No.563574

魔法少女リリカルなのはtheSORCIERofZERO第4話~立ち上がる神速~

TEITARAKUさん

更新が遅れまして申し訳ございません。
中々でなくて。
今回自分が考えたオリジナルのウルトラマンが出ます。
よろしくお願いいたします。

2013-04-07 04:16:00 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:2071   閲覧ユーザー数:2005

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はバトルは無いですが、オリジナルのウルトラマンが出ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうか、お前らもう大学生になるのか」

 

 

 

「はい、そうなんです」

 

 

 

夕暮れの道を歩いているのは、先程大人数の男たち(警察が後で数えると75人)をたった一人で叩き潰した八神リョウ(ウルトラマンゼロ)に助けられた、アリサとすずかである。

リョウは二人を助け誘拐犯を警察に引き渡した後、二人を自宅まで送り届けている道中である。

自分が死んでから11年もの月日が立っているのにはリョウは驚いていた。

アリサとすずかの間にリョウが歩いていてアリサと話していたリョウ、すると念話でリン(リンフォース・アインス)が話し掛けてきた。

 

 

 

《リョウ》

 

 

 

〈なんだ、リン?〉

 

 

 

《彼女達とはどんな関係だ?》

 

 

 

〈俺が死ぬ前、たまにしか行ってない塾に通っていてそのときの後輩でな、よく勉強を教えていたよ〉

 

 

 

《たまにしか行ってないのにか?》

 

 

 

〈それでも成績は良かったんだぜ………まぁ理由があんだよ〉

 

 

 

頭を少し掻き夕空を見る。

 

 

 

〈はやての面倒を見なきゃならなかったんでな、たまにしか行けなかったんだよ〉

 

 

 

《私の前の主の面倒を………》

 

 

 

〈ん、前の主だと〉

 

 

 

「あの、リョウさん?」

 

 

 

《呼ばれているぞ》

 

 

呼ばれているとリンに言われリョウはアリサを見た。

急に黙りこんだリョウが不思議に思い話し掛けたのだろう。

 

 

 

〈リン、後で聞かせろ〉

 

 

 

《うむ、またな》

 

 

 

リンとの念話を途中で切り、アリサを見た。

 

 

 

「どうしたんですか?」

 

 

 

「いや、何でもない………どうした?」

 

 

 

「あのですね………一つ聞いても良いですか?」

 

 

 

「なんだ?」

 

 

 

リョウはアリサの質問を聞く。

その質問は意外な質問だった。

 

 

 

「どうして急に引っ越したんですか?何も言わずに………」

 

 

 

「え、引っ越し?」

 

 

 

「はい………両親からはそう言われたんですが………」

 

 

 

アリサの答えに正直に答えれば良いのか悩んでいるリョウに、リンが念話で助言をする。

 

 

 

《話に合わせれば良いのではないか?》

 

 

 

「悪いなアリサ………何も言わずに引っ越しちまって…………」

 

 

 

「いえ、反省しているなら大丈夫です」

 

 

 

リンの助言を速攻で使ったリョウは胸を撫で下ろした。

 

 

 

〈サンキュー、リン〉

 

 

 

《お安いご用だ》

 

 

 

リョウがリンに礼を言っている間にアリサの屋敷に着いたリョウ達、アリサの屋敷を見て思った。

 

 

 

〈やっぱりアリサの屋敷はでかいな………すずかの屋敷もだけど〉

 

 

 

しかしそんなことを言うと失礼に当たると思い心の中に仕舞った。

 

 

 

「じゃあリョウさん、すずか、バイバイまた明日」

 

 

 

「おう、またな」

 

 

 

「じゃあね」

 

 

 

挨拶をしてアリサは屋敷の中へと入って行った。

すずかとリョウはすずかの屋敷を目指して歩き出した。

 

 

 

「あの、リョウさん、聞いても良いですか?」

 

 

 

「なんだ、すずか?」

 

 

 

歩き始めて暫くした後、すずかが前を歩いていたリョウに話しかけた。

 

 

 

「アリサは引っ越したと信じているようでしたけど………私は知っているんです…………リョウさん………貴方はもう………」

 

