No.633147

九番目の熾天使・外伝 ~改~ 『OTAKU旅団ナンバーズメンバー設定』

竜神丸さん

一通り書きました。

No.21以降は、別の設定一覧に更新しています。

2013-11-01 17:14:20 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3532   閲覧ユーザー数:1788

No.1:クライシス(CV:中田譲治)

 

OTAKU旅団を率いている団長。本名は不明で、黒のトレンチコートとシルクハットが特徴的。

幼少の頃より傭兵としての活動を行い、わずか15才でACに搭乗したという稀代の天才リンクス。旅団一のカリスマであり、個性豊かなメンバーを纏め上げる程の力量を持つ。旅団メンバーや旅団のサポートメンバー達に対しては寛大な態度を取っているが、旅団を裏切った者や旅団の名を汚した者には容赦なき制裁を下すなど、非情な一面も持ち合わせている(特に彼が言い渡す勅命は旅団において絶対であり、これに逆らう事は旅団への反逆を意味している)。普段は他の旅団メンバーに顔を見せる事が少なく、何を考えているのかは誰にも読み取れない謎の多い人物である。デルタとは旅団結成の時から友人同士。

いざ戦闘を繰り広げる際は『黒凪』に搭乗し、敵軍を蹂躙する。生身のままでもロキの暴走を杖一本で止める、弾いたコインで人体をバリアジャケットごと貫く、ゴッドガンダムに変身したげんぶを背負い投げの一撃で倒す、『ありとあらゆる権利を剥奪する程度の能力』で相手の能力や自由を思いのままに封じ込んでしまう等、組織のトップに立つ者として他者の追随を一切許さない絶対的な力と権力を有している。現時点で本気を出した彼に打ち勝つ事が出来るメンバーは存在していない。また、オーディンやコーカサス、フィフティーンなどの強力なライダーシステムは全て彼によって管理されている。

 

 

 

No.2:Unknown(アンノウン)(CV:日高のり子)

 

旅団初期メンバー。本名は不明。

重度のコジマ汚染患者であり、コジマその物が彼の動力源となっている。ただしコジマが抜けると、子供にも負けてしまうなど一気に弱体化してしまう。また、卵の白身も苦手(この場合、コジマに満たされていてもダウンしてしまう)。容姿は女の子に間違われるくらい中性的で、女性物の服を着ればあっという間に美人へと様変わりする。本人は男だと主張しているが大抵の場合は聞き入れて貰えず、他のメンバーからは「アン娘」というニックネームで呼ばれるようになってしまっている。義姉である朱音には頭が上がらないが、逆に何かしら問題を起こした彼女に制裁を下す場合もある。

戦闘時は『黒夜』という機体に搭乗する。生身でも様々な武器を扱い、合気道や古武術、呪術や毒物の扱いなどにも長けている。魔力はとんでもなく高いが、加減を間違えた場合は確実に周囲が焼け野原と化してしまう。彼自身が避難勧告をし忘れる事が多い為、他の旅団メンバーが巻き添えを喰らってしまう事もしばしば。保有している艦隊勢力はかなり規模が大きく、その勢力は20000隻を超えている。

 

過去:時空管理局の最高評議会によって実験動物のように扱われ、後に研究所を脱走した過去を持つ。その後は様々な組織で仕事を請け負っていたが、ある時コジマ不足で倒れていた所を朱音に拾われ、その後は二人で行動を共にするようになった。後にクライシスと出会い、姉弟揃って加入する。

 

 

 

No.3:デルタ(CV:櫻井孝宏)

 

旅団初期メンバー。本名は不明。

傭兵としての活動していた事以外は経歴が不明な謎の多い人物。休日は美味しい店を探して街を歩いて回ったりネットで調べたりするなど、旅団のメンバー内では一番のグルメ通であり、たまに市場で購入した食材を使って手料理を振舞う事もある。礼儀正しい性格で口調も丁寧だが、何事も理屈で考える事が多いドライな一面もあり、状況によっては他の旅団メンバーとも意見にすれ違いが生じてしまう場合もある。特に二百式に対してはそれが顕著で、彼とは顔を合わせる度に殺し合いになるのではないかと言われるほど一触即発の空気になる。本人曰く「昔はかなり乱暴な性格をしていた」らしく、感情が爆発した際に粗暴な口調に戻る事もある。

現在はコジマによる肉体汚染悪化の悪化が原因で、前線ではまともに戦えないコンディションになってしまっている。その事情を察したクライシスによって、長期休暇という名目で旅団から離れる事を許可され、一時期は管理外世界で喫茶店のオーナーを勤めていた。しかし旅団メンバー全員に召集がかかったのをキッカケに、喫茶店を従業員達に任せて再び旅団に舞い戻る。

後に旅団においての最高機密情報を一通り知らされた際は、表には出さずとも内心では非常に動揺しており、クライシスに対して次第に不信感を抱くようになる。その不信感が原因で何度かクライシスに反逆を行っているが全て失敗。クライシスから『能力を使用する権利』と『命を絶つ権利』を剥奪された上で全身解剖の制裁を受け、とうとう記憶改竄の刑にまで処されてしまう。

上記の理由から前線で戦うのは難しくなっているが、元から所有している“蟲”の力もあって生身の戦闘力もかなり高い。また、もしもの事も考えてUnknownとロキが開発したコジマ抑制剤も服用し、戦闘の間だけでもコジマの汚染を出来る限り抑え込もうとしている(それでも完全に汚染を止められる訳ではない)。現在は制裁としてクライシスから“蟲”の力を剥奪され、一気に弱体化させられてしまっている。

 

過去:詳しい詳細は不明のまま。旅団が結成された時点で既にメンバーにいたが、彼の詳細を全て知っているのは今のところ、クライシスただ一人。

 

 

 

No.4:朱音(アヤネ)(CV:ゆかな)

 

