No.636613

真・恋姫†夢想~世界樹の史~第二章・歩みの葉編

alcaponさん

今回は拠点パートです。

2013-11-13 21:35:41 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:4716   閲覧ユーザー数:3522

 

 

第拾壱天五廻 家族、双母、開発、お姫様

 

 

 

 

拠点 『この手をとって、貴方を呼んで』 音々音

 

 

それは本屋からの帰り道でした。

 

ねねを通り過ぎる、同い年くらいの女の子。

そしてその手をとるお母さん。

 

買ったばかりの本をキュッと握ります。

 

寂しくなんてありません。ねねには一刀殿に任された仕事があるのです。

もっともっと勉強しないと、もっともっといい子でいないと、

ねねのような孤児に居場所を与えてくれた一刀殿に申し訳ないです。

 

音々音「(早く…帰るのです。)」

 

夕焼けの空はどうしてこうも胸に染みこむのでしょうか。

それでもねねは甘えていられないのです。

両親が帰ってこないと知ったあの日から、ねねは一人で生きると決心したのです。

 

夕日が象る、ねねの影。

ぽつんと伸びる、いつもの形。

 

…ふと顔を上げると、その時違う形を見つけました。

だから、この光景はきっとねねが創った幻想なのです。

 

一刀「ねね~!

   遅かったから心配したよ。さ、帰ろ?」

 

そう言って笑顔で手を取る一刀殿。

 

音々音「か、一刀殿…?」

 

 

 

ねねを通り過ぎる、同い年くらいの女の子。

そしてその手をとるお母さん。

 

とったばかりの手をキュッと握ります。

 

 

 

一刀「今日の夕飯はなんだろうね?もうお腹すいたよ~。」

 

音々音「一刀殿…ど、どうしてお迎えなんて…。」

 

一刀「ん?嫌だった?」

 

音々音「嫌なわけないのです!ただ…ねねにそこまでして頂くのは…」

 

一刀「申し訳ないって?」

 

音々音「…。」

 

一刀「それがもし家族でも、申し訳ないと思う?」

 

音々音「えっ?」

 

一刀「俺はね、君を引き取ったあの時から、ねねを家族だと思ってた。」

 

音々音「ねね、を…?」

 

 

なんだろう?

目の前が霞んできました。

 

 『家族』

 

その言葉が耳に、頭に、胸に響き渡ります。

 

 

一刀「だからさ、遠慮されたりすると俺は悲しいかな…ははっ。」

 

音々音「…一刀殿。」

 

一刀「してほしいことがあれば、どんどん言ってくれて構わない。だって家族なんだから。」

 

音々音「…あ、あの…。」

 

一刀「ん?どうしたの?」

 

音々音「…お、お父さんって、呼びたい…です…。」

 

一刀「…あぁ、もちろん良いよ。これからは俺がねねのお父さんだ。」

 

音々音「お、お父さん…。

    お父さんっ!ぐすっ…えぐっ…」

 

一刀「今までよく頑張ったね。よく耐えたね。」

 

音々音「うんっ…うんっ…、ねね頑張ったのです…!」

 

一刀「これからは俺が居る。ねねのお父さんが居る。だから安心して。」

 

ねねは大声で泣きます。

両親が帰ってこなかった時も、空腹で辛い時も、決して見せなかった涙を流して。

一刀殿は…ううん、お父さんは、そんなねねを優しく微笑んで、抱き寄せてくれました。

やっと手に入れた…ここが、ねねのおうちです。

 

 

ねねを通り過ぎる、同い年くらいの女の子。

そしてその手をとるお母さん。

 

頬をすり寄せた服をギュッと握ります。

 

 

夕日が象る二人の影は、家族の形。

ねねの幸せは…きっとこんな形。

 

 

 

 

 

 

 

拠点 『漢の母vs涼州のボス』 蘭・萩

 

 

萩「まさかあの蘭が年下の坊やを侍らせるとはねぇ…。人は変わるもんだ。」

 

中庭でお茶を飲んでいる時、彼女は唐突にそんなことを言い出した。

 

蘭「あのねぇ、そんなんじゃないって言ってるでしょう?」

 

萩「はっはっはっ!良いじゃないか。子を産もうが女は女なんだ。

  いい男を欲するのは自然のことだろう?」

 

蘭「貴方とは違うんです!」

 

萩「まさか…まだ手を出してないのかい?」

 

蘭「あ、当たり前でしょう?!」

 

萩「か~っ!奥手なのは相変わらずだな!

