No.521130

異端の魔導士

第六話

2012-12-21 20:30:49 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:3793   閲覧ユーザー数:3413

あの後(メガロのクズ共を撃退した後)、村人達に何故旅人の俺が助けたのかを聞いてきたので、帝国に所属してた傭兵で、連合にはちょっとした因縁があるし、何より魔法を使えないであろう人達に魔法をぶっぱなしたのが頭に来たからぶっ飛ばしたって言ったら礼を言われた、あの技はなんだ?と聞かれたから俺のオリジナル魔法だと答えたら納得してくれた、因みに賞金首だと教えたら驚かれたが、俺は恩人だからと俺の事は黙っておいてくれるそうだ

 

 

そして現在(何かこの下り多いな)、俺はスタークとリリネットに呼ばれ、村で一番高い建物(と言っても五階建て)の屋上に来ている

 

 

スターク「で?お前さん何を隠してる?」

 

 

やはりか

 

 

『隠してるとは?』

 

スターク「とぼけなくてもいい、遠目で見ただけだから確証は持てんが、魔法使い達(あのボケ共)をぶっ飛ばした技は死神の鬼道だった」

 

 

スタークの横でリリネットがコクコクと首を縦に降っている

 

 

スターク「何で死神でもないお前さんが使えるのか、話しちゃあくれないか?」

 

 

まあ、この二人になら大丈夫だろ

 

 

『話すのは構わん、だがこれから話す内容は決して他言しないと約束してくれ』

 

スターク&リリネット「「わかった」」

 

『まず俺はこの世界の住人じゃ無い』

 

リリネット「ってことはあたし達と同じく別の場所から飛ばされたのか?」

 

『いや違う』

 

リリネット「?じゃどういうことだ?」

 

『二人は転生って奴を信じるか?』

 

スターク「転生っつうと死んだ後魂を浄化されて新しく生まれ変わる事だろ?」

 

『大まかにはあってるな、俺はそれに似た様なことをして此所に居る』

 

スターク「似たようなこと?」

 

『ああ、それは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~神や能力のについて、序でにスターク達のいた世界やこの世界についても説明~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って事なんだ』

 

スターク「成る程、詰まる所、お前さんはその、神に能力を貰って転生し、ここはお前さんの前世では漫画、序でに俺たちの居た世界も漫画で俺とリリネットはその登場人物と」

 

『まあそうなるな』

 

リリネット「なんか信じられねぇな」

 

『じゃあお前らの帰刃(レスレクシオン)名と解号でも当ててみせようか?』

 

リリネット「面白ぇ、当てれるもんなら当ててみろ!」

 

帰刃(レスレクシオン)名は群狼(ロス・ロボス)、解号は蹴散らせ』

 

スターク「リリネット、お前の負けだ、取り敢えず漫画云々については信じよう」

 

『ありがとよ、しかし、あんたら、向こうではどういった経緯で此所に来ちまったんだ?』

 

リリネット「あたしは、帰刃(レスレクシオン)形態の狼全部使っちまったから消滅した」

 

スターク「俺は京楽とか言う死神に負けて、気がついたら此所に居た」

 

『案外漫画通りの終わり方して此所来たんだな』

 

 

と、その時

 

 

村人「た、大変だーーー!!!!!!連合が艦隊で攻めて来やがったーーー!!!!!!」

 

『どうやら招かざる客みたいだな』

 

スターク「そのようだな、あ~~あ、メンドクセェ」

 

リリネット「スターク、行くよ、恩を返さなきゃ」

 

『俺も加勢するよ』

 

スターク「いいのか?」

 

『俺もこの町の人達が戦争に巻き込まれるのは気が引けるし、何より個人的に連合が気にくわない』

 

リリネット「いったい何があったんだ?」

 

『それはこれが終わったら話すよ』

 

 

 

 

 

 

『色々と呪文とかあるから少し時間稼ぎ頼むな二人とも』

 

リリネット「任せろ!」

 

スターク「まあ、めんどいが了解だ」

 