旅団初期メンバー。旅団メンバーの中では紅一点で、Unknownの義姉。

スタイル抜群の美人で性格もお姉さん気質。敵に対しては一切容赦の無いサディストとしての一面を見せるが、義弟のUnknownにだけはマゾヒストとしての一面を見せる。Unknownの事は非常に可愛がっており、時間さえあれば彼に女物の服を着せて困らせたりとブラコンらしき一面が非常に強く出ている。Unknownを土下座させる事が出来る人物の一人でもあり、他の旅団メンバーからは『メンバー達のお姉様』として慕われている。料理は和食や中華なら作れるが洋食は駄目らしく、彼女の手作り洋食を間違えて食べてしまった者は確実に生死を彷徨う羽目になる程で、場合によっては厨房に立つ事を禁止される事もある。普段着は洋服だが、仕事以外ではスカートを履かない。

(ほふり)』という機体を所持している。操縦技術のスペックはかなり高く、援護射撃をさせれば確実に敵の部隊を壊滅させる為、世間では『魔弾』『見えない死神』などの通り名を持つ。生身の状態でも壁を走ったり木から木へ飛び移ったりと身体能力が高い。Unknownと同じく、一度武器を持ってしまえばすぐさま無双を繰り広げてみせる。サディストとしての一面も影響する為、彼女に狙われた相手は徹底的に捻り潰される事になる。魔法も使用可能だが、基本的には身体能力強化などの補助目的でしか使わず、本人曰く「生身でも剣圧くらいは飛ばせる」との事。

 

過去:地球にて、コジマ不足で倒れていたUnknownを拾い、義理の姉弟としてコンビを組むようになった過去を持つ。Unknownが旅団に加入すると決意した際には「ほっといたら暴走しかねない」と言いつつも彼の事を心配しており、自身も旅団へ加入した。翠屋の近くで暮らしていた為か、高町なのはとも面識があるらしい。

 

 

 

No.5:二百式(にひゃくしき)(CV:速水奨)

 

旅団初期メンバー。本名は榊一哉(さかきかずや)で、任務などでアレス・ヴィンセントという偽名を使う事もある。左目はカラレス戦で失われた為、現在は眼帯を着けている。趣味は読書。

旅団内では主に参謀を務めており、他の旅団メンバーにクライシスからの指令を伝える立場にある。性格は冷静だが面倒事が嫌いで、何かしらトラブルが生じた際は「我関せず」を貫く事も。基本的には仲間思いだが、メンバーの中で唯一デルタとは不仲の関係であり、彼とは口喧嘩をする事もあれば本格的な殺し合いを繰り広げる事もある(そしてそれを止めようとしたメンバーが返り討ちに遭ってしまう事も旅団内では恒例行事と化している)。付き合いが長いからか、ロキが仲裁に入った時は渋々ながらも引き下がっている。現在管理局に所属している八神はやて、自身の幼馴染であるアリスの事は純粋に大切な人として見ており、彼女達を守る為なら自分から悪に成り下がる事も厭わない意志を持つが、逆を言えば自分の身や他人の事は一切顧みずに暴走してしまう危険性もある為、クライシスからもその純粋さを危険視されている。後に派遣任務を切っ掛けに、今まで離れ離れだったはやてと再会してしまう。

戦闘時は月光を装備したネクスト、もしくはイフリート改に搭乗する。生身での戦闘も可能だが、基本的にはオールラウンダー型。反射神経が鋭く、専用の太刀を用いて戦う事が多いが、専用の特殊能力『バレットサーカス』によって銃弾を増やす事が可能な為、これにより戦闘中に使用していた拳銃が弾切れを起こす事は無く、長期戦で重宝されている。また『無の反響』という能力を発動して一時的に戦闘力を大幅に上げる事も可能だが、これは10分しか発動出来ないという欠点があり、10分以上使用すると制御出来ずに暴走してしまう危険性も孕んでいる。

 

過去:かつては嘱託魔導師として、同じ魔導師のロランとチームを組んで活動していた。モディ・ブレッセンにアリスが誘拐される事件を解決させた後、管理局の闇に気付いたロランがウィズナーの手にかかり、自身もロランの死体を抱えていたところを管理局のパトロール部隊に目撃され、冤罪で指名手配犯として追われる身となってしまう。その後、アリスとアリスの両親を海外に逃がしてから姿を消し、放浪先で偶然知り合ったキリヤ・タカナシ(後のロキ)と共にクライシスにスカウトされ、そのまま旅団へ加入した。

闇の書事件では一時的に海鳴市に帰還し、闇の書最後の主である八神はやてと知り合い、彼女とも連絡し合う関係となる。ヴォルケンリッターが蒐集を開始した際には彼も協力していたが、その途中で旅団から召集がかかり、はやて達の下を離れる事になる。

 

 

 

No.6:ロキ(CV:保志総一朗)

 

旅団初期メンバー。本名はキリヤ・タカナシ。

メンバーの中ではムードメーカー的な存在であり、デルタと二百式の喧嘩を止める為に仲裁に入ったり、戦闘時は何かしらジョークや綺麗事を言って場の空気を和ませたりする(それでも限界を越える事で精神的に壊れて暴走してしまう場合もあり、その場合はクライシスやリリィによって止められる)。時にはサディストとして理不尽な一面を見せる事もあり、その場合は弟のルカが被害を受ける事が多い。それでも家族の事は大事にしており、妹のユウナやルイには甘く、長男であるソラには全く頭が上がらない。休日は自宅か旅団アジト楽園(エデン)でのんびり過ごて外に出ようとしないが、リリィに連れられて仕方なく外出する事もある。現在は自重されているものの、女性からはかなりモテるタイプであり、状況によってはラブコールが全く絶えない事もある。旅団加入前からの相棒であるリリィとはそれなりの仲と言っても過言ではないのだが、当の本人達は「そんな関係ではない」と否定している。

ミッドチルダでのレリック回収任務にて、リニア内で遭遇した黒騎士に成す術も無く敗北(その際に認識阻害用のサングラスが割れてしまい、自分が旅団に所属している事がフェイトにバレてしまった)。その後は黒騎士にリベンジするべく、ソラの協力を受けながら地獄とも言える程の鍛錬を行っている。実はこの敗北を切っ掛けに、ある歴史の変化が生じており…。