  チョロっとパクっとしてくりゃいいじゃねぇか。」

 

蘭「げ、下品なこと言わないで!」

 

萩「何が下品なもんか。

  それじゃあ、ほんの少しも欲しいと思わないわけ?」

 

蘭「そ、それは…。」

 

萩「ほれみぃ、思ってるじゃない。」

 

蘭「ぅ…。」

 

萩「アタイが貰っちゃうわよ?」

 

蘭「駄目!!」

 

萩「いんや、決めた!今晩襲う!」

 

蘭「ちょ、ちょっと何言ってるの?!」

 

萩「へへっ、早い者勝ちって奴だ。

  歳食って枯れた女は指くわえて眺めてな!」

 

ビキ…

蘭「…♯

  私は、貴女のような『阿婆擦れ』とは違うんです!」

 

ビキ…

萩「なんだって…?」

 

蘭「なによ?」

 

萩・蘭「…。」

 

萩「ならこうしよう。あの坊やを満足させたほうが勝ちってのはどうだ?」

 

蘭「う、受けて立ちます!」

 

 

その日の晩、蘭は一刀の部屋に居た。

 

 

一刀「あの…蘭さん?」

 

蘭「なんでしょうか?」

 

一刀「もう遅いですし…帰ったほうが…。」

 

蘭「お、お邪魔ですか?」

 

一刀「いえ、蘭さんならいつでも大歓迎なんですが…。」

 

蘭「まあ…///」

 

一刀「でもどうして今日は?」

 

蘭「ぅ…。

  あ、あの…笑わないで聞いてくださいますか?」

 

一刀「はい。」

 

蘭「えっと…実は萩が一刀様に…あ、あの…えっと、よ…夜這いをかけるというので…。」

 

一刀「ば、馬騰さん…。」

 

蘭「か、一刀様を…その…ま、満足させたほうが勝ちなんて事になってしまって…。

  でもそんな事…な、なのでせめて一刀様をお守りしようと…!」

 

一刀「…ぷっ、くくくっ」

 

蘭「か、一刀様!」

 

一刀「ご、ごめん!蘭さんがすごく可愛かったからつい…。」

 

蘭「ふぇっ…///」

 

一刀「あははっ、そういう反応、花蘭そっくりだね。」

 

蘭「お、おばさんをからかわないで下さい…。」

 

一刀「からかってる訳じゃないんだけど…。」

 

その時、バタンッと勢い良く扉が開けられた。

 

萩「邪魔するよー!

  って…蘭てめぇ!人にあんな事言っておいて抜け駆けかよ!」

 

蘭「萩?!ぬ、抜け駆けなんて…そんなわけないじゃない!」

 

萩「くっそー!風呂の順番待ってたせいで出遅れた…!

  てめぇもヤるなら風呂くらい入って来」

蘭「もう済ませてあります。」

 

萩「…。」

 

蘭「な、なんですか?」

 

萩「ヤる気満々じゃねぇか。」

 

蘭「うぇっ?!ち、違いますっ///」

 

萩「さて、一刀君。」

 

一刀「は、はい?」

 

萩「早速始めようか。」

 

一刀「始めるってな…んむっ?!」

 

突然口付けされる一刀。

舐るように濃厚に付けあわされる唇。

 

一刀「(ちょっとちょっと!いきなりどうなってんのこれ?!)」

 

蘭「は、萩…。」

 

萩「ぷはっ…ふふふっ、中々やるじゃないか坊や。

  アタイも燃えてきたよ。」

 

一刀「あの…一体何を…。」

 

蘭「一刀様、ご、ごめんなさいっ」

一刀「ん~~~っ??!」

 

萩「やれやれ、やっと素直になったか。」

 

