No.728272

真・恋姫無双~白き牙を持つ者~ #135

tokkeyさん

この物語はオリ主メインの外史です
視点は基本オリ主となっています
その他にご都合主義・チート・独自ルートで書いています
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大丈夫な人は駄文にお付き合いください

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2014-10-06 06:32:18 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:2291   閲覧ユーザー数:2085

~ 第135話 †次への序章† ~

 

 

華琳(かりん)達が麗羽(れいは)を退けて暫く経ったが

治める領内には次から次へと南からの流民がやってきたり

雪蓮(しぇれん)達に領土を追い出された者達が華琳の元へとやってきたりしてた

兵が増える一方でそれを訓練させる将が不足し

全ての兵士達の素行が良いとは限らなくなってきていた・・・

特に南からやってきた者達は

 

 

「桂花(けいふぁ)!桂花はいますか!」

 

その日稟(りん)は民から上がってくる案件を目にして

特に問題がありそうなのを桂花に相談する為に彼女の部屋にやってきてた

 

「稟?一体どうしたっていうの?」

 

部屋で執務を終わらせ、休憩していた桂花が気怠そうに応対をする

 

「民から上がってきた案件で気になる物がありまして・・・」

 

「何かしら?華琳様の政策に穴は無かったと思うのだけれど?」

 

稟が持ってきた報告書を読み始め、最後まで目を通すとため息をつく

 

「こいつらは確かまだ入って間もない奴らね

 春蘭(しゅんらん)か秋蘭(しゅうらん)の訓練を受ければ問題無くなるでしょう」

 

「ふむ・・・そう簡単にいきますかね?」

 

「こいつらは孫策(そんさく)に恨みがある連中のはずだわ

 次は孫策と私達は対峙する為に今は準備をしている最中なの

 その辺を言い聞かせて、さらに孫策を討ち取った日には給金を増やすとでも言っておけば

 こいつらはおとなしくなるわよ」

 

「そんな短絡的なものでいいと思いますか?」

 

「本当ならもっとちゃんと練度上げた方がいいに決まってるわよ

 だけどね、これ以上時間をかけてしまうと孫策と劉備に時間が与えすぎてしまうわ

 特に劉備ね・・・私の予想よりも早く成都を治めて国作りを始めたわ」

 

「確かに・・・桂花の言うとおりですね

 これ以上時間をかけると下手をすれば二つの国を同時に相手しないといけなくなってしまいます

 多少は目をつむり強引にいくしかなさそうですね

 休んでる所にすみませんでした」

 

「いいのよ、昔に比べるとだいぶ楽ができてる

 貴方達のおかげよ稟」

 

「そう言ってもらえると嬉しいですね」

 

そういって稟は桂花からの助言をもらい

改めて、軍部にいる春蘭と秋蘭にお願いをしにいった

しかし、稟の心には微かに疑いが残っていた

 

「何か問題が起こらなければ良いのですが・・・」

 

曇り空を眺め、今の自分の心境のようだなと苦笑いをし政務をこなす

 

 

そして・・・

 

 

半月後に華琳達は南進を開始しようとしていた

 

 

その報告を受け、雪蓮は主要の者達と共に北の長江の前に広がる平原を決戦の地として選ぶ

今両雄の戦いが始まる・・・

 

 

 

雪蓮達呉軍よりも早く報告を受けた桃香(とうか)達蜀軍は内政に力を入れつつも

とある事を実行しようと動き始める・・・

 

~あとがきっぽいもの~

 

お待たせしましたm(_ _)m

9月は死んでおりました、申し訳ないです!

更新しよう更新しようと思ってましたが身体を本格的に崩してしまい休養してました・・・

休養中に妄想は捗ってましたが、逆に問題が出てきました

次の話はどっちを先にしよう!?という内容は言えませんが

それを選ぶにのにもかなり時間がかかってしまったので気づけば10月になってました

これからは週1更新に多分戻せそうなので、これからまたよろしくお願いします!


 
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