No.518207

超次元ゲイムネプテューヌmk2~ガンダムの力を有する革新者~

藾弑さん

いつぶりの更新だっけ?安定の短さ

2012-12-13 21:47:43 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1131   閲覧ユーザー数:1103

???side

 

「ここは…」

「トビア!気がついたか!」

(誰だろう…って!)

「キンケドゥさん!?ベラ艦長とパン屋を開いたんじゃ…それにここは?」

僕――トビア・アロナクスはカリスト兄弟の野望、「神の雷」計画を阻止するべく「クロスボーン・ガンダム」を駆りその計画の要となる「コロニーレーザー」の破壊に成功した…が、その爆発に巻き込まれ意識を失った。そして目を覚ますと同時に今に至る。

「トビア、落ち着いて聞いてくれ。まずここは――俺達の元いた世界じゃない」

「は、はぁ!?キンケドゥさん、何を言って…」

「ここは俺達の元いた世界―――宇宙世紀じゃない。信じられないなら外を見てくれ」

キンケドゥさんはかなり真面目な顔で僕を見ながら言った。

「わ、わかりました…」

そして部屋のカーテンを開くと驚くべき光景を目にしたのだ。

「!…ここは地球の森…ですか?」

森…その一言で表すには充分すぎた。が

「よく見ろ…所々に見たことの無い機械がある。少なくとも俺が地球にいた頃にはこんな機械はなかった。」

「確かに…でもどうして…」

 

 

 

キンケドゥside

 

 

ドシィィィイイン!!

 

 

俺が「わからない」と言おうとした瞬間にこの部屋の外から轟音が鳴り響いた。

「っ!?なんだ!?」

「凄い音だ!…(音?こんなに大きな音が何故…キンケドゥさんは今まで知らなかったような反応をした…もしかしたら!)キンケドゥさん、もしかしたら…!」

トビアの言いたいことはよく分かっていた。

「ああ、この「音」の正体が分かればこの世界の事が少しでもわかるかもしれない!」

ただ何故彼らは「音」だけにこんなに執着したのだろうか…「普通」の人間なら怯えるはずだ。だが、彼らは「ニュータイプ」。

直感が知らせた…いや、「何となく」そう思ったのだろう。

「準備はいいか、トビア?」

「はい、キンケドゥさん!」

 

 

???side

 

「なんだぁ…ここぁ?」

俺は今どこかも解らない宿のなかにいてそして、外では雪が降っている。

 

そういや俺はあの男の弟に撃たれて…クソッ!思い出すだけでも胸糞悪ぃぜ…!

「とりあえずじっとしていても仕方がねぇ…ここら辺を調べるとすっか…」

何故か誰一人と会わずに宿から出た…ただ、本当にここぁ…どこなんだ?地球にはこんなところはねぇ…まさか

「死後の世界だったりしてなぁ…ハハッ」

暗い路地に入った。人が見えてきたところだ…そろそろ話でも聴くとすっか。

「すみません…可笑しな事かもしれませんがお聞きしたい事があるのです…」

「んだよテメェ…ここがどこかわかってんのか?あぁ?」

ッチ!…ヤクザか?宛になりそうにねぇな。

「それが…ここがどこか解らないのです」

あー…臭ぇ臭ぇ。

「そうか…じゃあ教えてやる!ここはルウィーのギャングロードだ。一番強いやつがヘッドってのがここの理屈だぜ…おっさん、あんたはこの事を聞いちまったからな。返すわけにはいかねぇ…おとなしく「俺の」部下になってもらうぜぇ!」

一番強いやつがヘッド…なるほど、なら

「俺がヘッドに相応しいってなぁ!」

俺は早速そいつ(ヘッド)に殴りかかった。だが流石はヘッドだ…一筋縄じゃいかないらしいなぁ…

「やるってんのか!?いいぜ、行くぜ、野郎共!!」

「「「「「「「おおおぉぉぉぉおお!!!」」」」」」」

なんだ?またうじゃうじゃ沸いてきやがった。こりゃちとマジぃぜ…こんなときにファングや武器がありゃなぁ…

「ッ!?なんだぁ!?」

急に俺の腰と手が光だした。

…まさかこんなに都合が良いこたぁあると思わなかったぜ。腰にはアルケーガンダムについていたGNファングが、右手にはGNバスターソードがあった。俺は戦い慣れしてるからなぁ…こんなに嬉しいこたぁそうそうねぇぜ。

「ヘッド、なんですかコイツ…」

「怯むな、やれ!」

ハハッ、ハハハハハッ!!もう人数なんて関係ねぇ…ただ、殺るだけだ!!

「行けよ、ファング!!!」

 

 

 


 
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