蘭「んく…はぁ…だ、だって萩があんな…。」

 

萩「よっしゃ!なら勝負だ!」

蘭「の、望むところです!」

 

一刀「あ、あの…お二人さん?」

 

萩「まぁまぁ、気にせず楽しみなよ坊や。」

 

一刀「え?ちょ、ちょっと?」

 

蘭「ごめんなさい一刀様…私…」

 

一刀「ら、蘭さんまで…ひっ…

   

   ぎゃ~~~~~~~~っ!?」

 

その晩、明け方まで一刀の悲鳴と二人の艶声が響きわたっていたそうな。

 

そして翌朝…。

 

三人は泥のように眠っていた。

 

月「一刀さん、起きてるかな。」

 

花蘭「ゆ、月ちゃん…ほ、本当に良いのかな?」

 

霞「大丈夫やろ。てか、朝議に来おへんのが悪いんやで?

  風邪でも引いたんかいな。」

 

月「へぅ…心配です…。」

 

焔「そ、それに、無防備な寝顔を拝める好機っす!フーッ、フーッ!」

 

霞「息荒すぎやろ!」

 

花蘭「お、お母様も、昨晩から居ないんです…。」

 

月「お先に気が付かれて、看病してくださってるのかな?」

 

霞「まぁ、まずは一刀の様子を見るのが先決やな。

  邪魔するで~!」

 

そう言うと、一刀の部屋の扉を開けた。

 

一刀「zzz」

蘭「zzz…一刀様…zzz」

萩「zzz…」

 

そこには一糸まとわぬ姿で寄り添い合う三人が居た。

 

月「へぅ…?!」

花蘭「お、お母様…うぅーっ!」

霞「あちゃー…。」

焔「が、ががが、が…。」

 

結局、その日の事は全員が胸の中に仕舞いこむことに決めたそうな。

 

 

 

 

 

超おまけ拠点・忘れ草編 『真桜の開発記』 真桜

 

 

 

真桜「隊長…はぁ…はぁ…。」

 

一刀「ごくっ…真桜…。」

 

真桜・一刀「…。」

 

「「できたーーーーーーーーーー!!!」」

 

真桜「苦節半年…!ついに完成やで!」

 

一刀「あぁ…長かった…ほんとに。」

 

真桜「早速お披露目に行くで!」

 

一刀「よし!」

 

 

---華琳の執務室にて---

 

華琳「…で、何なのこれは。」

 

真桜「大将…これくらいは見て分かってもらわな!」

 

秋蘭「ふむ、ただの机に見えるが…。」

 

一刀「よし、ならこの机に足を入れて座ってみてくれ。」

 

華琳「??

   こうで良いのかしら?」

 

荀彧「こんなんで何が…」

 

秋蘭「こ、これは…!!」

 

「「「あったかい?!」」」

 

真桜「せやろ~~!?

   隊長考案・真桜作!ずばり『冬の友・コタツ』っちゅうやっちゃ!!」

 

華琳「こ、これは凄いわね…。今みたいな寒い時期には大助かりだわ。」

 

荀彧「ふ、ふんっ。まぁ…良いんじゃない?」

 

秋蘭「うむ。よくやったな。

   だが、どういう仕組だ?」

 

真桜「せやろせやろ~?

   これは机の裏側に着脱式の鉄籠が付いてんねん。そこに熱した石を数個入れて…熱に強い袋で覆えば足がついても火傷せぇへん。

   で、その足組に布団かぶせて机の板を乗っければ完成や!」

 

一刀「これは俺の居た国では伝統的な暖を取る方法なんだ。」

   

真桜「でも、まだまだあんねんで~?」

 

一刀「次はこれだ!」

 

華琳「何かしら、この変わった形のタライは…。」

 

荀彧「さ、さぁ?」

 

秋蘭「これは一体どう使うのだ?」

 

真桜「じゃあ行くで~!まず、真ん中の出っ張っとる穴に砂糖を入れて…回す!!」

 

一刀「そしてこの棒を…ぐ~るぐ~る…。

   出来た!!」

 

秋蘭「何だそのフワフワした物体は。」

 

一刀「食べてみて。」

 

荀彧「こ、こんなの食べれるんでしょうね?」

 

華琳「でも何かしら…凄いいい香りがするわ…はむっ。

   …?!」

 

「「「甘~い!!」」」

 

真桜「せやろせやろせやろ?!