機体に乗ってでの戦闘を得意としており、主に『紅改』というネクストに搭乗。この機体に乗っている時は『白黒の傭兵』という通り名で呼ばれている。生身の時は『ユーズ』という専用デバイスを使用して戦う。機体に乗っている時の戦闘力はずば抜けているが、特徴的な能力や才能を持っている訳ではない為、生身の戦闘力は旅団内では低い方だと本人は考えているが、一度受けた事がある攻撃には耐性が出来る等、一概に能力が低いとは言い難い。実はまだほとんど使用した事の無い能力を所有している(黒騎士との戦闘では活用出来ないまま終わっている)。外出中はストライクウォーリアを隠し持っている。

 

過去:母が死亡し、父に捨てられた過去を持つ。家族を元気付ける為に何かしらジョークや綺麗事を言い続けた事が、現在のムードメーカーとしての自分に繋がっている。現在の家族構成は長男(ソラ)、次男(ロキ)、長女(ユウナ)、三男(ルカ)、次女(ルイ)の五人。

一時期はとある傭兵団に所属していた事があり、そこでリリィと知り合っている。様々な任務に励んでいた所で出会ったクライシスにスカウトされ、偶然知り合った二百式と共に旅団へ加入した。

高町なのは達とも知り合いであり、特にフェイト・テスタロッサからは好意を抱かれていた。しかし、後に自分が傭兵団の一員である事を明かしてからはロキの方から一方的に別れており、フェイトは今も彼の行方を追い続けている。

 

 

 

No.7:miri(ミリ)(CV:平田広明)

 

旅団初期メンバー。本名はユージン・S・スズキ。

何処となく粗暴な口調が目立つが、戦う意思が無い者や戦いとは無関係の者には何があっても絶対に手を出さず、他人との約束は必ず最後まで守り通す義理堅い性格。ただし女性を助け出したりする際はついカッコつけて決めようとするなどナルシストらしき一面もある。過去に起こった出来事が原因で時空管理局を強く憎んでおり、人体実験関連の話を聞いて機嫌を悪くしたり、マウザー以外のかつての仲間を貶されたりすると激昂する傾向がある。マウザーへの復讐を何よりも優先しており、彼に関する情報を血眼になって探し求めている。

『ナイトイーグル』というネクストに搭乗し、前線で戦う事が多い。生身の戦闘も可能で、マチェットや忍者刀、マシンピストル等の武器を装備して戦う(これらの戦闘技術は全て、正規軍時代に身に付けたもの)。生身で任務をこなす場合、敵地への潜入及び破壊工作任務なども担当する為、カーボンナノチューブ製の人工筋肉を使用した身体強化機能搭載の戦闘服を着用する(主に天狗兵とヘイブントルーパー。頭の装備は、潜入工作時のみ装着される)。悪運はメンバーの中でもかなり強い方で、これまでの任務で何度も死にかけるような目に遭っては奇跡的に生き延びている。

 

過去:かつて自分のいた世界に首を突っ込まれたのが原因で管理局に反発し、『管理なき世界』という反管理局組織にてジョナサン・オブライエンという偽名で活動し始める。しかし仲間だったエーリッヒ・マウザーという男が裏切った事で組織は壊滅、マウザーは後に管理局の幹部として地位と権力を与えられる。この事件が原因でmiriの管理局に対する憎しみは更に強まり、管理局とマウザーへの復讐を一番の目的として定めるようになった。それからしばらくした後に出会ったクライシスに誘われ、旅団に加入する。

現在でも、ジョナサン・オブライエンという偽名は様々な次元世界で知れ渡っている。

 

 

 

No.8:蒼崎夜深(あおざきやみ)(CV:梶裕貴)

 

旅団初期メンバー。本名は黒鐘式(くろがねしき)で、任務中はコードネームとしてシャドウと名乗る。

極度の女好きであり、既に三十人もの女性と多重結婚している。現在でも美人を見かける度にいつも見惚れており、一度見惚れた女性とは仲良く接し、いざという時はその女性の為に全力で取り組もうとして他のメンバーを巻き込む事も多く、周囲からは呆れられている。しかし自身が愛する妻達や旅団に所属する仲間達の事はとにかく大事にしており、危害を加えてきた者には一切容赦はしない。彼と結婚した妻全員は彼の女好きな性格についてはキッチリ把握しており、妻が増えても嫉妬はせずむしろ快く迎え入れるスタンスを取っているらしいが、最近は…。

戦闘時は戦術機『蒼火』に搭乗する。操縦技術の腕前は旅団内でも一、二位を争うが、何かしらのアクシデントが原因で、周りにある物全てを破壊するまで暴走し続けてしまう危険性も孕んでおり、暴走する度に他のメンバーに止められている。その為、最近は機体に乗る事を禁止されている。しかし生身でも一応戦闘は可能であり、専用デバイス『シュベル』を様々な武器に変化させて臨機応変に戦う。個人で様々な薬品開発も行っているが、何故かどうやっても媚薬しか出来ない(そして完成する度に他のメンバーが被害を受ける)。

実は彼の中に、蒼崎深夜(あおざきみや)という女性の人格が存在している。

 

蒼崎深夜(あおざきみや)(cv:清水香里)

 

蒼崎夜深の中に存在している女性の人格。夜深から深夜の人格に切り替わる際は性格だけでなく、肉体やバリアジャケット等も女性の物に変化する。夜深の意図しない形で突然表面に出てくる事が多く、何を考えているのかよく分からない異質な存在。綺麗な女性を好んでいる点は夜深と同じであり、目を付けた女性を強引に押し倒したりとやたら扇情的な一面が目立つ。

深夜の人格が表に出ている間は記憶が残らない為、夜深は現時点では深夜の人格が自身の中に存在している事に気付いていない。

 

過去:旅団へ加入した経緯は不明だが、とある出来事を切っ掛けに深夜の人格が乗り移り、女好きな性格になってしまった過去を持つ(元々、夜深の中には深夜の人格は存在していなかったらしい)。

 

 

 

No.9:okaka(オカカ)(CV:日野聡)

 