 

 

「あぁ………死んだ………11年前に………知ってたんだな」

 

 

 

「はい………両親は私には隠しておこうと………でもその話を聞いてしまって………」

 

 

 

その話を聞いてリョウは納得した。

二人の両親は恐らく、幼いアリサとすずかにはまだ受け止められないと思い嘘をついたんだろう。

 

 

 

「そうか、なら話が早い……」

 

 

 

リョウは立ち止まって振り向きすずかを見た。

 

 

 

「すずか………俺は化け物に見えるか?…………人を殺したり……自分の欲望のままに動く……化け物に見えるか?」

 

 

 

リョウの質問にすずかはゆっくり頭を横に振る。

 

 

 

「見えません…………たとえ化け物だったとしても…………リョウさんは………リョウさんです」

 

 

 

すずかのその言葉にリョウは少し微笑んで、すずかの頭を撫でた。

 

 

 

「それで良いんだ………すずか」

 

 

 

「リョウさん?」

 

 

 

その時、ガラスが割れるような音と共に空が割れ、その中から黒い鎧のような物を着た巨人が中央に5体現れ、街を破壊していく。

それを見たすずかはリョウの腕を掴んだ。

 

 

 

「逃げましょう、リョウさん!!!」

 

 

 

すずかはリョウを引っ張ろうとするが、リョウはその場から動かなかった。

すると、リョウの周りの空気が変わった………瞳からは優しさは無く、獲物を射殺すような戦士の瞳をしていた。

その雰囲気にすずかは掴んでいた腕を放した。

 

 

 

「すずか………見ていてくれ…………」

 

 

 

そう言いながら左腕を前に突きだし、ウルティメイトブレスレットからウルトラゼロアイを出現させ手に取り…………

 

 

 

「これが俺の…………戦いだ!!!!」

 

 

 

ウルトラゼロアイを装着した。

光がリョウを包み、巨人の元に飛んでいく、巨人の近くまで行き、その光が大きくなり暫くした後、少しずつ光が収まっていく、そして光の中から現れたのは、鎧を着た巨人とほぼ同じ大きさの"巨人"が現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日この日、ウルトラマンゼロが降臨した瞬間である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ…………覚悟はいいか!!!!」

 

 

 

 

ゼロが構えを取った直後、ゼロの背後に光の柱が現れた。

 

 

 

「なんだ!!!」

 

 

 

ゼロは驚き後ろを向いた、光が収まり正体を見たゼロは驚いた。

全体は赤を基調とし所々に銀色のラインが入っており、胸部にはプロテクターと"カラータイマー"を付けた"巨人"だった。

ゼロは名前だけ知っていた。

光の国を捨て、マルチバースに消えた、かつて最強と言われた二人の戦士のその一人。

 

 

 

「ウルトラマン………アレス」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リョウが変身した直後…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「逃げろぉーーーー!!!!」

 

 

 

「た、助けてくれぇーーー!!!」

 

 

 

正体不明の巨人達が現れ逃げ惑う人達の中に、その巨人を見つめるエプロンを付けた男がいた。

 

 

 

「この世界にも………」

 

 

 

そう呟いていると光が現れ、その中からもう一人の巨人が現れた。

 

 

 

「あれは………まさか……」

 

 

 

男はその巨人を見た、その姿はかつて自分が捨てた姿に似ていたからである。

その巨人は少し前に現れた巨人達と戦うつもりだ。

だが、1対5どうみても不利である。

男は決断した。

 

 

 

(店は桃子に任せてあるから大丈夫だろう…………仕方ない…………家族を守る為に……)

 

 

 

男の右腕に装飾された腕輪が現れた。

 

 

 

(再び光の戦士として戦おう!!!!)

 

 

 

男は右腕を天高く突き上げ叫んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アレェェェェェェェェェェェェェス!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男は再び戦う……………愛する家族の為に……………かつて自分が捨てた戦士としての姿となり……………その男の名は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高町士郎と言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すいません、あまりにぶっ飛びし過ぎな設定で。

次回もお楽しみに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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