   これが『綿アメまっし~ん』や!!

   真ん中の出っ張りには小さい穴がいっぱい空いとって、そこを熱して砂糖を流し込めば砂糖が溶けて完成っちゅうわけや。」

 

桂花「…まぁ、良いんじゃない?」

 

秋蘭「あぁ、皆大変喜ぶだろうな。」

 

華琳「そうね、これはいい発明ね。

 

   …ただ。」

 

一刀「ん?」

 

華琳「私があなた達に命じたのは、軍事的開発のはずよね?」

 

真桜・一刀「…ギクッ」

 

華琳「さぁ、早くそちらを出しなさい。」

 

真桜・一刀「…。」

 

桂花「ま、まさかアンタ達…。」

 

真桜・一刀「…てへ♪」

 

華琳「減俸3ヶ月!!」

 

真桜・一刀「…ぎょえ~~~~~~~~ッ?!」

 

秋蘭「やれやれ…。」

 

彼と彼女の開発記はまだまだ終わらない。

第二部へと続くのであった。

 

 

 

 

拠点 『恋来い恋!!』 焔

 

 

息の詰まるような空気が、中庭を充満する。

そこでは一刀と焔の二人が対峙していた。

 

鳥や草木の音は耳に入らず、お互いの息遣いのみが届いている。

無手の一刀に対し、鎖を駆使して距離をとる焔。

一刀特有の視界から消える動きは、鎖による虫の触角のような働きに打ち消されていた。

だが、先程から焔は防御に追われ、全く攻撃に移行できない。

 

両者は距離をとったまま見合う。

 

焔「…っ!」

堪らず動いたのは焔だった。

両手に持った鎖を交互に突き出す。

 

一刀「甘い!」

 

鎖が伸びきった時、一刀はなんと側転して躱した体勢で足を自ら鎖に巻きつけた。

焔「えっ?!」

むろん、そんな事をすれば足をとられ、不利な体勢となるはず。

だが足を取れるのなら迷う必要はないと、焔はその鎖を引っ張り上げる。

 

一刀「ありがとう!」にこっ

焔「?!」

 

そう、それこそが一刀の狙いだった。

鎖使いと無手のリーチ差を埋めるため、わざと引っ張らせ接近したのである。

 

焔「ぐっ…!」

 

気付いた時には、首と腕を取られ三角絞めの体制になる。

もうこれでは鎖を使えない。

 

焔「ま、参りました…。」

 

一刀「あははっ、いい勝負だったよ。また腕を上げたんじゃないか?」

 

焔「本当ですか!?」

 

一刀「あぁ、よくやったな。」なでなで

 

焔「はう~~~ん♪」

 

一刀「わわっ、こらこら、そんなに擦り寄ったらくすぐったいって!」

 

その時、焔はピタッと止まる。

不思議に思い覗きこむ一刀。

 

一刀「ん?どうした焔。」

 

焔「あの…き、聞いてみたいことがあるんですけど…。」

 

一刀「??」

 

焔「アタイみたいな女にこんな風にされて…嫌じゃないっすか?」

 

一刀「どうして?」

 

焔「だ、だって…一刀様の周りには月さんや詠さん、花蘭(おじょう)とか…

  みんな可愛いじゃないっすか。

  アタイはこの通りガサツだし、女っぽくもないし…。」

 

一刀「そうかな、俺は焔を可愛いって思ってるけど。」

 

焔「っ~~~~?!