旅団初期メンバー。本名は岡島一城(おかじまかずき)。コードネームのokakaは本名を捩ったのが由来。

普段は冷静で砕けた口調だが、キレると丁寧口調になって徹底的に相手を弄り倒す。趣味は料理で中華とイタリアンを得意とするが、最近は支配人が調理を担当する事が多いのであまり厨房に立てていない。アジトへの時空移動用にマクロスクォーターを購入した所為で金欠になっており、他のメンバーから機体の改造や修理を頼まれた際は、必ず代金を請求してから引き受ける。旅団内では主に調査任務を担当し、メンバー候補の調査は大体彼が引き受けている(ガルム、竜神丸、げんぶの調査をしたのも彼である)。

また、表向きでは一部のラインアーク残党を社員とした企業「グランダーI.G」のCEOとして活動しており、主にナノマシンとネクストの技術を応用した医療機器、サイバネティックス、重機の製造、販売を行い、管理外世界に本社を置いている。クラガナン近海にメガフロート(海底にアジトの支部がある)の支社があり、一部の旅団メンバーを社員として登録し、身分の偽造に手を貸している(全時限世界で指名手配されているメンバーを除く)。裏では兵器開発、旅団への医療機器、及び機体パーツや武装も供給している。

機体で戦う時は『ユニコーンガンダム・クローンモデル』に搭乗、生身で戦う時は人間でも変身出来るよう改良されたファイズギアを使用して仮面ライダーファイズに変身する。格闘や銃撃も一通りこなして見せるが、相手の顔面を摩り下ろすなどバイオレンスな戦法も平気でやってのける。特殊能力として限定的な転移を用いて、欲しい物を取り寄せたり送ったりする事が可能。自らを転移させる事も出来るが、この場合は肉体に強い負担がかかるリスクがある。視力は鷹の如く鋭く、一目見ただけで敵味方や護衛対象などを判別し、見えない仕掛けも一瞬で見破る事が可能。

ディケイドライバー・プロトタイプを所持しており、仮面ライダーディケイド・プロトタイプ(通称:プロトディケイド)への変身も可能。一度変身すれば破壊者の通り名に恥じない戦闘力を発揮してみせるがおよそ十分程度しか時間は持たず、十分以上戦い続けると暴走してしまうリスクもある。カラレス戦の後はクライシスにディケイドライバーを預けていたが、後に返却され再び手元に戻る。現在はプロトディケイドに限らず、様々な世界のライダーシステムを所有している。

 

過去:元々は自由意志を重んじるアサシン一族の産まれ(鷹の目は一族の遺伝であり秘伝)。幼少時両親から暗殺術を学んでいたが、後にテロに巻き込まれ両親を失う。自身もそのテロにて重症を負い、治療のため開発途中のファクターナノマシンを注入される事でファクター化。それにより超人的な力を使えるようになった事を理由に政府機関に保護され、極力自力で生活出来るよう尽力。成長後は軍に身を寄せる。

しかし後に、両親を失ったテロが管理局のマッチポンプだった事が判明。真実を知った後は軍を抜けて反管理局勢力に加担する傭兵となる。戦場をいくつか転戦した後、旅団の噂を聞き調査していたところでクライシスに出会い、旅団にスカウトされ加入した。

 

 

 

No.10:ガルム(CV:緑川光)

 

旅団後期メンバー。本名は東風谷裕也(こちやゆうや)で、かつてはFALKEN(ファルケン)という偽名も使っていた。

旅団メンバーの中では、唯一の幻想郷出身。その影響からか、異変やアクシデントが発生した際にはそれを徹底的に楽しんでおり、若干危なっかしい一面を持つ。それでも仲間を見捨てたりはしないので他の旅団メンバーとは仲が良く、逆に敵対した者には無口かつ冷徹な一面を見せつける。幻想郷で暮らしていた時期が長いからか、普段は着物を着用する事が多い。幻想郷で暮らしている東風谷早苗やリッカ・グリーンウッドとは、両者共に恋仲である。

後にクライシスによって、旅団においての最高機密情報を知らされる。その内容を知った際はかなり動揺していたものの、現在の日常を守る為に旅団メンバーとして戦い続ける事を決意。その後は竜神丸と関わりを持つ事が多くなり、竜神丸とキーラの姉弟関係を修復する為に尽力した事もある。サポートメンバーのソラを除けば、現時点で竜神丸の次に多くの機密情報を知らされている旅団メンバーである。

機体『ユニコーンガンダム三号機フェネクス』を所持しており、戦闘では高火力武器を使って一気に殲滅する戦法を好む。機体による戦闘の他、生身の戦闘力はとてつもなく高く、旅団メンバーの中でも上位に位置している。『森羅万象を操る程度の能力』を持ち、空間を破壊して世界と世界を繋ぎ合わせたり世界その物を破壊したりなど、とてつもない反則的な能力を持っているが、あまりに強力過ぎる事から「そう何度も多次元世界に影響が出ては困る」という理由で、現在はクライシスによって一部のスペルカードは風疹処理を施されている。

 

過去:かつては幻想郷でのんびりと過ごしていたが、八雲紫によって外の世界へと放り出されて以降、数多の次元世界を旅して回っていた。その旅の最中に立ち寄ったアスガルズの森で“ガルム”と名乗る少女と出会い、彼女と交流を深めていく事になったが、アスガルズの神殿に眠る“森羅の宝玉”を狙いに現れた管理局の魔導師部隊と交戦し、その戦いの中でガルムを失ってしまう。魔導師部隊殲滅後、“森羅の宝玉”と融合して森を元通りに再生させた彼は、紫を通じて出会ったクライシスにスカウトされて旅団に加入。サポートメンバーとして活動していた頃はFALKENという名前で活動していたが、正式なナンバーズメンバーとなった後は死亡したガルムに代わり、自身が彼女の名前を名乗り続ける事を決意した。

 

 

 

No.11:aws(アーズ)(CV:山田真一)

 

