆腐に夢中になっている薔薇がめちゃめちゃ可愛い件について。」

「同意します。」

「なっ!? ばっ・・・バカ!! あんまりじろじろ見ないでよ・・・//」

「そして頬を赤らめさせながらも、器と匙からは手を離さない薔薇。 愛らしさ二割増でいかがでしょうか、月さん。」

「三割増でいかがでしょうか。 これは思わずお持ち帰りしたくなります。」

「それでいこう。」

「~~~~~~っっっ////!!(ぷいっ)」

「・・・月さん。」

「はい。」

「抱きしめても良いかな・・・薔薇を。」

「奇遇ですね。 私も同じことを考えていました。」

『ではお構いなく・・・』

「ちょっ、二人とも! 私は許可出してない! あ~~~もう! くっつかないの! 皆がこっち見てるから~!!」

「それはね、無理な注文だよ、薔薇。」

「・・・なんでよ?」

「薔薇が可愛いのが悪い。 という訳で、ぎゅーーーっ!」

「お兄さま! 私もぎゅーっとしてください。」

「じゃあ二人まとめて~~」

「この・・・バカおにぃ~~~~~!!」

 

 お店を出る頃には、なにやらやり遂げた感を出しまくる主にメイドと、赤面させたままぶつぶつ何かを呟いている皇帝メイドちゃんがいたそうな・・・店内のお客さんに店員は最後まで微笑ましく眺めていたのは、語らずとも良いことだろう。

 

 

あとがき 読んでいただき、ありがとうございます。突発物、ぱーと壱はいかがでしたでしょうか。普段より糖分増し増しだった気がします。個人的にはもっと甘甘にしてもいいかな~という感じですね。それでは次回、ぱーと弐でお会いしましょう。ノシ

 


 
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