『さて、呪文を貯めますかね、魔力を超練り込んで

 

契約により 我に従え 高殿の王(ト・シュンポライオン・ディアコネートー・モイ・バシレク・ウーラニオーノーン)来たれ 巨神を滅ぼす燃ゆる立つ雷霆 (エピゲネーテートー・アイタルース・ケラウネ・ホス・ティテーナス・フテイレイン)百重千重と 重なりて 走れよ稲妻(ヘカトンタキス・カイ・キーリアキス・アストラ・プサトー)

 

おお 地の底に眠る死者の宮殿よ(オー・タルタローイ・ケイメノン・バシレイオン・ネクローン)我らの下に姿を現せ(ファインサストー・ヘーミン )

 

影の地統ぶる者(ロコース・ウンブラエ・レーグナンス)スカサハの我が手に授けん(スカータク・クイン・マヌム・メアム・デット)三十の棘もつ愛しき槍を(ヤクルム・ダエモニウム・クム・スピーニス・トリーギンタ)

 

来れ 深淵の闇(アギテー・テネプラエ・アビュ シィ)燃え盛る大剣(エンシス・インケンデンス)闇と影と憎悪と破壊(エト・インケンディウム・カリギニス・ウンブラエ)復讐の大焔(イニミー・キティアエ・デーストルクティオーニス・ウルティオーニス)我を焼け 彼を焼け(インケンダント・エト・メー・エト・エウム)其はただ焼き尽くす者(シント・ソールム・インケンデンテース)

 

契約に従い 我に従え(ト・シュンボライオン・ディアーコネートー・モイ・ヘー)氷の女王(クリュスタリネー・バシレイア) 来れ(エピゲネーテートー)とこしえのやみ(タイオーニオン・エレボス)えいえんのひょうが(ハイオーニエ・クリュスタレ)全てのものを妙なる氷牢に閉じよ(オムニア・イン・マグニフィケ・カルケレ・グラキエーイ・イン クルーディテ)

 

 

そろそろいいかな?と、思った矢先

 

 

スターク「まだか!?そろそろ限界だ!」

 

 

ちょうど良く声が掛かった

 

 

『時間稼ぎご苦労様!後は任せろ!』

 

リリネット「よし!じゃあ任せた!」

 

『行くぜ!

 

  解放(エーミッタム)       千の雷(キーリプル・アストラペー)

 

  解放(エーミッタム)       冥府の石柱(ホ・モノリートス・キオーン・ トゥ・ハイドゥ)

 

  解放(エーミッタム)       雷の投擲(ヤクラーティオー・フルゴーリス)

 

  解放(エーミッタム)       奈落の業火(インケンディウム・ゲヘナエ)

 

  解放(エーミッタム)       こおるせかい(ムンドゥス・ゲラーンス)

 

 

種類の違う五つの大魔法をいっぺんにぶっぱなす

 

 

ズドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

 

 

撃っといてなんだが、耳が痛い、後ろを見ると

 

 

スターク「ウルセェ」

 

リリネット「………………」

 

 

二人とも耳を押さえていた

 

 

 

 

 

~~それから数分くらい轟音が続いた~~

 

 

 

 

 

スターク「やり過ぎだ」

 

リリネット「スゲーな!お前!」

 

 

まあ、簡単に説明すると、百隻位来てた連合の艦隊はスターク達が十隻位落とし、残りの九十隻はさっきの超攻撃で全滅させた、目の前は死屍累々である、まあ、後遺症を残すスキルの命に別状がないだけ(ドレッシングダメージ)を使ったから死人は居ないが(但し後遺症がとんでもないことに…)

 

 

『さて、取り敢えず村に帰ろうぜ』

 

 

俺たちは一旦村に戻った

 

 

 

 

 

 

 

余談だが、この村(ボスポラス)に連合が干渉する事は無くなり、キラは歩く自然災害(ウォーキングナチュラルミスフォーチュン)という、二つ名を貰った

 

 

 

 

またしてもチート無双した主人公

キラさんの弱点とかどうしょうかな

 

 


 
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