旅団後期メンバー。本名はミロシュ・バーフォード。

旅団では割と常識人であり、主に突っ込みポジション。個性豊かなメンバー達をいつも相手にしている所為で貧乏くじを引いてしまう事も多く、己の胃を傷めてしまう場合がほとんど。特におかしな悪戯をする事が多い蒼崎やkaitoに関しては、彼等の腹黒さの所為で胃薬を大量に消費する日々を送る羽目になってしまっている。同じ苦労人仲間である支配人とは意気投合しており、時には二人で飲み明かす事もある。基本的にはボケが少ないが、我慢の限界に達した途端に性格が変わって暴走し、彼を本気で怒らせてしまったメンバーは確実に被害を受ける事になる。イェーガーズの隊長であるカンナとは旧知の仲で、彼女に対して苦手意識を抱いている。

機体には乗らず、格闘や剣術を使った自己流で戦う。魔導師ではあるが、空を飛ぶ事はあまり得意な訳ではない。機械工学にも通じており、デバイスの大幅改修は出来ないが簡単なメンテナンスや調整などは自力で可能としている。

 

過去:かつてはとある傭兵団に所属し、報酬代わりに管理局から依頼された任務を引き受ける仕事を担っていたが、身勝手な命令を下したり理不尽な仕事を押し付けて来る管理局に対してはあまり良い印象を抱いてはおらず、管理局とは仕事以外で関係を持つつもりは無かったが(特にカンナにはよく振り回されており、それが余計に管理局に悪い印象を持たせる原因になっている)、自身に弟子入りを志願してきたウェイブとクロメには興味を抱き、二人の弟子入りを許可した。

その後、何らかの経緯で彼の所属していた傭兵団は解散。一人旅をしていたところを出会ったクライシスにスカウトされ、旅団に加入した。

 

 

 

No.12:竜神丸(りゅうじんまる)(CV:石田彰)

 

旅団後期メンバー。本名はアルファ・リバインズ。

旅団内では主にウイルス研究の担当。普段は礼儀正しく敬語を用いて他人と接するが、その本性は非情かつ残忍な一面を持ったマッドサイエンティスト。Tウイルスを始めとする様々なウイルスや『タイラント』のような生物兵器の研究に没頭しているが、逆にそれ以外の物事には無関心であり、特に恋愛関連には一切興味を示していない。実験に利用出来る物は何でも利用する傾向があり、捕まえた次元犯罪者は平気でウイルスの実験台にし、敵対した者は徹底的に排除する危険人物(本人も自分が悪人である事は自覚しているものの、改心しようとは一切考えていない)。状況によっては旅団メンバーにも牙を向ける事があり、特にディアーリーズとは価値観の違い等もあって対立する事が多い。ただし無関係かつ罪の無い民間人には手を出さなかったり、ウイルス感染が広まらないようダミーの研究所は全て無人の管理外世界に設置している等、それなりのルールを自身に定めている。クライシスの命令には非常に従順であり、他の旅団メンバーには知らされていないような任務を彼は請け負っているという事も少なくない。旅団における最高機密情報についても知らされていた、数少ない人物の一人。最近ではインベスやロックシードなど、ヘルヘイムに関連する研究も積極的に行っている。

姉のキーラに対しては過去の経緯から拒絶を繰り返していたが、他の旅団メンバーの協力もあって無事に和解。現在は姉弟関係も少しずつ修復しつつあり、彼女に対しては非情な一面をあまり見せなくなった。

サポート兼ボディーガード役のタイラント『イワン』を引き連れて行動し、それ以外にもAMF機能を搭載した無数のタイラントを従えている。研究員タイプではあるが、実は生身の戦闘力が旅団メンバーの中でも非常に高い。体内に接種したTウイルスが適合した事で肉体が超人化しており、そこに超能力による身体能力強化をかける事で他者を寄せ付けない戦闘力を手にしている。使用する超能力(PSI)についてはテレポートやテレパシー、エネルギー粒子により形成された刀剣“神刃(カミキリ)”、地形と同化して操る事が出来る“潜航師(ゾーンダイバー)”などのように種類が豊富であり、その全貌はクライシスを除いた他のメンバーに対しては未だに明かしていない。ちなみにリンカーコアを持たない為、魔法は使えない。

 

過去:かつては姉のキーラと共に孤児院で過ごし、後に異能力研究機関に引き取られ人体実験に利用された経緯を持つ。他の実験体達を解放して機関の施設から脱走を図った際、自身が一番助けようとしていたキーラに拒絶された事にショックを受け、その後は離れ離れになってしまった(キーラから拒絶されたという事実が彼の心にトラウマとして残り、性格が歪んでいく原因となった)。

青年にまで成長した後は、製薬会社アンブレラの末端社員として活動していた。その際に『アンブレラ上層部が怪しい研究をしている』という噂を聞いた事を切っ掛けに上層部にハッキングを仕掛け、そこで初めてTウイルスの詳細を知る。Tウイルスの持つ力や特性に魅力を感じるようになってからは能力を使い、Tウイルスと一部のタイラント素体を盗んで別世界へと逃亡(数ヶ月後、ラクーンシティでバイオハザードが発生した)。その後はイーリスを始めとする多くの部下達を集め、Tウイルスの研究やタイラントの改良に励むようになる。ある時クライシスからスカウトを受けた際は、更なる研究を重ねていく事を目的に旅団へ加入する事となった。

クライシスが彼を勧誘した理由は「こういう危なっかしい者ほど、早めに味方に加えた方が余計な被害も減らせて都合が良い」から。

 

 

 

No.13:ZERO(ゼロ)(CV:寺島拓篤)

 

旅団後期メンバー。本名はカイム(捨て子の為、名字は無い)。左腕は義手になっており、右頬には戦闘で付いた一本傷が残っている。

戦いその物を己の生き甲斐としている戦闘狂であり、旅団メンバーの中では一番凶暴な性格。常に強者との戦いを求め、戦いに勝利した後はレアスキル等の能力を得る為に倒した相手を跡形も無く『捕食』してしまう、竜神丸とは異なる性質の危険人物。戦闘と捕食にしか興味を持たないが、物事を把握し切った上で戦いを挑む冷静さも兼ね備えていたりと決して馬鹿でもなく、むしろこの厄介な一面が旅団内でも一番の問題児として扱われている原因となっている。この凶暴性については、彼の体内にある『オラクル細胞』が大きく影響しており、彼が空腹状態であるかそうでないかによって凶暴性にも若干の変化が生じる。空腹状態の場合は旅団メンバーでも簡単には止められない程の凶暴性を露わにするが、逆に満腹状態の場合は空腹状態の時ほど敵意を見せず、むしろ普通の対応で接する場合もある。多次元世界では『凶獣』という通り名で認知されており、危険人物として恐れられている。

