No.731360

真・恋姫無双~白き牙を持つ者~ #136

tokkeyさん

この物語はオリ主メインの外史です
視点は基本オリ主となっています
その他にご都合主義・チート・独自ルートで書いています
苦手な人はご遠慮ください
大丈夫な人は駄文にお付き合いください

2014-10-20 07:23:56 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:2005   閲覧ユーザー数:1853

~ 第136話 †迫られる選択† ~

 

 

それは南進を軍議で決め、いざその為に準備をしようとしていた時だった

 

 

「伝令!曹操(そうそう)様に火急の伝令がきております!」

 

 

南進が決まり、その為の兵站や将軍を調整している時に伝令がやってきた

この時期に火急の伝令が来るとは間が悪いわね・・・

 

「いいわ、通しなさい!」

 

私はすぐさま問題を片付ける為に伝令を軍議の間に呼んだ

 

「失礼します曹操様!」

 

「面をあげなさい、なにがあったのかしら?」

 

「はっ!西で劉備(りゅうび)軍の動向を探ってた者達からの書状をお持ちしました

 確認をお願いします!」

 

「秋欄(しゅうらん)」

 

「はっ!しかと受け取った。戻っていいぞ」

 

「御意!失礼します!」

 

伝令が外へと出たのを確認してから秋欄が私に書状を渡す

その中身を見て私は顔を顰める

 

「華琳(かりん)様?」

 

書状を渡した秋欄が怪訝な顔をするが元の席へと戻る

目を閉じ、気持ちを少し切り替える為に長く息を吐き

その場にいる皆を見て、私は発言をする

 

「劉備軍が私達と漢中の間辺りに陣を展開しているそうよ・・・場所は定軍山」

 

私の言った言葉に軍師の3人が思案をし始める

全く持って忌々しいわね

この時期に来るということは私達が南進するのを察知して一気に長安辺りまで攻める為かしらね

私も考え始めると、秋欄が手を挙げ発言をする

 

「華琳様よろしいですか?」

 

「何か思いついたのかしら秋蘭」

 

「はい、私と瑠琉がそちらの方へ行き華琳様達が帰還するまでの間

 防衛をしておこうと思いますが」

 

「なるほど・・・確かに元々貴方達二人には許昌に残ってもらうつもりだったわ

 それが西の防衛に変わるだけか」

 

「華琳様、よろしいでしょうか?」

 

秋蘭なら無理をする事はないだろうから劉備達への対応に問題はないわね

その案でいこうかと納得しかけた時に稟(りん)が手をあげて発言をする

 

「秋蘭の案でいこうと思ったのだけれど何か問題ありそう?」

 

「そうですね、我々にわざと報告させた場合の事を考えると危険だと思われます」

 

「続けなさい」

 

「はっ!相手はあの臥竜と鳳雛の二人です

 我々が南進をしようとしてる事は知られてると間違いないでしょう

 それをこの時期にわざと陣を張っているなどと分からせた事が怪しい

 少なくとも罠を張って我々が来るのを待っているでしょう

 劉備の狙いは二つかと

 一つは、我々の進軍を少しでも遅らせて孫策(そんさく)軍への時間稼ぎ

 もう一つ・・・我々の将を減らすことではないかと

 なので私は秋蘭殿と瑠琉の二人には許昌の守りをお願いしたいと思います」

 

「助かるわ稟・・・確かに臥龍と鳳雛がいるのだから警戒しておくべきね」

 

そう言って艶のある視線を稟へと送ると

「ぶはっ!華琳様の視線が!」と言って鼻血を吹き上げて倒れる

まだ改善されてないのね・・・華陀にお願いしておこうかしら

「はい、稟ちゃ~ん首トントンしますからね~」「ふごっ」

風(ふう)の手際も段々良くなってきたわね・・・

 

場も少し和んだ事だし、少し休憩を挟んだ方がいいわね

 

「一旦食事としましょう、その後に今後の方針を決めなおすわ」

 

皆の顔(2名ほど床にいるが)を見ながらそう言うと皆頷き

軍議は一旦休憩となった

 

しかし、私の心はすでに決まっているそれは・・・

 

~あとがきっぽいもの~

 

1週間で更新再開!といっておきながらこの体たらくごめんなさいm(_ _)m

ちょっとゆっくりしすぎてましたorz

そんなわけで今回のが書くつもりだったのがどこに時期を挟むか悩んだ物です

正直な所早すぎる!って感じだと思います

ただ、ある程度史実通りの時期に書いてしまいますと・・・ねぇ?

華琳様がポッキリ折れて、助けて白えも~~ん!ってなりそうだったので

そんな華琳様になるかは秘密ですけども、どっかで詰め込みたかったのでここに押し込みました

 

涼しくなりすぎて快適モードですが風邪には気を付けてください

次回もよろしくお願いしますm(_ _)m 駄文でした


 
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