  ほ、本当っすか?!」

 

一刀「あぁ、勿論。」

 

焔「な、なななななら…!」

 

一刀「??」

 

焔「あ、アタイを…抱いて下さい!!(言っちゃった~!ついに言っちゃったぞ~!)」

 

一刀「うぇ?!」

 

焔「…や、やっぱ駄目…すか?(断られたら流石に泣きそうっす…。)」うるうる

 

一刀「いや、駄目…っていうか…俺でいいの?」

 

焔「一刀様以外なんて絶対嫌ッス!!!ぶっ殺します!!!」

 

一刀「あ、あはは…照れるな。」

 

焔「こ、こここ今晩お部屋に行きますから…その…

  待ってて下さ~~~~い!!」

 

そう言うと、焔は駆け出してしまった。

 

焔は一目散に月の部屋を目指す。

 

バタンっ!と勢い良く戸を開ける。

 

月「へぅ?!」

 

詠「ちょ、ちょっと何なのよ焔!」

 

蘭「驚きました…。」

 

焔「うわっ、ご、ごめんなさいッス!!」

 

詠「で、どうしたの?そんなに慌てて…。」

 

焔「あ、あの…アタイ…女になりたいッス!!」

 

「「「 はい?? 」」」

 

焔「み、皆さんが…その、一刀様をお慕いしてるのは知ってます。

  でも、アタイも一刀様が好きッス!大好きッス!

  だから…こ、こここ、今晩、勝負します!!」

 

「「「 …。 」」」

 

詠「…はぁ、わざわざそんな事を相談しに来たの?」

 

焔「そ、そんな事って…!」

 

月「ふふっ、焔さん…頑張ってくださいね?」

 

焔「は、ははははいっ!!

  でも…良いんすか?」

 

蘭「一刀様は女性にモテますからね。

  でも、独り占めは駄目ですよ?」

 

焔「はいっ!!」

 

蘭「あっ!そうだわ!

  焔ちゃん、貴女そのままで一刀様のところへ行くの?」

 

焔「そのつもりッスけど…。」

 

蘭「ん~、そのままでも可愛いと思うけど…ちょっとおめかししてみないかしら?」

 

月「わ~っ!それ面白そうです!」

 

焔「え…でも、アタイそういうのした事…。」

 

蘭「良いから。私達に任せて?ね?」

 

そうして、焔の変身計画が進められた。

それは夜まで続き、ようやく終わると焔は一刀の部屋へと走っていった。

 

コンコンっ

焔「お、お邪魔します…。」

 

一刀「えっ…。」

 

焔「あ、あの…こ、こんばんわっす…。」

 

一刀の目の前には、赤髪の美少女が立っていた。

 

一刀「もしかして…焔?」

 

焔「はい…。」

 

ボサボサだった真っ赤な髪は綺麗に梳かされ、頬のそばかすもうっすらと化粧で消されていた。

服も真っ白なドレスに身を包み、まるでお姫様のようだった。

 

焔「あの、ど、どうっすか?」

 

一刀「すごく綺麗だよ。びっくりした。ははっ。」

 

焔「本当ですか!?」

 

一刀「あぁ。

   俺のために?」

 

焔「ぅ…(こくっ)」

 

その晩、赤い髪のお姫様は、月の光の下で王子様とのダンスをする。

 

ダンスは遅くまで続き、まるで炎のように燃え上がったのだった。

 

翌日…

 

焔「~♪」

 

陥陣営A「頭、随分と機嫌良さそうっすね?」

 

焔「あ”ぁ?!うるせぇな殺すぞゴラ!!」

 

陥陣営B「北郷の旦那といい事あったんスカ?」

 

焔「にゅふふふふふふ~♪

  なにいってんだよおまえらぁ~♪にゃんにもにゃかったにょ~♪

  にゅふふふふふふ~~~♪」

 

陥陣営C「デレデレやん…。」

 

 

 

 

この度もお読み頂き、誠に有り難うございます。

 

【おしらせ】

さて、最近よく思うのですが…自分の二次創作作品のオリキャラで、誰が一番人気がるのかなと。

皆様のご意見を伺ってみたいと思いますので、ここでアンケートを取りたいと思います。ぜひご協力頂ければ幸いです。なお、1位の子には特別拠点を用意したいと思います。

…一票も貰えなかったらどうしよう、とは本気で思いますが。(泣)

では、皆様のご意見お待ちしております。


 
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