過去に一度、戦闘の中で管理局だけでなく旅団側にも甚大な被害を出してしまった事があり、それ以降は楽園(エデン)の地下牢獄に長い期間封印され続けていた(カラレス戦でも解放されなかった為、彼が封印された後に加入したメンバーは彼の存在についてよく知らなかった)。しかし発生しているモンスターの活発化や管理局との全面戦争の可能性を見越したクライシスによって、メンバーの監視の下で行動する事を条件に牢獄から釈放。再び戦場へ立つ事になった。

生身の戦闘力は、旅団内でも一、二位を争う。体内に宿している『オラクル細胞』によって強靭な肉体を手にしており、通常の武器では傷一つ付ける事も出来ない。また、この細胞の影響で喰らった相手のレアスキルなどをコピーして自分のものにしてしまう能力も持っており、これにより『捕食』する度に少しずつ強化されるようになっている。この『捕食』によって入手した能力の中に『ありとあらゆる事象を反転させる程度の能力』も含まれている。このオラクル細胞以外にも『この世全ての悪(アンリマユ)』という神器(セイクリッドギア)も所有しており、発動中は武器作製や魔獣製造などの能力を使用可能になる。別世界へ渡る際は、『ボソンジャンプ』という瞬間移動能力を使用する。後に戦極ドライバーとロックシードを入手し、仮面ライダードラークへの変身も可能になった。

 

過去:かつては管理局の研究所で生み出された実験体だった。研究所を脱走した後もオラクル細胞の影響で『捕食』する事に飢えており、様々な世界に渡って自分が倒した生物や人間を喰らっては相手の能力を自分のものにしていた。それ等を繰り返す内に、戦う行為その物にも一種の快楽を感じるようになってしまい、それが原因で戦闘狂になった。

ある時、活動中だった旅団と遭遇。「旅団に関われば色々な強者と戦える」という考えから、クライシスのスカウトを受けてからはすぐに加入した。

 

 

 

No.14:支配人(しはいにん)(CV:三木眞一郎)

 

旅団後期メンバー。本名は暁零(ミッドチルダ等の異世界ではレイ・アカツキ)。顔には一本の斜め傷があり、両目は紅と蒼のオッドアイになっている。

様々な次元世界を自由に旅して回っている旅人。支配人という名前はニックネームであり、名前の由来については明かしていない。世界を旅し続けてきた経験からか雰囲気も大人びており、時には後輩メンバーの為に兄貴分らしき一面も見せる。同時に苦労人でもあり、他の旅団メンバーの所為で貧乏くじを引かされる事も多く、ボケに対する突っ込みも早い。苦労人仲間のawsとは仲が良く、夜中に二人で飲み明かす時もある程。料理上手であるが故に彼が夕食の調理を担当する事が多く、食料の管理は彼に一任されている。暇な時間が出来た時は朱音に洋食料理の作り方を教えている事もある。行儀悪く料理を食べようとする者に対しては厳しい一面を見せ、ZEROが勝手に食料を持ち出してしまう事も悩みの一つとなっている。

海鳴市で発生した幽霊騒動の中で悪霊化したクレアと再会するが、激戦を経て彼女の魂を救い出し、因縁の敵であるアザゼルを撃破。その後はクレアとあの世で再び会う事を約束し、成仏していく彼女と別れを告げた。しかし仮面ライダーブレイド・キングフォームに変身した事で、彼の肉体には少しずつ異変が生じ始めており…。

かつて様々な世界をいくつも行き来してきたからか、仲間によって改良されたオーガギアで『仮面ライダーオーガ』に変身したり、別世界から何体もの召喚獣を呼び出したり、『シンナイト』になったりと使用する能力はかなり豊富。またオーガギア以外にも複数のライダーシステムを所持しており、場合によっては他の旅団メンバーに貸し与える事もある。

 

過去:既にいくつもの世界を巡っているが、旅団へ加入する前の詳しい全貌は不明で、現時点で判明している事はクレアが悪魔との戦争で死亡した出来事のみ。

義理ではあるものの別世界に家族がおり、その家族も全員人外である。一時期はミッドチルダに滞在していた事もあり、ある兄妹の家に居候させて貰っていたようだが…?

 

 

 

No.15:kaito(カイト)(CV:下野紘)

 

旅団後期メンバー。本名は黒崎尚人(くろさきなおと)

普段は様々な世界を行き来しながら武器商人を営んでおり、基本的に他のメンバーとは別行動を取る事が多い。かなり悪戯好きな性格でスケベでもあり、Unknownのように女装して相手を驚かしたり変な薬品を使って旅団メンバーを困らせたりと性質の悪い悪戯を平気で実行し、その度に捕まって大説教を食らう事が日常茶飯時となっている。また時間にも大変ルーズで、旅団メンバーに召集がかかった際もかなりの日時が過ぎてからアジトに到着する事がほとんど。基本的には誰に対してもタメ口だが、怒らせてはいけない人物を怒らせてしまった場合は恐怖で思わず敬語になったり(クライシスやソラ、朱音など)、ZEROの事は『おっかな過ぎる人物』として関わりを避けたがっている。普段は滅多に怒らないが、一度怒ると確実にトラウマを植え付けるような形で様々な制裁を下して来る(妖怪の賢者である八雲紫もその被害者の一人)。実は『子守の神』としての地位を得ており、子供の世話を得意としている。身長は145cmと、旅団メンバーの中でも特に低い方。

旅団メンバーの中では珍しく、完全な後方支援型。よほどの事が無い限りは前線に出ようとせず、武器作製に徹している。武器やMSなどの機体だけでなく、コジマを結晶化させた物まで作成してしまうなど、彼の能力には多くの謎がある(本人もあまり明かそうとはしていない)。彼自身は戦闘に巻き込まれる事を何よりも嫌っており、万が一巻き込まれた場合は必ず我が身を最優先にし、誰よりも真っ先に逃げてしまう。

 

過去:旅団へ加入する際の詳しい経緯は不明だが、過去に様々な世界を渡ってはその世界の事件に巻き込まれたりと、波乱万丈な人生を送っていた。本人は戦闘や事件に巻き込まれる事を嫌っているものの、彼が活躍する事で救われた世界も多く、彼を知る者達からは英雄視されている。

 

 

 

No.16:げんぶ(CV:稲田徹)

 

旅団後期メンバー。本名は不明だが、現在は本郷耕也(ほんごうこうや)と名乗っている。

容姿は若干強面で釣り目だが、性格は優しく身内には甘い。しかし敵対した者には一切容赦せず叩き潰す事が多い事から、世間では『悪鬼』と呼ばれている。強面である所為かそこらの子供からは怖がられる事が多く、本人もその事を気にしている(しかし何故か動物は普通に寄って来る)。妻子持ちであり、妻と娘に関しては妻の写真を見せて自慢したりプレゼントを贈って娘を喜ばせようとしたりと愛妻家かつ子煩悩な一面を見せ、他の旅団メンバーからも呆れられている。美空の件で上手く立ち直れないでいたディアーリーズに対しては厳しい言葉を告げているが、内心では非情になり切れない事が彼の短所であり長所であるという事も充分に理解している。また自らも非情になり切れない一面は少なからず残っており、キーラと竜神丸の間にある確執を知った際はその関係を修復させられないものかと奮闘している。最近では、無意識の内に粗暴な口調で話す事が多くなってきているが…。

専用の機体も所持してはいるが、基本的にはMS(モビルスーツ)や仮面ライダーに変身する事で戦う。MSの場合は武器と装甲を纏う事で防御面と空中戦に特化しており、仮面ライダーの場合は地上での戦闘にて使用される。しかしどちらもそれぞれ欠点はあり、特に変身能力を封じられると弱くなる。その事も踏まえて、戦闘では必ず他の旅団メンバーと組むようにしている。

 

過去:その正体は転生者であり、神の力で様々な世界へ何度も転生を繰り返していた(他の旅団メンバーが持つ能力に詳しいのも、転生前にアニメやゲームなどで情報を得ていたから)。転生した先でクライシスから何度も勧誘を受けているが、一度目は信用出来ないという理由から断り、二度目は苛立ちもあった事で戦闘に発展するも敗北。三度目のスカウトを受けた際、守る為の強さを得る為にようやく旅団へ加入する事を決意した。

 

 

 

No.17:ディアーリーズ(CV:小林沙苗)

 

旅団後期メンバー。本名はウルティムス・ファートゥム・レオーネ・マクダウェル。

旅団メンバーの中では比較的若いメンバーであり、明るく礼儀正しい性格。旅団メンバーとも仲が良く敬語で接しているが、敵対した者には慇懃無礼な一面を見せ、場合によっては敬語すら無くなる。明るい性格の裏にはとてつもない腹黒さも秘めており、awsが胃を傷める原因にもなっている。トランプは旅団メンバーの中でもかなり強く、相手がどれだけイカサマをしようとも難なく勝利している。

過去の事情から管理局をあまり信用していない他、科学者タイプである竜神丸に対しても少なからず苦手意識を抱いており、彼とは幾度となく意見が対立している。しかし自分と同じ境遇を持った者が望まぬ形で戦場に立たされている事を知った場合は、例え敵対していようが意地でも救い出そうとするなど心優しく純粋な一面を見せる。美空に対しては特にそれが顕著であり、自分の所為で記憶を失ってしまった彼女の為に思い出をたくさん作ってあげようとしている。当初はディアラヴァーズとの恋愛について消極的であったものの、現在は彼女達との仲も少しずつ進展しつつある。

海鳴市で発生した幽霊騒動の中、悪霊化した雲雀に殺されそうになるも、同じ亡霊である城戸真司/仮面ライダー龍騎や旅団の仲間達と共にアザゼルを撃破し、雲雀の魂を救う事に成功。雲雀と真司の魂が成仏していった後、今度こそ大切な人達を守り抜く事を誓った。

旅団メンバーの中では一番純粋な魔法使いであり、仮面ライダーウォーロックに変身可能。魔法自体は変身せずともデバイス無しで使用可能だが、闇の魔法はリスクが高いので普段はあまり発動しない。身に纏うバリアジャケットにも相手の魔法を打ち消す能力があったりと、相手の繰り出した魔法を打ち消す事で相手の戦略を根底から打ち崩す戦法を得意としている。現在はウォーロック以外にも様々なライダーシステムを入手している。

 

過去:造物主により、ウェスペルタティア王家の末裔である神楽坂明日菜の遺伝子を組み込まれた最後のアーウェルンクスとしてこの世に誕生した(しかし造物主が倒された為、忠誠心までは植え付けられていない)。魔法無効化系の能力は、この時から既に持っていた。

起動した当時はまだ知識が欠けており、5~7歳程度の精神年齢だった。魔法使いであるエヴァンジェリン(以下エヴァ)に拾われてからは、一般常識はネギ・スプリングフィールドに、魔法はエヴァに、剣術は近衛詠春に教わる事で少しずつ成長していった。その後は一年間、麻帆良で魔法生徒として生活していたが、魔法の師匠であるエヴァとの模擬戦中に次元震が発生。次元震によって発生した次元の歪みに飲み込まれ、ミッドチルダへと飛ばされてしまった。ミッドチルダに飛ばされた後はフリーの傭兵として活動しながら、麻帆良に戻る術を探していたが、活動している最中に管理局に目をつけられた事で次元犯罪者として指名手配される。そんな中、篝美空(カガリミソラ)が住んでいた村の惨状を目撃し、絶望しかけるもどうにか踏み止まる(この時、彼の中にレグルスが誕生した)。後に美空の行方を捜して回っていたところで管理局の襲撃を受け、遂に力尽きて捕縛されてしまう。その後は管理局直属の研究施設に収監され、拷問を受けるだけでなく人体実験にまで利用されてしまうが、隙を突いて研究所を破壊。脱出したところを旅団に拾われる事となった。

実はカラレス戦が終わった後に、一度だけ麻帆良学園まで戻る事が出来ていた模様。しかしまだ自身を拾ってくれた旅団への恩返しが終わっていないという理由から、師匠に勝つ為の修行という名目で旅団の下まで帰還、再び旅団の一員として活動するようになった事が判明している。

 

 

 

No.18:FalSig(ファルシグ)(CV:間島淳司)

 

旅団後期メンバー。本名は悠舞朔夜(はるまさくや)

退屈な時間をどう過ごすかだけを真面目に考え、あまり細かい事は考えない性格。いつ如何なる時も自分の退屈凌ぎを優先し、欲望にも非常に忠実。しかしいざという時はちゃんと自重する為、旅団メンバーの中では意外と常識人。突っ込む時はとことん突っ込み、ボケる時はしっかりボケる。デルタの淹れるコーヒーが大のお気に入りであり、デルタが旅団から離れていた時期は、わざわざ遠くの世界から彼の経営する喫茶店まで訪れる事が多かった。たまに他の旅団メンバーによって振り回される事もあり、本人はだいぶ迷惑そうにしている。

専用の機体を持っている訳ではないが、それでも戦闘力はそれなりにある。武器は一通り扱えるだけでなく身近な物まで武器として利用する事も可能。高速移動も使えるが、あまり速過ぎると見えない事もあるので普段は50%程度のリミッターをかけている。特殊能力として『直死の魔眼』が使用可能。万物の死を見る事が可能だが、脳に負担がかかる為に使える時間は5分と短く、他の能力とは併用が出来ない、視界を封じられると使えない等の欠点もある。しかし上手く使えば無駄な体力を使う事も無く敵を死に至らしめる事が出来る為、使い方次第ではかなり強力な切り札となる。

 

過去:旅団加入前の経緯は一切不明となっている。それなりに実力があった事からクライシスに勧誘され、当の本人も「暇潰しにはちょうど良い」という理由だけで旅団に加入している。

 

 

 

No.19:ルカ(CV:鈴村健一)

 

旅団後期メンバー。本名はアキヤ・タカナシで、ロキの実の弟。

ディアーリーズと同じく旅団メンバーの中では若い部類だが、実力がある為に旅団へ加入した。真面目な性格であり、旅団での任務にも一生懸命に取り組む。兄のロキとは仲が良い訳ではないが悪いという訳でもなく、いざという時は抜群のコンビネーションを見せつける。家事全般が得意で、ロキが実家に戻らない間もタカナシ家を養う為に頑張っていた。なのは達とも面識があり、特にアリサに対しては簡単に純粋な笑顔を見せたりとそれらしい感情を出してはいるが、普段はそういった感情を表に出さない(ロキもそんな彼の意思を察してか、敢えて他の旅団メンバーには黙っている)。ロキと同じくソラには全く頭が上がらず、同じく散々な目に遭わされる事も多い。

海鳴市での不正転生者討伐任務にて、小学生時代のクラスメイトだった恵里までもが不正転生者だった事が判明した際は、討伐する代わりに一日だけ彼女とのデートに付き合う事を約束するが、介入して来た竜神丸の所為で恵里がスコーピオン・ドーパントとして暴走を初めてしまい、苦渋の決断の末に彼女を撃破し、彼女と別れを告げた(その後、恵里の存在はあらゆる人間の記憶から消えてしまったが、ルカは彼女の存在を今も覚えている)。

専用の機体は持たないが、MSに搭乗してでの戦闘力は高く、時には兄弟でペアを組む事もある。生身では二丁拳銃を使って器用に戦い、喧嘩も結構強い。

 

過去:ロキが旅団に加入した一方で、彼はミッドチルダで教導隊の教官を副業としていた。しかし兄が旅団に所属して戦っている事を聞かされてからは教導隊を抜け出し、家族に事情を話した上で自身も旅団に関わる事を決意する。

現時点ではまだアリサには自分が旅団のメンバーである事は明かしていなかったが、後に発生した幽霊騒動の中で、アリサにも自身の事情を一から説明する事になった。

 

 

 

No.20:Blaz(ブレズ)(CV:杉田智和)

 

旅団後期メンバー。本名は不明で、偽名としてバンデと名乗っている。当初は旅団メンバー候補の一人として活動を続けていたが、後に正式な旅団メンバーとして迎え入れられた。

クロガネ艦隊のクルーとして旅団をサポートする人物。正式な旅団メンバーではないが戦争の度に功績を残す為、その扱いも他の旅団メンバーとさして変わりはなく、いずれは正式メンバーとして迎え入れられる事が約束されている。かなり大雑把で難しい事を考えるのも苦手だが、常に真っ直ぐでフレンドリーな性格。旅団メンバーが危機に陥った際には静止も聞かずに助けに向かうなど単純ではあるが仲間思いであり、他の旅団メンバーからも好感を持たれている。しかし状況よっては場の空気を読む事が出来ず、余計な事をして怒られてしまう事もある。グロテスクな存在を苦手としており、幽霊も苦手。

『ドム』『ホワイトグリント』『ストレイド』など、専用機体を複数所持している。場合によってはクロガネ艦隊をも引っ張り出して参戦する。生身での戦闘も得意で、右腕に宿している蒼の魔道書(ブレイブルー)を起動する事で自身の戦闘力を大幅に向上させる。戦闘時に装備している大剣は、大鎌に変形させる事も可能。

 

過去:元はジオン兵として活動していたが、ジオン敗北後はクロガネのクルーとして活動する。ある次元世界で出会った謎の食通が、実は既に情報提供者として旅団と関わりを持っていた為、彼を通じて自らも旅団に関わるようになった。

 


 
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